ニジイロクワガタ
体長:20〜70o
分布地:オーストラリア北東部、ニューギニア島
「世界で最も美しいクワガタムシ」と呼ばれています。
全身が七色に美しく輝くことで知られており、裏(腹)側から見ても七色に美しく輝きます。(きれい〜♪)
現地での生息数はそれほど多くないらしく、数年前に生体が輸入されはじめた頃は、とんでもない価格(安い車なら買えるくらい。)で取引されていたそうです。 しかし、世界屈指と言われる日本の飼育能力下において、このニジイロクワガタの累代飼育は比較的簡単で、今ではかなり入手しやすくなりました♪
また、短命なものが多い色虫系の中ではかなり長寿で1年〜1年半は楽勝で生きます。中には2年〜3年(本当か〜?)ほど生きるものもあるようです。(近所で採れるカブトムシやノコギリクワガタじゃ信じられない寿命ですねぇ〜。)
その美しさゆえ、原産国のオーストラリアやヨーロッパでも人気が高く、日本でも女性や子供にも高い人気を誇るクワガタです。人気が高い分、流通量もそれなりにありますが、ニューギニア産の流通は???。
飼育方法・産卵方法
ニジイロクワガタについては他のHPでも詳しい解説がされているので、そっちを参考に(笑)
産卵にはクセがありますね〜。
私がいろいろ試した結果では、材無しでアンテ用マットのカチカチ詰めでやるのが最も結果が出ています。その他、レイシ材もまあまあの結果が出ていますが、いずれにしても絶対的に安定した結果が出ないのが現状です。
ニジイロクワガタ飼育記
2005/8/17 いまさらながら…
えーっと、ニジイロをブリードしはじめて4、5年経過してます。ニジイロクワガタ専門HPと看板をあげている以上、遅ればせながら飼育記を作ってみよう!
ニジイロは常にブリードしてますが、現在、手元にいるのはケアンズ産の新成虫♂♀10頭くらいと、3令後期〜蛹が20頭くらい(う〜ん、思ったよりは少ないなぁ。)。
2005/10/23 飼育記スタート!
せっかく飼育記を作るなら、新血統の初令幼虫からスタートしよ!
ということで、クィーンズランド産の初令12頭を入手。いつものように、菌糸ビンに2頭〜3頭ずつの混育でいってみよう。
過去の経験から考えて、来年の8月頃には成虫にお目にかかれるはず。
ニジイロは、3令後期恒例の大暴れだけクリアすればあとは楽ちんちん♪
2005/11/21 カビまみれ
多頭飼育している菌糸ビンのうち1本が青カビに完全にやられている。
しか〜し、それでも順調に育っているニジイロ君、もう少し青カビの中で頑張ってね〜。
↑↑↑
でもやっぱり、青カビだらけになっていた菌糸ビンはすぐ交換することにしました。
2005/12/14 完全個室
菌糸PP交換。多頭飼育から単独飼育に変更することに。
巷ではごくごく当たり前の単独飼育だが、なんか贅沢させている気がするのは何故だろう?(パプキンなんか、3令20頭以上を多頭飼育だもんね。)
2006/3/16 菌糸PP交換
菌糸PPを交換。♀はかなり黄色く、早くも蛹化しそうな感じ。
2006/3/30 ちょっと小さいなぁ
今までの我が家のニジイロは大型血統が多く、♂は60o、♀40oをコンスタントにクリアしていたんだが、今回、この飼育記を書いている新血統幼虫は小ぶりな感じ。せめて♂50o後半、30o中ばはクリアしてもらいたいもんだが…。
2006/4/20 蛹室作ってます
まだ孵化してから6ヶ月なのに何頭かが蛹になろうとしてます。
大型狙うためにも、せめて1年近くは幼虫やってもらいたいのだが…まっ、ニジイロは他にもたくさん別血統いるからいいかな。
2006/9/1 半年振りの更新(汗)
いや〜、気がつけば超久しぶりの更新です。
なにしろニジイロは年中いるもんで、かえってチェックが遅れます。
え〜と、羽化したまま菌糸ビンにそのままのやつが5頭に、蛹や幼虫が10頭くらい。その他に、以前に組んだ産卵セットにも初令幼虫が何頭か見えている。全部で…あ〜わからん。
2006/12/1 多すぎます
卵、幼虫、成虫…いや〜、いっぱいいます。数える気もしない。
僕の経験上、ニジイロは血が濃くなると産卵しにくくなるので、定期的に血の入れ替えもしているのでどんどん増えてしまいます。
2007/7/5 古いのがお好き?
最近、菌糸交換が面倒臭くて、超いい加減な飼育をしてたら、意外にも大型が次々と羽化した。やっぱこいつら古い菌糸が好きなのかも〜♪
2007/11/30 プレゼント!
現在、おおくわ80さんのHPのプレゼント企画にニジイロ幼虫5頭を出品中!
我が家でも特に大型血統の♂と♀を種親として使用してる期待の幼虫で、初令から菌糸飼育しています。