福井県発信 クワガタ・カブト
クワガタグッチ K・G


 クワガタやカブトを、「身近な存在」として、お金もかけず省スペースで手軽に飼育する。そんなグッチが、自分が管理するバス釣りのHP作成の合間に気ままに作った、ニジイロクワガタ中心のかなりいい加減なHPです。
 
ニジイロクワガタは美しいだけでなく、寒さにも暑さにも強く非常に丈夫で長生きなクワガタです。このHPを参考にしていただき、是非飼育してみてください

※HP内には映りが悪い画像も多々あります。僕としても納得していないので、暇を見て随時更新しますね。


最終更新 2024/7/7

久しぶりにブルーカナブンの画像を追加

  ★ニジイロQ&A    ★雑  談   ★クワカブを常温で飼育しよう!


 
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いい加減な飼育記

くわがったん かぶとん
○ニジイロクワガタ飼育記  ○アブデルズツノカブト 
○メンガタクワガタ飼育記   ○サビイロカブト飼育日記   
○ギラファノコギリ飼育記   ○グラントシロカブト飼育日記
○タランドスオオクワガタ飼育記  ○ティティウスシロカブト飼育日記 
○動画 (地元山間部にて)  ○ゴロファ・アエゲオン飼育日記
レッドアイオオクワ飼育記  オレンジアイカブト飼育記   





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 NEW 2024/7/7
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ニジイロQ&A


ニジイロクワガタに関するちょっとしたノウハウ(っていうか単なる僕の思い込み。)を教えちゃいます!
ただ、間違っていても何の責任も持ちませんのであしからず。

ニジイロ幼虫は共喰いしない?
 これって巷でよく言われてますが違いますね。
 ぐうたらな僕は以前いろんな種で多頭飼育を試みましたが(…ってダメじゃん。)、ニジイロ幼虫の共喰いも確認しています、ハイ。(ガラス瓶の中で繰り広げられるニジイロの共喰いのシーンは結構グロかった…。)
 要は個体あたりの一定活動スペースが確保されなければ、本来は共喰いしないような種でも共喰いはするってことかと。でも逆に言えば、ある程度のスペースがあるなら多頭飼育も充分可能ってことですね。(でも国産カブトとかはどんな狭いところに押し込んでも共喰いしないですよね。)

 ちなみに今でも、割り出して1カ月くらいまでは800CCの菌糸ビンに3頭〜5頭ずつ入れてますが、この程度だと特に問題ないです。(プリンカップに1頭ずつ入れるより手軽で経済的…えっ?単なるぐうたら?)

ニジイロ産卵のについて
 ニジイロに関しては、「簡単!多産!」って意見と「全然産まない!」って意見の真っ二つに分かれます。
 で、僕個人の見解は「産むときゃあ産むし、産まないときは産まない!」ってもの。(おい、おい!)
 「個体差(産み渋る♀がいる)」って意見も多いですが、我が家では同じ♀でも爆産のあと次のセットで沈黙したり、その逆だったり…。 多分、体のどっかに産卵スイッチがあって、そのスイッチを押すと産卵するんでしょう(笑)

 ちなみに、基本的にはマット産みみたいですが、マットだけよりもとりあえず材が入っているとスイッチが入りやすい気がします。(時として完全な捨て材になりますが…。)もちろん、マットをカチカチ詰めにするのは言うまでもありません。
 あとは運まかせ〜♪(は、は、は、全然答えになっていないですね、スイマセン)
 でも、本当にニジイロを常に100%産卵成功させているって人は少ないんじゃないでしょうか?僕の数少ない経験の中では、ニジイロは最も産卵が不安定な種のひとつです。
19.1.27 追記 お手軽・省スペースの菌糸PP産卵
 最近実践して効果があったのが1400CCの菌糸PPによる産卵。
 手法はいたって簡単で、菌糸PPの上部を少し削って♀とゼリー1個入れておくだけ。で、2、3週間したら時々フタを開けて♀がゼリー喰っていたら取り出す。あとは幼虫が菌糸を喰いつくすまでほったらかし。♀は休ませるも良し、次の菌糸PPに投入するも良し。
 元々は近所で捕まえたコクワガタの産卵に以前から使っていた手法なのですが、「別にどんなクワガタでもいいんじゃねえの?」と思い、あまり期待はせずにセットしてみたところ予想以上の結果が出ています。
 とにかくセットを組む手間もなく、割り出しもしなくてよく、何より従来のセットよりはるかに省スペースで産卵数もかなりのもの。是非お試しあれ!

適温は20℃〜25℃前後?
 確かに適温は20℃〜25℃前後です…が、ニジイロはやたらと寒さに強い!
 我が家にも温室はあるんですが、とても入りきらない奴は普通に部屋で飼育しています。真冬、その部屋は平気で10℃以下になります。しかも家人が帰ってきてヒーターをつけると一気に20℃を超えます。 こんな寒暖の激しい部屋でも、ニジイロは普通〜にゼリー喰ってます。
 でも、ニジイロに限らずクワガタ全般的に、世間一般で言われているよりは、はるかに寒さには強いです。
 ちなみにフルストファーノコギリの幼虫なんか、平均気温10℃〜15℃くらいの部屋で蛹化〜羽化まで普通にしてました。

 日本のブリーダーは、クワガタを過保護に育てすぎなのでは?(…って言うより、僕の飼育がアバウト過ぎ?)

ニジイロは古い菌糸が好き?
 これはどうなんでしょうね〜。僕は新品の菌糸ビンでも投入するし、常温で数ヶ月保存した菌糸ビンにも投入しますが、どっちも普通に大きくなっている気がします。
 ただ、おもしろい現象として、明らかに劣化して色がおかしいなぁって菌糸ビンを暴くと、意外にも大きな幼虫がコロンと出てくるので、古い菌糸が好きってのは案外正解かもしんないですね。

大型ニジイロの作出法

 ニジイロは基本的に菌糸で簡単に大きくなります。
 ただ問題は3令後期のニジイロ特有の大暴れ。 「これはギネス級か?」ってくらいに太った幼虫でも大抵は蛹化前に大暴れして、結局一般的なサイズに落ち着いてしまいます。
 で、僕もいろいろ試行錯誤した結果、今のところ比較的効果があるのが仕上げに超硬詰の発酵マット入りビンに変更するということ。これで暴れて縮む前に蛹化を促し、そこそこのサイズは出ています(それでも相当縮んでますが…。)。でもオオクワ飼育なんかでは仕上げに捨てビンとして1本使用するのはベーシックな手法なので今更って気もしますけど(笑)
 もちろん市販の菌糸PPで超硬詰があれば、それで一貫して飼育するか、もしくは最後の1本にそれを使用すればいいんでしょうけど、市販の菌糸ってそれほど硬くは詰めてないですよね〜(業者の経費削減手段??)
 私の知る限り、市販の菌糸PPで値段も手頃で一番硬く詰めてあるのはディ・キャッツさんのやつですね。今、ここから発売されている「菌糸ボックス」(1400CCと2500CCの2種類)というのを蛹化用に試しています。ちょっと価格が高いようにも感じるかもしれませんが、成虫管理ケースも兼ねていることを考えると格安かなと。結果は後日。


結果報告〜……上記の菌糸ボックスで蛹化する奴もいれば、全く効果の無い奴もいます。う〜ん、誰かベストな方法を教えてください!

 

雑 談


納得できないなぁ

 最近、オークションや個人売買で生体を購入しようとすると、「梱包代」と称して300円前後を上乗せしてくるケースが多々みられます。
 その他、「保冷材代」、「ホッカイロ代」、「発泡スチロール箱代」等々…、確かに発砲スチロール箱に関してはサイズによっては結構な値がするので理解できます。しかし、ホッカイロなんて1個単価は数十円のはずだし、保冷材はペットボトルを凍らせればいいはず。何より基本的に梱包代なんてのは売り手が負担して当然だと思いませんか?
 「梱包には万全を期しますが死着保障はいたしかねます。」ってんなら納得できますが、「梱包に万全を期すため梱包代を別途300円いただきます。なお、死着保障はいたしかねます。」なんて言われるとね〜。さらにひどいのになると、「梱包代は落札件数分それぞれ別個にいただきます。」なんてのも。

 まぁそれでも、最初からそのことが明記されている以上は、「それも仕方ないかな。」と思ってます。が、中には売買が成立して支払いの段階になって「別途、梱包代300円とホッカイロ代200円いただきます。」とか言う奴がいて、さすがに「てめえ、ふざけんな!」って。
 「気持ちの良い取引きをしたい。」と思う人だったら、少なくとも支払いの段階になってから「別途梱包代を…」なんて言わないよね〜。

よりお手軽の方向へ
 いままで30種以上のクワ・カブを飼育してきましたが、やはり夏・冬の温度管理が一番苦労するところ。その結果、ここ数年は飼育種が「暑さ寒さに比較的強い種」にほぼ絞られてきてます。
 具体的には、オオクワ、ホーペ、シロカブト、ニジイロなどなど(ニジイロ中心のHPといいつつ、実はオオクワが一番飼育数が多いのだ。)。
 パプキンやサビイロなどの小型種はスペースをとらないので引き続き過保護に飼育しているものの、大型種はほとんどリストラしてしまってるのが現状。そのうち気がつくと国産カブトとコクワだけになってたりして(汗)