メンガタクワガタ
体長 ♂ 〜 58.0mm
♀ 〜 35.0mm
分布地:アフリカ中西部及び中部のコンゴ盆地
特徴的な形と体色のノコギリクワガタ。
羽化してからの休眠期間が長く、半年ほどは平気で休眠してる。しかも、休眠中にそのまま★になるやつが結構多いらしい(汗)
幼虫は菌糸ビンでもマットでもよく育つが、当然菌糸ビンで飼育した場合の方が大型が狙える。
飼育方法・産卵方法
基本的に材産みで、水分多めの材(ナラ材、クヌギ)をマットへ半埋めにしてセットする。上手くいけば100個くらい卵が採れることもあるらしい。
材の表面へ卵を生み付けることが多く、霊芝材等の柔らかめの材やスライス材を使うとより良い。
ちなみに僕は以前ブリードに失敗してます(汗)…今度こそは…リベンジ!
メンガタメリー飼育記
2005/9/2 久しぶりのご対面
地元の高名なブリーダーS様より、メンガタ成虫ペアをいただく。( ♂はちょっと羽パカだが、ブリードには支障は無さそう。)
♂6月羽化、♀5月羽化とのことだが、♂が早くも後食しているので、♀が起き次第ブリードするつもり。
実はメンガタとは相性が悪く、数年前に成虫を2pr購入してブリードにチャレンジするも、見事に玉砕。
そこで今度は幼虫を5頭購入するも♂が全て羽化不全で★に。
はてさて、「三度目の正直」となるか、「二度あることは三度ある」になるのか。
2005/9/20 おはようございます!
♀がマットから出てウロウロしはじめた。どうやら起きたらしい。結局♂も♀も羽化から約3、4ヶ月で起きたことになる。早っ!
こいつらは休眠から明けてからの寿命がすごく短いらしいので、早速セットしてみることに。材はボロボロのスライス材2枚とオオクワの割り出しの破片です。(ほとんどコクワのセットですね。)
2005/10/7 オーマイカッド!
たまにケースを覗くと、いつも♂だけがウロウロしている。
「♀はマットの中で材でも齧ってむるんだろう。」と思っていたが…ちょっと不安になりセットを暴いてみたところ…バラバラ死体を発見。
「メンガタは雌雄の仲がいい。」と聞いていたので、ずっと同居させていたのが間違いだった…アーメン
これでメンガタのブリードは3連敗です。
Part 2
2006/2/12 新シリーズスタート
初令6頭をゲット!到着時は寒さで仮死状態だが、この時期はいつものことなので気にしない。
とりあえずはプリンカップに入れて温室へ。今度こそは!!
2006/3/16 3令になりました
3月の上旬から菌糸に投入しているのだが、どうやら全て3令に加齢しているようだ。
このまま1本で羽化までいってくれるとありがたいのだが…。
2006/5/28 最悪のミス
幼虫の様子を覗こうと、不用意にスプーンでマットを削ったところ…や、やってしまいました…♀の蛹に傷をつけてしまいました。
まさか早くも蛹化してるとは思わなかった…最悪…ごめんなさい。
2006/7/1 今度は絶対掘りません!
どうやら全頭とも蛹化・全蛹状態。
こんどは絶対に掘りません!夏が過ぎるまでは…。
2006/7/20 羽化したけども…
ガラス瓶越しに♂の羽化を確認。
しかし、残念ながら、羽が少し開いている。ブリードには問題無さそうだが…ちょっと残念。
2006/9/1 お馬さんパカパカ、羽パカパカ
満を持して繭を暴いたところ、5頭中2頭が蛹で★、残り3頭は2♂1♀で全て羽パカ…なんで?なんでだ〜!
やっぱりメンガタは鬼門だ…とりあえず後食を待ってブリードします。
2006/10/20 後食開始
♂が1頭後食を開始した。
でも♀は相変わらず寝てます。後食開始してからは寿命が短いので、♀にも早く起きてもらいたいもんだ。
2006/12/9 うれしいお言葉♪
今日、地元の高名なブリーダーS様にお会いしたところ、「メンガタ、羽パカらしいですね。良かったらウチの♀あげますよ。」とのこと。
S様のメンガタは、我が家のメンガタとは血統も違うし、血の入れ替えにもなりますので、実にうれしいお言葉♪
しかも、「我が家は全て羽化不全せず完品で羽化しましたよ。」とのこと。やっぱ僕のような素人とはレベルが違います。
でも、ここはなんとか羽パカのペアでブリードにチャレンジしてみます…って、相変わらず我が家の♀は寝てますが(汗)
2007/1/13 おはようございます!
やっと♀が起きました。たまたまニジイロ用の産卵セットが空いていたので、早速♂とエッチさせて投入。
本来ならスライス材でセットすべきだが、ニジイロ用の産卵セットなのでデッカいレイシ材が真ん中にドンと1本、まっいいか。
2007/3/20 幼虫君が…♪
えーっと、随分と更新してませんが、無事幼虫君が見えています。
本当は割り出しをすべきですが、面倒臭くて…もうしばらくこのままで(汗)
2007/7/5 近況は…
予想外にたくさん産んでいたため、知り合いに次から次と差し上げてなんとか数頭まで減らした。
あとは残った奴らの蛹化を待つだけ。
2007/7/7 七夕ですね
人工蛹室に入れておいた♀が羽化しました。
今から半年のなが〜い休眠に入ります。