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2009/11/07 石川県白山市:白山国立公園:御前峰
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 今年の白山は9月27日に初雪が舞い降ったみたいですが、うっすら積った雪もすぐに消えたようで金沢地方気象台からの目視観測できず初冠雪の記録にならなかった…。その後先月16〜17日に冒険家の三浦雄一郎がファミリーで白山を初訪問。その直後天候が崩れ降雪もあり金沢地方気象台から目視ができ10月19日に初冠雪を発表。福井市からも雲1つない青空に真白に冠雪した美しい白山の姿を見ることが出来た。
 2ヵ月前の三頭山の山行で平泉寺を訪れたときに平泉寺の歴史を漫画でわかりやすく紹介した「白山平泉寺物語」を購入した。泰澄大師が白山を開山した時に修行を行った場である転法輪の窟。興味本意でネットで調べると実存することが分かった!興味津津にネットで更に詳しく調べても色々画像などはあるが正確な位置情報までは分からない。ネットの転法輪の窟からの展望写真とカシミール3Dで照らしあわせて曖昧だけど地点が想定できた。直接白山へ行って探したい!予報もピーカンなので飛び出した。
 伝説によると…泰澄は白山頂上の転法輪の窟において結跏趺坐し、一心に祈念誦経しているうちに、足元の翠ヶ池より九つの頭を持った九頭龍権現という巨大な龍が現れた。泰澄は「これは本身にあらず」と満足せず、さらに祈念すると、龍の姿は白衣綾羅の唐女の如き女神の姿に変わり、最後には十一面観世音菩薩の姿になったと伝えられてます。
 >>前回の白山・御前峰
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
11月7日(土)天候: メンバー:増田
 【※別当出合から室堂まで】
 別当出合(6:04)→中飯場(6:27)=(6:34)→甚ノ助避難小屋(7:29)=(7:34)→
南龍分岐(7:49)=(8:21)→黒ボコ岩(8:49)=(8:58)→室堂(9:20)
 登り時間:3時間16分 (南龍分岐で食事休憩、他小休憩を多く含む)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(9:27)→高天ヶ原(9:45)→御前峰頂上(10:05)
 登り時間:38分
 感想&活動報告♪
 活発な娘の育児に手を焼く毎日だが、家内に久しぶりの単独行の許可を願う!今回の目的は「転法輪の窟」の捜索。さらに欲を言えば、剣ヶ峰と大汝峰と3つの峰をGETしてみたい!体力もかなり低下しているので早朝4時半に自宅を出発!
 市ノ瀬を越え別当出合手前林道脇には駐車がチラホラ。下を降りた駐車場には8台の駐車があった。中にはエンジンを点けっぱなしで車中で寝込んでいる方もいた!暗闇の中、お静かに身支度準備!路板撤去がまだの吊り橋を渡りしばらく進むと新道が開通していた。5月の時に来た時にはまだ工事中だったけど、前よりショートカットが出来る道にはなっていたけど、その分登りが結構しんどい道。ジグザグ道で楽だった旧道の合流までにはかなり汗が噴き出た。後ろから迫る登山者に抜かれまいと中飯場までを急ぐ。しかしペースが上がらない…。冷え込みで寒いからまだエンジンが温まらないのか?メタボ体型が原因だろう〜あかん…。中飯場で休憩し後続者に道を譲る。今まで単独行では抜くことあっても抜かれたことなかったので、体力の無さに悔しさを感じる。
 甚ノ助小屋の到着前までに3人に抜かれた…。この季節この土曜の山行でこんなんペースやったら、シーズンなら倍以上の人数に追い越されてるだろう…。ここら辺りから先日降った雪が道脇にチラホラと見え出してきた。ようやく甚ノ助に着き、ひと息だけ入れてから進み、南龍分岐で朝食休憩。缶ビール1本と稲荷寿司で空腹を満たす。よーしエンジンが掛かってきたぁ〜!勢い良く進むが十二曲がりの初番からエンスト…。ピーカンのコンデションに励まされ踏ん張って登る。後ろから軽快な鈴の音が聞こえる?グングンと近づくのが早い。トレイルランナーか?軽快に掛け走る驚く速さ!道を譲って待機し、「おはようござ…」で抜かれカモシカのようにピュンピュン飛び跳ねて登っていく。軽装だけど凄いなぁ〜!こちらは黒ボコ岩に着きまた座ってひと呼吸入れる…。
 弥陀ヶ原でようやく山頂が見えた!やっぱ白山は青空が似合うねぇ〜来てよかったぁ〜と思う瞬間☆最高な気分だヨン♪五葉坂では先日降り残った雪の上も歩く。室堂で短い休憩がてら写真を数枚撮った後、とりあえず先に山頂までを目指す。結局ペース上がらず終いで2人にも抜かれた。フラフラ状態でやっと山頂に着く。白くなった北アルプス、乗鞍、御嶽山が青空にクッキリ!しかし絶景の写真を撮る体力気力がないので座り込んで景色をつまみにクーラーBOXから缶ビールを何本も煽るようにガブ飲み!
 やっぱこの季節は最高!嫌いな虫もいないし多汗症な自分も汗だくにならず着替えなくて済む。本日はほぼ無風だが時たま吹くそよ風が寒い♪ジッとしてると凍えそうなので久々にマウンテンパーカーを取り出し暖を取る。インスタント麺で空腹も満たしたり山頂写真など撮ったりで約1時間山頂ステイ!宴撤収し、さて今回の目的「転法輪の窟」探索の行動を始める。多くの登山客が賑やかに宴している羅針盤エリアから岐阜県側下りにかかる。道はもちろんない。なるべく剣ヶ峰が見える範囲で下りてきたがハイマツ地帯で崖てきたので崖を避けるように下り、足場を右手に選んでトラバース。真下が見えないので下り易そうな岩場を下りたら、眼下に急斜面の雪面地帯が広がる。滑落が怖いので正直ここでもう止めようとマジ思った。眼下には飛び出すような岩が右にも左にもある。「あそこまで下りたら諦めよう」と決め足場を選んで回り込むように下る。楽そうに見えた右側は岩のハズレ。ネットで調べてみた「転法輪の窟からの展望写真」を比べても左手が正解だろう!剣ヶ峰方向に移動するとビンゴ〜♪ありましたぁ〜!急斜面を慎重に駆け上がり伝説に触れる。感動の瞬間!地蔵に手を合わせ、窟に入り腰を降ろししばし神秘的で静寂な時間を楽しむ。伝説とは違い”翠ヶ池”は足元にあらず…。泰澄大師ゆかりの「転法輪の窟」に触れ、今度は剣ヶ峰へと目指そうと思いしばらく進むが、剣ヶ峰方面は登るのも下るのも困難。滑落しそう…。来た道を引き返すが、途中の岩場でどっから下りて来たのか分からなくなった。GPSで確認しても下りてきた道は登るのにしんどそう…。滑落したくないので安全なハイマツ地帯を漕いでシーズン道まで戻ることにした。室堂も見えてきてホッとひと安心♪高天ヶ原と山頂の中間地点に、やっと這って出る。足は藪で血傷だらけ…ヘトヘトで気力体力もない…。山頂までもうまた登りたくないので次の目標であった白山三峰のGETは諦め、室堂まで下ることにした。
 今までの好天が嘘かのように天候急変…厚いガスで視界不良…。転法輪の窟に訪れたことで、神の祟りになったのか?山頂は晴れたりガスったりして、別山山頂はガスで見えなくなってた。別山展望台に立ち寄り、残った缶ビール等を飲み干す。リトレースの下山開始。甚ノ助まで戻るとまた天候回復♪景色を楽しんでると、休憩中の中高年が写真を片手に近寄って話しかけてくる。先月の三浦雄一郎ファミリーが白山の道中に記念撮影をお願いして数枚の写真現像したものを自慢げに見せてきた。まぁ確かに羨ましいけど、下りてくる方々にまで写真を自慢…。よっぽど嬉しかったんだろね♪
 中飯場までもどると柳谷川で工事している重機の音が響く。そうだ今日は土曜日だったんだなぁ。雪が降る前に少しでも急いで工事してるんだろう!下山後は、今回所持金が少ないし、平日なので白峰温泉総湯へと向かう。白峰に向かうと手取川の紅葉が美しい。カメラマンが何人も三脚立てて撮影していた。所々で車を停め紅葉を写真に収める。白峰温泉総湯はちょうど1年前にリニューアルした別な敷地に建て替えてたみたい。真新しい建物に入り自販機の前に立つと驚き!以前利用した時は確か300円だったと記憶にあるが、白山市民大人400円、市民以外大人650円にの利用料金なっていた…我が所持金600円を握ったまま茫然。白山市民だと嘘をつくのも気が引けるので今回諦めてそのまま退出し、近くの北野食料品店で堅豆腐を手土産に帰宅の路にした。
2009/10/28 福井県大野市:刈込池 byまっさん
刈込池
1080m
満足度

 『登山実行記録☆』
10月28日(水)天候: メンバー:岩山 増田
【岩場コース】
 上小池駐車場(9:14)→三ノ峰登山口(9:35)→林道途中(9:44)=(9:53)→
岩場コース吊り橋(9:57)→尾根(10:05)=(10:13)→刈込池(10:16)
登り時間:1時間2分 (休憩2回を含むゆっくりペース)
 今年は1週間ほど紅葉が早いらしい…。今週末日曜は何処か紅葉を楽しみに山行をしたいなぁ〜と思ってたが娘が39℃以上の発熱!症状は発熱だけで新型インフルエンザではなかったのでひと安心!その後、熱は下がったものの原因不明の蕁麻疹で、この週末は何処にも行けず家でジッと娘の治療養生で終わってしまった。白山スーパー林道へ日曜に出掛けた両親から紅葉が素晴らしかったと聞く…。そろそろ刈込池も色付く頃だろう♪家内の両親からも紅葉の刈込池に行ってみたいと以前から聞いていたし、天気もピーカン予報!この日を逃しちゃいけないと、仕事代休を取って紅葉登山を計画♪現在妊娠8ヵ月になり大関の様な妻も、ダメと言っても一緒に親孝行がしたいと聴かない!病み上がりの娘と妊婦。心配あるけどガイドしてきました☆平日でも人混みが多い!駐車場に着いて一番早く目に付いたのは紅葉マークステッカーの多さでした!
2009/10/12 越前市:ホノケ山 byまっさん
ホノケ山
736.8m
満足度
 約4年前、奥野々コースから歩いたホノケ山。最近になって菅谷峠まで林道が開通してほとんど車で乗り入られるようになったらしく、山としては魅力なくなり好きじゃないんやけど、あの素晴らしい「切り通し」が頭に残っている!落葉が深く敷き積ってフカフカで歩きやすい塩の道「まぼろしの北陸道」を、いつかは瓜生野コースからいっぺん登ってみたいなぁーと、ずっと頭の片隅にあった。娘を歩かせるのにもイイかも♪
 5月の白山登山からご無沙汰していた野村さんから久々に連絡があり、12日に山へ行きたいと言うので山行を計画してみてたら、彼女の里山でもあるからちょうど都合がいい!さらに今回は登山初心者のお友達も1人連れてくるとのことで、他の魅力ある山へ変更しようとも考えたが、ホノケ山で計画実行しました。 >>前回のホノケ山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
10月12日(月)天候: メンバー:山川・野村・豊田・増田
【瓜生野コース】
 瓜生野登山口(9:48)→日野見台(10:15)=(10:28)→奥野々分岐(10:33)→
→佐々生光林坊墓跡(11:07)=(11:20)→菅谷峠(11:22)→ホノケ山頂上(11:49)
登り時間:2時間1分 (大休憩が2回、小休憩は多々含む…)

 感想&活動報告♪
 今回の連休はピーカン予報!前日の日曜は、アス活テニスに久々に参加♪だけど、娘を連れてきちゃったから、結局全くゲームができず仕舞い…。最近、吉田部長がアスリート倶楽部オリジナルグッズとして、「手ぬぐい」を制作したのでついでに購入!
 ( ※手ぬぐいについては近々HP上での販売も予定しております♪ )
 月曜の朝、予定通り8時に集合して出発!雲1つない素晴らしい青空〜♪久々の登山日和になりました!「天高く馬肥ゆる秋」とはよく言ったもので…。こんないい天気になるんだったら、奥越か白山方面を計画しておけば良かったかも…。いやいや、ホノケ山もこんな天気なら最高だろう!気持ち揺らいでそのまま運転してたら、曲がる道を通り越しそのまま間違えて手前の別の谷に入ってしまった…。地元の方に道を尋ねて引き返す。「まぼろしの北陸道」というもんやから、もっと手前からたくさんの案内板があるのだろうと思ってましたが、案内板は大塩町中心のバス停留所がある公民館?に設置された小さな看板1つだけでした。瓜生野部落に向かうと、ドンと正面にホノケ山の山容が現れる!部落手前に「塩の道」と看板がある。おそらくここから続く林道に入って歩くのであろうと分かるが、イノシシ除けの電流線でバリケードになってる。瓜生野部落内で車を停めれそうな箇所を探すがない。また今回も部落の方に尋ね、教えてもらう。そのまま「塩の道」看板の林道に入り3本ある電流線を1つ1つ外して、車を入れる。橋を渡った所に2〜3台分のスペースがあったのでやっと駐車!(後で調べたらもっと先を進んで登山口を100m程過ぎた所に5〜6台分の駐車場があるみたいです。)今回は下調べ不足もあったがまさか登山前でこんな手古摺るとは思わなかった…。
 何だかんだで遅れたが身支度を済ませてやっと出発。もちろん今回も娘を担がずに林道を歩かせる。さてさて今日は何処まで登ってくれるかなぁ♪「塩の道」と大きく書かれた立派な木製看板がある登山口に着く。さぁ―出発だ!っと皆意気込んでるトコロで、娘が愚図りだす。怖いのだろうか?人が多いからなのか?仕方なく娘をザックに入れ担いで登ることに…。しかし今日はいつもよりも荷が重い。てっきり娘は歩いてくれると思ってたから、クーラーボックスが2セット、水も食糧も多めに入れ、さらに入りきらないお酒等はザックの外側に括り付けている。体重14s近くになった娘がザックに入ると、軽く20〜25s以上はあるだろう。久々にザックからギシギシ軋む音が唸っていた。
 登山道は最初からV字U字の切り通し調です。所々で滑りやすい岩肌もあるが歩きやすい。ただ伐採した枝木が落ちてるので足に絡まったりもするぐらい。最初のポイント日野見台に到着!さすがみんなバテてないが、遅れて着いた自分だけが汗だくのヘトヘトの状態…。娘はザックの中ですっかり熟睡中…!今日は朝が早かったから愚図ったのかな?しばしの休憩後、奥野々コース分岐までの尾根を目指す。尾根に出ればブナ林が美しい快適な道がしばらく続く♪眺望や展望が利かないトコだけど、これが最高の空間景色です!急傾斜地ではジグザグの深い切り通し。もしかしてボーリングの球を転がしたら、そのまま登山口まで辿り着きそうに感じたのは自分だけでしょうか。
 登り切れば佐々生光林坊墓跡。ややこしい名だが休憩には持って来いの快適な広場♪ここは別の足谷山への分岐点でもある。休憩中、娘も寝ぼけ様子で起きたので、ここから歩かせてみようと外に出したが、結局また愚図ってザックに入り込んでしまう。今日は歩き駄目みたい。菅谷峠に下りると、現在林道は通行止め状態。ここから先、以前登った時より丸木階段は周囲草木茂った状態でしたが、階段を登った森林の中は快適な道。鍛冶屋炭床場跡を過ぎてから徐々に急路が始まる。勢いよく臨んできたが途中でペースダウン…。背中でバタバタキャッキャと燥ぐ娘を降ろしたい気分だが、そんな落ち着く場所はなし!我慢我慢の繰り返しで登り、ようやく「残り200m」の札がある展望がいい広場に着くが、後は楽々道。猛ダッシュで掛け走り山頂に到着!前回は展望に恵まれなかったが、今回は展望狭いながらも日野山方面に白山、日本海側方面、敦賀湾と敦賀半島がクッキリと眺望抜群!娘をザックから解放し、クーラーボックスから冷たいジュースを飲ませると、手や足やガクガク震えている。汗だくで茹だった自分は涼しくて心地いいぐらいなのだが、娘には寒いらしく上着を着せてやる。それでもまだ寒いようで野村さんにくっ付き抱きついてしばらく温めてもらってました。さすが女性は子供の扱い方がホント上手だね〜感謝!各自ストーブを取り出し温かい食事の宴を開始♪今回持ってきたのは、妻が朝早くから娘のために作ってくれた手作り弁当!娘の好物が満載で娘も元気回復し、途中では山川君の手を引っ張りながら連れ歩き、山頂を飛び跳ね走りまわっていました♪山頂は次から次へと登山者が訪れ賑やかでしたぁ!
 集合写真では吉田部長が制作した手ぬぐいを広げて撮影!日本海を往来するフェリーをのんびり眺めながら山頂に約2時間もステイし宴も撤収。下りは急な箇所があるから娘をザックに入れようとすると、今度は逆に嫌がって泣き出す。こんな元気が登りで欲しかったよ!歩きたくて暴れる娘を無理やりザックに入れ、ようやく下山開始。疲れを知らない元気な山川君と野村さんは足谷山もGETしに行くというので、佐々生光林坊墓跡からゆっくり娘を歩かせることにする。U字の切り通しは安全、だけど数箇所は幼い子に危ないトコもあったが、解放され自由になった娘はルンルン気分で歩き下山を楽しんでいる。スローぺースやから、足谷山へ行った山川組がいつ追い付いてくるか気になっていたけど、奥野々分岐まで歩かすことが出来た!まだまだ歩きたくて担がれるのを嫌がる娘を分岐地点で無理やりザックに入れ、ハイペースの下山。日野見台を通過し、しばらくしたら娘はもうスッカリ寝ていた…。下山後は久しぶりの「花はす温泉そまやま」まで脚を延ばす。施設に着いても爆睡の娘…。みんなが温泉入浴の中、娘が起きるのを待ち、急いで10分程度だけ入浴ができた。色々あったけど本日も山行に満足!
2009/10/05 勝山市:赤兎山 byまっさん
赤兎山
1628.7m
満足度
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
10月5日(月)天候: メンバー:増田
 小原登山口(11:19)→3つ目の沢を越え1350m付近(11:47)→小原峠(11:51)=(11:59)→
→急路途中1470m付近(12:18)
→大舟分岐(12:29)=(12:31)→赤兎山頂上(12:51)
登り時間:1時間32分 (小原峠で休憩1回を含む)
 ※ピンクは2歳1ヵ月になった娘が1人で歩いたタイム
 感想&活動報告♪
 日曜に娘を連れて山行する予定だったが…土曜日の晩、久しぶりに片町で豪遊〜朝の4時までどんちゃん騒ぎ〜♪さすがに寝不足と二日酔いでとても山行ができるコンディションでなかった。翌月曜が仕事休みになったので赤兎山まで行ってきました!
 山頂付近は紅葉真っ盛り♪しかし、肝心なデジカメを忘れてしまいショック…!画質の悪い携帯電話で数枚撮影。白山連峰も一望でき、平日で静かな山行が楽しめました☆足羽山自然史博物館の昆虫博士と知り会うこともでき、山行が一層満喫できました♪
2009/09/21 勝山市:法恩寺山 byまっさん
三頭山
777.5m
法恩寺山
1356.7m
白山伏拝
1360m
満足度
 久々の団体登山〜☆昨年の団体山行も経ヶ岳だったのですが、当日が大雨になり、急遽予定変更して刈込池を周遊した。今年こそリベンジということでまた経ヶ岳を目指した計画をする。メンバーの中にも健脚が多く、疲れるぐらいのロングコースを歩きたいっと言うので、思い切って白山平泉寺から法恩寺山を経由して経ヶ岳までの往復コースを計画!距離にして片道12q強、単純計算で歩き6時間以上だろうが、健脚なら5時間弱で行けるかも!もちろんメンバーの中には自分を含め普通レベルもいるので、今回は初めて2班編成のプラン♪ウサギさんチームとカメさんチームに分けてみた。
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 ●ウサギさんチーム:平泉寺→三頭山→中ノ平→法恩寺山→白山伏拝→北岳→経ヶ岳
 ●カメさんチーム:中ノ平→法恩寺山→白山伏拝→北岳→経ヶ岳
 経ヶ岳で2チーム合流し軽食、そして下山後、中ノ平避難小屋でBBQ
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っとこんな感じで登山計画して実行決定〜♪
 つい先月、このルートで勝山城から平泉寺と法恩寺山を経由して白山伏拝がゴールという越前禅定道修験者マラソンが行われたばっかり!優勝は大野市内の男性で記録は、な・な・なんと1時間14分だって!! (逆に下っても自分は倍以上掛かるだろう)
このイベントは勝山市市制50周年記念の市民提起企画で始まったようで、将来的には東の「富士登山マラソン」のように、白山までを目指しているみたい!ホント是非実現して泰澄大師が白山を切り開いた越前禅定道、平泉寺の歴史、白山は福井の山だったんだともっと福井をアピールして頑張って欲しい!力になれば自分も協力したい☆
 来月16〜17日に、エベレスト最年長登頂を記録した三浦雄一郎が白山に登る予定です♪下山後は勝山市で講演会や交流会を開催するみたいです!LinkPDF
>>前回の法恩寺山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月21日(月)天候: メンバー:山川 清水 深草 内田 福島 大田原 堂埜 増田
【剱之宮コース】
 大門市場(7:31)→三之宮・登山口(7:47)→剱之宮(7:59)=(8:02)→谷分岐(8:25)=(8:28)→
→三頭山頂上(8:39)=(8:51)→林道出合(9:23)=(9:26)→稚児堂(9:29)→
→中ノ平避難小屋(9:45)=(9:53)→法恩寺山頂上(10:29)=(10:50)→白山伏拝(11:02)
 ※白山伏拝から経ヶ岳までの道は藪が激しいため、P-1302m手前で行動中止。
登り時間:3時間31分 (三頭山と法恩寺山で大休憩、小休憩多々を含む…)
 感想&活動報告♪(ウサギチーム隊長、コージのレポート)
 >>工事中…
2009/09/13 福井市:下市山 byまっさん
下市山
260m
満足度
 来週は誰が名付けたのか分からないがシルバーウィークという大型連休になる。ゴールデンウィークからなのか、敬老の日があるのでシルバーとモジったのかな?そんな訳で、シルバーウィークのド真ん中に、馴染みのメンバーとの団体登山が決定〜♪ガイドするのに何処を登らせようか思案するが、今回は体力ある方が多いので、久々にロングな縦走を計画中です。その前に足慣らしをしようと山川君を誘ってみたが、なんせ本日も娘が昼近くまで寝ていたので、また午後から出発の山行となった。自分はカタクリが咲いた春先に訪れているが、山川君は下市山へは初めてというコトなので決定。溜池からのコースは急路があるので少しは足慣らしにはいいかな。 >>前回の下市山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月13日(日)天候: メンバー:山川・増田
【下市溜池側登口から山頂を経由してみくりや清水登山口】
 下市溜池側登口(14:10)→安居城跡(14:13)→杉の平休憩広場(14:30)→
→下市山頂上広場(14:41)=(14:51)→下市分岐(15:01)→第2展望所(15:09)=(16:20)→
→第1展望所(16:31)→みくりや清水登山口(16:45)→下市溜池側登口(16:59)
周遊時間:2時間49分 (山頂で休憩と第2展望台で宴会休憩を含む…)
ピンクは2歳になった娘が1人で歩いたタイム
 感想&活動報告♪
 娘が起きたのは10時…。朝食なのか昼食なのか分からない時間帯になり、食を済ませたあとにザックを取り出し山行準備をしていると、娘が身の回りから離れようとしない…。山に行くのが分かるのだろうか?それかただ単に外出したいだけか?
 集合は13時半、山川君のスーパーカーで下市山へ向かう。今回下山予定のみくりや登山口には何台かの車がちらほらあったが、急路がある溜池登山口の広い駐車場に着くが、ここは誰もいない。もう帰ったのだろうか…?それかカタクリのシーズンだけが賑わうのでしょうか?身支度も済ませ娘もザックに入れ担ぎ、歩きはじめるとすぐに安居城跡、先を進むと急傾斜の道。玉のような汗がドッと噴き出す。クモの巣を払い除けて進む山川君のペースに途中から付いて行けずペースダウン。こっちは急路と格闘しているのに娘はすっかりザックの中でお昼寝タイム♪道は整備され綺麗だが、雑木が茂っていて春に来た時とは全く違った光景。思った以上に時間が掛かり、山頂に到着してしばし休憩。天気は良いもののこの山頂の景色はイマイチでパッとしない。山頂散策も簡単に済ませ、展望がよい第2展望所の方に向かう。2度ほどの急傾斜地を下り下市分岐に到着すると娘は起きていた。確かここからは急路も無かったと思うのでザックから娘を降ろして歩かせることにする。解放された娘はキャッキャと嬉しそうに飛び跳ねて先行していく。池は今回寄らなかったのですぐに第2展望台に到着。展望所には若いカップル1組が景色を楽しんでいた。自分達はここで宴の開始!娘にはジュースとお菓子、自分は空腹でないので缶ビールのみ♪山川君は遅い昼食タイム!あっちやこっちとお菓子片手に走りまくる娘に手が掛かる中、次回開催する団体登山などの打ち合わせ。宴中も何人も往来があった。中には毎日この山を登っているオジサンにも出会った。
 宴も撤収しさて下山。みくりや登山口までの道の状況は全く知らないけどとりあえず娘を歩かせることに。今まで下山の時には危ないのでほとんどザックで担いでいたが、ここなら大丈夫かなと思って様子を見ることに。道は思っていた以上に悪く、2歳児ではチョッと怖いところも何か所もある。これはアカンとザックに入れようとしても、嫌がって1人で歩きたがる。手を繋ぎ添えるのも嫌がるし、自分で何でもやりたがる。頼もしいと思っていても、何度も何度も滑って尻もちついたり、時には躓きヘッドスライディングもしたり…娘を持つ親としてはハラハラドキドキ!衣服も泥んこになりながら進んでいくも登山口までもう到着間近のところで疲れたのかレスキューサイン♪娘をザックに入れるが登山口に着くとまた出たがる。ある意味、この下山でかなり精神的に疲れましたョ。
 みくりや登山口から下道を歩き溜池駐車場まで。自分はもうこれでいいけど、山川君なら、もう1度登りリトレースするぐらいの体力はまだまだ残ってたのではないでしょうかね?下市部落では農作業で美味そうな野菜収穫中〜!「こんにちわ」声も掛けるし小さな娘もいるんだけど、期待ハズレでお裾分けの収穫は無かった。帰宅後は綿密に次回の団体山行の打ち合わせ!平泉寺から経ヶ岳に決定!あとは天気次第だわい☆
2009/09/06 勝山市:三頭山 byまっさん
三頭山
777.5m
満足度
 三頭山は、白山信仰登拝道の1つ越前禅定道の基点である越前馬場の平泉寺から進んで最初のピークになります。法恩寺山への尾根、大師山尾根、平泉寺からの尾根が交わっていることから三頭山と呼ばれるようになったそうです。
 養老元年(717年)泰澄大師によって開かれた平泉寺。白山への登拝口に開かれた山岳寺院で、中世の最盛期には48社、36堂、6千坊、僧兵8千人もかかえた巨大な一大宗教都市であったそうです。約8百年間続いた平泉寺も天正2年(1574年)に一向一揆の攻撃を受けてすべて焼け落ちてしまいました。その後再興に向い、かつての境内は10分の1程度になってしまいましたが、白山国立公園に含まれ、史跡重要文化財に指定され、白山禅定道は『歴史の道100選、』この他にも下馬大橋から続く約七百mの旧参道石畳は『日本の道100選』、境内が『かおり風景100選』、『美しい歴史的風土100選』に選ばれるなど、数多くの選定を受けております。壮大で緑の絨毯のような苔の景観が有名な観光地であり全国からも親しまれております。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月6日(日)天候: メンバー:増田
【剱之宮コース】
 市営駐車場(11:51)→三之宮・登山口(12:06)→剱之宮(12:25)→
→谷分岐(12:52)=(13:04)→三頭山頂上(13:23)
登り時間:1時間32分 (谷分岐で大休憩のみ…)
ピンクは2歳になった娘が1人で登ったタイム
 感想&活動報告♪
 短かった夏も終わり、9月に入ると朝夕がめっきり涼しく心地がいい!っと周りでは言うけれど、メタボ体型の自分にはまだまだ暑く感じる今日此の頃。今週で2歳になったばかりの娘は第1次反抗期なのか最近は何でもかんでも猛反発の抵抗ぶり!自分に似たのかな?家内の悪阻もようやく落ち着いたというのに、赤ちゃん返りなのだろうか日々格闘の連続!気分転換に山道を歩かせれば少しは発散してくれるのか?
 山行準備は整っているものの、夜中まで暴れてた娘の起床時間は9時過ぎ…。朝食など何やかんやで出発は10時半過ぎになってしまった。近場の山にしようかと考えたが、以前から越前禅定道の基点から歩きたかったので平泉寺に向かうことにする。勝山市に入りもうすぐ到着のところで娘は助手席でもう爆睡…もう昼寝?無料の市営駐車場に着いて身支度するが、一向に起きる気配がないのでキッズキャリーに入れて担いで出発する。法恩寺山の山頂までは無理かもしれんけど、中ノ平避難小屋までは行こう!平泉寺についての情報や知識は多少あるのだが…実は、恥ずかしながら境内に入り散策するのはホント生まれて初めてなのです。1歩1歩進むたびにめちゃ感動♪
 人混みもあるけど、ひ〜っそりして静か〜です。心研ぎ澄まされる環境!真っ直ぐに長く続く石段。あっちこっち美しい光景を堪能しながら歴史散策!途中、娘も目覚めてはしゃぎだすが、そのまま担いで登山口である三ノ宮へ向かう。三ノ宮を左手に進めばすぐ越前禅定道の登拝口になっており、ここから剱之宮を経由する尾根コースと沢コースとの分岐になる。どっちにしようか選択するが、前回の山行で谷を選択し虫地獄にあったことがトラウマになってるので迷うことなく尾根コースをチョイスです!草も刈られ良く整備された道。つい先月「越前禅定道修験者マラソン」があったから整備され快適なのか?でもしかし登り傾斜はきつい。剱之宮で平坦な広場になるが登りはまだまだ続く。この後も道は平坦になっても傾斜ある登りの連続!途中何回も「チャッチャ」と叫ぶのでその度にザックを降ろして水筒で水分補給!道の傾斜も落ち着く頃、谷コースからの道と合流!ちょっとした広場なので娘を開放させ木陰で座り込んで大休憩〜♪
 休憩後はここから娘を先頭にして歩かせる。今までの急路と一転して歩き易い道。この先、いつまた急路になってまた娘を担ごうか警戒してたけど、その後は全く問題無く法恩寺山からの稜線の分岐に辿り着き、左手を歩いてすぐの三頭山に到着〜!
 立木の隙間からJAM勝山の駐車場やホテル施設が覗けるぐらいでパッとしない山頂だが、とりあえずベンチに腰掛けて休憩。ここまでかなり時間が掛ったから中ノ平避難小屋までも行けなさそう…。ここから先はなだらかな稜線らしいので、娘を歩かせ行ける所まで行こうか悩む。この直後に、Gパンスタイルで軽装な若い単独男性が登ってこられた。「小さい子なのにスゴイですね♪」この男性は愛知県から来られた方で、本日は経ヶ岳登山を目的で来県したのだが、奥越地方の天候がイマイチなので平泉寺観光に切り替えて来たみたい。平泉寺を観光していて登山道があることを知ってそのまま登ってきたとのこと。うす曇りで涼しく心地いい!途中に雨も少し落ちてきたが、色々と話が弾み気にならない♪もう今日はここまででいいやぁ〜♪自分の缶チューハイをお裾分けしてお互い酒を飲みながら更に意気投合!娘にも昼食を摂らせたりで山頂に約2時間以上も長く楽しむ。途中には中ノ平からマウンテンバイクでダウンヒルを楽しむ親子にも出会いビックリしました!ホントみんな爽やかで気持ちいい方々達でしたョ♪
 下山は仲良くなった単独男性の方と谷コースを下りる。しばらくはいいが、ほとんどは手入れがなく草木が茂った藪道で足元が全く見えない。沢のグチョグチョ地帯もあり何度も滑りそうになる。だいぶん下り、立派な木製の橋を2回渡ると、案内板があり棚田の砂利道に変わる。気が着くと娘はザックの中ですっかりご就寝!砂利道を進んだ途中、境内に入れそうな道を見つけて戻り、男性と再会を約束して別れ、ゆっくり平泉寺境内の景観を楽しみ満喫しながら駐車場に戻る。ホント神秘的な場所でした。
2009/08/23 石川県小松市:鞍掛山-三童子山 (縦走)
byまっさん
鞍掛山
三童子山
477.7m
492.8m
満足度
 今年は梅雨明けが遅かった。気象台では8月4日に梅雨明け発表したのものの、パッとせず雨が続く日もあり、ただただ蒸し暑いだけで夏らしい青空には全く恵まれなかった…。盆休に入りようやく青空天気の夏本番!蝉の鳴き声も例年以上に激しく響き聞こえ、なんだか短い夏を時遅しと急いでいるかのよう。ここ最近、夏登山は苦手で近年からやる気が起きない…。難点は3つ。1つは装備する水量が多くなりザックが重くなること。2つは暑さでバテるし、多汗症なので靴や衣服はズブ濡れになり気分悪いこと。そして3つ目は1番夏山で我慢できないこと、最も厄介な刺す虫である。蜂、蚊、アブ、ブヨ…。他に体に纏わりつくコバエも眼や鼻や耳にも入ってくるので大嫌い。
 そんな訳で、山川君から「今週は山に行きたい」と誘われたが気乗りしない…。前日まで行こうかどうか悩んだが、経験したことがない山ならということで前夜になって山行を計画し段取り!思い切って遠出し以前から憧れていた若狭富士の青葉山をと思ったが、山川君が夕刻から仕事あるため近場に。面白そうな鞍掛山の周遊をチョイス!
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
8月23日(日)天候: メンバー:山川・増田
 【第2駐車場から鞍掛山頂上まで】
 第2駐車場(8:11)→第1駐車場(8:15)→中ノ谷分岐(8:20)→行者岩と仙人滝(8:48)→
→避難小屋(9:02)→鞍掛山(9:05)
 所要時間:54分
 【鞍掛山頂上から三童子山頂上まで】
 鞍掛山(10:09)→後山(10:13)=(10:19)→塔尾・荒谷分岐(10:23)→展望岩(10:34)→
→水谷分岐(10:51)=(10:59)→主谷分岐(11:19)→人工杉林(11:34)→
→P540m手前鞍部(11:56)=(13:08)→三童子山(13:43)
 所要時間:3時間34分 (水谷分岐での小休憩と宴会大休憩を含む)
 【三童子山頂上から第2駐車場まで】
 三童子山(14:25)→三童子登山口(14:44)→林道主谷登山口分岐(14:56)→
→親水公園(15:13)→第2駐車場(15:38)
 所要時間:1時間13分 (親水公園で小休憩1回のみ)
全行程所要時間:7時間27分
 感想&活動報告♪
 朝7時に集合して出発。空1面どよーんとした厚い雲が佇んでいるが予報では回復傾向らしい。下道で2車線になった丸岡の8号線を快調に飛ばすが、1車線になり熊坂からは遅い車の列に塞がれノロノロ。加賀ICからは最近2車線になり快適に♪8号線の加賀土産店街を越えたコンビニで買い出し。ここから今回向かう鞍掛山の山容がハッキリ見える。ラクダのコブ!名の由来の通り、馬の鞍を掛けた山姿だった!
 ちょっと道に迷ったが、近くの部落まで入ると案内板があるので駐車場まで辿り着くことができる。第2駐車場から先も車で行けそうだが、この先は林道工事のため通行止め。素直に2台の先発隊が停めてある第2駐車場に駐車し身支度を始めにかかる。がっ…、ドアを開けたとたん虫が車中に飛び込んでくる。ハァ…先行き不安だぁ。
 不安なことはコレだけじゃない!取り出した登山靴の片側のソールが捲れ剥がれ取れかかっている…。履いた登山靴の上から布製ガムテープでグルグル巻いて補強!いつも以上に手が掛かり身支度も終え出発、道路工事で綺麗に転圧された林道を崩さないよう慎重に進む。しかし先を進んだ第1駐車場に車2台。まぁ、でも今回自分らは周遊計画なので第2の方が楽!ココにある案内板でも確認したが、この地点からでもルートが4つある。他の登山口を含めればなんと9箇所あるようです。計画通り、滝もあり巨岩がある面白そうな行者岩コースを選択して進む。がっ、これが選択ミス?谷を詰めるコースなので、長い林道も終えて狭い登山道になり、やっと登山らしくなってきたな〜と喜んでた瞬間、沢が近いトコでは大群のアブとコバエがびっしりと周囲に纏わりつき離れない。だから夏山は嫌だぁー。駐車場でたっぷり防虫スプレーを全身に浴びたけど、汗で流れ落ちたのか山では全くその効果なし!別ルートにすれば良かったのか?
 虫と格闘しながら坦々とした道を急ぐ。谷を詰め切ると道は急傾斜のジグザグに高度を稼げるようになる。道中にこのコースのメインである行者岩と仙人滝に着く。地点登録と水分補給を簡単に済ませ、先を急ぐ。少しでも早くこの虫が多い世界から解放されたかった…。登り途中、単独の男性が降りてきたので挨拶を交わす。話を伺うと、中ノ谷コースを登りに使ったようで、やはりあっちは虫の被害はそう無かったらしい。
 ようやく鞍掛山と後山の鞍部にある避難小屋に出る。もう山頂は目と鼻の先!岩が露出して滑りやすいけど山頂までは広い道。一気に登り鞍掛山の山頂に初到着〜♪誰もいない山頂を独占!展望がナイスな山頂だが、空1面雲が多くて期待していた白山は残念だが全く見えなかった。でも大日山までは見えるし日本海まで微かに見渡せるし、低山なのに予想以上に展望グッドでしたょ。缶ビール片手に山頂散策!厚い雲は雨雲だったのか雨がボツリポツリ…、暑くなく逆に涼しくぐらいで快適でした♪ただ1つ嫌だったのは、何匹も何匹も親指ぐらいの大きなアブが身辺から離れようとしない!汗を含んだ帽子で叩きまくって5匹ぐらいは退治しましたって!缶ビールも飲んだことだし、気分的には虫も多いしこのまま短距離で下山し帰りたい気分なので、周遊への出発を拒んで山頂でゆっくりしてたら西ノ谷や中ノ谷から続々と登山客が登ってくる。イッキに賑やかになった山頂♪色々話しをしていたら結局1時間以上も山頂にステイしてしまった。まだ10時になったばっかなので、もう少し先を進むことにする。鞍部まで戻り避難小屋を通過し後山を登る。短い距離でアッと言う間に後山の頂上に到着。展望は全く利かない。近辺に「獅子岩」があるらしく山川君は偵察しに下っていったが、自分は体力温存のため山頂でステイ。約5分後、山川君が帰ってきたが何処が何が「獅子岩」なのか分からなかった模様…。山頂から2手に道があって山川君は右手を降りたのだが、もしかして左手側だったのでしょうか?不明…。やはり下調べというモノは大事ですね!
 (※帰宅後に調べたら、正解は左手で眺望が最高のポイントだったようだ。)
 先を進む!下るとすぐに塔尾・荒谷分岐。分岐を越えてから再び登りが始まるが快適な尾根道です。展望岩手間に差し掛かりトラバースの道もあるが前進あるのみで、そのまま岩壁を直登する。先ほどより青空も広がりナイスな展望!鞍掛山も眺められる。
 陽射しが眩しい青空の天気に回復し、さすがこのルートは「三童子山スカイライン」と詠うだけはあるなぁ〜っと感心した。この先にもどんな展望が待っているのかと期待が大いに膨らむ!が…、この展望岩から先以降は高い木々に遮られ眺望が利くような箇所が全くない、幾度ともアップダウンが続く長い長い稜線尾根道。頭上の空さえもほとんど木々で塞がれてるのに、スカイラインなんて…。でも木陰が多くてこの時期は助かる。朝から何も食ってないので水谷分岐手前の鞍部で簡単に軽食の休憩。まだまだ先は長い、度々GPSで現在地点を確認しながら淡々と続くアップダウンを黙々突き進むのみ。高低差にして50〜60mの間を何度も何度も…。気候も回復したのだろうか陽射しが暑く感じる。主谷分岐を過ぎしばらくすると作業道など整備された人工杉林地帯に着く。ここをイッキに下りと高度差150m程の急傾斜を登る。今回の山行で1番辛かったポイントで、この周遊ルートで最標高地点ある。ピークに出ると道は緩やかにカーブして、三童子山の尾根に入る。三童子山まではまだ遠い距離がありそうだし、まだまだアップダウンが残っている。鞍部まで降りると風通しのいい木陰地があり、木々の隙間からは鞍掛山と歩いてきたスカイラインが覗けるポイントがあった。広場ではなく狭い道上だが誰も来ないだろうし、疲れもピークなのでザックを広げて宴会することにした。
 木陰でもやっぱ暑い…。時たま吹く微風が心地良くてありがたく感じる。虫地獄から解放されたからかゆっくり1時間ぐらいの宴会、食べるよりも飲む量が多かったのだろうクーラーBOXにあった酒缶をほとんど飲み干す。ズブ濡れになってた衣服も生乾きになり、三童子山で飲む予定の缶酎ハイ1本だけ残して宴会も撤収!アップダウンでは今までより下りの方が長く、ロープがある急路もある。三童子山までもっと遠くに感じたが、最後の登りを登り約30分ぐらいで三童子山に到着です。山頂の看板以外に城跡を記す看板と”黒岩洞窟”と書かれた看板がある。山川君が洞窟まで行ってくるというのでGPSを渡して探検しにいってもらうことにする。先ほど残した缶酎ハイを片手に山頂でうろうろしながら待ってるがなかなか帰ってこない…。どこまで降りたのだろうか?20分ぐらい経過した頃にようやく戻ってきたが、黒岩洞窟が全く分からなかったらしい。本日1番の難所だったようで崖のような急路を途中で引き返してきたみたいでした。靴裏のソールが完全に剥がれてしまったのでガムテープでグルグル巻きに再補強しておく。しばらく呼吸を整えてから三童子山を去る。いったん平らな地まで下ったあとは、登山口までイッキに下る急路…全身から汗が噴き出す。久々に足の裏に火が着きそうだった。
 広い駐車場がある登山口に到着!あとは長い林道を歩き第2駐車場までもどるだけだと安心して林道を歩きはじめたら…。足や首などにチクチク刺された痛みがでる。気が着くとブヨ!しだいに数も増え何十匹か数えられない大群のブヨが身の回りを飛び交い離れない。疲れているのだがゆっくり出来ない!ストックと帽子で叩いたり振り回したり格闘しても、次から次へと増えてまったく退治できない。大手を振りほぼ駆け足のように林道を急ぎ進むのだが、大群のブヨは顔やら手足、また服の上からでも容赦なく刺してくる。目も開けてらんない。主谷の林道に合流してもまだブヨ格闘が続く。
 2人刺される度にイテっ!の悲鳴が飛び交う。砂利道だった林道はアスファルト道になり、暑い陽射しが当たる場所に出るとブヨの姿もしだいに消えていった…。身体中どんだけブヨに刺されただろう。ブヨに免疫のない山川君の脇腹はすでにボコボコに腫れあがっていた。通り端にある親水公園では2組の団体家族がBBQやら水浴びを楽しんでいました。なんせ暑いので自分も飛び込みたい気分!照り返しが強いアスファルト道は路面温度いくつあるのだろうか。鞍掛橋の部落を越え無事にやっと第2駐車場にもどれた。久々にホント疲れた!普段なら充実し満足できた山行になってるのだろうだが、今回は最初から最後まで炎天下で虫地獄だったので最悪だった。夏山苦手!
 下山後は山代温泉街を越え山中温泉へと向かい道の駅にある湯けむり健康村ゆ〜ゆ〜館を初めて利用し汗を流す。温泉やサウナや露天も良かったが、暑いのでありがたさ半減。今回は何よりも水風呂が冷たく爽快でありがたく感じました。
2009/07/20 越前市:日野山 byまっさん
日野山
794.5m
満足度
 最初に…
 つい先日の全国ニュースで、北海道大雪山系のトムラウシ山(2141m)と美瑛岳(2052m)で相次いで遭難があり、ツアー客8名と別ツアー客2名の計10名が死亡したという大惨事の事故が連日のように報道された。トムラウシ山のツアープランは3日間で40q超の縦走で、帰りの飛行機などの交通機関のスケジュールは決まっていて予備日は設けていなかったらしい。一行は初夏の山行で楽しんでいたのであろうが天候急変、過密なスケジュールで急いでいたのであろう零下に近い暴風雨の中を計画通り進んでいった結果、今回の遭難事故を招いた。5人は自力下山し、道警などのヘリで13人が生存収容されたが、10名は低体温症の疲労凍死の結果となったようだ…。ツアーには若い男性ガイド4人もいたのにナゼだろう。健脚向きコースだからもちろん中にはベテランの登山客もいたはずだし…。自分も未熟ながら無償のガイドもやっているので身近な事故に感じる。ガイドの責任ありとして現在遭難事故について業務上過失致死容疑でツアー会社側に対する捜査をしている。しかし山は自己責任!っと自分は思う。自然の猛威!まさか夏山ではありえないと防寒対策の装備が手薄だったのだろう。
 問題はどうであれ今回の遭難事故を機に、登山を計画しているツアー会社やガイド人は、再発防止を心掛けなきゃね。山で捨てちゃいけないのはゴミと命だけだヨ!
 同じ登山愛好家として、亡くなられた同志達のご冥福を心からお祈りいたします。

 今週は九州、関東も梅雨明け!この勢いで北陸地方の梅雨明けも、もう間近だろうっと思ってましたが、まだまだドッサリと雨降ってくれちゃうし、週間天気予報も雨マークが犇めきまだまだ梅雨明けの兆しがない様子…。追突事故の後遺症ムチウチも梅雨の影響か未だスッキリせず毎日リハビリ通院。家内の悪阻の症状もまだ辛そう。空も、我が家も、ドヨーンとした暗いムードです…。早く全部スカーっとして欲しいもんだョ。
 海の日の連休はドンヨリした天気続きだったけど、最終日が日射しのある陽気となった。朝早くからは無理だけど、娘と2人で近場の日野山に行ってきましたぁ〜☆
 >>前回の日野山→
 『登山実行記録☆』
7月20日(祝)天候: メンバー:増田
【中平吹コース】
 日野神社奥ゲート(11:42)→室堂(12:26)=(12:49)→日野山頂上(13:40)
登り時間:1時間58分 (室堂で大休憩、途中何度も小休憩が多々…)
 感想&活動報告♪
 前回の文殊山で健脚を見せてくれた我が娘〜♪親バカだと分かっているが、山ではしゃいでいる娘が可愛く嬉しい!今回はどうだと日野山に連れて行くことにぃ〜☆
 半年前に娘を担いで登った日野山。今回どこまで1人で歩いてくれるだろうか?登山口である防護柵ゲートを開いて1人で歩かせ進む。勇ましく自分の前を進むが、すぐに石がゴロゴロ、先日の雨で滑りやすくて早くから音を上げてしまう。しばらく手を繋いで行くが何度も滑り転びかけてしまい歩き難そう。登山口から200m程も歩いただろうか、歩くのを嫌がり止まりザックを指差して入りたがってる。やっぱ無理だったかぁ…。
 結局、娘をザックに入れて担いで進むことに。担がれて楽になった娘は何か唄を歌ってるしぃ…♪重いぃぃぃ…。暑いぃぃぃ…。登りの途中でいったん娘にお茶を飲ませてからはサックの中でもうお昼寝の熟睡に…!寝られるとさらにザックは重く感じる。時刻も昼の12時が過ぎ数多くの下山者と擦れ違う。重い足取りでトボトボ進んできて、やっと室堂に到着!全身衣服はズブ濡れ。絞るとザバーっと!暑くて体力もヘトヘトで今日はここでもう帰ろうかと思った。缶ビールを取り出して2本をイッキにガブ飲み♪ザックで寝ぼけてる娘にも水分補給しながら大休憩。休憩していてもただ暑い!虫も多い。その時、山頂から降りてきた方が「上は寒かったですョ」っとの言葉で娘を担ぎ上を目指し歩き進む。日野山はココからの急路がきついんだよなぁ〜。何度も何度も足が止まり、ポイントに設置してある距離標との睨めっこ状態。急路の先を見上げながら勢いをかけて登るが、すぐに足が止まる。登山道の急路が嫌になり1区間は林道を使うが、逆に日差しが暑くてヘタバるので、また木陰の涼しさが利く登山道に入り、足場の滑りやすい「比丘尼転がし」で何度も休憩入れながら通過。もうすぐ鳥居到達地点で老夫婦の登山者に追い付き、山頂の風景がやっと見えてきた。もう着いたも同然で山頂の祠まで駆け登りやっと山頂に到着。熟睡中の娘のザックを降ろし、しばし山頂散策♪白山は見えないがそこそこ展望が楽しめた。時間も遅いのか山頂には荒谷コースからの単独行の男性が1人だけだった。聞くと、アルプス縦走登山前のトレーニングらしく、テント装備もある60L以上のデカいザックだった。男性の方と色々と話し込み、だいぶん経った頃に娘もようやくお目覚め!軽食をさせ写真を撮ったり三角点まで行ったりして遊ばせた。
 この後からも2〜3人が山頂に上がってきた。約1時間半ぐらい山頂を満喫し、縦走予定の男性も下山を始め、誰もいなくなった後、娘をザックに入れ下山の開始。鳥居を潜りすぐに滑ってズッコケ…。林道に出合うまでに3回も尻もち!怖い〜…。登山道は止めて、室堂まで林道を利用する。しかし滑りやすい箇所も多くかなり難儀する。途中、この林道を登ってくる子供を連れた2組の家族に会った。登山道が短距離なのに、何故かなと思ったが、登山道が分からなくて広い林道をそのまま登ってきたようだ。室堂の水場で自由にさせたが、気がつくと沢水を飲んだり浴びたりで娘はベッタベタ。満面の笑みで喜んでるからやりたい放題で遊ばす。室堂からはリトレース。下りも疲れた。やっと車まで戻り撤収の際Tシャツを脱いで絞るとまたザバーと水に浸した雑巾のようだった。日野山で娘を歩かせるのはまだまだ早過ぎたようだ。まぁ〜急がずのんびりと♪
2009/07/05 福井市:文殊山 byまっさん
文殊山
365m
満足度
 先週の山頂に辿り着けなかった山行の悔しさが圧し掛かったこの1週間。家内の悪阻も酷いので、また今回もお転婆さんの娘を連れて文殊山に行くことにした。文殊山なら道も広いし危険な場所もないから試しに登らせてみよう♪
 >>前回の文殊山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
7月5日(日)天候: メンバー:増田
【登りは二上コース、下りは帆谷コースを使用】
 二上コース駐車場(11:48)→標高120m付近(12:17)→水場(12:28)→大村分岐(12:31)→
→小文殊・室堂(12:40)→角原分岐(12:44)→展望台(12:47)=(13:09)→大文殊(13:19)
登り時間:1時間31分 (大休憩1回 ※ピンクは1歳10ヶ月の娘が1人で登ったタイム)
 感想&活動報告♪
 今回も娘を連れてキッズキャリーを積み現地へ向かう。自宅を出てからわずか約20分で到着!自分が幼少から慣れ親しんでいる文殊山の二上コースだ。
 広い二上駐車場は賑やかで10台以上の車がずらりと並んでいた。身支度を済ませるが娘を担がないで出発!今回ザックの中には入れらず娘も最初は不思議そうに思っていたのだが、ゆっくり進み登る自分の後を追って来る。今日は娘のペースで登ることに♪今週はずっと外にも出てないようだからか解放的な気分で遊びながら山を楽しんでもらいましょう☆さすが我が娘なのか傾斜の階段を見つけると走って先行し、手と足を駆使してガンガン登っていく♪まさに四輪駆動?娘の後ろを付いて見守り歩いてきたがホントに逞しくなったものだぁ!蟻をジッと観察?したり、花を触ったり、落枝を拾って振り回したり投げたり…ってな感じでペースは遅いが、娘の行動を見ているのが楽しい。
 急坂をかなり歩いてきたし、もしかしてこのまま山頂まで行ってくれるのかと思いましたが、途中で抱っこのポーズで歩こうとしない。キッズキャリーに娘を乗せ、ここからは担いで進む。しばらく進むと、娘はすっかりザックの中で爆睡していた…。
 先を進み展望台で老夫婦から声を掛けられたので休憩がてら会話を交わす。お昼寝してた娘も目が覚め、まだ寝惚けているが展望台から山頂までをまた歩いてもらうことに。文殊山の頂上に到着!調べた結果、娘は二上コースの約3分の1ぐらいを歩き登ってきた。誰もいないが、しばらく軽食と散策した後、担いで下山を始める。もう誰も来ないかと思ってましたが室堂までの下山中も団体さんが何人も登ってきました。広い室堂で娘を解放して遊ばす。声を上げ走りまくってました。この後はまた娘を大村分岐まで歩かせた。分岐は帆谷コースの分岐でもあるのみたい。荒れているようだが、踏み跡もあるみたいなので、娘を再び担ぎ帆谷コースを降りる。二上とは全く違う雰囲気のコースで落葉も深く切通も多く、味があって面白かった。帆谷登山口になる白山神社に到着!硬いアスファルトの道路を娘が好きな歌を歌いながら歩き二上駐車場までを戻る。
 文殊山には8箇所の登山口があるみたい。自分が経験しているのは3つだけ…。展望台の老夫婦に聞いたが、それぞれ味があって楽しめるようだ。自分がいつも見て育ってきた里山の文殊山、娘が1人で登れるまでちょくちょく行ってみよう☆
2009/06/28 永平寺町:大佛寺山byまっさん
大佛寺山
807.4m
満足度
 大佛寺山については前回の山行記録を参考…>>前回の大佛寺山
 本県も今月10日に梅雨入りし、天候がパッとしないどよ〜んとした蒸し暑い毎日が続く。今週は突発性の暴風雨もあり、全国各地では大雨の災害もあったようだ。予報も悪いのでしばらく山行を諦めていた…。が、ところが日曜の朝に起きてみると日差しが眩しい!最近から家内の悪阻も酷く横たわって辛そうだし、娘は晴れている外に出たがっている。昼からになるが久しぶりに娘を連れて山に行くべ〜♪
 『登山実行記録☆』
※GPSデータは途中ロストして参考にならず…
6月28日(日)天候: メンバー:山川 増田
 【永平寺ダムコース】
 永平寺ダム登山口(13:28)→滝分岐(13:40)→大佛寺跡(14:22)→大佛寺山頂上(14:33)
 登り時間:1時間5分 (※山川くんの記録参考)
 ※自分と娘だけは大佛寺跡地点でリタイヤ
 感想&活動報告♪
 まさかの好天気になり、昼から娘を連れて近くの山である文殊山へでも行こうかと思ってましたが、山川くんの都合も大丈夫というので、山川くんが未登である大佛寺山に変更する。買い出しも済ませ、観光地で賑やかな永平寺も越え、約4年ぶりに訪れた永平寺ダムに着くが、何処が登山口だったか全くうろ覚え…。最初は確か林道を歩いたかも…?ってことで駐車場スペースで身支度をし、最初に見える林道を歩き出すが、間違いに気付いて駐車場に戻る。さらに湖畔の道を進んでようやく登山口らしき場所に到着。疑って近づくと雑草に埋もれた案内板もあり今度は間違いない!近年から整備もされてなさそうで登山道も藪のようで無雑作な草木で埋もれかなり荒れている。再度準備を終え娘を担ぎ、登山道を塞ぐような雑草を掻き分けて踏み入る。4年前に訪れた時は整備されて広くスッキリしていた登山道も、全く面影が無いくらい荒果てていた。
 陽当たりが良い箇所は背丈ぐらいの藪…そして暑い…。自分が一番苦手な環境だ。独り身ならいいけど、今回はさらに成長した娘を背負ってズッしりと肩に食い込む。歩き進む度に先月の追突事故で今もまだ通院リハビリ中のムチウチ症状もドーンと痛み出す。虎斑の滝への分岐地点で自分の遅れを待っている山川くんと再会するが、すでにメタボマンの体力ほぼ燃焼喪失エンスト状態。ここから先はさらに過酷な急路続きなのは前回で知っているので登頂については無理っぽそう…。急路を1歩1歩と進んでいくが途中でほぼ諦めモード!残念だが先を進んでいる山川くんに大声でリタイヤを伝える。でもせっかくココまで来たんやから、せめて娘と一緒に快適な広場がある大佛寺跡までは行きたい。沢を何度も渡る。木陰では微風の心地よさをありがたく感じて進むが、陽のあたる場所は灼熱地獄!長い急路で衣服は濡れ滴りズブ濡れ!帽子を沢の水で浸し、バシャッとかぶるのがヒンヤリ冷たくて気持ちがいい♪急路中で平坦地を見つけてはハイドレーションで水分補給の度に、ザックを降ろして娘にも水筒で水分補給を繰り返す。暑い、重い、辛い…何度も足が止まる。今回ほんと長い急路に感じた。
 御開山硯石の水の地点でやっと傾斜も落ち着く。快適な道をしばらく進んで、大佛寺跡の広場に到着〜♪山頂まで200m程らしいがもう登れない!ザックを降ろし、娘を解放させて、冷たい缶ビールをガビガビ飲む。ん〜ん生き返る〜♪木陰で涼しくひっそりとした広場の中、お菓子に夢中な娘と2人で山頂から戻ってくる山川くんを待つ。
 約20分ぐらい過ぎたころ、山頂から戻ってきた山川くんと再会し軽食の宴〜♪娘はお菓子を片手にあっちこっち散策してるが、まだまだ危なっかしい。あと1年ぐらいもすれば、1人で山を歩けるようになるだろうかね…?のんびりと宴を楽しんだ後、撤収し下山をぼちぼち始める。滑りやすい急路だし、さらに雑草が茂って足元が見えないのが1番の困難!娘を背負ってることだし慎重に降りる。ほんとにココはこの時期に子供を背負って来る所ではないと思った。登りでも下りでも汗が噴き出す量がハンパじゃない。
 滝分岐に戻ってきたものの虎斑滝までの道も荒れてるようだし、さすがに自分はもう行きたくない。滝を見物に行った山川くんを待つ間、娘と冷たい沢で遊ぶことにする。娘は初めて沢の水を飲んだり手や顔を洗ったりとベタベタになって大興奮してましたョ♪家の中だったら怒られるかも知らんけんど、山でわ自由に開放的に楽しんでおっけ♪
 山川くんが滝から戻る。ストックが絡まるくらい草木が茂った道を下り、ようやく駐車場に戻り着く。4年前は整備されてて快適に感じたが、時期も悪かったのか荒れ様には驚いた。これはこれで面白いかも知れませんが、子供を背負って来る環境じゃなかったですね…。これから暑いし刺す虫も多いし…夏の山行は辛くて苦手だわぁ☆
2009/06/07 敦賀市:西方ヶ岳-蠑螺ヶ岳 byまっさん
西方ヶ岳
蠑螺ヶ岳
764.1m
685.5m
満足度
 西方ヶ岳は敦賀を代表する敦賀三山の1つであり、唯一その中でも若狭湾内最大の敦賀半島に浮かぶ人気の秀峰です。山名の由来は敦賀湾の西方からだろうか…?敦賀半島のほぼ中央に位置し、標高764mとあまり高くはないが、海抜0mからの登山となるし、海から迫り上がっている山だからそんな易しくはない。山頂からの稜線北側には蠑螺ヶ岳があり、縦走するのが一般的のようです。
 先月中旬、仕事帰りに追突事故にあってしまい、症状も悪く背中から後頭部までの範囲に違和感が残りムチウチ後遺症。6月に入ってもまだスッキリせず、ずっと毎日通院リハビリ…。ストレスが貯まりそうなので、痛みを我慢して山行に出掛けました。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
6月7日(日)天候: メンバー:山川・増田
 【常宮神社駐車場から西方ヶ岳頂上まで】
 常宮神社駐車場(8:07)→常宮登山口(8:11)→奥の院展望台(8:25)→P-238m(8:34)→
→銀命水(8:51)=(8:58)→オウム石(9:13)→避難小屋広場(9:41)→西方ヶ岳山頂(9:43)
 所要時間:1時間36分 (小休憩1回のみ)
 【西方ヶ岳頂上から蠑螺ヶ岳頂上まで】
 西方ヶ岳避難小屋(11:11)→分岐(11:21)→カモシカ台(11:25)→分岐(11:28)→
→蠑螺ヶ岳頂上(11:46)
 所要時間:35分 (休憩なし)
 【蠑螺ヶ岳頂上から浦底登山口まで】
 蠑螺ヶ岳(12:12)→一枚岩展望所(12:20)→長命水(12:34)=(12:49)→浦底登山口(13:23)
 所要時間:1時間11分 (小休憩1回のみ)
 【浦底登山口から常宮神社駐車場まで】※自転車
 浦底登山口(13:44)→常宮神社駐車場(14:14)
 所要時間:30分 (1部登り区間は徒歩)
 感想&活動報告♪
 朝6時集合。確か前夜の予報では曇りだったけど、朝から細かい雨が止まない。ワゴンに自転車2台を積み込み、コンビニで買い出しを済ませ、鯖江I.Cから久々に北陸高速道路を利用する。日野山トンネルの前辺りから濃いガスと強い雨に覆われ、さらに杉津P.Aでは雨が土砂降り…。いつもならココから敦賀半島が眺められるのだが、もちろん全く何も見えない。変更か中止にしようかどうしようか協議したが、とりあえず現地に向かう。敦賀I.Cで下り、日本三大の気比ノ松原を通り、敦賀半島の湾岸を北上走る。
 馬背峠へと向かう三叉路を越えるとすぐに、今回登山口となる常宮神社が飛び込んでくる。鳥居の奥の駐車場を覗くが駐車している気配がない。そのまま通過してさらに湾岸を北上し、今回の下山口になる浦底へと向かう。思った以上に距離が長く、浦底の入口までが7.5q、さらに幅狭い林道を500m程登り進み蠑螺ヶ岳登山口に到着。約8q、帰りはこの距離を自転車で走らなきゃいけない…。雨も強いのでしばらく車内で待機。小雨になったタイミングを見て、バラしてた自転車を組立て直し、登山口近くの木陰にデポしておく。これ以上雨が強くならないことを祈り、再び常宮神社までもどる。
 鳥居をくぐり駐車場に入ると凄い人混み…だが、ホウキやゴミ袋をもった境内清掃活動の人達のようです。この常宮神社には豊臣秀吉が朝鮮出兵の時に持ち帰ったといわれる国宝の「朝鮮鐘」があるとのこと。また「安産の神様」でも知られている。 
 ● 常宮神社について→詳しくはこちら(※Wikipedia オウム石についても説明あり
 登山客のような車は滋賀ナンバーの1台のみで、2人組みの老夫婦が登山準備をしていた。自分たちも準備に取り掛かり、お話を伺うと何と老夫婦も縦走の予定で帰りはバスを利用するとのこと…。確か前夜調べた情報では1日3本バスが走っているが、土日祝はバス運休日だったような…?(※参考にした時刻表) 念のため、ご夫婦にも伝えておく。ご夫婦が出発していった後、自分達も準備ができたので追うように歩きだす。立派な風格の神社前を通過し常宮部落に入るとすぐ登山口案内標板がある。案内に従い民家の中を進んでいくと田園が広がり墓地の前を通過するようになる。右手には小屋みたいなのがあったけど、それが「真福寺」という建物だったらしい。1本の作業道を横断し、道は廃墟のような建物の脇から山に入ることになる。しばらくはコンクリート舗装の道だが、しばらくしてからは土留ブロックで作られた階段を登る道になる。さすが敦賀三山で道は整備され尽くされている。途中、伐採地帯に出る。先を見ると高圧鉄塔の下に巨大な白い岩が確認できる。ガイド本で見たとおり奥の院展望台の巨岩かな?そして見下ろすとガスってるものの何となく敦賀湾と何処かの集落が眺められる。雨とガスさえなければチョと楽しめるスポットだろうに残念。雨も強いのでまた森に入りもくもくと進み登る。雑木林は広い道で快適な登りが続く。自分のガイド本やネットでは急路と謳ってたが、こんな整備されたこの登り道をまさか急路だなんてとても恥ずかい。嶺北、奥越地方では登りとして普通レベル。手も使わないんだし、鎖場があるわけでもないのに…。階段が無くなりしばらくすると奥の院展望台に到着!だけど周囲真っ白で遠くなんて何も展望できない。呆気なくスルーして先を進む。時折、降り止まぬ雨が何度も強弱を繰り返す。先ほど下から見えた高圧鉄塔に着くと、この先から傾斜のない爽快な平坦道をしばらく歩くことになる。少しでも早く山頂の小屋で雨宿りをしたいの気持ちでいっぱいで早足気味で進む。所々で観る大ぶりなササユリが疲れを癒してくれる。
 巨岩が点在する道を進んでくと、この登りで唯一の水場である銀命水の広場に到着!標柱の距離を見ると、だいたい中間地点みたい。昔から「不老長寿の水」と呼ばれてる名水なので、重いザックを降ろしてガブガブ飲みながらしばしの休憩を摂る。早く雨宿りしたいので先を急ぐ。山川君は途中シャリバテ…腹に何か入れるってので、お先に進む。聞く石ってあったけど何処にあるのやら。展望が良さそうなオウム石には立ち寄ったが、さらにガスが充満し辺りは真っ白…。ここも名所らしいがチラッと巨岩の上に立ち寄ってすぐに山頂を目指す。松が目立った道もブナ林に変わり、歩きも花崗岩肌の道になりガラっと雰囲気が変わる。雨の音が激しい中、もくもくと進んできたが途中で自分もシャリバテ…。立ち止まってGPSにセッティングしたナビを確認してみると三角点までの距離が残り200mを切っている。気合いを入れ直し進んでいくとようやく標柱が正面に見えてくる。三角テントのような形をした避難小屋がある山頂広場に到着〜!さらに避難小屋を過ぎると、二等三角点と蠑螺ヶ岳の分岐があり、ほんのひと登りすれば三角点に到着した。天気は残念だけど初登頂!三角点にタッチして避難小屋がある広場に戻る。避難小屋にザックを置き、缶ビールを飲みながら展望岩などしばらく山頂散策♪真っ白で何も眺められないが、景色はたぶん敦賀湾が見渡せるナイスな場所だろうね。そんなキツイ登りもないし整備された広い道だったし観光スポットも多く、久々にナイスな山に出会い体験できた。次回は天気がいい紅葉の時期にでもまた訪れたいものだ。
 山川君も到着ししばらく山頂を楽しんだ後、小屋の中で雨宿りしながらの宴を楽しむ。避難小屋としては、今まで自分が体験した限りではワースト1位だろう…。なんせ狭い!4人程度ならいいがそれ以上入ったらかなり身動きが窮屈そう。到着して約1時間後ぐらいにドアノックして来客。駐車場で会ったご夫婦かと思ったら、若い男女の4人バーティ。自分達より若い方と山で出会えると嬉しくなっちゃいますね♪話を聞くと蠑螺ヶ岳まで行ってピストンするとのこと。しばし休憩をし先を進んで行った。
 宴の撤収。外の雨はもう止んでいるが、細かい霧雨が降っててまだ真っ白。結局、山頂からの景色は見れなかった。自分達と入れ替わるように駐車場で会ったご夫婦もやっと到着した。縦走後に自分達が下まで迎えに来ましょうかと聞いたら、バスが無かったらタクシーを呼ぶので大丈夫とのこと。安心して先ほどの三角点の分岐から蠑螺ヶ岳へと向かう。雨でかなり滑りやすいので慎重に鞍部まで下る。濃いガスで幻想的なブナ林の快適な尾根を進む。この尾根は敦賀市と美浜町との境界でもある。鞍部から登りきった地点で案内標柱がある。カモシカ台への分岐だ。下調べでは、巨岩が点在する広場で若狭湾や美浜原発施設が一望できる恰好の場所らしい。今回の天気では展望に期待できそうにないがせっかくなので立ち寄ってみることに。尾根道を外れしばらく下るとカモシカ台と尼池の分岐地点。ここからまた距離もありかなり急傾斜の道を登ると開けたカモシカ台に到着!真っ白なガスで覆われ景色は利かないけど、確かに周囲は巨岩がある。岩籠山のインディアン平原に似ている感じだろうか?昭和31年の県民体育大会に担当した敦賀山の会がこのエリアでカモシカと遭遇したのが由来らしい。結構広そうなので、西方ヶ岳山頂よりカモシカ台の方が休憩や宴をするにはベストかもね♪足早に引き返し、尼池も行こうかと思ったが、笹が茂ってる狭い道で幾つもの巨大なクモの巣で塞がれていたので断念し、尾根分岐に戻り再び蠑螺ヶ岳を目指す。
 ここから先はアップダウンがいくつも続くが、刈り入れされた道も広く見事なブナ林なので、さほど辛くは感じさせない。蠑螺ヶ岳に到着〜♪若干狭い山頂だがココも巨岩が点在した広場。西方ヶ岳から先に出発していった若者4人組とまたここで再会。爽やかな若者たちは福井山岳会に入っている方と仲間たちのようで、お互い山頂を楽しみながら情報交換する。せっかくなのでご一緒に記念撮影した後、西方ヶ岳へとピストン下山で去って行った。さぁ〜て自分達は自転車を回収しに行こうじゃありませんか♪
 蠑螺ヶ岳から先を進む。もう登りは無いだろうと思っていたが、まだ何度もアップダウンがある…さらにアスレチックランドのようで巨岩を1つ1つクリアする道もある。滑りそうな道で難儀する。道も今までより狭く濡れた草木に当たるとズバッと一気に衣服がベっトベトにズブ濡れ。ホント下りなのに登り以上に身体が熱くなり大量の大汗をかく。長命水に着くが体力もヘトヘト…休憩。長命水は飲まず、横になって残った缶ビールを飲みながらひと息入れる。気がつくと雨は止んだようだし下は晴れてるかもしれないから、途中で水島が眺められるかもの期待を胸に降りる。長命水からは下るのみで登りはない。道のいたるところで巨岩がゴロゴロとしている。嶺北だったら必ず何かの名所になるだろうが、さすがにこれだけ多いと名が付けられないのだろう。ウラジロシダが生い茂るようになってからしばらく進むと登山口まで500mの看板があり、浦底の部落が見えた。目線を上にすると、あったあった水島が微かに見えたぁ〜♪本日初めて見る絶景!美しい楽園のようだった☆滑りやすい坂道からしだいに平坦な道に変わる。
 自転車をデポしておいた蠑螺ヶ岳登山口にやっとこさ到着!スニーカーに履き替え、林道を下る。湾岸の県道141号線に出ると海を左に見ながらペダリング。途中、はっきり見える水島をカメラに収め、長い県道をひたすら走る。もし今日が炎天下の夏だったら暑くて海に飛び込んで水島まで泳いじゃうかもねぇ〜♪海岸を自転車で走るのは爽快!アップダウンもあり、登り坂は踏ん張ってペダルを漕げたものの、最後になる鷲崎の長く傾斜がきつい登り坂だけは最低ギアに入れても体力がダメで、途中から降りて自転車を押して歩いた。ようやく常宮神社の駐車場に到着!自転車をバラして撤収。敦賀市街地まで戻り、今回は「湯あそびひろば越ノ湯」でズブ濡れになった身体を癒す。「日本海さかな街」にも立ち寄り、お目当てのお土産を購入した後、敦賀I.Cから北陸高速道路に乗り福井市内にもどる。今回はお天気に恵まれませんでしたが、また行ってみたいと思うナイスな山がまた1つ発見できたことで、充分に満足ができた山行になりした。
2009/05/10 石川県白山市:白山国立公園:御前峰(山スキー)
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 我がメタボ体重も110s手前のリーチ状態…で、今年はこの時期の白山アタックはすでに諦めていたのですが、メンバーの野村さんが「今年こそ雪の白山を登りたい」という熱意と願望の勢いに押され負けてしまった。当初、今年もGW期間中(6日)でアタック計画しておりましたが、GW後半は天候が突如崩れ中止、本日へと計画延期となった。待った甲斐があったのか、お陰で日曜は嬉しいピーカン予報になりましたぁ〜♪
 >>前回の白山・御前峰
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月10日(日)天候: メンバー:山川 野村 増田
 【※市ノ瀬ビジターセンターから室堂まで】
 市ノ瀬ビジターセンター(3:11)→別当出合(4:24)=(4:43)→中飯場(5:17)→別当覗(6:00)→
→甚ノ助避難小屋(6:49)=(7:28)→南龍分岐(7:50)→エコー尾根JP(8:24)→室堂(9:09)
 登り時間:5時間58分 (別当出合で大休憩1回、甚ノ助で食事休憩を含む)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(11:21)→青岩(11:37)→高天ヶ原(11:47)→御前峰頂上(12:08)
 登り時間:47分
 感想&活動報告♪
 明日に備え、前日の夕方頃から少しでも寝ようとするが、なかなか眠りに入れなかった…。晩飯も食ってゴロゴロしていても全く寝付けず、時間だけが経過して結局一睡もできず、諦めて23時頃からぼちぼちと準備に取り掛かる。今回は3人分の自転車も必要なので、自分の会社の2トントラックの箱車をチャーター!深夜1時に集合し、ママチャリ1台とロードレーサー2台を積み込んで出発で〜す♪馴染みのコンビニで買い出しを済ませて、暗闇の中を走り白峰市ノ瀬へと向かう。朝3時前に到着。広い市ノ瀬の駐車場には7〜8台の駐車があった。そしてちょうど出発していくご夫婦もいて、こんな夜中にトラックが来たからちょっと驚いてる様子でした。トラックを停め、箱内の明るい照明を照らしながら身支度。まるで室内にいるような明るい空間は暗闇の中ではありがたい。自転車のタイヤに空気を入れ直したりといつも以上に大掛かりな準備。自分だけは今年初めての山スキースタイルなので兼用ブーツの中に缶ビールを2本づつ突っ込んで詰め込み、アイゼンやスキー板を取り付けたりでザックがパンパンにぎゅうぎゅう詰め。ストーブとコッヘルだけが、ザックにもう入りきらないので今回は野村さんに携行お願いしたが、ザックを担ぐと今年1番と思うぐらいズっしり重い。果たしてこんな状態で白山を登れるのかかなり不安になる。
 久々にヘッドランプで暗闇を灯し自転車を押して、いざ出発。閉鎖ゲートの橋手前広場には10台ほどあったでしょうか。人の気配は感じなかったから先に出発していったのか、前日から入ってるのか分からない。ゲートで写真撮ってから別当出合に続く林道を自転車を押してもくもく進む。なるべくスタミナを使わぬようゆっくりペースで歩くが、それまでワイワイ会話していたけど20分も過ぎれば無言状態!かえって無言だとこの林道歩きが長く感じる。途中、野村さんが早くもペースダウンしたので山川くんがフォローにまわる。別当出合に到着すると暗闇も薄明るくなっていた。ここにテント1基あり、起きて準備しているのか中でもそもそと動いていた。しばし休憩。先ほどのご夫婦とも会い、しばし会話を交わした後、お先にと早々と出発していった。
 これまでの山行道中では自分がいつも遅れるので、2人に迷惑を掛けないよう少しでも先に行ってようと、お先に出発し吊り橋を渡る。この100s以上の体重といつも以上に重いザックでは少しでも先行しマイペースを維持しなくては、いつ追い抜かれてまた迷惑を掛けてしまうか分からない。中飯場まではほとんど雪が無かったが、過ぎてから雪面を度々歩くことになり、藪も出てきてしんどいトコもあったけど、別当覗の辺りからは雪が続くようになっていた。今回はスキーで下りる予定だから念入りにチェックする♪そのまま壺足で進んできたが、途中で追い抜いたご夫婦はスキー歩行に切り替えたとたんガンガンとペースアップし追い上げ、そしてアッと言う間に追い抜かれる。甚ノ助小屋の手前でようやく御来光が射し、周囲が一層と明るくなる。結局仲間2人に追い付かれることなくお先に甚ノ助避難小屋に到着!小屋は約3割ぐらい雪から顔を出してる感じだった。しばし遅れて2人到着したがかなりバテてる様子。最近の山行では調子がいい山川くんだが、やはり昨年同様にアスファルト林道歩きでかなり足にきたようだった。
 小屋の屋根で朝食タイム。ついでに朝から缶ビール1本〜♪天気も景色も最高に美味い!軽食をした後、ここから先の急斜面に備えてアイゼンを装着する。
 2人がまだアイゼン装着中でしたが、またお先に出発し南龍分岐までの雪壁を直登する!アイゼン履いても足場が脆くベタベタなザラメ状の雪質にバランスも崩れて苦労し、何度も何度も足が止まる。もたもたしていたら若い男子3人組のスキーヤーに追い抜かれてしまう。ついさっきのご夫婦もスキーを履いてからスピードアップしたことだし、スキーでシール歩行した方が登り楽なのでしょうかね…?南龍分岐地点からは黒ボコ方面へ続くトレースもあったが、南龍側にトラバースして例年通りエコーライン尾根までの急路を登る。1歩1歩しんどい。疲れたら足を止め振り返り雄大で勇ましい別山の山姿に癒され励まされ、また1歩1歩と急路を進む。登り詰めると笹藪にぶつかる。雪が繋がっていない…。強引に笹藪を突き進みエコー尾根の雪原にでる。笹藪は10mほどの区間でしたが背丈以上の笹藪にストックや板を付けたザックに絡まりかなり格闘しました。エコー尾根に出ると御前峰の山容が目の前にズバーン♪バックには別山がドーン!堪らない瞬間に感動、来てよかったぁ〜♪ここまでで来た価値十分あり☆気候も最高!ここからはほぼ平らで広い弥陀ヶ原の雪原を横断し、室堂までの最後の急路を踏ん張って登りあがり室堂に到着。まだまだ深く埋まっている室堂の姿を見て、本日の山行が充足に感じる。遅れてフラフラ状態の2人も無事到着!時たま強く吹く風が冷たく外で宴をするのは厳しいので、室堂の係員に許可を貰って白山荘の小屋に入って自炊の宴をセッティング。山小屋ライフの宴はゆっくりと2時間以上、持って担いできた4本の缶ビールも全部飲み干し、足りなくなったので室堂センターで購入。高額な缶ビールだけどしゃぁ〜ない♪横になったりと宴を楽しんだ後、今から向かう山頂までの準備に取り掛かる。ズブ濡れの登山靴をザックに仕舞い込み、今年初めての兼用ブーツに履きかえ。満腹感とホロ酔い状態で山頂に向かう。小屋から出ると外が眩しい♪
 混雑を予想していたが思っていたより人出が少ない。室堂から青岩までは雪が続いていたが、それから上はほとんどシーズン道が露出していた。兼用ブーツで岩階段は歩き難い。半年ぶりの白山・御前峰の山頂に到着!何度訪れても飽きない最高な景色です♪やっぱ白山はいいねぇ〜☆達成感抜群でまた缶ビールを取り出し優越感に浸る。
 山頂には約1時間ステイ!途中、「アスリート倶楽部のまっさんだよね?」っと尋ねられ、よく見たらフリークライミングセンターで何度もご一緒した方だった。自分はもう最近ほとんど通ってなかったから約5年ぶりの再会でしょうか。山で会うのは初めてですが、懐かしい再会で山頂で盛り上がり記念撮影もご一緒していただきました。彼は今から大汝峰から湯の谷を滑り、釈迦岳を経由して降りるとのこと。センターでも卓越してましたが、さすが山も達人です♪さぁーて今回のお楽しみ!初めてチャレンジする白山のテッペンからスキー♪ずーっと前から憧れていました!今年初スキーでもある。山頂から西側に移動して雪がある地点でしっかり確認しながら板を履く。滑走〜!重く腐った雪質だが高天ヶ原までを何度もターンする!気持ちいい〜爽快感抜群♪絶好のロケーションの中、白山のテッペンからスキーで滑るのは最高ですね♪パラダイスだ☆高天ヶ原の1部で雪が繋がってないので板を外し手に持ってしばらくシーズン道を歩く。尻セードで下りてきた2人に「先に下りて市ノ瀬で行ってるね」と連絡し、スキーでイッキに滑り下りる。室堂を左手に見て通過し広大な弥陀ヶ原の雪原大地を滑って通過。黒ボコ岩からの十二曲がりの斜面は岩がかなり露出していたので、観光新道の方へ100mほど迂回し広く滑りやすい谷を見つけて急斜面を滑る。太股がパンパンになって痛くなり時々立ち止まったり。十二曲がり登り口の下部に辿り着くと登り返し、このコースは南龍分岐まで2〜3回の小さな登りがあったのだが、板を外すのが面倒なんでスキー板を履いたまま登るが、これがかなり手古摺る。ゆっくり景色を楽しみながら甚ノ助避難小屋まで滑って戻ってきたのだけど、山頂から滑り始めてまだ30分少々しか時間経っていない。さすがスキーだと早いもんだ。そのまま続けてしばらく滑り下り、別当覗辺りから藪も多くなり雪が切れたところでスキー板を取り外しザックに取り付ける。あぁ〜面白かったぁ〜!中飯場で休憩がてら兼用ブーツを脱ぎ、歩きやすい登山靴に履き替える。入念にバッキングをやり直し、別当出合までをイッキに下る。途中、標柱を越えた辺り(別当谷へ直角に曲がる地点)に、新しく登山道を設置工事してるトコがあった。朝にも気付いてたが、ちょっと気になるので通ってみたいけど、立ち入り禁止でガンガンにロープで張られたバリケードを越える気にはならなかった。たぶん別当谷側の道が荒れてるし狭いし、今時期や雨の時には水量豊富な沢の状態になるから尾根に道を付けてるのでしょうかね?開通すれば急路っぽいが距離的にショートカットになるだろう!楽しみです♪
 別当出合に到着。小腹が空いたのでパンを齧りながら、スニーカーに履きかえ、サブザックとストックをザックに縛り付ける。別当出合からはもう1つのお楽しみである自転車♪林道歩きの方をビュンビュン追い抜く。山頂では混雑を感じなかったけど、かなりの人数の方が林道を歩いていた。閉鎖ゲートの橋の手前で、朝にお会いした山スキーのご夫婦を追い抜く。白山御前峰の山頂から約2時間で市ノ瀬の閉鎖ゲートの橋に到着してしまったよ♪間違いなく過去最高だろう♪閉鎖ゲートを出てから、駐車場には向かわず永井旅館に向かう。2人はまだまだ降りてこないだろう…。缶ビールを買い込み、撤収しながら飲む。先ほどのご夫婦が駐車場に戻ってきたのでお互い撤収しながら色々と会話を交わす。んーー以前どっかでお会いしたような…帰宅後に気が付きましたがたぶん今年の護摩堂山で宴中に取立山から1番最初に来た方かもぉ〜?また次に山で会ったら聞いてみようっと☆ご夫婦が帰った後、急に睡魔が来た。2人が帰ってくる間に少しでも寝よう!ってことで撤収を中途半端にしてトラックの荷台で横になって寝る♪直ぐに熟睡したのか酔ったのか横になってからは何も覚えていません。<熟睡中…>
 2人が到着し目が覚める。完全熟睡したのだろう頭もスッキリ〜!撤収中、下りてきた吉田さんと偶然に再会する。彼は本日チブリ尾根で別山まで行ってきたとのこと。久しぶりの再会で盛り上がる。自転車や道具類などトラックの荷台に撤収した後、今年初の「展望の湯」へとトラックを走らす。駐車場からと露天風呂からはついさっきまでそこに滞在し、スキーで滑走し下りてきた白山・御前峰の山頂が眺められた。温泉バンザイ!
 大好きな白山への山行、青空、新緑、雪山、絶景、宴会、山スキー、自転車、出会い再会、温泉入浴などと最初から最後まで1日を満喫♪白山はやっぱいいよねぇ〜☆
2009/05/06 越前市:鬼ヶ岳 byまっさん
鬼ヶ岳
532.6m
満足度
 本日は「白山・御前峰」に行く予定だったのですが、前日からの予報が雨の天候へと悪化し、白山は中止…残念。集合時間を9時に遅らせ、野村さんが未経験である鬼ヶ岳に変更いたしました。 >>前回の鬼ヶ岳
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月6日(祝)天候: メンバー:山川 野村 増田
 鬼ヶ岳登山口(10:12)→小鬼展望台(10:24)→大鬼展望台(10:37)
→白鬼展望台(10:44)→鬼ヶ岳山頂(10:59)
登り時間:47分 (休憩ほぼなし)
 感想&活動報告♪
 早朝から降っていた雨も弱まり、朝9時に集合し武生市内のコンビニで買い出しを済ませて鬼ヶ岳の登山口である大虫カントリーエレベーターの裏駐車場に10時頃到着。3台ぐらい駐車があったが、後からも車がやってくる。挨拶がてら聞くと、自分達と同じく他の山を予定していたが、雨で取り止めにし鬼ヶ岳に変更して来たようだ。この老夫婦達は準備がいいのか車降りてザック担いですぐに出発していった。早いなぁ♪逆に自分達がもたもたとしているのだろうか…やっと身支度を済ませ遅れての出発。
 2年振りの鬼ヶ岳の急路。ベストの時には登山口から山頂まで35分前後で登れたのだが今回はどうだろうか…ベスト時のウエイトより20s、かなり太った自分のレベルを計ってみるにはいい機会だと思い…とは言え、山行も続けていることだし山菜採りなどで毎週のように山を歩いているので、遅く見ても40分前後ぐらいで登れるだろうと気合い満タンにしてスタート!急路に入るとさすがにいつも以上に負荷が強く感じるが、駐車場を先に出発した老夫婦の2組を小鬼展望台の手前で追い抜く。案の定、展望台からの景色は近場の田や部落がかすかに眺められる程度。景色は楽しめずそのまま突き進む。長くつらい急路がめちゃんこしんどい!ペースダウン…さらに大鬼展望台の手前で足が止まる。全身は沸いたような汗で衣服はずぶ濡れ。息を整えて1歩1歩。気合いはあるのだけれど、重い体重を支えている両足がガクガクと完全にバテてしまった。
 約1年半ぶりに訪れた鬼ヶ岳ですが、気がつくと所々で新道?のような迂回路が2,3箇所あった。今回はその迂回新道を利用しましたが、登山道が荒れ崩れて仮設したのでしょうか?それともこの山独特の岩肌道で滑り易いから下山用に設置したのかな?と、まぁ〜そんな考え事をしながら急路を1歩1歩♪白鬼展望台も通過しあとひと登り。
 山頂の三角点にタッチ♪目標タイム遥かにオーバーだが、今の自分じゃぁ〜こんなもんでしょ♪武生市街は眺められるが日野山などは全く見えない。休憩舎に入り、汗でズブ濡れになった衣服も着替え、小屋の茣蓙を拝借して宴の開始。途中追い抜いた老夫婦も賑やかで楽しく、お菓子なども差し入れいただき3時間近く楽しんじゃいました♪
 下山はお気に入りの森林浴コースへ♪ここは周遊を楽しめるから嬉しい。登ってきた岩肌が露出した道とは全く違う雰囲気がある。当初、訪れた時には荒れていた道だったのですが、整備が行き届いているのか大勢の方が利用しているのか、今ではしっかりした道になっておりました。下山後は鬼ヶ岳から近い「薬用ミネラル温泉アクアシピィ」を初めて訪れる。慣れている低い山と言えどもかなりの疲労感があった。
 白山は10日に延期になりましたが今の体力ではかなり不安が残る山行でした。
2009/04/12 大野市:銀杏峯(残雪) byまっさん
銀杏峯
1440.7m
満足度
 今週になり市内の桜もほぼ満開!好天続きに恵まれ足羽川堤防や足羽山など各地で賑やかに花見宴会と今年も盛り上がってましたねぇ〜♪これぞ春爛漫☆
 しかし先週のリタイヤからこの1週間、ずっと暗い気分を引きずっていた。中島コースを復活させた大野親岳会のHPに親水古道の詳しいガイドがあったのでGPSデータなどを参考にさせていただき勉強する。崖のようで過酷だった1202m地点までの急斜面は直登せず、途中から西へトラバースだった。雪があってもシーズン道の上を歩けば、先週のような苦労はしないだろう♪失敗の課題が分かれば無性にリベンジしたいし、天候もピーカン予報!心強い山川くんも今週都合OKなので誘って再アタックだい!
 >>前回の銀杏峯
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月12日(日)天候: メンバー:山川 増田
【中島コース・親水古道】
 林道小畑谷線・中島コース登山口(8:18)→bP(8:22)→bQ(8:36)→bR(8:50)→
→bS(9:06)=(9:26)→bT(9:57)→稜線取付1270m付近(10:51)=(10:57)→
→1314m地点(11:14)→烏帽子8(11:27)→名松分岐9(11:47)→銀杏峯頂上(11:58)
登り時間:3時間40分 (途中、大休憩2回など含む)
 感想&活動報告♪
 自宅を朝6時半に集合し出発☆目指すは前回と同じく銀杏峯の中島コースへ。予報通り朝から雲1つ無い嬉しいピーカン♪羽生街道を走り、篠尾のコンビニで買い出しを済ませ奥越へ抜ける。朝焼けの逆光に映える大野城のシルエットが幻想的で美しかったぁ〜!大野市内から目差す銀杏峯を観るが、先週より白い部分が少なくなってる。麻耶姫湖岸を走り、青少年旅行村から先への通行止めのガードを過ぎればすぐ雲川公園。このトンネル手前の林道小畑谷線に入り、登山口を通過した先に駐車広場がある。
 日曜だし先発隊の車があるかなぁ〜と思ってましたが、誰の姿もいない。静かな環境で身支度し登山口を出発。オウレンの白い花は先週も咲いていたが、更にカタクリやエンゴサク、キケマン、イチゲなどの花々も目立つようになってきていた。今週の暖かさで雪解けも早くて、先週まで穏野ヶ平にあった雪面はもうほとんど残雪面の姿も無い。穏野ヶ平を抜けると「bR」地点。程よい傾斜地を登り進み終えると「bS」地点。ここまでの歩きは楽でまだ1時間も掛かってないけど、つい先週に訪れており、この先の急路の前に備えて大休憩を摂る。先週ここから先の急路で難儀したことを振り返る…。
 先週は…..穏野ヶ平からの雪面でガボリが続き、それが嫌でbSからスノーシューを履いたが、すぐに始まる急路で滑って悪戦苦闘。途中からアイゼンに切り替え装着し、仕切り直して登るが何処で迷ったか藪地帯に捕まってルートファインディング…。周辺を右往左往し、時折ザックを降ろして赤布まで下って次の赤布を探しまくったが発見できず、仕方なく藪に揉まれ掻き分け直登し続けて1202m地点の稜線に這って出た…。
 先週にはごっぽしあった残雪はすっかりないので、今日はそんな心配しなさそう〜♪しかしやっぱ急路の登りはしんどい。けど、シーズン道は刈り込んでてまだ楽チン。確かに他の山に比べりゃ〜道も踏み跡も狭く、赤布のスパンもこれまで以上離れていてやっぱり積雪時では分かり難い!更に進めば進むほど落ち葉も多くシーズン道というには不合理な道で迷いそうだ。小さな残雪地帯を何度も通りシーズン道の「bT」に初めて辿り着く!先週とは全く違う方向だった。ネットで調べた通り確かにここからトラバースというか斜行し小さな沢を何度も通るル−ト。シーズン道を歩き順調に来たけど、岩がゴロゴロした大きな沢にブチ当たるとここまで…。そこから上は雪面地帯の景色に変わる。ここが荒蔵谷源頭部かな?今週誰かが来たのだろうか雪壁に1つトレースが残っていたが、融けも進んで不確かで分かり難い。沢を少し上がり周辺見渡すが次の赤布も見当たらない。ネットの調べではこの沢を進み谷を登り詰め上がる感じだと思ったが、藪の状況も悪く、さらに沢を隠すような雪面を歩くのは非常に危険そう…。そのまま正面の壁のような雪面トレースに乗って急登する。藪もある雪壁の急登になり本日1番の難所ポイントだった。このトレースは稜線の何処に繋がるのだろうか、消えるのか分からない。見上げると稜線も見えてきて、傾斜も落ち着き無事に尾根に出れた。
 2回目の休憩をゆっくり摂る。先週よりも灌木が多く出ている。白山がズバンと展望できる。休憩がてら自分だけスノーシューの装備し爽快な稜線歩きを始める。先週リタイヤ地点の1314m地点を通過しナイフリッジ?の不安定な尾根を進み続ける。烏帽子を越えると山頂スケールがグッと近く感じ周囲の景色も抜群。山頂から下山している単独者の姿も見えた。ここから先には夏道の露出してる地帯もあったが脱ぐのが面倒臭いのでスノーシューでパタパタ進む。久しぶりの快晴で白山もスキッーと見渡せる最高の展望♪進んできた稜線を振り返っては眺め、名松コースとのJPに出るとあとは山頂を目指すだけ。1年振りの銀杏峯山頂に到着!リベンジコンプリート☆山頂広場には雪もなく新しい立派な標柱に取り換えられてた。日曜だというのに他に誰もいない。
 これまで好調に先を進んできた山川君はまだまだ体力あるようで部子山までも行きたそう…しかし自分が体力限界でフラフラ。広場で寝ころぶと背中や体中が攣りそうになる。山頂での宴中に1組のご夫婦が名松コースから来ただけで、人けのない静かなテッペン。荒島や経ヶ岳が混んでいるのだろうか?白山も黒い部分も見立つようになってきた。時間ゆっくりと楽しんでから撤収し、いったんポール地点に立ち寄ってからリトレース下山を始める。爽快感抜群の景色を眺めながらの稜線歩きがとても心地いい。
 1314m地点でゆっくり景色見収めの休憩をし、稜線の途中からトレース通りにイッキに下る。斜面では自分たちが登ってきたトレース穴も雪解け早くかなり分かり難くなっている。GPSで確認しながら方向修正して下りシーズン道に出る。またここからの急斜の道を下るのが長く、まるで足の裏から火が出そうにしんどい。時には気がつくとルートを外れ、とんでもない藪に入ってたりもしてた…。ホント登り以上に汗だく…。V字急路も終えようやくbSに戻り、落ち着いて長い休憩を摂る。周囲小さなオウレンの花に癒される。ここからはゆっくり植物観賞を楽しみながら下る。先週よりもかなり品種も増えてカラフルでした♪bPの周辺ではタラの芽やコシアブラもまだ蕾。中には開きかけていて食べ頃も何個かあった!下山後は、桜満開の金箔麻耶姫像に立ち寄り、そのまま久しぶりに「美山森林温泉みらくる亭」へと向かう。チェックインすると入浴料500円に値上がりしていた!聞くと今年の2月から値上げしたらしい…。でも、期間限定ですが福井市の定額給付金セールの利用「ツカッチャ王」で100円キャッシュバックしてくれた!でも割引あっても今まで通り。喜んでいいのか悪いのか?他の温泉施設に比べると内容的には各段と劣るので値上げはやはり嬉しくない。福井市街地まで戻れば同じ料金でも更にもっと充実した温泉施設やスーパー銭湯もまだあるし。羽生街道でアクセス近く便利な温泉施設だったから利用してたのでなおさら…。今度から不便でも300円で低料金の伊自良温泉にしようかな?この100年越しの世界恐慌の中、たかが100円の値上げと言っても温泉施設内容は何も変わってないのに、消費者には納得いかないナぁ。
 
2009/04/06 大野市:銀杏峯(残雪) byまっさん
 ※1314m地点まで…
銀杏峯
1440.7m
満足度
 中島コースは…かつて県民大会(59年)の山岳競技ルートだったたらしく、それから今まで廃道になっていました。その中島ルートが2007年9月に大野親岳会によって復活されたとのことで、以前から体験したいなと憧れていました。
 >>前回の銀杏峯
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月6日(月)天候: メンバー:増田
【中島コース・親水古道】
 林道小畑谷線・中島コース登山口(7:59)→bP(8:04)→bQ(8:20)→bR(8:35)→
→bS(8:51)=(9:05)→1202m地点(10:47)=(11:09)→1314m地点(11:35)行動中止
登り時間:3時間36分 (大休憩2回)
 感想&活動報告♪
 穏野ヶ平から雪面が続く。bSの地点までは順調でしたが、急路の途中でルートファインディング。戻ったり右往左往するが赤布も見つからず、全く分からない。アイゼンを装着し藪を掻き分け直登し続け1202m地点に這い出た。春特有の霞みで白山は見えず、近くの荒島岳ぐらいが何とか見える。山頂までかなり遠い。出発してからすでに3時間以上も経過し体力も尽きてしまい1314m地点でザックを降ろし行動中止。
リタイヤした1314m地点から銀杏峯方面
 1314m地点で空腹を満たしたのち退却。下りも困難だった。次回リベンジします。
2009/04/05 福井市:下市山 byまっさん
下市山
260m
満足度
 下市山は、福井県福井市西部に位置する標高260mの山で福井平野を一望できる。 山にはミルキングロードと題した登山道が複数あり、 また登山道の途中には安居城跡や神社等の遺跡もある。福井市内でカタクリの群生地と言えば「文殊山」が有名ですが、ここ最近では下市山が群生量も多く手軽で人気のスポットみたいです。 
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月5日(日)天候: メンバー:増田
【下市側登口〜第2展望所〜池〜山頂広場〜安居城跡〜下市溜池側登口】
 下市側登口(13:34)→奇品大明神石祠(13:42)→第2展望所(13:49)→雌池(13:52)→
→雄池(13:53)→かたくりの谷(14:05)→下市山・山頂広場(14:09)=(14:36)→
→杉の平休憩広場(14:41)→かたくりの路(14:44)→安居城跡(14:55)→
→下市溜池側登口(14:57)
周遊時間:1時間23分 (山頂広場で食事休憩のみ…)
 感想&活動報告♪
 日曜の朝、前夜に降った雨もすっかりあがり雨の心配は無いものの、予報通りドンヨリした暗い曇り空がまだ残っている。しかし午後から回復し晴れてくる予報なので、念のためにと登山準備もして9時からのアスリート倶楽部のテニス活動に参加する。
 テニスゲーム中、徐々に青空も見える天候に回復してくる。13時までアス活テニスを目一杯と楽しんだ後、車に乗り込みどこの山に行こうか考えたが、2〜3日前の福井新聞トップでカタクリが見頃になったと載ってた「下市山」をチョイス!健森からは15分ほどで登山口に到着。日光橋周辺は道路工事中。それまでは登山口の前を主道路が走っていたが、工事後は新しい道ができ旧道になるみたい。みくりや登山口周辺は路駐が多く混雑しているようなので、墓地がある下市登山口へ。墓地の駐車場もいっぱいなので、路駐し身支度する。さすが新聞に載ったからだろう登山者が行き交う姿が多い。登山口には分かりやすい親切な案内板がある。カタクリの群生はもっと南側の溜池からが近いみたいだが、楽しみは後にして第2展望所を経由して周遊することにし出発。多くの下山者と擦れ違う。子供を連れた家族らも多い。山頂へ向かう分岐地点から石祠を通り過ぎ、下山者と挨拶交わしながら登ってたらすぐに第2展望台に到着した。
 福井市街地が広く一望できる。もうちょっと天気が良ければ白山まで見えるでしょう!足羽川堤防や足羽山などの桜もピンクに色付いた様子が眺められすっかり春爛漫〜♪偶然でしたが取引先のK鉄工の社長夫婦に出会いお互いに驚く、下山中らしく景色を眺めながらのご休憩中でした!つい先ほどまで休憩中だった先行者の忘れ物があったので、挨拶も簡単にして先行者を走って追う。すぐに追い付き忘れ物を届けてから池巡りのコースへと進む。2つ池があるらしいのですが…池というか沼というのか水たまりというか…貧粗なもの。池が終わると出発した登山口からの直ルートと合流。深谷からルートに出合ってから標柱に従って進み、かたくりの谷を越えればすぐに山頂広場に到着。
 山頂といったって…展望視野が狭い。んん〜…さっきの第2展望所の方がかなりマシ。里山じゃぁ〜まっ、こんなもんでしょ♪しかし凄い人混み…。山頂の写真だけ収め、邪魔にならないよう隅っこでザックを開け昼食タイム。来る者あらば去る者もありと入れ替わりの早い頂上広場。気になったのは常連そうな1人のオジサン…。山頂から見える山をを山座同定し周りの登山者にガイドしてるオジサン。確かに近場の足羽山や八幡山などぐらいは理解してるようだが、遠方の山々は全く分かっていない。「アピタから真っ直ぐに奥に見える雪で白い山は経ヶ岳だよ」って…。ハァ…?マジ…(イライラ)。方向や山容からどう考え見たって部子山と銀杏峯でしょ!誰も間違いに気付かないのか聞き入ってたョ!つまんない頂上も飯だけ食って下山。下山も銀座状態で道を外れ藪を掻き分け追い抜きながら下りた。楽しみのカタクリ群生地。繁盛期はちょっと過ぎてしまった様子だが、それでも紫に広がるお花畑は美しく可憐で凄かった。花はいいね♪
 群生地帯を越えてから安居城跡にも立ち寄り下市溜池登口に取り付き山行を終える。
山行としては物足りない山だが、今回のように時間が無い時や日々のトレーニングとしてはいいかも!またみくりや登山口からは第2展望所まで短時間手軽に行き来ができそうなので、福井市街の夜景を楽しむにはナイスかもね♪
2009/03/08 勝山市:越前甲(残雪) byまっさん
越前甲
1319.6m
満足度
 予報では今週末も天気が良さそう♪今回は3人での山行予定でしたが、野村さんが直前前夜になって体調不良でNG…残念だが今回も2人で行うことにする。今週は暖かい気候の天気が続いたから、さぞかし融雪も多く進んでいることだろう。
 だいぶ春らしくなってきたので、先日いつもの竹林の中を散策して筍を20本も収穫!これからの山行は山菜などの収穫も楽しみになってきますねぇ〜♪
 >>前回の越前甲
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
3月8日(日)天候: メンバー:山川 増田
 神社奥除雪終了地点(8:27)→登山口・祠(8:48)→林道出会(9:02)→
→大日峠西県境稜線コル(9:55)=(10:04)→1180m地点(10:56)=(11:03)→越前甲頂上(11:27)
登り時間:3時間 (休憩2回)
 感想&活動報告♪
 前回と同じく7時半に集合出発!しかし向かう先はまだ何も決まっていない…。勝山街道を走り、とりあえず馴染みのコンビニで買い出しを済ませてそのまま奥越方面へと向かう。天気予報では午前中晴れて後半過ぎから雨へと崩れてくるらしいのだが、もう既に青空も全く見えず空1面灰色で晴れの要素なし…。これは予報がハズレて、もしかして既に崩れだしてきたのか?しかし驚いたことに九頭竜川沿いの国道からは白山の山頂がクッキリ見えた。灰色の空に真っ白な白山ってのは不気味で異様な雰囲気!やっぱ山行するなら白山を眺めたいので少しでも早く見える山へ急ぐしかない。決まった!越前甲にしようってコトで「あまごの宿」方面へとハンドルを向ける。さすが奥越、それほど標高はないのに道脇にも残雪がチラホラ。昨年と同じく白山神社を越えた除雪終了地点からは先へは進めず、駐車スペースに車を停める。既に先行者の車が4台あり、ちょうど京都ナンバーの長板スキーを担いだ2人が出発していった。自分らも急いで身支度を始める!車にはいつも何やかんやと装備道具は積んであるものの、今回もアイゼンは要らないだろうとザックには入れず、お気に入りのスノーシューだけをザックに取り付けて身軽に出発…しかし今回これが後での大きなミスになってしまった。
 1年振りの越前甲、今回もし行けるならば大日山まで行こうと張り切って出発♪林道は2〜3ヵ所ぐらいの残雪地帯が残っているだけで、ほとんどアスファルトの路面が出ている。たぶん開通まではもうすぐでしょう!八反滝が勢いよくゴーゴーと水量豊富!先を進んで登山口手前からはやっと雪が繋がるようになってました。そのまま林道沿いに進むが、登山口では祠に向かわずに沢を渡ってから登るルートを試みるご夫婦がいた…。どんなルートを取って進むのだろうか?気にはなったけど自分たちは前回の経験通りに祠からの登りルートに向かう。途中で祠もショートカット出来そうな手頃のトレースがあったので便乗する。しばらく進み平坦な箇所があったので担いでたスノーシューを装着し林道をショートカット♪しばらくパタパタとガボらない林道の歩行を軽快に進む♪林道をしばらく進み昨年と同じ箇所から登りに入る。穴凹だらけのトレース通りに進むが、杉林を越えた辺りで、シーズンルート方面へ直角に曲り、沢に架かるスノーブリッジを渡るトレースになっていた…。何でだろ?先を進んでいた山川君もトレース通りに辿ったであろう。しかしこのスノーブリッジ、自分の体重では壊れて沢に落ちちゃいそう!トレースはないが昨年のルートイメージを思い出して、そのまま真っ直ぐに進む。パリパリ雪面が割れるモナカ雪。低い地点ではいくつも沢が顔を出してるので、なるべく山側急斜雪面の高い位置を選んで上がる。進んでくとようやくワカンの踏跡が見つかる。うっすらと新雪が被っていて分かり難いけど、踏跡を探し辿るように進む。今回はデブリ1箇所しかなかった。県境手前の小尾根の手前で下からのトレースと合流。スノーブリッジからの合流らしく、すぐ目の前にガツガツ進んでいる山川君がいた。どっちが早いルートなのかは分からないが、再会できホッとひと安心♪県境尾根のコルに遅れてやっと到着!
 ご夫婦1組、単独男性1人が休憩中。みんなアイゼンを取り出し装着している。ここから長く過酷な急路が始まるのだが、この急路は風通りがいいのか1面ガッチガチにクラストしている…。ここに着くまでも所々でクラストしてて滑りそうになったが、それまでとは違って叩いても蹴っても穴が開かないまさにカンカラコンコンでツルツルの氷の世界。キックステップも出来やしない!やっべぇー…アイゼンを車に置いてきてしまった。止めようかどうしようか迷ったが、ストックを仕舞い込み、山川君のピッケルを借りてスノーシューの小さなアイゼンを利かせて行けるところまで行こうと急路を進む。しかしスノーシューに付いてるぐらいの小さなアイゼンでは確保が利かない。上がってもズルズル滑り、氷に刺したピッケルで滑落が防げる。いつもなら急路の藪枝が邪魔に感じるのだが、今回は大助かりで掴んで休んで掴んで休んでと利用が出来る。終始四つん這いのスタイルでゆっくりと慎重に1歩1歩。手も足も全身も緊迫感MAX!県境コルでは体力もまだまだ残っていたが、今回この恐怖の急路ですでに精神的にもフラフラ状態。やっと斜面が和らぐと1180m地点。パウダーの新雪!四つん這い状態から解放されるが、今まで曲げていた腰を伸ばすとギシギシ軋んで痛い!ザックを降ろしちょっとだけ休憩。山川君のサポートもあり、登ってきたはいいが下りのコトを考えるとゾッとする…。やっぱ道具については使わなくても念には念をと携行しないとね!ここからしばらくの新雪地帯では壺足者の膝上まで深くガボってる穴だらけだったが、さすがスノーシューだとガボらず快適♪ほんの少しの平坦地の新雪を楽しんだ後には、山頂までの急路がまた始まる。でも先ほどの氷の急路に比べりゃ雪も腐ってて楽だが登り辛いのは変わりなし。
 越前甲にやっと到着☆嬉しいことに白山の全貌が眺められた♪予定では更に進んで大日山まで行きたかったのだが、もう絞っても体力は残っていない。山頂には県境コルで休憩していた単独男性の方と、途中で追い抜かれたパワフルなご年配の男性が宴やってました。単独男性の方は、このアスリート倶楽部をご存じの方でホントこういった出会いは嬉しいです♪これも縁なので山頂でみんな一緒に記念撮影♪山頂からは雄大で真っ白な白山を含む360度のパノラマ展望!缶ビールを飲みながら最高な気分〜♪かなり遠方まで見渡せるのだが、天気変わらず灰色の空なのが残念。山川君は宴の準備をしているがなんせ山頂は寒い…山川君のストーブで作っているお湯が寒風でなかなか沸騰しない。自分は握飯1つだけを食って冷たいビールでなおさら凍える。我慢できず長袖インナーを1枚着込み、ニット帽もかぶって寒さを凌ぐ。ご一緒だった2人の単独男性が山頂を去っていった後、単独の女性が登ってきてすぐに去って行った。ようやく湯も沸いたのか山川君も軽食を終え、下山の準備。バッキング中に駐車場で会った京都ナンバーのスキーヤーが到着。聞くとアイスバーンの硬い尾根が登れず、いったん登頂を諦めようと思っていたが、北側斜面が柔らかくキックステップで登ってこれたとのこと。なんとこの京都の2人、昨日は経ヶ岳で山スキーしてきたとのことだ…タフだね♪
 寒い山頂には1時間もステイした。山川君が壺足で下りるというのでアイゼンを借りて下山。1180m地点まで下りてから北側斜面の様子を伺う。確かに朝よりはだいぶん雪も緩んでいるので大丈夫そうだ。ゲレンデのような北側斜面を2人で尻セードして滑り下りる。早い早い〜!登りで1時間掛かった急路もわずか5分足らずで県境コルに到着。県境コルでは先ほどの単独女性の方が急路を登れなかった旦那さんと宴中〜♪自分たちは大日峠方面へ少し登った眺めの良い場所で、再び宴のセッティング。
 天気が回復したのか空1面は青空に変わってた…。ぽかぽか陽気で気持ちがいい。やっぱ青空の白山が最高だぁ〜♪しばらくして京都のスキーヤーの北側斜面から下りてくる滑走を眺めながらのんびりと宴を楽しむ。県境コルのご夫婦は宴を終えた後、シーズン道がある大日峠の方へ下りていった。自分たちはリトレースしようと思ってましたが、大日峠ルートが妙に気になる。藪や沢渡りも多そうで困難そうに感じてたが、それはそれで面白そうなので、宴の撤収後に自分たちも向かう。しばらく進むと大日峠まで深いアイスバーンの尾根急斜面。枝や藪木を掴んで慎重に下るものの、確保できずそのまま滑落!スノーシューがソリのようになって滑り、全く止めらない。5mぐらい落ちただろうか…?気分的には50mぐらい滑り落ちたような感じでマジで怖かったぁ…。後で聞いたがアイゼンを片付けた山川君も同じ場所で同じように滑落したらしい…!大日峠からは傾斜も落ち着くが藪が多く、さらにアップダウンも多い。雪面もだいぶ腐ってきたようでスノーシューでも沈む。山川君も1年振りにワカンの装着。雑木で景色も見渡せず、トレースに頼り従うようにそのまま進む。途中何箇所か尻セードも楽しめた。
 送電線も過ぎて距離も進み林道にはいつ着くのだろうと気にはしていたが、沢を渡る鉄橋が見えてきた。どうやら林道はとうに越えてしまったようで、仕方なくそのままトレースに頼って下る。右岸左岸と沢に架かる鉄橋を3度通り、登山口にようやく到着!そのまま林道の雪面を進み、乾いている堰堤の上でしばし休憩。スノーシューなど水気を落としてから仕舞い込み駐車場に戻る。実はこの近辺はフキノトウが大量に出る地帯なので、手土産に採取しようと思ってましたが、まだちょっと早かったようで見当たらなかった。下山路が同じだったご夫婦としばし談話した後、今回向かった保養地は旧上志比村の「CAMU湯」。村民は200円だが自分らは部外者なので倍の400円。百聞は一見に如かずと言う通り、評判通り内容も最悪で価値なし。今回は色々体験できました☆
2009/03/01 永平寺町・坂井市:浄法寺山-丈競山(残雪)
byまっさん
浄法寺山
南丈競山
1052.8m
1045m
満足度
 北陸地方はどかどか雪が降り積もる代表的な豪雪地帯なのだが、今年はめっきり雪が少なく、とても雪国とは思えない…。1月にドッと降った雪もその後は勢いが途絶え、2月中の降雪なんて微々たる程度。平野部はスッカリ雪の姿が消えてしまい信じられない環境…。もう3月入りし、例年と思えないまるで5月の残雪期のような状況だ…。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
3月1日(日)天候: メンバー:山川・増田
【つつじが原コース】
 浄法寺山青少年旅行村(8:13)→しし岩(8:37)→つつじが原(8:56)=(9:04)→冠岳(9:22)→
→ラクダの背展望台(9:33)→浄法寺山頂上(10:17)=(10:28)→南丈競山頂上(10:54)
全行程所要時間:2時間41分 (休憩2回)
 感想&活動報告♪
 今週は週末予報が良さそう!今回も奥越方面の山に行こうか迷ったが、雪量もないので近場で馴染みの浄法寺山に決める。青少年旅行村までの林道が通れないかネットを調べても分からなかったので、林道クリアなら南丈競山の避難小屋まで、もし林道が駄目だったら反射板を経由し浄法寺山まで行こうとGPSにルートをセットしておく。
 7時半集合出発!コンビニで食糧の買い出しを済ませ、浄法寺山青少年旅行村に向かう林道を上がる。林道がどこまで進めるのか不安であったが、反射板登山口を越えても周囲まったく雪の気配なし。そのまま進み上がり「浄めの滝」を越えてから残雪がちらほらあっただけで、ほとんど雪を踏むことなく青少年旅行村に到着が出来た。先行者だろう1台の車が駐車してあり、広い駐車場に自分たちも車を停め身支度を始める。その後から1台またもう1台と車が上がってくる。みんなは「冠岳コース」から登るらしいが、山川君の長距離リクエストで「つつじが原(関谷)コース」から登ることにする。
 管理棟の脇から施設内のキャンプ場やバンガロを通り抜けるが、運動不足と重い体重でアキレス腱が悲鳴をあげるように痛い。所々で小さな残雪面も通るが、この南向きの斜面では陽射しですっかり腐ってゴボゴボとガボる。黒岩の分岐に着くまでに早から疲れきってしまう。黒岩を右手に見て進むが、急路では足を何度も止めたり登っての繰り返し…。大小の岩場を進むと「しし岩」の広場に着く。ここが今回難所で雪面を歩くと落とし穴ばかり…浮石が少なく、雪面上から見えない岩と岩との溝の空間に深く落ちてしまう。この後も続く巨石の岩場らをロープや藪木を掴んで慎重に通過し、つつじが原の尾根にようやく到着!雪原にザックを降ろし座り込むようにしばらくの休憩を摂る。本日の目的地でもある南丈競山の避難小屋がまだまだ遥か遠く小さく見えていた。
 ここから先の冠岳までは、正面に見えるピークを右手にトラバースするほぼ水平な道。雪も繋がってそうなので、スノーシューを装着し進む。これでもうガボる心配がないからホント快適〜♪しばらくで「びんつけ地蔵」。いつもは枯れてる水場だが、さすが雪解け水で水量豊富な沢になっていた。そのままトラバースし平坦な尾根を爽快に歩き、冠岳に到着!すぐに3人組の方が冠岳コースから上がってきたが、駐車場で出会った方々とは違う人達でした。駐車場で出会った方々はもう先に進んでいってるのかな…?疲れもないので休憩せずにそのまま浄法寺山に向かう。いったん鞍部まで勢いよく下りるが、登りが始まるとペースダウン…。展望岩を越えてからまた下り、2つ目の長い直登の登りに入るが足が何度も止まる。先を行く山川君との差がどんどん開き、後ろから3人組がじわじわ詰めてくる…。急がず休まずゆっくり1歩1歩と亀さん歩行。青空だが雲が多い天気に変わってく。はたして今回も山頂から白山が見えるだろうか…?直登の急路を登り切ると雪原地帯だが藪が多かったのでトレースに沿ってジグザグに縫うように突き進む。山頂まではまだまだ奥!浄法寺山頂上の展望台の姿が見えてくると元気も出てくる。雪原地帯からいったん下って登り返しやっと浄法寺山の山頂に到着〜♪
 残念なことに白山の麓は眺められた程度で、厚い雲に隠れ白山の全景は見えず…。山頂には先発隊の4人組の方が休憩中。な・な・なんと、休憩されていた方々は2ヶ月半前に野見ヶ岳の魚見峠の小屋でお会いし、幼少の頃の自分を良く知っている実家のご近所の方がいて宴をご一緒したパーティ!久々の再会でお話をうかがうと、念のため岩屋にも車を駐車してあるから、これからみつまた山方面(大葉山→高平山→岩屋)へ向かおうか協議しているとのこと。ザックから缶ビールを取り出してしばらく休憩。
 後ろからご夫婦1組、そして3人組の方も到着するが、なんせ風が強く冷たいので、休憩も短くしてそのまま南丈競山へと向かっていった。どうやら駐車場で会った方々はまだまだ後方のようである。缶ビールをイッキ飲みし、自分たちも遅れて南丈競山へと追う。広い雪原地帯を鞍部まで下り、南丈競山まで登り返す道。下りでは先に向かっていった2パーティの差がグンと縮まり追い越せるかと思ったが、登りではなかなか近づけない。しかし最近スタミナ快調の山川君は2パーティを牛蒡抜きし南丈競山に本日1番乗りぃ!すごいなぁ〜♪だいぶ遅れてフラフラ状態で自分も到着し、記念撮影を済ませ小屋に入り宴のセッティング!今日は小屋があるからスコップで作業しなくて楽だ♪
 賑やかな避難小屋!各自で色〜んな料理で美味そうな匂いが小屋の中にプンプン♪酒飲んであれやこれやとお互い話も弾む!これも楽しい〜♪途中、駐車場でお会いしたご夫婦も到着し小屋に入ってきた。浄法寺山までの予定だと聞いていたが自分達らの姿を見て小屋まで追っ掛けてきたのかな?龍ヶ鼻から登ってきた単独の方もチェックイン、外では犬連れの方々などいたようで賑やかな山頂になってたました。
 小屋には約1時間ステイ。いったん外に出るとウソのように天候が悪く変わっている。まるで頭が擦えそうなほど低くドス黒い雲が空1面へと急変してきた。天気は1日持つだろうと予測していたがやはり山ではこの時期何が起こるか分からない。みんなも下山準備し出発していく。下りの斜面では得意の尻セード。浄法寺山までの登りは亀さん歩行。浄法寺山から冠岳鞍部まではガボらないスノーシューをパタパタと駆け抜け、急斜面を利用し尻セードでイッキに滑り下りる。途中からガスが出たり小雨も降ってきた。冠岳からはスノーシューを脱ぎ担ぎ、冠岳コースの急路を下りる。雪の姿はほとんどないものの、湿った急斜面は泥濘も多く滑る。下りが得意の山川君もさすがに緊張しながら慎重〜!お互い滑って尻もちも度々♪途中、浄法寺山の山頂で再会したお知り合いのパーティにまた再会。聞くと大葉山まで行って引き返してきたとのこと…。更に下に行けば最悪で残雪もあるのでグチョグチョ状態で滑りまくる。何とか駐車場に無事到着!
 いつも以上に疲れた浄法寺山の山行…。アスファルトに座り込んで、しばしお知り合いのパーティの方達と座談義。コーヒーやお菓子などたくさん御馳走になりました♪山川君が早く職場に帰らないといけないらしいので、近場のスーパー銭湯お仙の湯を初めて利用する。システムが複雑な施設だが、とりあえず全て利用できるVIPチケットを購入する。しかし内容は2種類のサウナと石鹸付きの洗い場の利用がVIPで増えるだけで値段の割には合わない。やっぱここら界隈では「霞の湯」がベストだろうね♪
 今年はほんと雪が少ない。お知り合いのパーティも言っていたが、暖冬の影響でイノシシの生息地がどんどん北上してるとのこと。だからこの福井も年々と雪山が楽しめなくなるでしょうって…。県内にあるスキー場も近年ほとんどが閉鎖。雪国の北陸、生活してて豪雪も嫌だけど雪不足も心配だなぁ…。深い雪があるから田や畑が殺菌され良質な米や農作物が収穫できる。深い雪があるから水量豊富で美味い!米も水も美味いから酒が美味いのにぃ!今の世も大不況だし、先行き不安だらけの情勢だね…☆
2009/02/15 福井県勝山市:護摩堂山(雪山) byまっさん
護摩堂山
1152.46m
満足度
 詳しい記録は無いもののその昔、白山修験者達が白山を遙拝し護摩を焚いたとか、また、修験者に身を窶した義経主従が旅の無事を祈り、護摩を焚き峠を越えたという由来で名が付いた護摩堂峠。かつて山岳密教の護摩堂があったとも云われています。この峠も加越国境の峠の1つで、勝山の五所ケ原から護摩堂峠を通って石川県側の太田谷沿いに道が続いていたらしい。今では廃村ですが、当時は木地師・出作り人が往来した峠だったようです。現在は地名を残すだけで峠道にはひっそりと祠と御地蔵さんが安置されており、往時を偲ばせてくれるだけの峠跡になっています。
 かつては…谷峠から加越国境稜線に沿ってこの護摩堂峠を経て、取立平、鉢伏山、大長山を越えて小原峠までの道が繋がっていたようです。残念ながら現在は区間の大半以上は廃道ですが、たぶん眺めは雄大な白山の山岳美を遺憾なくとらえることが出来るすばらしい景観コースであったんでしょうネ〜。現在は積雪のある冬季のみしか楽しめないコースでもあり、この一帯は山スキーの人気コースになっています。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
2月15日(日)天候: メンバー:山川 野村 増田
 谷トンネル林道口(8:42)→登山BOX分岐(8:48)→谷峠(9:22)→おいの水谷出合(9:51)→
→護摩堂山頂上(10:19)
登り時間:1時間37分 (谷峠の鉄塔付近で小休憩のみ…)
 感想&活動報告♪
 前日までの予報は曇り…。だが土曜の快晴が日曜朝まで何とか持ちそうな予感♪降雪や降雨の心配はないようなので山行の計画を立てる。今年は雪も少なくてどこに行こうか迷ったけど、昨年から憧れ短時間で行けそうな護摩堂山にする。本来なら取立山を経由して周遊ルートを計画したかったのだが、後半から崩れる予報だし、自分のメタボ体力をふまえて谷峠から登ることにした。つい先月の15日に遭難救助のニュースがあった。遭難者が出た山だから、念には念にとMAPやコンパス、GPSにはナビルートやポイントなどを入念にセッティング。久々の野村さんも参入し、朝7時に集合出発!
 いつものコンビニで買い出しをし県境の谷トンネルに向かう。勝山市内は好天を予期させる明るいガスが起ち込み、この晴れが少しでも悪くならよう祈りながら車を飛ばす。つい先週に訪れた取立山の東山駐車場を過ぎたが、数多くの車で賑わっていて混雑してそう…。その先、護摩堂山への最短ルートである「おいの水谷」付近には数台の車、身支度している方も何にかいた。今回もし天候が崩れた時のことを考え、最短距離でこの「おいの水谷」に下るルートもGPSにセッティング済み♪自分達はもう少し先を進んで予定通り谷トンネル手前に到着!先行者らしき2台の車がすでに路駐してあった。もう路駐のスペースがないので、自分らは奥に入った4〜5台分のスペースの広場に車を停めて身支度の準備に取り掛かる。今回もスノーシューを履き林道を登り歩きだす。
 林道はいったんトンネル上部を越え、登山届BOXからヘアピンカーブし戻り登る広くなだらかな林道。先行者のトレースを追うが真新しい足跡は1人だけのようだ。谷峠手前の県境尾根に取り付き、白山が見えるかどうかが気になって鉄塔まで登ってみる。雲1つ無い青空で、白山のテッペンは手前の稜線に隠れて見えないが大汝峰はクッキリと見える!今はいいけど、山頂に着く頃にはこのままの天気がもつだろうか?念のため何枚か写真を撮り合いっこする♪ここからの登り、県境の尾根に沿って進んでも良かったのかも知れないが、経験もないし藪も出ているので無難に先行者のトレースがある長く平坦な林道を進む。林道は福井県側の杉林の中を縫うように進んでいるので景色が利かない。天候が悪くならないよう祈りながら黙々と平坦な林道を進んでいく。
 だいぶん林道を進んできた。すると目の前に休憩を摂っている2人の男性がいた。先行者かなと思って尋ねると、「おいの水谷」から登ってきた方達だった。ベテランそうなお二人だったので話をすると「この上が頂上だよ!どこからでも登ればいいよ」と言われるが、なんせ今まで平坦な道を歩いてきたから、目の前の急斜面が壁に見えてしまって入れ易そうな箇所が見当たらない…。もうちょっと進んだ斜面箇所を選んで強引に急斜面を突き進む。急斜面を調子よくガンガン登り上がる2人を後ろから見上げ、ゆっくりゆっくり追うメタボの自分…(つい先日、体重を計ったら107sだった…)
 白山が見えた!山頂の反射板が見えた!やった〜ピーカンだよ!体力が復活♪
 巨大な反射板が2基ある護摩堂山に到着〜♪ここは、取立山の山頂からは見え難い別山や三ノ峰までクリアに見渡せる絶景の展望でナイスです!予報を見た限りでは今日は展望について半分諦めてたけど、雲1つ無い青空が広がっている。天気がもってくれて良かったぁ〜♪これなら白山を見ながら宴しましょうと、ちょっと峠の方へ下りた地点でスコップで穴を掘ってテーブルも作って宴会場の設営♪今回は野村さんからバレンタインデーだからといって大事に担いで持ってきてくれた缶ビールを御馳走になる☆ビールの美味さ倍増だよん♪天候が崩れる気配もなく宴中もズーっと好天気♪風もなくポカポカ陽気の山頂♪ホント気分最高だわ〜いぃ!取立山の山頂を見たら大人数の人陰姿が伺える。かなり混雑してそう〜。後から護摩堂山へ登ってきた人はいなかったと思うが、逆に取立山から何人も縦走してきたスキーヤーの方々が目立って登ってきた。自分以上に年配の方々だのにタフだね!居心地がいいのでゆっくりのんびり♪絶景と美酒で会話も弾む!結局なんやかんやと3時間近くも山頂楽しんじゃいましたぁ〜☆
 さすがに山頂は皆去った後…自分らも撤収し下山リトレースを始める。この暖かい陽気で随分と雪が腐っているのでみんなカンジキを装着。急斜面では尻セードが楽しいぃ〜♪林道まで戻ると「おいの水谷」へのトレースがあるので利用して下りる。藪も多く出ており根回り穴に注意しながら、斜面を見つけて尻セードの滑りを楽しむ。途中からは「おいの水谷」から走っているジグザグの林道を左手に伺いながら水直下に下りる。国道が見えてきた辺りから林道を歩き国道に出る。スノーシューを担ぎ、硬いアスファルトの国道を歩き登り、車を駐車してある谷トンネルまで戻る。下山後は今回久々の丸岡町の霞の郷温泉まで走りゆったりと満ち足りる♪今日は天気が持ち堪えてくれたお陰で楽しい山行になりましたよ♪野村さんにとっては昨年4月以来の白山が見えるピーカン山行になって感動興奮しておりましたヨン!護摩堂山もお気に入りの1つですね♪展望はナイスです。ただ…今年は雪が少ないのでちょっと残念に感じた山行でした。
2009/02/08 福井県勝山市:取立山(雪山) byまっさん
取立山
1307.2m
満足度
 新しい年も明けたが、年頭から風邪ひき…重症。3年振りのやっかいな風邪でスッキリせず長引く。1月中旬過ぎ頃に何とか回復はしたものの、それからという日曜は毎週の度にパッとしない天気続きで、却って平日の方がピーカンが多い。青空を見ると無性に山に行きたくなるが、休みの日曜はなかなか好天の天気に恵まれない…。
 1月にドンと降った雪も2月になると姿が全く消え、市内から見える山も白い所が目立たなくなってきた…。2月だというのにホント雪が少ない。週間予報では今週もダメだろうと思ってましたが当日になって急変しピーカン予報!雪山を楽しめる奥越へ♪
 >>前回の取立山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
2月8日(日)天候: メンバー:山川 増田
 『東山いこいの森コース』
 国道157号線駐車場(11:24)→東山いこいの森(11:37)→
→シーズン駐車場上(12:15)→取立山頂上(13:26)
登り時間:2時間2分 (ほぼ休憩なし…)
 感想&活動報告♪
 2〜3日前に見た週間天気予報の通り土曜の夜から冷たい雨が降る。また今週も山行はダメだろうと思い込み、準備もせず深夜まで深酒をして気分良く就寝…。朝9時半に目が覚めて外を見たらビックリ!晴れそう!慌ててネットで確認すると終日快晴マークに変わっていた♪急いで山川君に連絡をとり、バッキング開始。早よせなと焦るし慌てるし、久々の山行準備なもんで何が何処に仕舞ったか忘れ探してなかなか用意捗らない。10時に家を飛び出し、山川君を拾ってコンビニで買い出しし、東山駐車場に着いたのは11時過ぎ…。駐車場は満車であったがタイミングよく下山者が1台出て行ったので、入れ替わるように駐車。身支度を済ませ、久しぶりの雪上を歩きだす。
 いつもなら雪深い奥越だが、さすが今年は思った以上に積雪が少ない。あちこちに踏み跡も多いが、この時間にもなると雪上もかなり緩んでて何度もガボる。トレーニング不足と正月太りで100kgも超えた我がウエイトではさらに深くガボる。いつも以上にスムーズに前へ進めない。陽の当たらんトコは硬くて歩きやすいが、陽の当たった雪上はゴボゴボとガボり手を焼き苦労する。先を行く山川君との距離がどんどん開くだけ。トレースは林道も走っているが、いつもの様に「いこいの森」の施設までの林道ショートカットは1回、施設を越えてからの杉林を進むショートカットを選んで登る。しかしここで大苦戦…。途中の急斜面でトレースが崩れ腰までガボり、身動きとれず。周りの雪を叩き崩して踏み固め、藪枝を掴んで力尽くで脱出。その繰り返し…。やっと平坦地まで這い出て、担いでいるスノーシューを履くが、既に体力を使い果たし息がゼーゼーハーハー。
 熱いのでパーカーを脱ぎ半袖Tシャツ1枚のスタイルにぃ♪スノーシューだとガボらないので快適〜♪気持ちがいい青空とシーズン駐車場の雪原上部を通過すると、幾分スタミナが戻ってくる。こんなんだったら最初からスノーシューを履いときゃよかったョ♪雪上が心地よく楽しいぃ〜☆この先の登山口辺りで美味そうな匂いと賑やかな歓声が聞こえる。約20人ぐらいの若い男女の団体で巨大なテーブルを作り、鍋を囲みながら宴とスキーやボードで楽しく盛り上がっていました。見つけた→リンク@ リンクA
 最難所の急斜面の登りに取り掛かる。絶好調の山川君は直登のショートカット。自分は無難に遠回りして登山道のトレースを利用しジグザグに高度を稼ぐ。途中で単独の下山者と初めて出会う。「今日は白山が見えるよ〜最高だよ〜」って♪嬉しい話を聞くとピッチを上げたいけど、メタボの下半身は重くて思うように付いてこない。この後にも単独や団体パーティの下山者と擦れ違うが、Tシャツ1枚の自分を驚いてた…。もくもくと進み、お気に入りの場所、雪原に到着〜!今回は樹氷でないのが残念…。
 ここからはもうひと踏ん張り!青空!青空♪楽しみは白山の展望に期待です☆それまで風については気にならなかったけど、山頂の稜線に出たとたん突風!帽子が飛ばされそうな勢い。ブリーザードと言えばいいのか雪上の粉雪が舞い飛び吹雪く。先に到着していた山川君とは約10分遅れで自分も到着!久々の絶景にに大興奮〜♪
 青空に映える真っ白い白山が美しいぃ♪ただ北東からの冷たい暴風でジッとしてらんない…。さすがに半袖Tシャツでは寒い。風除けのため南側の斜面に移動しパーカーを着込んでから宴の開始〜♪単独スキーの男性とご夫婦1組が宴の真っ最中でした!ビールが美味い、飯も景色も美味い♪青空の取立山は最高だねぇ〜☆14時半が過ぎ、単独の方もご夫婦の方も下山していく。ここから見える鉢伏山の方からこっちに向かっている2人組が見える…。後でネットを調べて分かったが取立山を経由して大長山までいった方達のようだ。山頂でもっとゆっくりしていたいけど、時間もないので撤収し下山開始。尻セードが楽しい!ジグザグに登ってきた急斜面は迂回せずに、駐車場までほぼ直線的に滑りながら駆け降りる。登り時にいた若い男女の団体さん達は板を担いで登ったり滑ったり何回も繰り返してまだまだバックカントリーでの滑りを楽しんでいましたョ。体力もありそうだから山頂まで登ってイッキに滑ればいいのにネ〜♪緩んだ雪面に何度もガボリながら駐車場までもどる。大日山が夕陽に染まって美しかった〜♪
 久々に「水芭蕉の湯」に立ち寄る。スキー客も多くいつも以上に混雑していた。体が冷え切っているのか温度が低いのか湯船に浸かっても温まり難い…。施設内を少し模様替えしたのか、あの広かった休憩所が自動販売機などで通路仕切られて、人混みもあったがたいへん窮屈に感じた。久しぶりだった山行、やっぱ雪山は楽しいね☆