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2007/12/24 越前市:鬼ヶ岳 byまっさん
鬼ヶ岳
532.6m
満足度
 >>前回→
 『登山実行記録☆』
12月24日(月)天候: メンバー:増田
 鬼ヶ岳登山口(13:46)→小鬼展望台(13:55)→大鬼展望台(14:06)
→白鬼展望台(14:11)→鬼ヶ岳山頂(14:22)
登り時間:36分 (休憩ほぼなし)

 鬼ヶ岳山頂(14:43)→P-368(15:05)→登山口(15:28)
下り時間:45分 (休憩ほぼなし)
2007/11/25 永平寺町・坂井市:浄法寺山-丈競山(縦走)
byまっさん
浄法寺山
南丈競山
北丈競山
1052.8m
1045m
964.3m
満足度
 「今年は4回も山に登るぞ!」っと目標宣言していたムードメーカーの福島さん☆1回目は赤兎山を先月に登ったけど、残り年内にあと3回はもう無理っぽい…ので宣言をちょこっと修正して、「今年は4つの山に登るぞ!」ということにぃ〜♪だったら1度で目標達成しちゃおうと今回の縦走登山を企画しましたぁ!
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
11月25日(日)天候: メンバー:山川・福島・大田原・野村・増田
 浄法寺山青少年旅行村清水小場(8:19)→展望台分岐(9:02)→冠岳(9:06)=(9:39)→
→展望岩分岐(9:48)→浄法寺山頂上(10:30)=(10:52)→南丈競山頂上(11:18)=(13:24)→
→北丈競山頂上(13:50)=(13:58)→大岩(14:48)→夫婦岩(15:00)→カモシカ岩(15:14)→
→じょんころ滝(15:25)→新登山口(15:33)
全行程所要時間:7時間14分 (南丈競山で食事休憩、休憩はポイントなどで多々)
 感想&活動報告♪
 季節柄11月に入ると時雨れる日が多くなる天候…休みの週末になるたび悪天と重なりなかなか外に出られず終い!北陸地方特有のどよーんと重くて暗い天気が続く。今週に入ると今まで紅葉していた千m級の山々もうっすら白く雪化粧してきました!
 本日になってようやく天気予報も久しぶりに快晴マーク♪天気図を確認しても高気圧が日本列島をすっぽり覆っているばっちりのピーカン予報だぁ〜☆夜明け後でまだ薄明るい朝7時に、毎度お馴染みのトレーニングジム『足羽ふれあいセンター』にメンバー集合して、もう期待満々にして出発です♪本日の山行では4つもピークに登るから、あの福島さんも年内目標達成できることで気合いバンバンの興奮状態!途中コンビニに立ち寄って追加の買い出し!もう積雪も予想されるから温められる食料も盛りだくさんに買い込みぃ♪そのまま出発点でもある浄法寺山青少年旅行村にアプローチする林道をひたすら走り登る。まだまだ紅葉も盛期な姿で残っている。自分ら年齢的にも人生枯れた気分なのにナゼか山って勇気付け励ましてくれる。やっぱ山って面白いよねぇ〜♪
 駐車場に到着!まだ微かではあるが紅葉も残っている♪駐車場には県内ナンバーの車が1台だけ…。こんないい天気だから雪のある奥越の山々に行ってるのだろうか?それとも紅葉盛期の低山に出掛けてるのかな?って考えてながら身支度の準備にかかると束の間、後から1台また1台と現れる!ゾロゾロと駐車場が賑やかになってきた。
 身支度完了して全員でスタート!冠岳までイッキに登る急路に差し掛かる。巨大ザックがギシギシ肩にくい込む…。ザックには自分以外の防寒着なども予備に詰めたし、ビール以外に、宴のために用意したボージョレーヌーボーや日本酒もある。この山を登るザックとしては久々に重く感じたが…、しかし自分が学生時代の頃にはさらにテントも1式担いで大会に出場して、ここで飛び走っていたんだなぁ〜と懐かしい思い出が湧いてくる♪あれから約20年…あんな疲れ知らずで有り余るほどの体力はどこに消えてしまったヤラ!ほんと歳をとるごとに悲しい…。杖も必要になったし、今ではロープやクサリ場なんてあるとホントありがたいと思う気持です。急路はいつも我慢比べですわ!
 急路で足を何度も止めたり登っての繰り返し…。先頭で登ってきて後ろのメンバーもかなり遅れているようだが、20代の野村さんだけはピッタリ背後にくっついて煽られる♪つらかったけど意地になって急路を登ったョ。冠岳に着いて体力もギブアップ!休憩だい!みんなが到着するのを待って1本目の缶ビールで燃料補給だわさぁ〜♪それまで先日に積もった雪もちらほら見えていたが尾根に出ると残雪が1面にぃ〜♪重たかったザックも下ろして…ナイスな展望台まで戻る!本日1番の青空絶景に堪能〜♪
 全員が揃ってから冠岳まで再び戻り、大休憩〜♪のつもりだったが後続者も上がってきて手短に繰り上げてこの先の浄法寺山に進む!鞍部まで下りるが、雪解けでかなり滑りやすくなってる道を慎重にクリア…。そして浄法寺山まではラクダの背の様な程良い傾斜のアップダウン!頂上に近づくにつれ高度を稼ぐと積雪もグングン深くなって楽しめる♪もう積雪20pもあろうか…こりゃぁ雪山の山行ですぅ♪今回雪の山行で心配してたけど、やっぱり福井っ子はみな元気だい!自分が遅いぐらい後ろから煽られる…。
 浄法寺山に到着〜!これまで煽られっぱなしで息がゼーゼーと体力尽きましたが…目の前にはドッカーンと白山連峰がお出迎え♪やっぱり白山は真っ白いと見応え迫力がありますねぇ!あまりの見事さに、いつも賑やかな福島さん達も言葉を失っていましたョ♪見飽きない素晴らしい白山の展望絶景の中で、しばらく散策がてら山頂を占領しての休憩〜☆本日の宴を予定している南丈競山の避難小屋まではもう間近で、尾根を伝う狭い道だけが積もった雪で白く輝いて見える♪やっぱ雪の世界は最高だぁ!
 後続者も登ってきたので場所を譲るように南丈競山に向かう。今までより積雪も深い道だが、トレースがしっかり踏んであるので楽々歩ける。白山を横目で見ながら鞍部まで下り登り返す!この日最初の単独下山者と擦れ違う。たぶん駐車場に停めてあった先発隊でしょう!ワカン装着で粉雪が舞うぐらい勢いよく歩いていった♪南丈競山に到着すると登山客で賑わっている。天気も良いから外で宴しようかなと思っていたのだが、すでに景色眺められる特等席などない状態…。小屋の中にも宴中の団体さんがいたが、1部スペースが予約したように空いているので遠慮なく入らせてもらう。さてやっと待ちに待ってた宴の開始〜!ザックからドカドカとクーラーBOXや鍋の食材、日本酒やワインを取り出す♪宴真っ直中の団体さんも自分ら達の宴会内容が気になって見ていたのでしょうか「あんたらワインボトルまで持ってきたの〜!」こんな会話ってのがホント楽しいコミュニケーション!ストーブを発てると小屋の中も温かくなる♪自分が持ってきたのはキムチ鍋にちゃんこ鍋♪福島さんは寄せ鍋!途中からはミックス♪ワインは回し飲み、日本酒は熱燗にしてワイワイガヤガヤと外まで煩いぐらい賑やかに盛り上がる宴で暖まるぅぅ☆自分も大酒を喰らいたかったけどこの後に運転があるのでセーブ!
 宴も撤収して下山の準備。外に出ると日光が眩しい!今日の天気は雲1つ無くホント最高だョ♪さぁ〜てここで、この先を進んでいくみんなとはお別れ…。この先のガイドは山川くんにバトンタッチです♪浄法寺青少年旅行村に停めてある車を、みんなが下山してくる龍ヶ鼻ダムじょんころ広場まで回さないといけないから、自分1人だけリトレースの開始〜!浄法寺山まで戻り最後になる白山を少しの間眺めたのち通過〜!冠岳も通過〜!たっぷりパワー充電したから急ぎ足でノンストップで歩き続ける。
 1時間弱で浄法寺山青少年旅行村に到着〜☆そうそう下山途中に、今年6月に残雪期の白山でお会いし、みつまた山では宴ご一緒させていただいたYさんと懐かしく再会し、しばし話をしながら歩き下りました。彼は展望岩までの山行だったようで今回の目的はキノコの採取ですぅ♪山の遊び方を熟知されてる知的なYさんのキノコ鍋は絶品とのことなので、是非1度でも食しあやかりたいものですぅ!またお会いしましょう♪
 駐車場でズブ濡れ泥んこの衣服を着替え、下山者で混んでいる林道を下る。下山してくるメンバーを待たしちゃいけないと、龍ヶ鼻ダムの新登山口じょんころ広場まで急いで走り到着するが、到着まだだったようでひと安心〜♪約20分後、賑やかなクマ鈴の音と会話が聞こえてきた!いつも思うのだが…福島さんの笑い声はクマ鈴に勝っているんだよ!ほんと遠くでも伝わり聞こえるから、クマ鈴以上にクマ避けになるかも…!
 メンバー到着し再会!縦走制覇お疲れさまでしたぁ♪こちら側の方が紅葉満喫できたようで、みんなの満足な笑顔も真っ赤っかだよーん!さぁーて疲れを癒しに向かうはお気に入りの「霞の郷温泉」!露天風呂で浸ってても隣から、福島さんの満足興奮が冷めやらずなのか丸岡町の夜空に雄叫び笑い声が地響き渡ってましたぁ〜♪☆
2007/11/04 福井・石川・岐阜:白山国立公園 ※美濃禅定道
 銚子ヶ峰〜一ノ峰〜二ノ峰〜越前三ノ峰〜三ノ峰〜別山

byまっさん
銚子ヶ峰
1810.4m
一ノ峰
1839m
二ノ峰
1962.3m
越前三ノ峰
2095m
三ノ峰
2128m
別山
2399.4m
満足度
 銚子ヶ峰は、白山連峰の南端に位置し石徹白を囲む山の中で最も標高が高い。石徹白から白山までは、かつて白山登拝のための美濃禅定道にあたり、白山信仰に携わるいくつかの参拝ルートの中でも最も過酷な石徹白道(南縦走路)の前衛でありピークの1つ!登山口から420段の石段を登ると、昭和32年に国の特別天然記念物に指定された樹齢約1800年という石徹白の大杉が聳えており、霊峰白山を開山した泰澄大師の杖が生長しこの大杉になったとの伝説があります。また、道中には母御岩という巨石があり、これは泰澄大師の母が女人禁止を犯してここまで登り、神の怒りに触れて倒れ石になったという伝説もあります。歴史や伝統、伝説など数多く秘められたこの石徹白道に1度は訪れてみたかった☆ >>前回の白山三ノ峰と別山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
11月4日(日)天候: メンバー:山川 増田
 【※石徹白登山口から銚子ヶ峰頂上まで】
 石徹白登山口(5:29)→石徹白の大杉(5:35)→おたけり坂(6:20)→雨やどり岩屋(6:24)→
→神鳩ノ宮避難小屋(6:43)=(7:01)→母御岩(7:24)→銚子ヶ峰頂上(7:43)
 登り時間:2時間4分 (神鳩ノ宮避難小屋で大休憩1回、小休憩は1回)
 【※銚子ヶ峰頂上から三ノ峰頂上まで】
 銚子ヶ峰頂上(8:12)→雲石ももすり岩(8:14)→笠場湿原(8:23)→一ノ峰頂上(8:50)→
→二ノ峰頂上(9:20)→8q標柱(9:28)=(9:50)→三ノ峰避難小屋(10:08)→三ノ峰頂上(10:17)
 登り時間:2時間5分 (8q標柱で大休憩1回、小休憩は2回程度)
 【※三ノ峰頂上から別山頂上まで】
 三ノ峰頂上(10:35)→別山平(11:12)→別山頂上(11:55)
 登り時間:1時間20分 (小休憩は多々)
 感想&活動報告♪
 今回2人だけですが、出発の1週間前に石徹白道に行こうと決まる☆っというのは、前回の赤兎山が距離なかったので久々のロング!当初は石徹白から三ノ峰までを目標にしてましたが、2日前になって別山まで行こうとなった…。この時期の日没は早い。ガイドブックでは別山までの所要時間は9時間となっているが、ネットで調べた山行記録などでは6時間前後のようで日帰りしてる方も何人かおられるみたい…。往復で約24q…。まぁ〜なんとかなりそうかな♪長距離なのでザックを最低限に軽くしたかったのですが、寒い時期だから山では温かい食事がしたい、尾根歩きが多いようなので念のため水もタンクに満タン、冷たいビールもたっぷり飲みたいのでクーラーにぎっしり♪なんやかんやで、結局いつもと変わらないザックに仕上がってしまった…。
 朝3時過ぎに丸岡町に集合し、石徹白を目差す。勝山市経由で大野市内に入り国道158号線にのっかって旧和泉村に着く。冬季閉鎖される石徹白川沿いの道はまだ通行止めになってないので近道♪外灯も全くない狭い道はかなり恐怖感がある。石徹白の部落も越え白山中居神社前を通り、林道をひたすら走り進んで登山口に到着〜♪立派な東屋がある駐車場には2台が停泊中。近くの沢音が激しい中、駐車場にテント1張り、駐車場の下にもテントを張ってる様子が伺えるが真っ暗で何基張ってるのか確認ができない。ヘッドランプを装着しながら念入りな身支度を済ませてさっそく登山口から420段の石段を登り始める。50段ぐらいまでは数えていたのだが、暗闇の恐怖さの中では階段の数なんてどうでもよくなってきた…石段を登りきると広場らしき場所、大杉はどこ?歩き進むとヘッドランプの先に突如現れドキッと驚く!ほんとにデカイ!暗闇だとまるでゴーストみたいで背筋も凍るようで不気味な姿だった。
 ヘッドランプの灯りだけを照らして登り道を進んでいく。石段の時もそうでしたがここは歩き出しとしては結構傾斜が強いように感じた…。しかし尾根に出てしまうと、しばらくは緩やかな道が続くようになり、ぐいぐい距離を稼げる。日の出も間近になってくると周囲の山も見え始め、森の中も明るくなってる。空を見上げれば雲も少ないナイスな青空のコンディションだ♪ヘッドランプを撤収して楽しい気分で再び進む。2q標柱を越えるとすぐに「おたけり坂」。ここでは1番の急路みたいなので覚悟しておりましたが、短くてそんな驚くような急路ではなかった…。急路の途中に「雨やどりの岩屋」がある。泰澄大師の後を追ってこの山に登った母が、雷雨になって雨宿りをしたらしい…。伝説が真偽かどうか分からないが、この岩を見る限りではどう考えても雨風を避けるのに雨宿りなんてとても出来そうにもないぐらい頼りない辺鄙なトコだった。
 段々と明るくなる。周囲は紅葉も終わったようでブナ樹もすっかり葉を落としてる。気温も低いのか所々に落葉が霜で凍っていて、踏むとパリパリと音がするのがちょっと楽しい♪そして3q標柱を越えるとようやく御来光の日差し☆今まで見ていた景色がウソのように色付き始め、振り返ると石徹白の山並みがズラ〜っとハッキリ見える。神鳩ノ宮避難小屋に到着し大休憩をとる。水場があるので山川君は水汲みに行くというので、さっそく缶ビール1本を飲みながら山小屋や周辺を散策〜♪小屋の中にあるホワイトボードの掲示板書き込みが賑やかで楽しかったぁ〜♪水汲みに行った山川君がフラフラになって戻ってきた…水場まではかなり急路を下るらしく、本日の登り道の中でなんと1番きつかったようでしたぁ!息を整えた後、頂上に向けて再出発〜♪
 しばらくは程良い傾斜の道なのだが不安定な石がゴロゴロとした歩き難い道。ブナの疎林から解放されると、今まで尾根を歩いてきた時とか避難小屋の後ろに見えていたピークが目の前になってくる!母御石と呼ばれる大岩もはっきり見える!右手には今から向かおうとしている目標の別山も見えてきたぁ♪別山南面の大岩壁はいつ見ても迫力があり圧巻です!お天気も最高〜♪雪化粧してる北アルプス連峰も乗鞍も御嶽山もいつも以上にグッと近くに感じた!感動もつかのま…数段ときつくなった傾斜がこのままピークまで続く。母御岩通過…振り返ると先ほど休憩した小屋もかなり小さく見える。歩いてきた尾根道も石徹白の部落や周辺の山々もスカーンと見渡せる絶景でしたョ♪しんどい急路で見る絶景は疲れが吹っ飛んじゃうもんですぅ♪ピークに辿り着くと銚子ヶ峰頂上が目前、広大なチシマザサの草原の中を突き進む!
 ウットリするような見事な草原♪だが、霜が融けだし朝露になった笹の草原に入ると靴やズボンが濡れだしてくる…なだらかな道であるものの腰あたりまである笹を掻き分けて進めば下半身はもうズブ濡れ状態…。頂上に着いた頃には靴の中もグチョグチョに浸っちゃいました…泣。しか〜し頂上に着けばズブ濡れの嫌な気分も忘れるぐらいの360度パノラマの大展望ですよ!前回登った赤兎はもちろん、福井県奥越の山々、願教寺などの石徹白地区を囲う山々、岐阜県を代表する北アルプス山脈、乗鞍、御岳…岐阜県の山は勉強不足なので全く知らず、でも遠くまで見回せることができてホント綺麗だったなぁ〜♪自然が作り出した芸術だよぉ!たまんないねぇ〜♪遅れて到着した山川君も、この銚子ヶ峰がすっきり気に入ってしまったご様子♪即、お気に入りの山リストに追加ですね!絶景を楽しんでいるものの…しかし気になるのはコレから先です。1、2,3っの峰がラクダのコブのように連なり、過酷さも察し感じられる。
 ここでリターンしても充分に山行満喫できた気分なのだが、まだ朝8時過ぎ!まだまだコレから先も頑張ろう♪日差しで笹が乾くのをついでに自分の衣服も乾燥させるため朝食にする。これからの長距離でシャリバテしないように、とろろ蕎麦とおにぎり2個。それと忘れてならぬ缶ビールでの燃料補給で充電チャージする♪パワーアップ完了した後、再スタート開始!先に出発していった山川君の後を追う。「ももすり岩」を越えるとイッキにガーンと鞍部まで下る。そして壁のような一ノ峰までの登り返し!勢いよく登り始めたが…途中でエンスト。急路ではご自慢のトボトボ歩きぃ♪途中、本日初めての下山者と擦れ違う!4人男女のパーティだったでしょうか…?道を譲ってくれたものの、この急路でいっぱいいっぱいの自分も「こんにちわ〜ありがとう」の挨拶程度しかできず余裕もない状態…。あの人達はどっからおりてきたのかなぁ〜?
 一ノ峰に到着☆待っていてくれた山川君と交互に記念撮影をして次の二ノ峰に向かうためまた鞍部までドーンと下る…。今は下っても帰り道にはココを登らなきゃいけないと思うと、自分の体力気力の無さに自己嫌悪です…。二ノ峰に到着!今まで何度も頂上に着いても着いても、また登るのに下らなあかんと思ったらもうどうでもよくなってきた気分になってきちゃったょ〜!それまでちゃんとした休憩もなかったので三ノ峰の登り目前の8q標柱で大休憩を摂る…。んん…?ココに着く今まで行かねば進まねばと前方に進むだけしか頭になかったから、周囲の景色が入ってこなかったみたい!改めて周囲を見渡すと好展望〜☆三ノ峰まではもう間近!エンジンが再起動〜♪
 三ノ峰までは今までの斜面とは違い、法面崩壊が進んでいる斜面。今にも崩れそうな斜面をいくつかクリアして三ノ峰避難小屋に到着〜☆先ほどの休憩でパワーもまだまだ残ってるので、そのまま三ノ峰に到着し休憩☆山川君も到着するが…記念撮影した直後、そのままの勢いで別山に向かって進んで行ってしまう!そうそう今日の目標は別山だったね!誰もいなかった三ノ峰をあとにして缶ビールを飲み干した後に彼を追い進みはじめる♪別山平の手前で山川君にやっと追い付き、追い抜いてから先を引っ張っていく!大好きな別山平に到着♪ここはホント異空間パラダイスだょ☆
 御前峰もお目見えしてたまんないねぇ〜♪御手洗池に立ち寄り、撮りたかった池に映る別山をカメラに収める♪あとの残す道は本日の目標だった別山の山頂まで!今年もこの道を歩いてきたのだけれども、今回は同じ道でも辛いの何のって…!疲労感もMAX!悲しいが予定時間よりも大幅に遅れてやっとやっと別山に到着です☆
 御前峰もクッキリ見える♪赤屋根の室堂も!今年は4回もあそこに登ったんだよなぁ〜って過去が甦ってくる。山頂には5組ぐらいの単独やパーティが宴を楽しんでいました♪山川君もようやく到着〜!初登頂おめでとう♪ストーブを取り出して、待ってましたの温かい食事の宴の開始〜♪腹ぺこぺこ!即席ハヤシライスと焼きそばでお腹を満たし山頂には約1時間ステイ!この後も続々と三ノ峰方面からや御舎利山方面からの登山客が到着する♪今日の別山は賑やかだった☆自分達の宴の会話を盗んだのか、「えぇ〜今日は石徹白からですかぁ〜!」って。なんだか頂上ではヒーロー気分だにぃ〜♪そうもしてると宴中にだんだんとガスが立ち上がってくる…やば〜い!御前峰をバックにした記念写真がまだだった…。急いで三脚を取り出して準備したものの、すっかり雲が立ち混んできて御前峰が隠れてしまっていた!ガス回復の兆しは無し…んん、しゃ〜ないのぉ♪時刻も13時…もう急いで下山しなきゃ!もう明るい内に石徹白の駐車場には戻れないのは覚悟だが少しでも早くと急ぎ足で別山を後にする。
 三ノ峰避難小屋にイッキに引き返す。先ほどまで楽しんでいた別山もすっかりガスの中に隠れてしまう…。福井県の最標高地点でもある「打波の頭」にも立ち寄る。笹を漕いで上がると、「越前三ノ峰」と可愛らしい表示板♪大野親岳会の方々が改山名し設置したようですね。このあとも石徹白道を下る登る下る登る…と繰り返し。鉄のような図体の自分もさすがにこの長時間の歩きには足腰にひびく!神鳩ノ宮避難小屋でひと息を入れ休憩!ベンチで横になって背伸びすると全身の骨格がピキピキと伸縮してリラックスしているのが自分でも分かる♪すっかり夕暮れ…。朝に使ったヘッドランプを再び準備して避難小屋を後にする。1q標柱からヘッドランプを灯して足場を確保しながら慎重に下りる。ヘッドランプの灯りだけが頼り。石徹白の大杉に到着!もうすっかり真っ暗闇…周りで音がする度にビクビクしながら石段を駆け下りる…。駐車場に到着しホッとひと安心です!もちろん自分達の他はもう誰もいない。最初も最後も暗闇の駐車場で、この登山口周辺がどうなっているのかどんな場所なのかさっぱり分かりませんでしたぁ。登山靴を脱ぐとふやけたのか足がパンパンに腫れあがっていた…。林道を車走らすものの足の裏や膝が激痛でアクセルの感覚が麻痺してましたよ!
 長かった林道を走り抜け、白山中居神社の前を通過し桧峠へ向かい、ウイングヒルズスキー場内にある施設「満天の湯」に。露天風呂で星空を見上げながら1日の山行疲れを癒す。長かったし辛かったぁ〜!しかし故人らはスゴイよなぁ♪昔は道ももっと悪路だっただろうし、現在のような登山道具や便利なアイテムもない時代に、参拝者は白鳥町から檜峠を越え石徹白に入り白山中居神社に参拝の後、谷を遡り、この登山道をひたすら歩いていたのかと思うとジワジワ涙が出てきちゃいました…☆
2007/10/14 勝山市:赤兎山 byまっさん
赤兎山
1628.7m
満足度
 今回の登山はリベンジ登山☆ムードメーカーの福島さんの目標が「今年は4回も山に登るぞ!」っとの宣言だったことから、6月24日に赤兎山を山行計画していましたが当日になって豪雨で中止になり宴会だけに…。その時のメンバーがまた再集合してのリベンジ登山です。早いか遅いかの紅葉が楽しみ〜♪ >>前回の赤兎山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
10月14日(日)天候: メンバー:天谷隊長・山川・福島・野村・堂埜・増田
 小原登山口(8:59)→小原峠(9:29)=(9:39)→大舟分岐(9:53)→赤兎山頂上(10:01)
登り時間:1時間2分 (小原峠で休憩1回を含む)

 感想&活動報告♪
 気になっていた天気予報もまあまあの薄曇りの状態…、今回は雨の心配は無さそうだ☆朝7時、通い慣れているトレーニングジム『足羽ふれあいセンター(※宣伝) にメンバー集合して出発です♪秋も深まってきたのか最近になって朝夕は肌寒い!
 先週の白山と同じく勝山から国道157号線を走り、小原の看板を目印にして小原林道に入る。貧粗な佇まいの小原集落も越えて進んでいくと、林道ゲートの脇にプレハブ小屋が設けられている…。今年9月1日からは地域環境保護協力金として小原林道を使用する際に、大人300円・子供100円の募金が必要になりました。もちろん登山道や駐車場やトイレ等の施設といった自然維持と管理費用に活用するためですので快く係員に支払い、領収書とパンフレットをいただく♪赤兎山は県内でもかなり人気がある山の1つなので、ゲートが開く朝7時から林道はもちろん駐車場も込み始まっているみたいでした。たぶんまだまだ自分達の後ろからも続々登ってこられるのでしょうね…。下の駐車場にもかなり多くの数十台の駐車もみえたが、もうちょっと先に進んだ去年新設された登山口に近い駐車場の1隅に車を停められた。身支度中にも続々と周りのパーティが登山口をスタートしていく♪こちらも準備が整いいざ出発です!
 歩きやすい峠道〜♪若干遅いペースに合わせるが、しばらくすると身体もポッカポカ!まぁ今年の長い夏に暑くて汗だくだくになっていた時と比べるとホント快温になり、またブナ林の中も涼しくなり心地良くなってきたョ♪そしてまたブナの白くスリムな容姿と黄色に移り色付く葉など、久々に見る紅葉景色は、夏道のような囂然さもなくなってきて見た目もカラっと感じて新鮮で清々しい♪たまんないねぇ〜を連呼だったょ!
 ピッタリ30分で小原峠…?かなりスローペース気味で歩いてたから時間も長くかかったように思えたのだが、帰宅後にGPSを確認すると30分で間違いなかったのには驚いたぁ!簡単な休憩を摂り入れて赤兎山に向かう☆ここからは急路の連続だったと記憶にはあるのだけれども、約1年以上のご無沙汰にもなると風景や距離感というものがスッカリと忘れてしまっている…!もうそろそろ…アレ?ココを曲がるともう時期…アレレ?実際にはたいした時間も掛かってないのだが、すぐに頂上に着くだろうと思っていた感覚のズレと焦りが、さっきと違った意味で長時間の歩きに感じる!大舟分岐も越えて登り切ってしまえば、開放感抜群に開けた景色が周囲に広がる♪ズバーンっと雄大な白山連峰が聳える!樹木の1本まで確認が出来るぐらいクッキリ見通しがイイのはここでお初かもぉ♪お隣の経ヶ岳もスッキリ!背後には大長山と大好きな山が大集結らぁ〜♪周囲は燃えるような紅葉!こりゃホントたまないよねぇ〜♪
 先に、多くの登山者で賑わっている頂上に到着しザックを下ろして、今も登っているメンバーのお出迎えに戻り下る!先ほど感動していたポイントまでの最後の急路を登っていた♪メンバーも急路を登り切って、この景色に興奮して絶叫〜♪そのまま紅葉と絶景の楽しみを味わいながら散策するように歩いて赤兎山頂上に全員到着〜!
 「飯を食って下りて、下でBBQをしよう」…?おいおい何を言ってるん?赤兎山はこの先が面白いのにぃ!頂上にいた他の登山客もココでもう引き返そうとしてた人もいましたよ…!「エっ!こっからまだ歩くのぉ〜!」。こぁーんな最高なロケーションでこの先に行かないのはホント勿体ないですよ〜♪他にいた登山者にもこの先の避難小屋まで行くように薦めて説明する…。ホント知らずに来る人も多いんもんだなぁ〜。
 ほんのちょっと先を行けばこの景色が目の前に飛び込んでくる!ん〜最高〜♪
 県内唯一の高層湿原!白山連峰をバックにしたこの地帯の紅葉も一段と鮮やか♪
誰もが感動するこの景色にメンバーはもちろん、未知だった登山客も大絶叫〜!たかが300円の入山料なんて十分に元が取れる異空間のパラダイスですょ〜☆
 たっぷりと紅葉と絶景を楽しみながら赤兎避難小屋まで散策しちゃいまくりですぅ♪避難小屋近辺は大勢の人で各自宴の真っ最中〜♪白山展望台の手前の広場に自分達も陣取って負けんばかりの宴の開始!先ほど頂上でここまで行くように薦めた登山客も「お陰様でありがとう」っとお隣の広場で宴の開始♪自分はキムチカルビ鍋うどんを拵え、缶ビールもガンガンと!メンバーも各自思考工夫し担ぎ持ってきた料理に舌鼓にして宴を楽しむ〜♪しかし女性陣のスイーツの量の多さにはチョと驚いたネ!
 その間もすごい登山客の来場でこの近辺は大賑わいが続いている。自分達の宴の撤収後も待っていたかのようにすぐに入れ替わり状態…。自分達もまだまだ去るには勿体ないかのように絶景をまだ楽しんで散策する。この後BBQもあるので下山の開始〜!赤兎山も紅葉で真っ赤っか♪この山の山容が兎の丸い背に似ていることから名付けられたらしいが、今がホントの赤兎山なんだねぇ〜笑♪頂上に戻り、続けてピストン下山。小原峠で休憩し駐車場に到着。下の駐車場に移動してBBQの準備!
 まだあの大興奮が冷めてないから、飲むは食べるは喋るは笑うはの久々に大盛り上がりのBBQ〜でしたョ♪下山客も横目に羨ましそうかな?もしかして焼肉の匂いが充満してかなり顰蹙だったかな?BBQも撤収し夕刻16時にゲート通過。そのまま水芭蕉の湯になだれ込み1日山行の疲れを癒すぅ〜♪ん〜でも、山歩きとしては短い距離だったかな?しかし山行に満足したメンバーの笑顔を見れば、自分も満足です!ノンアルコールで帰路を運転してくれた運転手にはホントいつも感謝です☆
2007/10/07〜08 石川県白山市:白山国立公園:御前峰
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 今年4度目の白山・御前峰〜☆ハッピーマンデーの体育の日連休を利用して天谷隊長と室堂宿泊の計画!今回ルートは、天谷隊長お初でもある南龍山荘を経由するトンビ岩コース♪去年の同じ時期には初冠雪だったこともあり、防寒対策も万全〜♪もし翌日の天候さえ良ければ、別山を経由してチブリ尾根で下山しようとの計画でしたが…! >>前回の白山御前峰→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
10月7日(日)〜8日(月)天候: メンバー:天谷・増田
 【※別当出合から室堂まで】
 別当出合(8:34)→中飯場(9:01)→別当覗(9:24)→甚ノ助避難小屋(9:51)=(10:09)→
→南龍分岐(10:23)→エコー分岐(10:36)→南龍山荘(10:54)=(11:20)→
→トンビ岩(12:09)=(12:20)→室堂(12:39)
 登り時間:4時間5分 (南龍山荘で食事休憩、甚ノ助とトンビ岩で小休憩を含む)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(13:14)→青岩(13:22)→高天ヶ原(13:27)→御前峰頂上(13:41)
 登り時間:27分
 感想&活動報告♪
 朝6時に集合出発!さすがに2人だけだとスムーズなスタートが切れる♪今まで好天気が続いていたが、残念なことに本日から崩れるとの予報…。だが空をみる限りでは何とか持ちそうな予感〜♪市ノ瀬に向かう車も多い。ゆっくり運転の5〜6台の車の後ろについて市ノ瀬にようやく到着するが…ものすごい駐車の数!広い敷地の駐車場が所狭しとびっしり鮨詰め状態。誘導員に従い、かなり奥まで誘導される…バス停から遙かに遠い吊り橋の近くにやっと駐車ができた。今回も室堂素泊だけれど、前回かなりの重量であったお酒も道具類も少ない分、防寒着や着替えを詰め込んだからザックもまたパンパン状態!でも前回よりはずいぶんと軽い〜♪身支度も完了したのち、遠くなったバス停に向い歩き本日8時10分発のシャトルバスに乗り込む。
 出発したバスは思った以上に混雑もなく空いていて快適〜♪っということは…あの市ノ瀬駐車場が埋まるぐらいの車だから、スンゴイ人数の方がいま白山にいるということだ…観光バスを利用するツアーの団体もいるだろうし、もちろん平瀬道や岩間新道などといった各登山道から登る人もいるのだから考えただけでもゾッとするねぇ〜!こりゃこの時間だと登ってる途中には擦れ違う下山者もかなり多いことだろう…。
 別当出合〜!まだこの時間には下山者の姿も見えず、いたる所で各々準備体操や装備確認など行っている。天谷隊長も体調万全!いざ出発〜♪でわさぁ〜て天気も良いしこのまま甚ノ助小屋までノンストップで行っちゃいましょう!自分が先導して進む♪ちょっと早いかなっと思うペースでも背後にピッタンコ!さすが前回のボッカ作業で鍛えられたのでしょうかねぇ〜笑♪秋本番で季候も良くなり涼しく快適でホント気持ちがいいし歩きやすい!中飯場も通過し、工事作業林道を越えてしばらくしてから初めて単独の下山者と出会う♪「御来光どうでしたか?」と訪ねると「最高でしたぁ♪」…ん〜ん羨ましい!今日はたっぷりと時間があるのだけれどナゼかこういうコト聞いちゃうと急ぎ足になっちゃう♪でもしかしココから数々の銀座に出会い、この勢いを前の団体さんに塞がれてしまう…。「おはようございます」反応無し…。気付いて道を譲って貰えれば、嬉しくて急ぎ足で追い抜くが、気づいてくれない時は道幅広い場所でペースが落ちた時に足場を無理して駆けて追い抜く!こんなん繰り返してると自分のペースも乱れ疲労しペースダウンしてしまう!下山者も多くなる。子供も多い!
 昼食休憩を予定をしていた甚ノ助ヒュッテに到着したが…驚くのなんのスンゴイ人達で混雑大賑わい!昼食は止めて、空いていたひと隅にザックを下ろして一時の休憩。隣席した奈良県から来たという下山者の方と会話しながら、缶ビール1本だけを飲んでザックを担ぎ先を進む。南龍分岐に着くも大勢の方が休憩中…なので通過し南龍ヶ馬場に向かう。エコー分岐も越えると誰も通らないのか、急に静かに感じる。慌ただしかった今までがまるでウソのよう♪周囲の紅葉も美しい!流れる渓流の音も爽やか!日本庭園のような南龍ヶ馬場はまさに異空間です♪南龍山荘に到着し待ってましたの食事休憩〜!別山がガス雲で見えなかったのが唯一の残念!久々に来たけどほんとナイスでしたぁ〜☆腹満腹になってトンビ岩コースで室堂に向かう。
 トンビ岩コースは高校時代に競技大会で下ったことがあったけど、登りではお初です!ってかどんなコースだったかすっかり忘れてしまっている…。なので好奇心でいっぱいです!今まで歩いてきたメジャーな道の雰囲気とは一転…急路?悪路?要所では狭く巨岩も多くてかなりしんどい。いったいこの急路がいつまで続くのか…?トンビ岩までの我慢です!距離感もペース配分も全く分からないので、ただひたすらゆっくりゆっくり登るのみ。つらかったけど、混雑もまったくなくホント景色がいいから快適♪ピークポイントのトンビ岩に着くと気分爽快!スカーンと雄大でどっしりとした御前峰がお出迎え♪エコーラインから弥陀ヶ原まで見渡せる絶景です♪たまんないねぇ〜!この絶景〜せっかくなので散策しながら休憩です。ナナカマドの実も葉も真っ赤ちっか!ここから室堂まではもう間近!御前峰を正面に見ながら快適なアップダウンです♪
 室堂に到着〜♪室堂も連休でかなり混雑してましたょ!頂上を見上げると多くの登山者で賑わっている…。しかしこの時間から登る人達らは、日帰りなのか泊まりなのかなぁ〜?天谷隊長の疲れもチョイとピーク気味かな?いやいやまだまだ元気ら〜!メインザックをデポし、サブザックに必需品を詰め込んでテッペンに再出発です♪バーンと軽いサブザック!な〜んと本日地元で開催されている「福井マラソン」の参加賞のザックですョ〜(※ちょっと登山には不向きかも…)♪今年4回目の頂上に到着!
 青空が何とも言えない雲海の好展望〜♪やっぱ白山はいいねぇ〜!そよ風も気持ちいいが、ジッとしているとかなり冷たく感じる。約1時間近く山頂散策したのち室堂に戻る。デポしたザックを拾い室堂チェックイン手続き!今夜も思い出深い白山荘にて宿泊でぇ〜す♪日没まではまだまだ時間があるので別山展望台やセンターなど、ぶらぶらと散策。さて今夜の星空はどうだろう?明日の御来光は?天気はどうか?
 そんな期待はすぐに吹っ飛ぶ…。夕陽をデジカメに撮影しようと外に出たら1面ガスが充満し真っ白…茫然自失!まぁ..今まで天気が持ってくれただけでもラッキーなのだろう…。消灯時間まで白山荘で寝床をセッティングして夕食の宴!今夜の白山荘はガラガラ…数えても10人程度かな。先ほどまでの快適な気候が嘘のようにかなり冷え込んでくる…。ビールや酎ハイだと冷えるから、担ぎ持ってきた日本酒をストーブで燗したり芋焼酎をお湯割りにして温まるぅ♪ん〜久々の山小屋ライフは楽しい!
 20時に消灯…日の出も遅くなっているのにこの時間は早すぎかなぁ?天谷隊長はさっそく就寝、自分は毛布に潜り込んで赤外線のヘッドランプを灯して飲みながら今宵の宴を楽しみ続ける♪21時も過ぎた頃か、ほろ酔いで気分良く自分も就寝らぁ〜☆
 朝2時頃…トイレにと起きて白山荘から出るが…ホワイトアウトに近いガスと暴風で視界は真っ白!ヘッドランプは全く利かない。ガスが吹き飛んだ時に少し見える足元と、トイレまでの距離感だけが頼り…寒い!こんな状況で白山荘の寝床に戻って横になってもスカッリ目がさえてもて全く寝られない!3時過ぎ…みぞれ交じりの暴風雨に変わっていった!朝5時…もし御来光だともう出発してなきゃいけない時間だが、窓ガラスにバチバチ撃ち当たる嵐のような暴風雨に諦め、目は閉じてても寝られず長く長かった夜の時間だけが過ぎていく…。朝7時になっても一向に暴風雨は止まず!
 寝床を撤収整頓して朝食しながら天候の回付復待ち。予報通りとは言え、まさかこんなバケツをひっくり返したような豪雨になろうとは予期していなかった…。途中、センターに行くと下山準備もした方々が所狭しと犇めき合っていてスゴイ状況!暴風雨は全く治まる様子もないので、雨具装備しての下山準備。8時35分に室堂を後にして下山開始。もちろん当初計画していた別山へは今回中止。別当出合まで最短ルートの黒ボコ経由砂防新道を勢いよく下る。あっという間にズブ濡れ!甚ノ助ヒュッテも越えれば靴の中まで浸透してきてグチョグチョです…。こうなりゃ急ぐ急ぐの超特急!こんな状況下でも登山者がちらほら!室堂を出発してから約1時間40分で別当出合に辿り着き、バスの出発時間にタイミング良くそのまま滑り込む♪もう足が自分の足じゃないようにガっクガクです!市ノ瀬ビジターセンターに入り、暖の前でズブ濡れになった衣服を着替える。多めに着替えを持ってきたは大正解〜♪乾いた服に着替えちゃえば気分もホッとするネェ〜!永田旅館で缶ビールを買い込み、そのまま大野市まで向い久しぶりの「大野市健康保養施設-あっ宝んど」で冷えきった体を指先まで温め、長かった山行の疲れを癒すぅ♪帰りにはお土産で定番になったこの季節限定の伊藤順和堂の「いもきんつば」も購入!好日山荘にも立ち寄って来週の山行に備える☆
2007/09/23 福井県敦賀市:岩籠山 byまっさん
岩籠山
765.2m
満足度
 今回は久しぶりの団体登山☆それもサークル創設始まって以来の大人数です!そしてさらに我が山岳部の後輩で高校総体(インターハイ)でパーティだった毘沙賀くんも急遽親子で参加!年長さんと小2の可愛い子供2人もご一緒になりましたぁ♪約2ヶ月前に登ってナイスだった岩籠山をチョイス〜☆  >>前回の岩籠山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月23日(日)天候: メンバー:12人
 天谷・笹本・山川・清水・内田・永田・北岡・野村・毘沙賀親子3人・増田
 【市橋・沢コース】
 市橋駐車場(9:31)→沢コース登山口(9:36)→最初の堰堤(10:04)→夕暮山分岐(11:10)→
→岩籠山頂上(11:27)
 登り時間:1時間56分(急路手前で大休憩1回と小休憩は多々)
 感想&活動報告♪
 今回12人ということで車3台。本日の天候はくもりとイマイチ…。どよーんとした天候の中、予定通り各車メンバー召集した後、朝8時に武生楽市で全車合流♪そのまま3台並んで国道365号線と国道476号線を経由し敦賀市に入る。さすがにこの時間だと8号線ももう休日で混み始めている…。アクセスアプローチに多少ストレスを感じながら、前回と同じ市橋の駐車場にやっとこ到着♪駐車場には先発隊であろう4台の車が停まっており、その内1台はご老夫婦方で出発の準備中!この団体を見たのか急ぎ足で出発していった。自分達も賑やかに身支度〜♪全員集まりルートや連絡注意事項など再確認した後、自分らドン急列車?も出発進行ですぅ〜☆
 登山BOXがある登山口を越えれば大好きな松が混じるブナ林の広いトンネル〜!それまでの林道では残暑も感じてたけど、ここに滑り込めば暑さもしだいに薄くなってくる♪しかし暑がりの自分は汗だく!しかしこの先の沢に入れば気温も低いから少し発汗も落ち着く。後ろにピッタリと付いてきた我が後輩と子供2人を、沢渡りでのフォローにあたる。ほんと子供って羨ましいぐらい元気だよね〜♪我が後輩も山岳部時代ではボッカ作業を得意とした戦友〜で、今になっても期待以上の活躍振りでホント現役の様で嬉しいかぎりです!しかし気が付くと後ろとはかなり差が開いてるみたい。
 このルートで見応えがあるメインの滝を渡り、しばし後続者を待つ…。まだ初版やしそんなに離れていなかったようでしたぁ♪よ〜しっとギアチェンジ!沢が消える急路前まで自分のペースでガンガンと登り引っ張りましょう♪小2の匠くんだけは自分を煽るようにピッタリと付いてくるので沢渡りのフォローしながら高度グングンを上げていく♪しかし若さ満々な匠くんは全く疲れもない様子…。先にこっちが音を上げそう!
 休憩を予定していた急路が始まる前のポイントに辿り着く!か・な・り…自分もいっぱいいっぱい状態で、後続メンバーを待つのにたっぷり休憩ができちゃいまいしたョ♪後続メンバーもここまでの登りにアップアップ状態…まだまだ先は長いんだぞぉ〜♪さらにここから先に急路があること言ったら罵声を浴びせられちゃう程でしたぁ!
 この先の過酷な直登コースは選ばず、無難に迂回路の夕暮山分岐までのジグザグの急路へ向かう!1歩踏み出す度に帽子の先からテンテンと汗が落ちまくる。やっとこ夕暮山分岐に到着したが…さっきの休憩時間が多かったからか自分も匠くんも充電はまだまだパンパン♪「先に行くぞ〜!」下からの応答を確認し、休憩もそこそこにして2人で山頂に向かい進む♪アップダウンの尾根を歩き、頂上への分岐に取り付く!今までピッタリ付いてきた匠くんに、「ここからお先にどうぞ♪」小さいのにまだまだ健脚振りな匠くんの後を自分も付いて登り山頂到着〜☆ここまで頑張って1番で登っちゃった匠くんへご褒美なのか…頂上で昆虫コクワガタをGETです〜♪ややガスってるものの前回来たときよりは視界Good♪敦賀湾と市街地、そして琵琶湖までの展望も確認できましたぁ!山頂散策した後キンと冷えた缶ビールも最高♪そののち続々とメンバーも到着〜!全員での集合写真の撮影後はインディアン平原まで移動する☆雑木林を抜ければ飛び出た様な巨石が印象的の広く笹が茂るインディアン平原〜♪芝生のサークルまで移動して待ってましたの大宴会の開始で〜す!
 各自が持ってあがった軽食などでワイワイと賑わう♪疲れ知らずの子供達は巨石に登ったりジャンプしたり走り回ったり!ほんでさすがに年輩方は疲れたのか芝生の上や岩の上で寝ころんだり…かなり長い時間、インディアン平原を独占し楽しんだ♪
 ぼちぼち下山しようかぁ〜っと撤収しだした頃に他の登山者方が現れる。入れ替わるように自分達もピストン下山の開始!思いっきり軽くなったザックが背中で飛びはねて踊っているよう…。もちろん夕暮山分岐には向かわず、前回と同じく鞍部から直登コースを利用してショートカットです!沢まで降りると…今までの暑さがウソのように涼しく心地良イ〜!ただ沢では滑りやすい岩肌と不安定な石がゴロゴロしているので慎重に通過し下りる。下山中…登るにはもう遅い時間だと思うけど下りではかなりの登山者とすれ違う。渓流釣りもされている方も見られる。本日の岩籠山は大盛況!
 駐車場に着きBBQの開始〜♪今回大人数なので天谷隊長がドーンと準備した3つのテーブルと人数分のチェアが駐車場を狭しとセッティング!いつも以上に大量の炭を熾し、具材料も豊かなBBQ〜♪定番の焼き鳥を始め、焼肉やホルモン焼き、具だくさんの大盛り焼きそば、要はスウィーツだよん!あるところから入手した新潟の銘酒の「越乃寒梅」もお披露目!たまんない楽しい時間が夕焼けを迎えてくれる♪
 楽しかったBBQも撤収し、もちろん天谷隊長をはじめノンアルコールのメンバーに運転を代わって温泉へと向かう。向かった先は最近敦賀にオープンした「嵐の湯」!が、マジ…?入浴料がなんと2千円!!こんなバカ野郎な高値にブーイングし、もちろん移動です。しゃーない…今回も「敦賀トンネル温泉リラポート」にしました…。入浴が終えるとなんと19時も過ぎ真っ暗!ETCを使えば通勤割引が使えるので高速道路を使用して武生ICまで帰路を急ぐ。なんだかんだ色々あったけど楽しかったぁ☆
2007/09/16 福井県南越前町今庄:鍋倉山→藤倉山
byまっさん
鍋倉山
516m
藤倉山
643.5m
満足度
 9/2に我が愛娘の誕生〜☆っと何かと忙しく、先月の白山登山から約1ヶ月も山から降りてしまっていた…。ずっと雨の予報だった今週末の連休も回復!前日にさっそく集合を呼びかけて山行計画♪前回の白山ではあまりにも体力の無さを感じてしまったし…雨の心配もあるので、トレーニングとして近場の低山♪一度は歩きたかった歴史浪漫を感じそうな鍋倉山と藤倉山へ!
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月16日(日)天候: メンバー:天谷・山川・増田
 【※八十八ヶ所登山口から鍋倉山頂上まで】
 八十八ヶ所登山口(10:23)→湯尾分岐(10:41)→ごくらく橋(10:43)→
八十八ヶ所弘法寺(10:45)→鍋倉山(11:10)
 登り時間:47分 (休憩なし)
 【※鍋倉山から藤倉山頂上まで】
 鍋倉山(11:45)→尾根分岐(12:26)→藤倉山頂上(12:33)
 登り時間:48分 (小休憩1回のみ)
 感想&活動報告♪
 今回近場ということで遅めの朝9時に市内集合出発♪下山後のBBQの材料や道具などで久々に天谷隊長の車はギッシリ!道も空いていて今庄に入る。が…本日は今庄の町内ではお祭り?警備員が立ち並んでて規制もあり登山口になかなかたどり着けず…。踏切を越えればすぐ八十八ヶ所登山口なんやけど…この先の今庄町役場と駅までの遠回り…また警備員に狭間れる!「登山です」で通過しやっとこさ登山口に到着ですぅ〜♪駐車場には名古屋ナンバーもあるけど先発隊かどうか…?身支度終え出発するが、クモの巣がかなりひどく絡む!先発隊はいないだろう…。
 お地蔵様が立ち並ぶジグザグなスロープ階段を駆け登る。○○菩薩、□□観音…。四国の88ヶ所お遍路巡りは知っているが、学のない自分は何が何やら。仏像地蔵すべてが同じように見える。意味分からないけど、ま、ま、登りで楽しい気分かな♪各々マイペースで登りお先に八十八ヶ所弘法寺到着〜。湯尾峠から登ってきた老夫婦と挨拶を交わし、休憩なしでそのまま鍋倉山を目差す。これまで所々に分岐があるが、案内標柱があるので迷わないだろう。八十八ヶ所から鞍部を降り再び駆け登って鍋倉山に到着〜♪ここも分岐になっているが紛らわしいポイント。地図を確認。ルートは右手!休憩がてら2人の到着を待つ。もう暑さでシャツやズボンが汗びっしょり!何も景色が利かないつまらない頂上だが、ちょっと早すぎると思うけど缶ビールを取り出し、久々の山行の楽しさと涼しく流れてくる心地いい風に時を感じながらの休憩♪
 仲間と合流後、目的の藤倉山に向かって再び出発。しばらくは水平な快適道だけど、思った以上深い鞍部をグンと下る。鞍部から正面にうっすらと見える藤倉山の尾根が壁のように不気味に立ちはだかる様…。ここまで順調に歩いてきたけど、急路の途中でペースダウン!久々にシャリバテ…朝から何も食ってない。美しいブナ林の中を歩き登り分岐の尾根に出るまで踏ん張ろうと思ったけど全く足に力が入らない。後ろから2人も追い付いてきた…。ダメだ。ザックを下ろしブナの根本に座り込んで、非常食のミックスナッツを取り出し缶酎ハイで流し込む。先頭を2人に譲って小休憩。
 小さな袋のミックスナッツでしたが食べればパワー全開!先を進んでいる2人の後を追う♪ここから尾根までの道はダイレクトに上がらず、分岐地点にトラバースし登りやすく斜行してる。分岐からホノケ山に通じる道も確認できるが、かなり荒れておりほぼ廃道のようになってた。気持ちがいいブナ林の水平尾根道。若干下り気味に感じながら歩き、すんなりと反射板がある藤倉山に到着です!
 ここから今庄側、日野山方面から部子山方面までが一望できるぐらいで狭く、そんな立派な展望ではない。しかし雲がなければ白山は遠くに見えるであろう…。反射板の下が少し広場になってるので、さっそく宴のセッティング♪久しぶりの山頂の宴で新鮮な感じがして楽しかったぁ〜♪やっぱ山で食う飯は美味いモンだ!
 宴も終えほろ酔い気分で頂上を経つ。いったん下るけど602mピークまで再び登る。今回ほんとアップダウンが多かった…が、周囲の美しいブナと広く整備された道が気持ちよく快適〜♪ピークから燧ヶ城跡まではイッキに下る傾斜の強い長い道。足の裏や指先が燃えるように熱い…。登りでこの急路はかなりしんどいでしょうね。
 道も水平になると燧ヶ城跡に着く。石碑もあり、当時の石垣堀切や土塁などの面影が見える。この山城は源平合戦以来から数世紀に渡っての戦略拠点だった様です♪歴史にプチ浸りこの先を下る。本日は今庄町の祭りってことでブラスバンドの音楽と人混みが賑やかに感じる。このあたりはカタクリの群生地!春には珍しい白いカタクリも拝見できる場所みたいです。しかし今はヤマジノホトトギスが一層と茂っていた♪
 分岐から新羅神社に降りて到着!境内でザックを下ろして2人の到着を待つ。ここは隣の観音堂に降りる道もあるので、やはり観音堂の長い石段から降りてきた。
 今も当時の面影が残っている今庄宿の町中を歩く。今庄町は、いにしえの昔から京の都と北陸を結ぶ交通の要所として、いろいろな旅人や物資が通過し、大いに繁栄し多くの歴史を刻んできた。祭り観光客が多い中、汗だくでザックを担いでる自分達が目立ってちょっと恥ずかしい…。足早にして駐車場まで。駐車場にもどり待ってましたのBBQの開始〜☆線路の脇でJR北陸本線を通過する特急や貨物を眺めながら楽しかったぁ♪その後、しきぶ温泉湯楽里でゆったり疲れを癒す♪来週の山行に向けて、1日ナイスなトレーニングになりました♪
2007/08/18〜19 石川県白山市:白山国立公園:御前峰
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 今年3回目の白山御前峰〜☆高校山岳部時代に初めて白山に登ってから自分は山行のトリコになりました♪白山はいつ登っても何度登っても魅力満載!
 今回は山行仲間のうち、女性3人が白山初体験ってことで、自分らと同じ魅力を味わってもらおうと企画☆週末の天気予報が微妙だったけどまさかこんなにパーフェクトでナイスな山行になるとは! >>前回の白山御前峰→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
8月18日(土)天候: メンバー:天谷・笹本・北岡・山腰・野村・増田
 【※別当出合から室堂まで】
 別当出合(10:28)→中飯場(11:04)=(11:13)→別当覗(11:51)=(12:02)→
→甚ノ助避難小屋(12:39)=(13:31)→南龍分岐(13:52)→黒ボコ岩(14:41)=(15:08)→
→室堂(15:36)
 登り時間:5時間8分 (甚ノ助小屋で食事休憩、各地点で小休憩を多く含む)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(16:14)→青岩(16:23)→高天ヶ原(16:30)→御前峰頂上(16:44)
 登り時間:30分
 感想&活動報告♪
 車2台で各々メンバーを拾って合流して朝8時に福井市内を出発☆車内では白山初体験と山小屋宿泊初体験となるメンバーの不安と期待との好奇心で会話が興奮に溢れてる♪何も知らなかった昔の自分を思い出しちゃいますねぇ〜!市ノ瀬に到着して身支度☆今回自分と天谷隊長はボッカ隊。自分が準備した水分とお酒だけでも15s近く…2つの鍋や道具材料1式やったから巨大ザックはたぶん30s近くだろうか…。ザックに入りきれない分の夕方宴会鍋材料は若くて力のある3人に分担をお願い。隊長もいつもより大きいザックに北岡さんのザックまるごと取り付けての出発。10時ジャスト出発のバスに乗車。周囲は晴れているが、別当出合に近づくにつれ山を見上げると雲とガスで見えない。天候が不安な中、別当出合を1列になって出発です♪
 久々の団体登山なもんでいつもと違った雰囲気♪白山ベテランの笹本さんに先頭をお願いして昼食予定の甚ノ助ヒュッテまでのペースを引っ張って歩く。重いザックがいつも以上にギシギシ唸ってかなり辛いが中飯場までを後方から頑張って付いていく。がっやはり…中飯場の休憩後から先はそのペースにもう全く付いていけない。四日前の冠山ボッカ訓練は虚しく撃沈…泣☆目の前を歩く天谷隊長もご苦労の様子!
 別当覗で休憩中の仲間に追い付く!昼食予定の甚ノ助小屋まではあともうひと息♪少しでも軽くしようと缶ビールをもうここで空けちゃったョ♪これでザックは500g減量したはずだが全く軽さを感じさせてくれない…。新しく整備された迂回路あたりからガスも出てくる。いつもなら隣の別山が見えるポイントも真っ白。甚ノ助小屋で昼食休憩☆ザックを降ろすと身体が浮いたように軽い♪身体中の骨の関節がカクカク鳴いているのが聞こえる!コレからの登りに備え馬力と粘りをつけようととろろ蕎麦とお稲荷寿司をがっついて食べる。約1時間の大休憩〜で今度は缶ビール2本も空けちゃった。
 南龍分岐も通過〜♪燃料補給しパワーつけてもやっぱりペースが全く上がらない自分…フラフラ状態。いったい先頭とどんなけ離されてしまったのだろうか…?途中、降りてきた女性に「アスリート倶楽部さんですよね?」と嬉しい呼びかけぇ〜♪このホームページをよく見てくれてるようで、なんと4月下旬の経ヶ岳で到着前に天谷隊長へ声を掛けてくれた女性との再会でしたぁ♪こういうのってホント嬉しいです☆ただ自分バテバテで余裕もなかったもので愛想良くできなくってスイマセンでした。
 周囲の景色でも眺められれば気分も和らぐものの、ガス覆われてる中をとぼとぼと先を進む。黒ボコ岩までの十二曲がりもホントしんどかった…。が、有り難いことにこの当たりから青空も見えてきた。先に黒ボコ岩で休憩している仲間達が「白山の頂上が見えますよ〜」とエールをもらう♪自分も早く登って景色が見たい、が、気持ちは前に進んでいるんだけど身体が言うことをきいてくれない。息もゼーゼーハーハー。
 黒ボコ岩の広場でやっとこさ重いザックを降ろして自分も休憩♪岩の上に上がれば本日1番の白山絶景だぁ〜☆下は真っ白なガス、まるで孫悟空の筋斗雲に乗ってるようで、雲の上は青空で気持ちイイ!ここから室堂まではもう間近!いつもなら通過点でも今回はホントこの距離長く感じたよ♪あと最後の五葉坂をクリアすれば、そこまで行けばこの重い巨大ザックから解放されると思えば、パワーも漲る?ってか?
 雄大な白山を見て楽しみながら弥陀ヶ原の木道を歩くのは気分最高♪五葉坂を踏ん張って登ってやっと室堂センターに到着!チェックインを済ませ素泊まり小屋である白山荘に入りクールダウン!もうヘトヘト…。もう、もう1歩も登らないぞぉ〜!宴会して飯食って酒飲んで寝るぞ〜☆だがそんなことは無視…今からみんな頂上まで行くってことでやっぱり自分も頂上まで行っちゃうんだよね♪身軽になりゃ楽々〜☆
 頂上〜♪別山は見えないが雲海が凄い絶景!これまで過酷で辛かったけどやっぱこの達成感は何とも言えないネェ〜♪みんな満足!陽もだいぶん傾き、日没まで眺めていたいけど夕食宴の準備があるので山頂から駆け下りる♪今日は天気もイイから宴は外で〜!夕陽で真っ赤に染まる白山を目の前にして室堂前で宴の開始〜☆
 たまんないねぇ〜♪楽しい宴での会話も白山の景色もン☆日没になって宴が終わってもヘッドランプとランタンでみんな会話が止まらないデスぅ♪美しい夕陽が沈んだ後には星空だょ〜!こりゃ明日は最高な御来光の予感です♪宴も撤収し、就寝の準備でいったん小屋に戻り、20時半の消灯時間が超えてからも外で美しい満天の星空にウットリしてましたぁ♪月も沈んだ時の天の川の輝きは言葉で表現ができません!ワインや焼酎がすすむぅ〜♪------ほろ酔い就寝。
 朝4時前…隊長からのモーニングコールで飛び起きる。準備が出来た者からライトを灯し各々山頂に出発開始!自分も準備しといたサブザックだけを担いで登りの列に割り込む。混雑は予想していたが、いったい室堂にはどんなけの人が宿泊していたのだろうか?列が止まればガンガン追い抜いて登る。前日山頂で打ち合わせしていた場所に着くとすでに隊長がスタンバイしていた♪1番遅く出発したはずだが、途中で追い抜いてしまったのだろう。その後メンバーも皆到着!みんなで日の出を待つ…。
 この御来光のために担いで持ってきた缶ビールや缶チューハイをメンバーに配る。だんだん周りも明るくなる。アルプス稜線が真っ赤に燃えてるよう♪5時13分頃に槍ヶ岳の少し右手から御来光〜☆山頂でこの瞬間を待ちわびていた大勢の登山客からも一声に「おぉぉ〜!」と大きな感銘の声と拍手喝采♪やっぱ何度見てもスゴイね〜!周りの万歳三唱も聞こえてきたので自分達も交じって「バンザーイ」そして手に持った缶ビールを開け、これまでの苦労や感動などを共感してきた仲間とで乾杯〜☆御来光と雲海を見ながら朝からビール!う〜ん最高にたまんないっすぅ♪気分もナイス!
 陽もだいぶん上がれば、あんなに密集し大繁盛していた山頂も通常のテッペンの簡素な雰囲気〜♪しかし下を見れば室堂までもどる下山者で大行列になっている。山頂散策なども楽しんだ後はお池巡りコースをチョイスしてみんなで下山♪いつもならこの時期でもドカンと大きい雪渓も所々に残っているのだが、今回は真夏日続きだったからか地球温暖化の影響なのか?今年の降雪が少なかったからなのか、今にでももう無くなって消えてしまいそうな小さな万年雪があるだけ…。でも久々の雪の対面が懐かしく感じた。大好きな高山植物も終わりかけだが健在し嬉しく思う☆
 室堂前の広場は再び大賑わい!なので遠慮して小屋の中で朝食を摂る。下山準備もした後、室堂前でマメな天谷隊長が女性メンバーのために用意した初登頂記念フリップを囲んで記念撮影〜♪山容が美しい別山をバックにした写真も撮りたかったのですが、既に別山は立ちこもったガスで全く見えなくなってしまっていた…。下山ルートはエコーライン経由…木道の水平道はしばらく快適にも歩けたのでしたが、下りが始まった地点から大渋滞…。銀座は登りでよく体験するが、下りでは初めてかも…。登りではガンガン追い越せるのですが、やはり下りの銀座は危険や迷惑も伴ってしまうので渋滞についてゆっくり降りるしかない…。子供だけで何百人いるのだろ?子供会なのかボーイスカウトなのか…こんな渋滞に捕まってしまうと逆にこちらが疲れてしまう。その団体はエコー分岐で休憩をするようなのでスルーして南龍分岐まで行って休憩〜!しかし、休憩もし始めしばらくもしない間に子供達が降りてくる姿が見える…こっちは今、缶ビールをプシュっとした瞬間だったのに…!缶ビールを片手に持ちザックを担いでこの先の甚ノ助小屋まで避難開始!焦り急いで降りる降りる♪気を取り直して小屋前でちゃんとした休憩。ほやったけどあのチビッコ集団やらがトラウマになって気にもなってるみたいやから休憩手短にして下山開始だよ…。またビール片手に!
 中飯場も越え…もうじき別当出合の吊り橋も見えてくるだろうと思うポイントで…下りの勢いが止まる…。見ると道を塞ぐように女性が横たわっている…何でやろ?先頭を行く天谷隊長が彼女に何か事情を聞いてる様子…。いつもと違う空気を感じる。
 隊長から「まっさんレスキューだ!」の合図。近寄ると骨折したのか内出血で腫れ上がる足が負傷で歩けない状態…。遭難者だ!隊長からの状況判断を聞き、隊長のザックを手に持ち別当出合までとりあえず走り降りる。天谷隊長も遭難者のザックを担いできた。別当出合の管理事務所で事情説明するが、「救急車など呼ぶならご自分で」…担架もないみない…!あの事務所の一切無関心な態度に頭にくるけど、「分かりました自分達で救助します」。自分の巨大ザック中身を全て取り出して、空っぽにしたザックを持って救助に再び登り向かう。昔訓練したザックを利用しての背負い法での救助しか思い浮かばない!(今はストックや杖もプラスした救助法もある)今思えばいろんな担ぎ手段があるのですが勉強不足だったのにほんと反省してます…。
 吊り橋までは自分が担いで降りる。「私70s近くもあるのでスミマセン…」泣きそうになってる彼女を背負って別当出合まで行きたかったがもう自分限界…バトンタッチして吊り橋からは隊長が担ぐ!途中あの管理事務所の無責任で役立たずのオジサンが今の救出状況を察してか駆け寄ってくるが「邪魔だぁ!どけぇ!」と追い払うしかない♪とりあえず別当出合まで運んで救出無事終了〜♪救出のため取り出したザックの物を再びバッキングし直してメンバーが待ってるバスに乗車し、市ノ瀬に戻る♪
 今回いろんな出来事があり、時間が遅れバス到着した市ノ瀬ではもうメンバー全員腹ぺこ状態…。でもさすが、天谷隊長〜♪この状況を想定していたかのように、冷や麦を大量に車内に装備していたョ♪湯がいて冷やし腹ぺこメンバーは冷や麦をがっつく!これが美味いの何の〜て♪1袋全て完食〜!生き返る冷や麦の後は、予定通り「白山天望の湯」でまったり♪露天風呂から久々に微かに見える白山頂上が、今回自分達への最後のご褒美に感じましたぁ〜♪今回の山行、終われば何でもかんでもでパーフェクトだったろうし辛かったけど全てにおいて満足いっぱいだにぁ〜☆
2007/08/14 池田町:冠山 byまっさん
冠山
1256.6m
満足度
 今年は8月に入ってようやく梅雨明け…晴れの日も多くなり山行にも出掛けたかったのだが、毎日のように真夏日が続き、ウソのような酷暑に気力ダウン!暑いのはホント苦手です…。暑さでジムトレーニングもサボり気味、しかし今週18日には白山登山もあるのでトレーニングもしなきゃと、身体にムチを打つつもりでボッカ訓練の山行です♪山川君にとっては初体験の冠山です☆  >>前回の冠山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
8月14日(火) 天候:/メンバー:山川・増田
 【冠山峠コース】
 冠山峠(10:01)→P1156m(10:14)→P1111m(10:25)→冠平分岐(10:43)=(10:46)→
→冠山頂上(10:52)
登り時間:51分 (ほぼ休憩なし)
 感想&活動報告♪
 朝8時に集合して出発♪本日も真夏日!朝から青空とチクチクと射すような暑い陽差し…。今回は白山に向けてのボッカ訓練のつもりでしたので、巨大ザックには大量の水やお酒と食料と道具一式完全装備!暑さ重さの不安よりも山行が楽しみに♪
 山間部の池田町に入ると天気一転し曇が多く目立ってくる。さらに冠山林道を上がっていくと暗い雰囲気になりしだいに雨も降ってくる…まるで下とは別世界。長い林道をひたすら走り、登山口でもある冠山峠に着くと10台ほどの車が停車中。先発で登っている人もいるだろうが、ほとんどの車は天候回復の待機中。中には朝8時頃からこの信じられない降雨を避けて待機している方もおられる…。どないしようかぁ〜!
 車から出たり入ったり様子を伺いながらしばらく待機。雨も止み始め明るいガスに変わる。山に入れば雨も気にならないだろうから「今だ!」っと身支度準備して登山口スタート♪振り返ると続々と待機していた方達も準備を始めだしていたぁ♪最初はウォーミングアップには最適のだらだらした尾根道。1つ傾斜の強い登りをクリアすれば、アップダウンを繰り返すバカ尾根。もちろん周りもガスでなぁ〜んも見えない…。途中で男女2人の方が降りてくる。話を聞くと、雨で滑りそうなので頂上までの岩壁を登らずに冠平分岐で引き返してきたようでした…。笹も茂る中をガンガンと進む。噴き出す汗がハンパじゃない。逆に途中でサーッと降ってくる雨が気持ちよくて雨具に着替えなくてもイイ。今回は終始炎天下を想定していたので…重いザックでも快適〜♪
 ズブ濡れになって冠平と山頂への分岐に到着。雨はすでにないものの、太平洋側から吹き騰がってくる風とガスが強くて早い。真っ白ですぐ近くにあるはずの冠平も岩壁も何も見えず…。笹の中にザックをデポして先に頂上に向かう。さすがに今回この状況だと岩壁が滑りそうなのでロープを利用し四つん這いになって確保しないと恐ろしい。誰もいない狭い頂上に到着…。待っても回復の兆しなしなので分岐まで戻り、たくさん持ってきた缶ビールを取り出してガブ飲み。冠平の様子を伺いに行くがあまりもの強風のため、まだ風の影響が少ない分岐地点で風除けをして宴のセッティング♪悪天候でどうしようか迷ったが、まだ昼からの天候回復も期待できそうなので巨大ザックから鍋や材料を取り出してホルモン鍋と焼きそば〜☆
 ぼちぼちと後続者の方達が登ってくる。話を聞くと岐阜県の方がほとんど、太平洋側は曇っていて福井県は天気が良い予報だったからだと…しかし県境でもこの天気だったことにかなり残念がってました。岐阜県の方の中に【正】さんもお初でご対面〜♪とりあえず頂上に行っておこうっとザックをデポして登っていく。こちらは鍋が食べ頃にもなり温かい食事にご満悦〜♪ガスの切れ間に岩壁を登っている姿も見えるし、冠平も見える。降りてきた【正】さんも「今日は残念だったけどまた会いましょう〜♪」とお先に下山。その優しそうな姿に今度こそは晴れた絶景の場所でまたお会いしたいもんですぅ☆その後にも擦れ違うように若手が続々と登ってくる。宴はもう終わっていても粘っこく回復待ちの自分達…結局、分岐で2時間以上宴ステイ。晴れ間も時々姿を現し絶景もちょこちょこ見え隠れする。さてもう一度空身で頂上まで。岩壁も乾いていてロープなしで楽々〜♪ガスの切れ間に見える一瞬の県境絶景に満足して下山の開始。ある程度降り振り返ると、時たま見える天を射すような冠山の山容に感動〜♪さらに下っていくと陽も射してきてジリジリとした暑さを久しぶりに感じる。
 冠山峠では驚くほどの車と人…ほとんどの人が「峠ハンター」?で、冠山をバックに記念写真を撮ってる。自分らが到着すると「どうでしたぁ?」「何時間ぐらい?」と質問責めに近寄る…なぜか有名人でもないのに英雄気分にもなり嬉しく応えてしまう♪
 帰路はいったん岐阜県に抜けて高倉峠を経由して今庄町に入り『蓮如窟』を見学してから、大好きな「花はす温泉そまやま」まで♪しかしこの暑さに烏の行水…☆
 ※今回…山行中にかなりのタバコの吸い殻をよく目にしました…。自分も愛煙家なのでかなり悲しい残痕です。下山中に飴の包み紙なども自分達が気づいた分は拾って持ち帰りましたが、山を楽しむならマナーやエチケットを大事に考えて欲しいです…。まぁ…自分も雪山スキーで大転倒しデジカメを紛失した本人なんでこれ以上のこと言えないけど…♪願☆
2007/07/29 福井県敦賀市:岩籠山 byまっさん
岩籠山
765.2m
満足度
 岩籠山は敦賀三山の1つ。野坂岳ほどの知名度は高くないが、沢沿いの歩きやインディアン平原などとこの山の魅力でもある楽しみが多く、関西中京からもアクセスしやすいこともあり県外の登山客も多いようです。暑い時期の山行に清涼な沢があるのは助かり嬉しい!また今回メンバー3人にとっても初アタックになる山だし、久々に嶺南の山なので山行の前からかなりの緊張と興奮状態でしたぁ〜♪
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
7月29日(日)天候: メンバー:天谷・山川・増田
 【沢コース】
 市橋駐車場(8:07)→沢コース登山口(8:12)→最初の堰堤(8:32)→夕暮山分岐(9:19)→
→岩籠山頂上(9:33)
 登り時間:1時間26分(夕暮山分岐で小休憩1回のみ)
 感想&活動報告♪
 朝6時半に福井市内を集合出発!国道365号線から476号線を経由して敦賀市内に入る。期待していた天候もまったく回復せず周囲の山々は厚く白いガスで覆われて全く見えず…楽しみのの山頂展望はたぶん期待が出来なさそう。しかし今回は初体験と初登頂、沢渡りやインディアン平原などといった他の楽しみが盛りだくさんありそうなので新鮮な期待感に興奮ワクワク♪国道8号線の市橋交差点から林道にスムーズに入る。すり替えるにはかなり狭い林道だが舗装もされていて苦にならない。登山者用駐車場と看板があり、思った以上に広くて簡易トイレまでも設置してある駐車場に車を停める。朝8時頃だというのにまだ誰もきていない。それとも今日はベストな天気でもないので自分達だけになっちゃうのでしょうか…?近くの沢の流れる音だけでボヤーっとしたガスも立ち籠もる静かな駐車場で身支度!そして出発開始♪
 ここから未舗装の林道をしばらく進めば登山ボックスもある登山口にすぐ取り付く。先を見れば落ち葉が敷き積もった広い道で松が混じるブナ木のトンネル!ホント気持ちがいい〜☆しばらく進むと広かった道は登山道に変わり、駐車場に流れる沢を源流に沿って幾度とも左右に渡渉する。最初の石積の堰堤が見えてきた。ここには5つの石積堰堤があるみたいですが自然に溶け込んでいて全く違和感がない。沢では靴を濡らさないよう慎重に注意しながら飛び石伝いに対岸に渡る。しかしツルツルな岩肌で足が流され滑って転ぶ。少し濡れたけど冷たくて気持がいい〜♪口に含んで飲んでみると美味い!ザックにあるポリタンより数倍も美味い♪やっぱ転んでもタダでは起きちゃいけないもんなんだねぇ〜☆景色も最高!嶺南の山もやっぱナイスだ♪
 最後の堰堤を越えたのか…この先から細い沢を詰める登り。沢も消えしだい水音も聞こえなくなり、今までの沢音で意識していなかった鳥の声が新鮮に感じる♪夕暮山分岐まで続く急路に差し掛かる。途中、たぶん直登コースだろうと思う道を確認するが、安全にジグザグのメイン迂回コースへ進む。今まで楽しくて先頭になってハイペースで登ってきてしまい2人との差がかなり開いてしまっている。急路の途中で何度とも振り返えり見渡すが確認できず。まぁ2人はベテランだし道もハッキリ分かるから先に夕暮山分岐でお先に休憩。立派な分岐標柱がある。岩籠山まで30分!ん〜なんならと体力もまだまだ全快なんで休憩を早めて切り上げてゴー♪稜線をまく様に鞍部までいったん下りまくり、登りが始まる。しかし苦にならないほどよい傾斜の登り♪途中左側に先ほど急路途中で見えた直登コースとの合流地点も確認出来た。稜線に出ると今までの林も開けてとたんに明るくなる!天気さえ良ければ…。山頂間近、頂上への分岐。ここからほんのひと登りで頂上に到着〜♪濃いガスで真っ白で何も見えない頂上!少し晴れたかなぁと思うとインディアン平原だろう巨石も微かに確認できる。初登頂でお楽しみビールを急いで取り出してがぶ飲み♪少し?遅れて2人も到着!ココで宴開始♪初夏と言えども悪天でかなり肌寒い頂上。汗でベトベトになった服を着替えれば涼しく調度心地良い♪前々回の鳴谷山の山行では不満ばかりだった天谷隊長も今回のような変化に富んだ山行だと悪天でもかなりのご満足のご様子ですぅ!
 宴の撤収後にはとりあえずやっぱりインディアン平原まで!山頂を降り登山道合流地点にザックをデポして深い笹道を進む。平原に出るとそこはまさに異空間♪名の由来なのかそこには神秘的?幻想的?西部劇を思わせる岩がさんさんと籠もってましたョ!ナイスなロケーションを散策し岩に登ったり楽しんじゃいましたぁ♪こっちの方が宴にホントもってこいの場所でしたね!きれいな沢とブナ林、ササのインディアン平原、そして天候さえ良ければ日本海と琵琶湖の展望などなど魅力一杯の山ですぅ。
 こんな天候の中じゃもう誰も登ってこないのだろうか…っと下山中に話していたら、来るは来るは…20人以上の団体さんや単独の方達や。みんな元気だぁ〜♪下りにはあの確認できた直登コースを利用しショートカット!駐車場に着きBBQの開始〜♪今日は29で肉の日やからホルモン焼きやら焼き鳥やらぁ〜盛りだくさん!
 BBQの撤収後には初めて「敦賀トンネル温泉リラポート」に行くが…海水浴シーズンも重なったのかメチャ込み合っていてホント最悪でした。ってか…この内容程度の温泉施設で1000円の入浴料はダメだねぇ〜!海や山はほんと良かったけど平地の観光施設がこんなんじゃぁ〜福井県のイメージも悪く感じちゃうのかもネ☆
2007/07/16 福井県池田町:部子山
部子山
1464.4m
満足度
7月16日(月)天候: メンバー:天谷隊長 増田
2007/07/07 石川県白山市:鳴谷山 byまっさん
鳴谷山
1596.6m
満足度
 また今回も初アタックの山行〜☆某HPでこの鳴谷山の存在を知り、行きたくてしょうがない…。気が付けば「登ってみねの福井の山」にも掲載されていたんデスね!
 嬉しいことに今週末が梅雨の晴れ間になるようで雨の心配なし♪湿度高く白山展望に期待はできなさそうだが…ニッコウキスゲなどの花々など観察できるだろうし、みんなが悪戦苦闘して探している山頂の三角点探索も面白そうなもんでいざ出発!
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
7月7日(土)天候: メンバー:天谷・増田
 百合谷登山口(9:07)→鎧岩(9:46)→砂御前分岐(10:03)=(10:11)→
→大杉谷分岐(10:16)→鳴谷山頂上(11:10)
 登り時間:2時間3分(砂御前分岐で小休憩1回のみ)
 感想&活動報告♪
 縁起担ぎではないが、2007年7月7日朝7時に集合出発!怪しくスッキリしない天気の中、予定通り白峰村へと国道157号線を車を走らす。道中、先日に再開通したばかりの小原林道にも気になるが、混雑してるであろうと察し通り過ぎる。
 白峰の繁華街?を通り越し、手取ダム湖に掛かる桑島大橋を渡り林道に入る。舗装された広い林道。しかし、大嵐山分岐からはダートでデコボコな悪路。枝や草が道を塞ぐかのように茂っていてバチバチ車に当たる。駐車場広場に到着!
 周囲美しいブナ林の駐車場には軽トラが1台のみ。先発隊なのだろうか作業者の車なのか…?既にセミの声がわんさかとコダマしている。身支度が出来た後、初の登山道に1歩踏み入れる瞬間ってのは何とも言えない楽しい冒険心を感じる♪
 しばらくは平坦で進む登山道。距離も稼げるしウォーミングアップに最適!何度も小さな沢橋も渡り、途中綺麗な3段状の滝も見えるがアクセス道は見えず。沢音と滝音に爽快感を感じながら快適なアップダウンを楽しむ。湿地帯には巨大オバケ化した水芭蕉の姿も何度とも見られる。ササユリが所々で見られ何とも言えないいい匂いに癒され、疲労感も感じないまま最初の目的地の鎧岩に到着。ニッコウキスゲもポツポツと…咲き誇っている♪この地点からは今回向かう鳴谷山がすんごい高く遠くに見える…休憩にはまだまだ時間が早いので先を急ぐ!オバケの水芭蕉がウザく泥濘の道を進み登り砂御前分岐でチョイと休憩!グチョグチョの湿地帯をなるべく避けて歩いてきたものの2人の靴は泥んこまみれ♪隊長も起伏ある道の快適さには楽しめたものの、周囲景色が利かないのにやや不満。景色は頂上までほぼ見えない歩きです。
 大谷杉分岐も越えて巨木杉を楽しみ突き進んでいくが、変化もなく景色もないと距離感が全く分からない。今までガンガン登ってきた隊長もこの環境でスタミナも切れか…しかしGPSでは残り500m!休まず登り進み続ける♪かなり長く感じたけど鳴谷山頂上に初到着〜!しかし小さな青空が見えるだけで白山方面は濃いガスの中…。釈迦岳の稜線が微かに見える程度。この梅雨時期ならしゃ〜ない♪こんな時はさっそくビール飲んで宴のセッティング♪ハヤシライスとカレーラーメンといつも以上にヘビーな食事♪無風でポカポカ気持ちがいいものの、ハエなどの虫が邪魔をする。
 「今日みたいな日にココには誰も来ないかぁ〜」なんて話している時、単独の男性の方が登ってこられた!埼玉出身の方で金沢に赴任、2年前に初めて赤兎山を登ってから北陸の山に憧れて登山の魅力にハマってしまったとのことです♪しばらくの間ご一緒に話をしながら静かで気持ちがいい山頂を楽しむ。
 さて、三角点探し。GPSを片手に持ち藪や灌木の茂った中に入っていく。ビニール紐が張られており三角点まで続いているのかと思いきや、途中で切れて無くなっていた…捜索に10分程度。広場からの距離約70m程入ったところに三角点があった♪腕は擦り傷だらけになって山頂広場に戻る。周囲は真っ白のガスが立ち混みはじめ先ほどの景色よりさらに悪化。金沢の方はお先に下山。見送った後自分らも撤収し下山開始。途中、砂御前山にも立ち寄ろうかと思いましたが…景色も利かないとのコトですので今回NG。そのまま鎧岩まで戻りしばらく休憩。鳴谷山はガスにスッポリ隠れてしまいもう見えなくなっていた。鎧岩で最後の広い景色を楽しみ、金沢の方とご一緒に記念撮影!その後ゆっくりと植物観察しながら登山口まで戻りましたぁ♪
 下山後は白峰村の総湯に初めて浴びる…んん〜イマイチ。のんびりゆったりと出来ないし楽しめない…。やはり、値段は高いけど天望の湯の方がのんびり出来るから好きだなぁ〜♪入浴後には、この近くで白峰村1番美味いとの噂を聞いてた堅豆腐と厚揚げをお土産にして購入。帰宅後さっそく堅豆腐を食す。噂通りホント美味かったぁ〜♪また今回も体験と経験の多い1日になり満喫できましたぁ☆
2007/06/17 福井県勝山市:みつまた山−横谷山 byまっさん
みつまた山
横谷山
1060m
1098m
満足度
 先週の福井新聞に「荒れた峠道よみがえる」と題して、福井山歩会のメンバーがみつまた山から横谷山に通じる昔の峠道1qを登山道として復活させたとの記事。さらに驚いたことに、同会会長がなーんと自分の親戚だよ〜!!もちろん愛読書「登ってみねの福井の山」に写真も名前も出ているご夫婦です。これは登ってみなきゃ!っと気合い入れ込んで、初めてのみつまた山にアタックです♪
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
6月17日(日)天候: メンバー:増田
 【登山口からみつまた山まで】
登山口(11:53)→伊地知山(12:41)→みつまた山頂上(13:14)
登り時間:1時間21分 (ほぼ休憩なし…)
 【みつまた山から横谷山まで】
みつまた山(14:40)→横谷山頂上(14:55)
登り時間:15分 (ほぼ休憩なし…)
 感想&活動報告♪
 朝からのアスリート倶楽部のテニスを早めに切り上げて、勝山市に向かう。さすがにこの時間になると車も混雑。サンデードライバーが多いのか、ゆっくりのスピードにイライラ…岩屋キャンプ場に着くのに1時間以上も掛かってしまった。登山口はここからまだ先に延びてる林道に入る。考えてみたら久しぶりの砂利道。すり替えできるような場所も見あたらない狭い林道。登山口の前にある小スペースには既に2台の車、他にも森に突っ込んだかのように数台が駐車…この先にも数台が停まっている。Uターンしようと林道を進むが全く広い場所がなく、かなり進んだ狭い場所でハンドルを何度も切り返してUターン…。自分も同じくして草木に突っ込んでやっと駐車。身支度を急ぐ。
 下調べによるとココの名物は約1時間も掛かる急路。前回ザックの重さでまいってしまったので、今回はストーブを外し荷物を最小限にして登山口をスタート。ここには福井山歩会が取り付けた木札がbP〜bP1まである。ちょっとオリエンテーリングのようで楽しめそう〜っとの思いも束の間、急路に入ると探す余裕なんてなくなってしまう…。最初は杉の巨木の間をぬうようなジグザグ道だが急傾斜で滑りやすい。まだ歩き始めて3分も経ってないのにドバーッと汗が噴き出してくる。10分ほど歩くと尾根のようなポイントに取り付く。見上げるような急路。道は広い。伊地知山に向かって1直線に付いているみたいでほぼ直登。所々には巨大な岩もゴロゴロしてる。地名の由来だろうか?
 急路をどれだけ上がってきただろうか…そんな時にようやく木札を発見〜♪え〜〜っまだ『bQ』…マジで?ドッと疲れが、、、、急路はトボトボとただ我慢して歩き進むのみ。至る所にロープが張られているが、弛んで使いにくく、さらにストックが邪魔になるので利用しない。ロープは下山の時に使用するものだろう…。全身は汗だらけで新しく購入した7分丈のズボンも重く硬くなり、ヒザに引っ掛かって足が上がりにくい…。bRを過ぎたぐらいで下山者と遭う♪「まだまだ急路は続きますよ〜」…ガッカリ。挨拶ですれ違ったものの、その人はロープをビンビン張って降りるもんだから、登っている自分にロープがバシバシ当たりぶつかりまくる。イジメられてるようで泣きたい気持ちだぁ…。
 bTを越え、長く続いた急路をひと踏ん張り登り切ると幾分か緩い傾斜に変わり落ち着きが戻ったよう。しばらく進んでいくと「一間田尾」の看板。さらに進むと伊地知山への標識。伊地知山へは右手に入り3〜4mで三角点もあった。休憩も考えていたが、展望は全くないし、ここからの尾根道がホントに気持ちいい♪深く落ち葉が敷き詰まっていてフワフワな絨毯♪乾いたトコではパリパリと落ち葉踏み。新緑のブナと雑木林の中で展望は利かないものの今までの急路がウソのようで疲れも吹っ飛び快調に進んでいける。ヤセ尾根のアップダウンでは、みつまた山も見え隠れして山頂が近づいてくる。
 10の木札と同時にあと400mの木札。進んでいくと頂上から賑やかな声も聞こえてくる。初登頂のみつまた山に到着☆3〜4人の方が宴会中で、なんと頂上でホルモン焼き〜♪自分も缶ビールを取り出して、ご一緒にして宴会の仲間入り〜♪ん?ん?見たことがある方がお一人!あ〜〜っ!つい2週間前の白山登山での下山中に、大きな無線を担いでいて天谷隊長といろいろと話していた方だょ〜♪再会で意気投合☆お仲間の方から日本酒なども頂き、笑い声と会話が木霊するぐらい賑やかな山頂宴でしたぁ♪
 ここから横谷山まではすぐお隣に尖って見える。深い鞍部にいったん降りるようなので、少し戸惑う…。その内、横谷山から3人のパーティが到着〜!宴会に加わり大勢で大宴会だよ〜♪せっかくなんで皆さんと一緒に記念撮影しちゃいましたぁ☆
 約1時間半もの楽しい宴も撤収…みなさん下山とのこと。まだまだ日没には時間があるので自分は横谷山に向かうことに!宴でご一緒だった仲間達とまたの再会を約束して見送り、かなりダイエットしたザックを担いで横谷山まで♪鞍部まで一気に駆け下り、再び登り返す。みつまた山から見た目では急路かなと思った登りは、以外に快適で道も広く登りやすい。ただ、完成したばっかの道なので伐採した切り株に何度もつまずく。登り途中には右コースと左コースが設けられていますが、すぐに合流するのでどっちでもOK♪横谷山に到着!新聞に載っていた広場とは表現に言い難いものの、みつまた山よりは広い山頂で、天気が良ければ白山展望にナイスな場所かも…。しかし、みつまた山と同じく360度の展望はない。カップラーメンとオニギリで腹を満たす。
 午後15時半に下山開始。さすがにこのあとには誰も登ってこないだろう。登りでは確認出来なかった木札を1つ1つ確認しGPSに登録しながら下山。しかしbUの木札だけ通り過ぎてしまい記録漏れ…。登りで辛く長かった急路も下りでは楽チン♪17時に駐車していた車に無事到着〜。急路でヒザやモモがパンパン!雨天時にココはかなり滑り困難でしょうね…その後、岩屋観音堂の周遊コースを見物してから帰宅しましたぁ。
 久々にナイスな山をまた見つけた気分!山歩会の方々のお陰で手入れも行き届いた古峠道の登山道。再び廃道にならないよう守り続けて欲しい。ただ…新聞での呼び掛けのようにメジャーになるよう広い駐車場の整備も欲しいものだが…。やはり出版書の記載通り、急路に備えて岩屋観音からウォーミングアップで林道を歩くのがイイかも☆
 みつまた山−この山名の由来が分かったかもぉ!丸岡町と勝山市と石川県山中町の県市町境界分岐点でもあるし、3つに分かれる道も確かに頂上から残っている。3つの尾根の集合ポイント!三角点はないが古の浪漫と伝統の時代を感じましたぁ☆
2007/06/03 石川県白山市:白山国立公園:御前峰
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 昨日の別山までの道もつらかったけど、気分新たにして2日連チャンの山行☆約1ヶ月ぶりの白山!あの快適だった残雪もどんな状況かが気になる。だいぶ雪も融けシーズン道も出てきたでしょう。昨日の山行ではお酒が足らなかったのでトレーニングも兼ねて巨大ザックにお酒などをたぁんと詰め込んでの準備♪お酒だけで約5kg越え…水も入れると8kgはあるだろう…装備万端で久々に重いザックだった。
 >>前回の白山御前峰→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
6月3日(日)天候: メンバー:天谷・増田
 【※別当出合から室堂まで】
 別当出合(7:01)→中飯場(7:28)→別当覗(7:55)→甚ノ助避難小屋(8:27)→
南龍分岐(8:47)=(9:17)→黒ボコ岩(9:56)=(10:06)→五葉坂(10:22)→室堂(10:35)
 登り時間:3時間34分 (南龍分岐で食事休憩、黒ボコ岩で小休憩を含む)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(11:51)→青岩(12:02)→高天ヶ原(12:07)→御前峰頂上(12:21)
 登り時間:30分
 感想&活動報告♪
 予定通り朝5時に集合出発☆まだ昨日の山行に疲れが残るものの、白山御前峰を別当出合まで車が通れると思えば、1ヶ月ぶりだし余裕満々〜♪いつものコンビニで最後の買い出しを終え白峰村の市ノ瀬へ!1ヶ月前は閉鎖していたゲートも開いており、爽快な気分で別当出合に向かう♪林道沿いにある駐車スペースは各地から来る登山者の車でほぼ満車状態。いつものように下に降りた駐車場に車を停め、身支度の開始です。トレーニングにと準備したかなり重い巨大ザック…別当出合までもの登りでもギシギシと肩にくい込む!ヤバイと感じつつもそのまま別当出合をスタート!
 「甚ノ助までノンストップで行こう♪」先頭で快調に進んで行くが、中飯場でギアダウン…。天谷隊長に先頭を譲り歩くが、足が重く思うように上がらない。気が付けば、天谷隊長の姿がもう見えない…。焦るが、何度とも足が止まる。別当覗きから残雪もチラホラお見えするが楽しんでらんない状態。また更に、昨年迂回路として出来た道が最悪でグチョグチョの泥んこ!もうブルーな気分以上にパニック。今まで追い抜いた方達にも抜かれる始末でテンヤワンヤにして1歩1歩進む…。景色眺める暇もなく、前に歩く方のあとに精一杯付いていく。あれれ…南龍分岐が見える!どうやら休憩ポイントの甚ノ助は通り越してしまったみたい…!天谷隊長との待合い場所である甚ノ助を見つけて戻らなきゃ〜!!下からコラーっと天谷隊長が登ってくる。甚ノ助で休憩待ち中に、通り過ぎていった自分を見つけて登ってきてくれました…♪南龍分岐まで行って休憩しよう〜スタスタ登っていく隊長に付いていき、やっと朝食の大休憩〜☆
 今思えば、甚ノ助よりも最高な休憩ポイントかも♪今日は霞で遠くまで見えないが、加越国境の山並みがスカーンと見渡せる絶景ポイント!少しでもザックの重さを減らそうと、とろろ蕎麦とおにぎり、そして缶ビールをとしばしの快楽な時間を楽しむ☆
 アイゼンを装着して南龍分岐からは黒ボコ岩へ。本日快調な天谷隊長は先頭にグングン登っていく♪調子よく付いていくが…黒ボコ岩までへの雪渓を前にして2人びびる…。まさに直壁に近い壁のようでそれも直登急路〜!今まで進んできた勢いが完全に止まってしまい、見上げる度にただただ立ち竦んでしまう…。10歩進んでは立ち止まり、呼吸を整えてまた10歩進むの繰り返し。ジッとしいると今にも崩れ滑り落ちそう!高所恐怖症の自分には下を見るなんてことは、たまったモンじゃない。黒ボコ岩間近になればシーズン道も見えはじめ、安定している足場にホッとする♪黒ボコ岩にフラフラ状態で到着…少し休憩を取る。岩に登れば白山御前峰も間近に見える♪
 この先アイゼンが必要ないとのことで外し、弥陀ヶ原の雪原を横断し五葉坂に取り付く。もうすぐに室堂到着だと思うと体力も回復してくる。五葉坂はある程度登れば雪もスッカリ無くなり、いつもの巨石が顔を出していた。室堂にようやく到着☆先ほどよりも天候が崩れてきたのかかなりのガスも出てき始め、頂上も見え隠れしている。先に飯を食おうってことで、白山荘に入り衣服も着替えて温かい食事の宴を始める。
 約1時間以上、白山荘での宴☆撤収後に外へ出るが、天気回復の兆しはなし…。ザックを室堂にデポして出発の準備。風も強そうなんで防寒着を着込んで登り始めたが、すぐに暑く汗も出だしてきたので脱ぐ。半袖Tシャツ1枚でも十分に気持ちがいい。人も多くて何人もの方とすれ違う。青岩の手前から上はスッカリ雪も無くなっていて、いつもの石段を踏んで歩ける。頂上に到着!山頂には2組が滞在し楽しんでいた。
 うっすらと荒島岳が確認できるぐらいの視界…。雲もかなり出ている。この時期ではまだいい方なのかもネ♪頂上には約30分ほどステイ、景色を眺めたりデジカメ撮ったりして散策してました。東側にあった羅針盤が折れて壊れているのには驚いた…。
 山頂を楽しんだ後、下山。今回自分は西側にある雪渓を選んでみるとのことで、天谷隊長としばしのお別れ!コレが大正解だったか快適〜♪雪渓には山スキーのシュプール跡などもかなり残っているので、急斜面では久々に尻セードを楽しむ☆ズボンがベタベタ…小さなソリがあれば危険箇所もないのでもっと爽快かもョ♪驚くほどアッという間に室堂に戻れてしまい、天谷隊長の帰りをひたすら待つ☆再会後はデポしたザックを拾ってピストン下山。しかし今回は登ってきた五葉坂を選ばずに、まだまだ雪の多い西側斜面(迂回路)を2人で尻セードして一気に滑り降りる♪ココも危険箇所もない。驚くほど早い時間で弥陀ヶ原に滑り着くと、室堂を先に出発していった方々はまだまだ五葉坂の中腹ぐらいにいた。なんだかちょっぴり嬉しい気持ち〜♪
 登りで1番悪戦苦闘した黒ボコ岩までの急斜面…。天谷隊長はアイゼン装着。しかし自分はここもアイゼン無しで一気にグリセードと尻セードを併用して滑り降りる♪早い早い!下まで1分も掛かんない♪
 ※雪渓急斜面でのグリセードや尻セードといった行為は速度が出るのでとても危険な技です。十分な技術や判断などの経験が必要です。慣れてない方はマネをしないよう、アイゼンやピッケルなどといった道具を使いキックステップで安全な滑落停止手段で確保しながら下山しましょう!また行う際には周囲に登山者がいないか危険箇所がないかを十分に確認してからスピードに注意して行いましょう。
 南龍分岐までもどり休憩。最後の絶景を眺めるものの、別山の上半身はもう深いガスで覆われてしまってる。登りで通り過ぎてしまったあの甚ノ助ヒュッテにも立ち寄る。雪に埋もれて屋根しか出てなかった1ヶ月前とは大違いで、普通にして正面玄関から出入りも可能〜♪コレで今季はもう雪上を歩くことはないだろう…最後の雪に名残惜して再びシーズン道を歩き降り、別当出合まで辿りもどる。
 下山後は毎度お気に入りの「水芭蕉の湯」に浸り、いつもながらの生ビールとおろし蕎麦を堪能しながら2日連チャンだった山行の満足感に満たされましたぁ☆
2007/06/02 石川県白山市:白山国立公園:三ノ峰〜別山
byまっさん
三ノ峰
別山
 2128m
2399.4m
満足度
 久々の週末連休が取れた♪当初は、先日31日に別当出合まで林道開通した白山御前峰に行く予定でしたが、天谷隊長から連絡があり日曜に白山に行きたいとのことで、行く先を変更して1年ぶりの三ノ峰に!行ければ別山までの計画です☆
>>前回の白山三ノ峰と別山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
6月2日(土)天候: メンバー:増田
 【※上小池から三ノ峰まで】
 上小池駐車場(6:36)→<林道>→登山口(6:47)→六本檜(7:43)→剣ヶ岩(8:31)→
→尾根のベンチ(9:04)=(9:45)→三ノ峰避難小屋(10:05)→三ノ峰頂上(10:13)
 登り時間:3時間37分 (剣ヶ岩の上尾根のベンチで大休憩1回、小休憩は多々)
 【※三ノ峰頂上から別山まで】
 三ノ峰頂上(11:20)→別山平(11:54)→別山頂上(12:28)
 登り時間:1時間8分 (ほぼ休憩なし)
 感想&活動報告♪
 今日は久々の単独行〜。なので目が覚めた朝5時半にそのまま出発!さすがにこの時間でも外はかなり明るい。羽生街道を通り大野市街も抜け、1年ぶりの打波川沿いの林道を走る。しかしここはホント長い…スピードはかなり出ているものの、なかなか鳩ヶ湯までに着かない。遠く長かった鳩ヶ湯まで辿り着いても上小池駐車場まではまだまだ先…。大野市のスケールの大きさを感じる。ようやく上小池に到着。駐車場には5〜6台もの先発隊がいるようだ♪京都や滋賀ナンバーの車も見える。しかし目的は三ノ峰か、それとも刈込池なのか…。身支度中の車2台はザックもデカいからたぶん三ノ峰でしょう☆自分も身支度を開始チェックして先にスタートした彼らの後を追うように出発です♪打波川の渓流音が清々しい林道を歩きながら、登山口まで。登山口からは、六本檜までイッキに駆け上がるような急路の連続が待っている。
 実は…昨晩深夜まで友人と2人で閉店間近まで飲んでたため、かなりしんどい。気持ち悪さもあり、足取りも不調でなかなか上がらない。想像以上に大量の汗が噴き出してくる。1年も経つと距離感も忘れてしまうのでしょうか六本檜までが遠くに感じて、ブナ林の中で先が見えてこない不安感が出てくる。
 1時間も超えやっと六本檜に。予定では剣ヶ岩先の尾根のベンチで大休憩しようと思ってましたので、とりあえずタバコ一服!本日最初に見る絶景に酔う♪自分よりも若干若い単独での男性が休憩中。お年寄りや中高年が多い山行の中、若い単独者に会うのはホント珍しい♪聞くと、滋賀県からの方で学生時代は山岳部に所属していたみたい。10年以上もブランクが空いたものの、福井県の山に登ってから日本海側の山に魅力を感じ今回三ノ峰を選んで来たようです。嬉しい話しだぁ〜♪
 ここから先は尾根道で景色もいいんだけど、今まで以上の厳しい登りが待っている。かなり陽も射してきて暑くなるようで過酷になりそう。そうそう…ナゼなんだかココからってハエが多いんだよ〜。先を進んでいくと案の定、ハエの大群に襲われ道を進め難くされる…。目に入るし耳や鼻や口に入ってくるは…。急路とハエとの格闘続きでかなり体力も失ってくる。フラフラになって目的の尾根ベンチに到着し、ザックを降ろして缶ビールを取り出しての大休憩です。白山も別山も、もちろん三ノ峰も見える。大野や勝山市内の山々、県境の山並みも眺め渡せる。下の刈込池も見下ろせる♪三ノ峰の山行では1番大好きなポイントでの大休憩に満足するのだけど、身から離れない大群ハエだけが鬱陶しい。先ほど滋賀県からの単独男性も到着しご一緒に休憩♪
 会話に花が咲き気が付けば40分以上もの大休憩♪「一緒に別山まで行きましょう」っと誘いましたが、体力一杯一杯のご様子。最後の急路も登り切り、避難小屋も通り過ぎて三ノ峰に到着〜☆頂上には中高年の男性1人。誰か来るのを待っていたらしく、カメラをお願いされたのでお互いにパチパチ撮影♪腹も減ったし宴の開始〜☆
 カレーライスと焼きそばの準備しながら、缶ビールもガブ飲み♪滋賀県からの単独男性も到着し、再びご一緒しての楽しい宴です!どっちが裏か表なのか分かりませんが…間近に迫る別山を眺めながら美味い飯をがっつく。ココでもう帰ろうか…?そんな矢先に単独で驚きのお年取りが登ってきたぁ!カメラをお願いされたので撮った後に話を聞くと…「今日は石徹白から登ってきて、今から別山、御前峰、白山釈迦岳を経由して市ノ瀬に降ります」だって…。山頂にいた方々は絶叫で「エェーー!」。
 みんな目をマン丸した三ノ峰山頂を跡にして彼は挨拶簡単にして別山に向かっていった…。よしやっぱ別山まで行こう!滋賀県からの単独男性や山頂にいた方も降りるようで宴撤収後に見送り、自分1人は別山に向かう!まだまだ残雪もあるから楽しそうだし、あのハイパーお年寄りに負けん気が沸いていたのかも…。
 ザックはデポせずに担ぎ改めてスタート開始!残雪も多かった鞍部までイッキにくだり、あとは別山までの登りのみ♪宴でかなりダイエットしたザックは軽いから、ガンガン登りを攻めれる。快調な足取りで約20分で別山平!まるで高原のようで大好きなポイントだが、さらに白山方面が天候も崩れ始めドス黒く厚い雲も張り出してくる。
 歩きながらチブリ尾根を眺めるが、人の気配なし…。やっぱ別当出合まで開通された白山の方が賑わっているのでしょうか…?三ノ峰から約1時間にして別山に到着☆誰もいないので独占〜♪時々雲から顔を出す白山御前峰を見ながら、最後に残った缶チューハイを楽しみデジカメ持ちながら山頂散策する☆景色はベストでなかったが、13時にもなったのでピストン下山の開始。途中2人組の方とすれ違う。上小池駐車場で身支度していた方で、今日は三ノ峰避難小屋にもどり1夜を過ごす計画でした。
 避難小屋まで戻ると、親子2人が休憩中。お子さんは三ノ峰頂上まで行きたいけどお父さんの方は靴擦れを起こし山頂までは無理のご様子…。自分のザックはをデポしてお子さんだけをガイドして再び三ノ峰頂上に登る。お子さんの達成感満足の表情に嬉しさを感じ、自分も本日の山行達成感を喜びにして下山〜♪足場の悪い下りは慣れてるから楽々〜!所々滑り崩れやすい場所もあるので慎重にクリアし降りる。あの靴擦れをおこしたお父さんは無事に下山できただろうか?振り返るとゆっくり降りてきているようで安心して一気に上小池まで!明日は白山御前峰の予定なので、準備もしなきゃいけない。帰路を急いでそのまま帰宅しましたぁ☆
2007/05/20 福井県勝山市:取立山 byまっさん
取立山
1307.2m
満足度
 当日の予定は別山でチブリ尾根を登る計画をしてました…。予定どおり朝4時に集合出発し市ノ瀬ビジターセンターに5時半頃に到着♪だがっ、天候の回復を願って約2時間もの待機していましたが、雨足の止む気配は全くなし!結局さらに雨足強くもなりはじめ、別山を中止変更し、近場で雨でも楽しめる水芭蕉の花を見に取立山に向かいましたぁ…☆  >>前回の取立山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月20日(日)天候: メンバー:山川 野村 増田
 『東山いこいの森コース』
東山シーズン駐車場(8:14)→取立山頂上(8:59)
登り時間:45分 (ほぼ休憩なし…)
 感想&活動報告♪
 市ノ瀬ビジターセンターで2時間待機してるその間に雨具を完全装備した姿の3人ぐらいがスタートしていった…。雨も強くなりいっこうに止まない。他に待機中の車もあったがその内引き返していく車も何台か…。この条件下での長時間の山行は、まだ初心者の野村さんには過酷すぎるであろう☆自分達も諦め、市ノ瀬からひたすら林道を帰りもどる…。すり替える対向車も5〜6台いただろうか…?行く先を気になりつつも、小雨も止まず周囲も暗いガスの中をいったん白峰村に出て、国道157号線を福井勝山方面に…水芭蕉の群生地として県内で最も有名な取立山に向かう。避難小屋もあるし小雨程度なら十分楽しめるであろう♪しかし新聞での報道では2週間前に水芭蕉の開花の知らせ…すでにピークも過ぎてしまったのであろうかどうか少し不安になる…。
 東山いこいの森を越え、林道取立線を走りシーズン駐車場に到着!駐車数は6〜7台ぐらいだったか…?数える前に、出た出たぁ〜♪この山名物の取立人!いつも思うがホント無愛想で憎ったらしい老人…。取立山だから駐車場を取り立てる所以ぐらい理解できるのだが、もうちょっと可愛げがあってもいいんじゃないのぉ?駐車料金500円納め、泥だらけの駐車場に車を停める。以後続々と車が上がってくる。駐車料金でもめているのか引き返す車もあり…。小雨の降る中、身支度もできやっとこスタート♪
 道も広く迷うところは無いので、各々のペースで登る。雪山ん時に1番の難所でもあった尾根に出るまでのジグザグ道は爽快でウォーミングアップとして丁度イイ〜♪下で遅れてる2人を上から励ましながら、グングンと高度を稼ぐ☆尾根まで出ると傾斜も緩みイワウチワやショウジョウバカマ、ムラサキヤシオツツジなどといったこの時期の花に出会い、観察しながら快適に登れる♪ただ…周囲の山並みは全く見えないのが不快…。
 三角点にタッチしてポールのある山頂に到着〜♪頂上には駐車場到着時に登り始めてた6人の集団方々が休んでいた。もちろん景色は全く見えない…。集合写真をお手伝いした後、集団さんは避難小屋に向けて出発。お見送りをして、遅れている2人の到着を待つ♪5分後に山川くん到着、野村さんも遅れてようやく到着☆初登頂です♪
 自分達らも集合写真を収めた後、休憩もせず即出発〜!避難小屋までは3人固まってだらだらとお散歩〜♪風よけと雨除けのため避難小屋に入って休憩。奥の板間にはまだ誰もいないので、靴を脱いで上がって宴の準備開始〜☆避難小屋には2組の先客がいたけど、宴撤収すると颯爽と小屋を出ていく…しばらく貸し切り状態〜♪こんな雨の中じゃ誰も来ないのかなぁ〜なんて話をしているのも束の間、入れ替わり立ち替わりと出入りが激しくなり、終いには満員御礼寿司詰め状態に…。トイレで外に出てみると小屋に入れなかった人達が雨の外で休憩やら宴を行っていて、場所がないと分かると通り過ぎていく方までたくさんいる…!いったい今日は何人の登山客がいるのだろうか…?まるでシーズンの白山のようで、久しぶりに見る山での大勢客!天候回復を待ってたこともあり、小屋ではゆっくり約2時間以上の宴〜♪今回この長居はちょっと失礼だったかなぁ?お陰様で若干天候も回復し霧雨の状態に。撤収後はさっそく今回目玉の水芭蕉の群生地に出掛けてみることにぃ〜♪初めて見る水芭蕉が楽しみ☆
 うぉ〜!あるよあるよ♪虎ロープが張られた湿地内にはまだまだ見頃の水芭蕉の花が咲き乱れてまぁ〜す☆わぁ〜!いるわいるわ♪虎ロープの外周の道には所狭しと登山客が立ち乱れてまぁ〜す☆ホント多い人でした…。中には、藪に入り込んで宴をしている集団の方々も…花も人も賑やかでしたョ!新しい感動を跡にしてこつぶり山へ♪
 小屋での宴でかなりお酒飲んでたので、この短い登りでもかなりしんどかった…。こつぶり山でもたくさんの登山客が腰を下ろして食事などの休憩をしてました。こつぶり山から大滝に向けて下山…途中でも登ってこられる方が多い。団体さんも2組…聞くと関東から来た団体さんでなんと38名で来られたとか。半分以上は女性(おばちゃん)。
 賑やかな団体さんを見送り、大滝。最後に一本の酎ハイを飲みながら、いつも以上に水量豊富な大滝の水しぶきを受けて時間を楽しむ♪駐車場にもどると数えるのも面倒なくらいの駐車数…あの団体さんのであろう観光バスも2台もぉ…。雨で久々に登山靴も泥んコになったョ!駐車場からはまた白峰村まで進み、久しぶりの天望の湯で1日の疲れを癒しましたぁ♪学生時代は天気図担当もしていたが予報も外れ早朝から天候とニラメッコな1日で右往左往しちゃったけど、まぁ〜休日の山行を満喫しましたぁ♪
2007/05/04 石川県白山市:白山国立公園:御前峰
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 予定ではこのGWの5か6日に予定していた…頼りない予報は毎日変動!で、最も天気が良いと予報される4日に急遽変更!ホント直前に天谷さんから前日の昼に連絡をもらって急いで準備。まだ別当出合までの林道開通はしてないものの、骨折してる足の回復もまぁまぁ…本日みどりの日!市ノ瀬からの林道歩きを覚悟です♪
 >>前回の白山御前峰→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月4日(祝)天候: メンバー:天谷・増田
 【※市ノ瀬ビジターセンターから室堂まで】
 市ノ瀬ビジターセンター(3:49)→別当出合(4:51)=(5:07)→中飯場(5:35)→
甚ノ助避難小屋(6:37)=(7:11)→南龍分岐(7:25)→室堂(8:20)
 登り時間:4時間31分 (別当出合で大休憩1回、甚ノ助で食事休憩を含む)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(8:59)→青岩(9:12)→高天ヶ原(9:18)→御前峰頂上(9:34)
 登り時間:35分
 感想&活動報告♪
 早朝2時…まだ3時間ぐらいの睡眠だけだったけど、集合出発〜☆目指すは白山市ノ瀬!大好きな白山ですっかり目覚めて期待と気合い満々〜♪道も真っ暗で闇。車も空いてるが、こんな時間に山ん中を走るのはちょいと恐怖。3時半に市ノ瀬ビジターセンター!この先も進んでいけたが橋の手前で閉鎖ゲートしていたので橋の広場脇に駐車。市ノ瀬でもかなり駐車数があったが、ココもほぼ満員状態!身支度の方もいれば中にはテント泊の方もいる…。自転車で出発していく方の後に自分達も出発!この林道を歩くのは高校山岳部時代の予選大会ぶり…約20年前ぶりになるかな?
 月明かりがあるもののヘッドランプを灯してガンガンと林道進む。先に出発した自転車の方もこの坂道では押して歩いている…お先に追い越す。途中には、この林道が閉鎖の原因でもある巨大な落石の箇所もあり…。1時間以上もの林道歩きにはホント疲れる…別当出合に到着前では、しだいに朝焼けで周囲が明るくなってきた♪
 やっとこ別当出合に到着し、しばしの休憩を取る。残雪もポツポツと見える。単独の男性の方がここから先の身支度準備中。朝5時、まだ太陽が出ていないがすっかり明るい。ここからはもう充分に歩き慣れてる道。どこから雪上歩きになるのかを楽しみにして出発〜!中飯場の手前からはぼちぼちと雪上歩行の繰り返し♪この上の工事作業道トンネルから上は全面雪〜☆足を休めずイッキに甚ノ助ヒュッテまでを目差す。硬くクラストした雪面で滑りやすいのだが、多くの登山者が残した壺穴化した足跡にあやかってグイグイと登れる♪南龍の方から日の出!イッキに眩しいぐらい明るくなってきたぁ。カラフルに基を張ってるテントも見えてきた♪甚ノ助ヒュッテに到着です!
 避難小屋は屋根の1部だけ露出していてほぼ完全に埋まっている♪屋根にザックを降ろし座ってナイスな景色を眺めながら朝食の休憩です♪朝から缶ビール1本!とろろそばとおにぎりをがっつく☆テント泊をしていた方々や山スキーの方々なども続々と登っていく!上の方でもかなりの人数が登っているご様子♪お腹も満たして後、アイゼンを装着して自分達もあとを追って登りはじめる。南龍分岐地点まで一直線に登る急路!クラストした雪面壁に10本爪のアイゼンがザクザク刺さるのを楽しみながら急路を登る♪ぼちぼち下山者の方々とすれ違い情報を教えていただく。話し聞く度にテッペンが楽しそう〜♪本日朝の御来光はガスで見えなかったみたいです…。
 途中からトレースは南龍の方面にいったん巻き、ゲレンデのような急斜面をエコーラインの尾根までショートカット直登である。早く尾根について御前峰の姿が見たい!その一心で足を休めずにガンバって急路を登るのみ…。エコー尾根に取り付くと、今まで他の山遠くから眺めていた白山の容姿が目の前に!まるで手に取れるよう♪
 単純ですが、歩き進む度に近づいてくるのが楽しい♪広〜い弥陀ヶ原の大雪原を横断〜は爽快で嬉しい☆室堂までのショートカットも目に見えたのだが、通常通りの五葉坂を選んで進む。ココでは黒ボコ岩ルートからの登山者もいて、お互いどちらのルートもかなり急路に苦労したご様子です♪しかし距離や時間的には自分達の方が正解だったかもネぇ〜☆夏場のシーズンではいつも巨石がしんどく苦労する室堂直下の五葉坂!だが、雪で岩が埋まってると足場が楽チン♪陽もあがりかなり雪も腐りかけてきたが、アイゼンを利かせて登りきり室堂に到着!別山展望台に立ち寄って景色カメラに納めてからズッポリ雪で埋まってる室堂の前まで出る♪あぁ〜ん絶景だぁ☆
 白山神社の鳥居は顔出しているが、くぐることは出来ないぐらい雪で埋まっている♪こんな景色を見れたのは、学生時代ぶりぃ〜♪昔の青春時代が甦ってくる気分!昔20年前は白山神社も室堂センターもこんなに立派じゃなかったからなぁ〜♪懐かしさに浸りながら、また缶ビールを飲んで天谷さんの到着を待つ♪天谷さんも無事到着してしばし休憩☆幸いに陽も射し、思った以上に外でも温かい♪頂上では雲ガスが出来るが消えるのも早い。頂上ではかなり強風が出ているのでしょうか…?
 休憩後、天谷さんの疲れをみてザックをデポしようかと考えましたが、まだまだ元気いっぱいなもんで担いで登ることにぃ!ココからはハイマツなど樹氷、岩などはエビの尻尾の氷の世界♪あの天上界と地上界の境と言われる青岩はチョこっと頭だけ出た程度。もう周囲が絶景だらけで何枚写真を撮ったことでしょうか?背後にはそびえ立つ美しい別山♪今日もたくさんの登山者が市ノ瀬から登っていることでしょうねぇ♪
 御前峰の頂上に到着!遠くアルプスまでは靄って見渡せないものの、達成感にプラスして頂上からの絶景にはたまんない♪またザックから缶ビールを取り出し、飲みながらテッペン散策♪絶景に写真撮りまくり!デジカメのカードが2GBもあると余裕もあり便利で、あの林家ぺーみたいに考えずそこら中パチパチ♪頂上は、カメラの三脚が立たないぐらいの強風〜!体感気温はマイナスかも…。2人の頂上集合写真は他の登山客にお願いして撮っていただく♪ホント有り難うございましたぁ〜!
 久しぶりの白山頂上の絶景で、1時間近くはいたかなぁ〜♪あまりにもの寒さで下山…。下山中に、あの市ノ瀬出発でご一緒だった自転車の方が登ってきて再会!お話を聞くとなんと越前市の小学校の校長先生Oさん♪で、今回の白山登山が81回目だとか!先週30日にもココへ来てたみたいで、頂上から山スキーだヨン♪凄い!こんな校長先生だったら毎日楽しく学校生活ができそうで頼もしいですね☆室堂にまで戻り、白山荘に入り温かい食事を摂る。山小屋もナゼか懐かしい気分で楽しい♪
 食事の宴も終え白山荘から外に出ると…明るく真っ白な輝く世界が眩しい!再び御前峰を眺めた後、離れるのを惜しんでの下山開始です!別山展望台からはイッキに弥陀ヶ原におりるショートカットを使う。確かにゲレンデのようでスキー板があればめちゃんこ楽しめそうなぐらい広く最高なロケーションでシュプールもたくさん!こりゃホントスキーで滑ったら気持ちイイでしょうなぁ〜♪来年は山スキーにトライせねばぁ☆あとの下りはそのままリトレースです。エコーラインの尾根では、また驚きありぃぃ!山スキーをやりにガイドで登ってきていた乾さん(環白山保護利用管理協会)とのまた再会です☆去年の夏、経ヶ岳で助けていただいた方!それから白山で会うのは今日で2回目です☆お仕事上、ほんと毎日白山にいるのかなぁ〜?って思っちゃいますね!また会えてホント嬉しかったですぅ〜♪ほんと逞しいから憧れちゃいますねぇ〜☆
 雪もだいぶん腐ってるんで急斜の雪面では尻セード♪だが、加速しいったん止まらなくなりマジ焦った…。アイゼン外して靴裏で滑る方がまだ安全だったかも…。ご利用は安全なところで計画的にぃ!だね☆滑り歩きを繰り返し甚ノ助ヒュッテまでもどり、最後に残った缶酎ハイを飲みながら休憩!いつも余ってしまうお酒も今日はすべて完飲〜!全部で500mlの缶を6本もあったのに…不思議なことに山では酔わないだよねぇ〜♪ってかすでに景色に酔ってるから気付かないのかなぁ〜笑☆山スキーで美しく滑って降りていく方達がホント羨ましいぃ〜♪別当出合にまで着けば、過酷な林道歩きが待っている…。気持切り替え覚悟して、ただ硬く熱いアスファルトの林道を下る。気分を紛らすため、山菜があるかないかを探しながら歩くが、硬い道はヒザや腰にガンガンと激痛…。途中嫌ンになって休憩してると、後ろからビューンと自転車で登山者が降りていく…いいなぁ〜♪坦々と長く続くアスファルトの林道を歩き、下を覗き込んで林道が見えれば杉林を駆け下りショートカットして降りる♪あんなジグザクな林道だったら、この林道とは別に登山道を作って欲しいよなぁ〜☆まぁ林道整備でいっぱいいっぱいやから無理だろうけど…。橋を渡って駐車場にやっと到着!疲れたぁ…。ふと橋を振り返ると…朝出発が同じだった校長先生も自転車に乗って到着〜!スキーはまだしも、来年からは自転車のアイテムはこの時期に必携だなぁ〜♪帰りの際には、久しぶりに大好きな白峰の堅豆腐をお土産に買ってご満悦〜♪本日朝も早くそして長い1日だったけど、また山行に気分満ち足りましたぁ☆ 
2007/04/29 勝山・大野市:法恩寺山〜経ヶ岳(残雪山)
byまっさん
法恩寺山
1356.7m
経ヶ岳
1625.2m
満足度
 天気がいい青空の日が最近続く☆2週間前に左足(小指中正骨?)を骨折してしまい安静…運動不足の日々!こういう時にかぎって晴天青空になるんだよなぁ…☆下記の越前甲登山ではすでに折れていたようで、幸いに歩く分には幾分支障無し♪
 本日は祝日「みどりの日」だから新緑の登山だぁ〜っと気合い入れてたら、いつの間にか暦上では「昭和の日」に改名されてるし…。「みどりの日」は5月4日に移行だって…!もう骨が折れる気分?もう既に骨は折れてるから気分通り越して問題ないってかぁ〜笑♪ナイスな天気のようだし予定通り山行にお出掛けだぁ〜い!
  >>前回の法恩寺山  >>前回の経ヶ岳
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月29日(日)天候: メンバー:天谷 山川 増田
【法恩寺山頂上まで】
 中の平避難小屋上部駐車場(8:45)→法音教寺跡(9:16)→法恩寺山頂上(9:18)
 登り時間:33分 (休憩なし)
【法恩寺頂上から経ヶ岳頂上まで】
 法恩寺山頂上(9:43)→白山伏拝(9:57)→P1302(10:13)→P1309(10:35)→
→北岳分岐(11:32)→経ヶ岳頂上(11:49)
 登り時間:2時間6分(大・小休憩は3回以上…)
 感想&活動報告♪
 朝7時に集合し今回も勝山方面に向けて出発〜☆予報通りの登山日和!前日から開通になった法恩寺線林道を気持ちよく掛け走る♪やはりこのシーズンだと山菜採りの方々が多い。何を採ってるんでしょうか?フキ?ゼンマイ?ワラビ?ワサビ?袋一杯にしてるのがかなり気になるけど、横目にしながら中の平避難小屋も越えて終点の駐車場に到着です!駐車場には他1台…。思った以上に少なさ過ぎ…みんな経ヶ岳なのか?それともGWで家族サービスにお忙しいのでしょうか?色々気になりながら身支度!
 先に準備できたし、自分の骨折足の状態もあるのでお先に登山道を出発〜♪医者からもらった頼りないプロテクター?に多少の違和感があるものの、足場に左足を庇いながら整備された急路の階段と石畳を登る♪残雪もちらほらお目見えすると、登山道も消えて見失い雪上歩き!藪もかなり上がってますが地形を把握しているからそのまま上に上にぃ〜☆天気も良いから難無く法恩寺山のテッペンに到着!真っ白な白山が正面にズバーンっと待ち構えていたぁ♪ウットリ〜☆ザックを降ろし仲間の到着を待ちながら、この頂上で初めて見る絶景をカメラに収め頂上散策〜♪今から向かう経ヶ岳までの尾根道を眺めて伺っていると…1人が上がってきた!駐車場にあった車の方が戻ってきたのか?この時間にもう経ヶ岳から戻ってきたのでしょうかぁ…?しかし近づくにつれ何となく見慣れた容姿…天谷隊長だぁ!到着…どうやらきつい藪を避け迂回してゲレンデをそのまま登ってきちゃったょ〜♪遅れて山川くんも自分の足跡参考にして無事到着♪
 休憩後、次なる地点の白山伏拝に向かう!白山伏拝では駐車場にあった車の方を発見♪単独の方で休憩中!どうやらこのポイントで下山するようで…宜しければと経ヶ岳までをご一緒にお誘いしましたがやはり無理せずに下りるとのことでしたぁ!別れを告げ、自分たちは長い道のりでもある北岳分岐のポイントに向かう☆藪も茂ってる中をいったん鞍部まで下ると、美しいブナ疎林の雪原歩き〜♪だらだらとして高度を稼がない馬鹿尾根?だが広く快適で距離が稼げる長い道!P1309手前までくると、まるで壁のような急路に変貌…。藪もあり直登ができず、ジグザグに斜行してクリアする。リボンを見つけてルートファインディング!きつい登りもしだいに尾根道幅も狭くなる。北岳まで行って休憩しようと思ったが、我慢できず展望のいい場所で休憩!足場も落ち着かないので、久々にアイゼンを装着。これが失敗だったのか…ここから先はヤセ尾根の登り連続。雪がない所では笹が這い込んでいるためアイゼンが笹根っこに絡み引っ掛かる。しかし雪壁では快適なのでこのまま進む♪一歩一歩が重く時間の過ぎるのが遅く感じる。目標の経ヶ岳がずいぶん近く右手に見えているけど、北岳はまだまだ左に巻くみたい。赤兎から続く尾根も左手に近く見えてきたので、もうすぐ北岳分岐か…?北岳分岐の手前、登り切ると白山展望が良い台地に着く。またもう休憩!腹もかなり減ってきた…。みんなもシャリバテ寸前か?北岳まで行けてしまえば、経ヶ岳まではまだ楽な道だというのが分かっている。休憩後、ガムシャラに北岳までの壁をよじ登る。着いたぁ〜!あとはもう目の前に聳える経ヶ岳まで一直線♪頂上には人影もあり、こちらの様子を伺っているのでしょうかぁ?足を休めず一気に登り到着♪ポールまではもうチョっと先なので、最後の体力を使って駆け足ダッシュ!驚いたことに山頂広場には所狭しと30人ぐらいはいたでしょうか?法恩寺からきたのは自分ら達が初めてらしいので、どうでしたぁ〜などと周りから質問責め!ちょっとヒーロー気分♪遅れて2人も無事到着〜☆天谷さんから聞く所によると…到着前に女性から「アスリート倶楽部の方々ですよね」って言われたみたい♪嬉しい話だよぉ〜!どなたか自分分かりませんがあんとぉ〜デスぅ♪
 待ちわびた宴の開始☆ビールがたまんなぁ〜い!美味いっ♪中高年の連中の中、若い学生。20人ぐらいの敦賀高校の山岳部が到着。自分の青春時代を振り返るようで可愛い♪しかし…ザックが小さい。誰もストーブを使っての食事せず…テッペンでの食事がカロリーメイト?!時代が変わったのか…自分らん学生山岳部ん時は、何処の山に行ってもデカく重たいザック担いで、テントや寝袋までも持って登ったモンですょ!団体さんの弁当があまったのか、学生におにぎりを配ってまでいた…。学生は、おにぎり美味しい〜ってがっついてるし…ホント情けないなぁ〜…♪
 山頂にいた団体さんと敦賀高校山岳部が下りると、静かな頂上〜♪楽しんだ宴も終わりピストン下山!自分達らのトレースを戻るかなっと思っていたら、どうやら経ヶ岳から法恩寺山に縦走した方のトレースがある!凄〜い♪ちょっと仲間がいた気分で法恩寺山まで戻る。厳しかった急路を下りるのは快適!でもやっぱり長かったなぁ〜♪
 スキーJAM勝山のゲレンデでお楽しみのBBQ開始〜☆上から下りてくるパラグライダーを見上げ、気持ちのいい夕陽を眺めながらのBBQも気分いいですねぇ〜♪BBQの撤収後は、スキーJAM勝山の「ささゆり」の温泉♪しかし入浴料800円とは高いなぁ〜!
2007/04/15 勝山市:越前甲(残雪山) byまっさん
越前甲
1319.6m
満足度
 先週に引き続いて天気が良い週末〜♪先週迷いに迷い時間切れでリタイヤした越前甲を隊長と共に再度アタック!隊長は初登山ですが自分はリベンジ登山ですぅ♪
  >>前回の越前甲
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月15日(日)天候: メンバー:天谷 増田
登山口駐車場(8:26)→林道出会(8:48)→巡視路出会(8:58)→大日峠(9:17)→
→1180m地点(9:59)→越前甲頂上(10:19)
登り時間:1時間53分 (大休憩1回のみ)
 感想&活動報告♪
 隊長と朝7時に集合出発!先週同様にして国道416号線を走り勝山市あまごの宿に向かう。福井市内の桜も散り始め葉桜も多くなってきましたが、奥越では今まさに満開の時期〜!満開桜を楽しみながらあまごの宿も越えると、八反滝の駐車場には石川県から車4台できた20人以上の団体さんがさっそく登山準備を行っている。自分たちは更に上の駐車場に向かう。上の駐車場には1台停まっていたが、話を聞くと登山ではなく山菜採りの方々でどうやら偵察しにきたご様子。身支度に取り掛かると先ほどの団体さんがカラフルに列を成してあがってきた。「天気イイね!ガンバって登りましょう♪」
 それから約20分後ぐらいに自分たちも出発開始。前回同様、少しでも藪を避けたいので林道を利用し出会までを歩き進む。先週にはあった残雪の姿も全く消えてしまい、出会までの道を車で利用しようと思えば楽に入れましたねぇ…。途中、林道から下を覗き込むと…整備されていない登山道を団体さんらが利用してる姿が見えた。だいぶん悪戦苦闘しているご様子で、まだかなり下にいた。お先に林道出会に到着し、そのまま大日峠までの道を登る。先週来たよりもスッカリ雪も少なくなってるが、倒木や藪の激しさは変わらず…。何度も沢を越え十字路も越えると幾分か雪面もまだ残っていた。先週迷った箇所も迷わず通過〜♪崩壊した道も何度ともあるがスムーズに大日峠に到着。休憩場所にはナイスな場所ですが、まだ1時間も歩いてないのでそのまま通過〜!この先の急路が始まるポイントでいったん休憩し、ここから始まる急路にコンディションを備える。前回よりは雪も締まっていて歩きやすいものの、やっぱりこの急路は傾斜もきつくてホント長い…。調子よく登ってきた隊長もかなり堪えてるご様子♪イッキに登りきり先週リタイヤした地点までたどり着き、遅れている隊長を待つ。振り返ると青空に真っ白な白山がクッキリ見渡せる。テッペンが楽しみ♪休憩はいらないっということなので目の前に聳える越前甲のテッペンを目差す。ヤセ尾根や狭い急路を越えると気持ちがよい広い雪原地帯!楽しみながら歩き、お先にテッペンに到着♪今まで見えなかった福井市内方面や石川県小松方面、日本海まで一望できる360度パノラマの世界☆まだ誰もいないテッペンに立って優越感に浸っていると、隊長も到着♪2人で山頂散策に楽しむ☆
 宴も始め見ても飽きない展望を何度とも楽しみ、テッペンには1時間近くステイしてましたが、誰も登ってこない…団体さんはどうしたのだろう?下山後にはBBQもあるので撤収し下山開始!雪原を下ると、1180m地点に団体さんの集団を黙認〜♪しんどそうに最後の急路を登ってきた。持ちに待ってた再会〜♪「あんたら早いわぁ〜!」自分たちも道を開け譲り励ましのエールを送り見送る。こちらは元気100倍で急路もイッキに下山!雪山は足場が気になんないからホント楽チ〜ン☆林道では遅咲きのフキノトウを見つけ採取しながら本日の山行に満ち足りて、駐車場までをゆっくりと下山〜♪
 八反滝が眺められる川瀬のポイントに車移動してBBQ開始!具だくさんの焼きそばと焼き鳥でお腹いっぱい〜♪撤収後は近場の水芭蕉の湯でドンブリコぉ〜☆
2007/04/07 勝山市:越前甲(残雪山) byまっさん
越前甲
1319.6m
満足度
 久々の土曜オフ☆昼からはスケジがみっしり!午後から久々のテニス活動だし、夜は深夜まで飲み会とあるので、空いてる朝ぐらいゆっくりしていたいものの…、天気予報で天気が良いと分かると無性に山に行きたくなるぅ♪昼までに戻れるっというか、戻られそうな山…。雪もまだまだありそうなんで即チョイス〜♪  >>前回の越前甲
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月7日(土)天候: メンバー:増田
登山口駐車場(7:31)→林道出会(7:51)→巡視路出会(8:04)==大日峠付近尾根(9:33)→
→標高1180m地点まで(10:16)
登り時間:2時間45分 (大休憩なし、途中、大日峠までを路頭に迷う…)
 感想&活動報告♪
 朝の目覚めと同時に出発開始!単独行だと集合などの待ち合わせが無いのでとても楽ちん〜☆計画通り、勝山方面を走る。ナイスな天気!白山の姿も麓から眺められる。ひっさびさの越前甲に期待ワクワク♪この時期に1度登りたかった…。ってのは…前回にはアブの大群と格闘しながらの山行だったもんで、まだ虫がいないこの時期と!
 国道から見えた越前甲にはまだ雪が見える♪ナイスっ!あまごの宿を越え、駐車場に到着!周囲はスッカリ雪の気配なし♪ついでに、駐車場にも登山者の駐車は全くなし!たぶんトレースはあるだろうっとアイゼンとスノーシューを装備して登山開始♪
 祠がある登山口まで来ると、「ここから先の登山道は整備されていませんので林道を利用してください」。この先が面白そうだが、今日は時間が無いので、素直に従う。だらだらした遠回りでつまんない林道。しかし春の山菜を見付けながら気持余裕で楽しむ♪林道出会に着き山道に入る♪残雪の量が更に多くなるが、気温も暖かくて雪も腐っていて厚さが薄いトコは崩れガボりまくる…。2〜3日前の雨でココでは雪だったのか、雪面のトレースはハッキリしない。巡視路の十字路をグンと越えた地点まで登ると…トレースが新雪で消えてしまった。捜しても分からない…。右往左往と辺りを散策するが分からない…。ハンディGPSは全くルート設定してこなかったので頼りにならない。1度引き返すが、案内リボンもこの先に見えず…。この先の大日峠は何処だぁ〜?
 旧地図で地点確認。判断は左!どうせ雪山だし見た目の判断や感違いであっても、尾根にまで登れば、道があるっさぁ♪覚悟して道無き道の藪漕ぎ登り。山菜採りでは慣れてるけども、ここの傾斜は凄すぎる!登れない…。進めない…。左に左にっとトラバースのようにまきながら登るが、谷に出たり沢に出たり…。こりゃ違う!テッペンはもう諦め眺めが良い雪面のポイントを見付けたのでそこへ向かい登る。白山も見えるみたいだしココで今日は終わろうかナぁ?ポイントに着き自分のトレースや景色を楽しんでると、何となぁ〜く大日峠までの道が想像できる!もしかして正解は逆…もっと右手に迂回するんだぁ〜♪かなり登ってきちゃったので一気に斜面を下る。沢を何度とも越え、登ったり下りたり…。道迷いをした地点までもどり、今度は右手に進む。しばらく登るとシーズン道が現れる♪感激も束の間、また道が消える。大日峠はもう目の先。藪を漕ぎ登って尾根道に辿り着く♪ひと息入れたいが残された時間はもう30分もない…。道迷いでここまでで1時間以上もロスしちゃったし、時間が勿体ないからそのまま急斜面を登る。午後からのテニスには是が非でも行きたい。健森の桜は満開、その中で気持ちよくテニスがしたいぃ〜っとその一心のみ!テッペン諦め、今日は行けるところまで♪
 新雪でヒザまでガボりながら景色が良い標高1180mの尾根に到着!まだまだ体力はあるけれどもタイムアップ☆本日はもうココまで…。ザックを降ろしパンを囓りながらビールをガブ飲み♪この地点でも充分に絶景で最高〜☆本日の山行に十分満喫〜♪
 こういう時に、冒険家の植村直己さんのあの言葉を思い出すぅ…。
 『征服とか勝利とか言う言葉はかっこいいですが、それだけじゃだめなんです。目的のために堪え忍ぶといった事は長続きしません。現地に溶け込んで、自然に順応して、そして、その中に楽しみを発見していく事が大切なんです』
 テッペンまで行けなかったけど、まぁこんな日もあるから楽しいのだぁ〜☆ 
2007/04/01 大野市:荒島岳(残雪山) byまっさん
荒島岳
1523.5m
満足度
 3月中に山行予定していた荒島岳でしたが、自分がインフルエンザにかかってしまい高熱ダウンしてしまい結果中止に…。結局3月中は1度も山行ができず終いに…。さて週末の天気予報も回復気味になってきたので再計画し、今回アタックすることにしましたぁ♪久々の山行なので体力だけが心配…。 >>前回の荒島岳
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月1日(日)天候: メンバー:天谷 山川 野村 増田
 勝原スキー場駐車場(8:02)→リフト終着点・登山口(8:35)→しゃくなげ平(10:05)→
→荒島岳頂上(11:26)
登り時間:3時間24分 (終点リフトと石楠花平で大休憩、小休憩は数回…)
 感想&活動報告♪
 市内に朝6時集合し出発。天気予報ではこの後回復傾向らしいので、予定通り荒島岳の登山口でもある勝原スキー場の駐車場に向かう。今回も若く体力ある野村さんが参入!彼女にとっては初の雪山だし、初めての日本百名山の体験でもある。今回の状況ではかなり過酷であろうかぁ?途中コンビニで行動食も購入し、大野市内に入ったものの濃いガスで荒島岳はもちろん周囲の山々も見渡せない。果たして荒島岳にはどれくらい残雪が残っているのだろうか…?8時前に駐車場に到着すると、すでに県内外7台の車が停まっている。雪もスッカリと無いゲレンデを見上げると約10人ぐらいの団体さんが列を成して登っている。カラフル!背中にワカンを担いでいるのも見えた…。
 アイゼンとスノーシューを装備し担ぎ、自分たちも出発…。しばらくはガラ場のゲレンデを登山口までひたすら登る。もう慣れてるとはいえ、やっぱりココのゲレンデ歩きは好きじゃない…きつい登りですでに汗だくだく。防寒着を脱ぎTシャツ1枚の姿で我慢してようやくリフト終着点に辿り着く。ひと呼吸入れた後、登山口からさらに上を目差す。前日降ったの雨の影響か道の状態も悪くグチョグチョで靴は泥だらけ…。ブナの原生林まで達すると足元も落ち着き歩きやすくなったが、しだいに残雪もちらほら見え始め、さらに進むと久々の雪上歩行も始まってきた。到着時に見えたあの団体さんにもやがて追い付く。雪踏みは楽しい〜♪って、はしゃいでいたけど…ガボリまくり始めると気分憂鬱に…。同じトコみんな歩いていてガボらないのに、自分だけボコボコと落ちる!落とし穴状態…。この環境が嫌んなって自分だけスノーシューを履けば、ガボらない♪背中も軽く感じるが…壺足だらけの狭いトレースは足場不安定。1人道を外れて足跡がない斜面を登る。しゃくなげ平までの急路はジグザグで攻めてたのだが、藪も多く出ていて引っ掛かりしんどい。気が付くと団体さんにも抜かれ自分1人置いてきぼり状態になってしまい、しゃくなげ平の到着が最後になってしまった。やはり壺足が正解だったみたい…。
 しゃくなげ平で大休憩〜!ここまでで体力を全て使い果たした状態。山川君もかなり疲れたようでダウン。さらにココから先はガスで真っ白で何も見えない。ここでもう引き返してBBQでも始めたい気分にもなってるのだが、野村さんや隊長らは行く気満々〜!
 元気な2人に気合い負けしてしまい、彼たち先頭にして、ゆっくりと後ろからトボトボと追うように付いていく。最難関の壁のような急路には、南向きのためか雪もない。スノーシューを外せば楽でいいのだけど、脱いだりザックに取り付けるのが面倒臭くてそのまま履いた状態で登る。急路でかなりもたついてると先に行く2人の姿も見えなくなり、後ろからの団体さんが追いついてくる。途中油断していたら、足元の雪面が割れ、夏道にできた雪穴に1m程ドカッと落ちてしまった…。団体さんも「落ちたね〜」って笑って通り過ぎていくが、こっちはそれどころでない。スノーシューを脱ぎ必死になって枝や草を掴んで穴から這い出すように脱出…。全ての体力消耗。天気さえ良ければこんなアクシデントなんて苦にならないのだが、悪天で先が見えないと嫌になってくる…。脱いだスノーシューを片手に持ち、壺足でガボリながらも上を目差す。今回GPSで設定してこなかったから、残りの距離がまだどれくらいあるのか分からず…。まだかまだかとガムシャラになって先頭の天谷さんにも追い付き山頂に到着!周囲は真っ白で何にも見えず…。
 ザックを降ろし丸太のベンチに座り込んでビールをがぶ飲みし、宴会の準備をしながらあとの2人を待つ。団体さんも無事到着、遅れて2人も無事到着。初版元気だった野村さんもクタクタ状態。まっしかし、日本百名山の1角に初登頂おめでとう♪頑張ったね!
 幾分かはガスも晴れて景色も利いてきたのだが、温かい軽食の宴も終えジッとしていると凍えるような寒さ!集合写真を撮り終えると早々にして下山。下りはアイゼンを装着し雪上をズボズボと駆け下りる。急斜面では何度とも尻セードを楽しむ♪雪道の下りはホント楽ですねぇ〜☆しゃくなげ平で休憩後、再び雪上を走り下りる。雪も無くなるとシーズン道歩き。今まで雪で綺麗になってた靴も、再び泥んこだらけ…。ガラ場のゲレンデを慎重に下りて駐車場に到着。下山後は待ちに待った今年初でもある今回メインのBBQ大会〜♪炭を熾して焼き鳥で乾杯〜!かなり酷であった今日の山行話しにも花が咲き、今後の山行予定や目標なども打ち合わせ♪撤収後は大野市のあっ宝ンド(スーパー銭湯)で本日の疲れを気持ちよく流しましたぁ〜☆
2007/02/25 越前市:日野山(残雪山) byまっさん
日野山
794.5m
満足度
 越前富士と親しまれる日野山。越前五山の一角!最近では自分にとってもホント身近に感じるようになってきたかなぁ?この山を何百回でも登っている方の気持も何となく理解できる…ようになったカナ?ルート全てはまだ体験したことがないんで、まぁ今後も、じっくり味わってみなきゃネ。
 今年は気持ち悪く感じるぐらいの暖冬…ほんと雪がない。あの夜叉ヶ池のメンバーに雪山初体験にと日野山をチョイスして、積雪を期待してましたが…2月も後半で、もうこれ以上は待っても期待できない…。集合し出発です!  >>前回の日野山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
2月25日(月)天候: メンバー:天谷隊長 山川 大田原 北岡 山腰 野村 増田
日野神社奥ゲート(8:47)→室堂(9:28)→比丘尼ころばし(9:58)→日野山頂上(10:20)
登り時間:1時間33分 (室堂で大休憩1回、小休憩は2〜3回ほど)
 感想&活動報告♪
 2斑に分けてメンバーを拾って、最終集合場所の武生Yプラザで合流。そのまま日野神社に向かって国道8号線と365号線を走る。前回に来たときの日野川沿いの駐車場には誰もいない。日野神社に5〜6台か…?少ないなぁっと思ったけど、神社管理人にこの先のイノシシ防護柵まで行けと言われてさらに先を進む。防護柵付近の狭い道路には8台ぐらいの先発隊が幅狭しと路車。自分と隊長の車も路駐の列に並ぶ。
 身支度開始〜♪その間にも続々と登山客の車が上がってくる。もう各々の防寒着スタイルがカラフルで賑やか!今回のテッペン宴会の具材料が、自分のザックに入りきれなかったもんで、ベテランの男性陣にも配布し分けてバッキング直してお担ぎいただく。
 イノシシ防護柵の戸を開き、いざ出発〜♪前回元旦の時にはここら辺に雪がもうあったのに、全く無し…。さてさて楽しみはいつになったら何処で、雪がお目見えするのでしょうかぁ〜の気分でワクワク〜♪葉を落としきった木々で稜線の見通しがスカンとしていて楽しい☆雪は無いモノのこの時期の山行楽しみ方なのでしょうかネェ?
 道中に古道の案内も見える。体験味わってもみたいのだが…今回ガイドなんで、もちろん広い登山道をご一緒に最後尾から煽る♪これまで危難なく室堂にチェックインし大休憩〜☆さすが日頃からジムトレやエアロビやってるメンバーだから、今までのペースが速くてもまだまだ余裕のご様子みたい♪しかしいつも以上に重い荷を背負った男性陣の方はかなりバテバテ…。立ち止まってると汗で冷え込む。防寒着などに着込む。
 さて再出発、ここからは今までとまた違う急路の連続になる。いつになったら、この体力がある女性陣の悲鳴が出るのかが期待楽しみだったんだけど…疲れ知らずかバテるご様子もなく…逆に先行してた自分がもう体力いっぱいいっぱいで余裕も無くなってきてしまったょ…。スピード上げても逆にぴたっと背後からくっついてきてて煽られているようでマジ焦る…。悔しいから、次回は重い荷物も彼女らに担いでもらわなきゃ〜♪
 比丘尼転ばしからはやっと残雪もお見え♪だが、雪踏んで固まったツルンツルンでバランス安定しない足元もある。こりゃほんと雪山での方が逆に登りが楽なのかもぉ…。
 なんだかんだでいつも以上に疲れ果ててしまい、1歩1歩の踏ん張りの格闘を続け神社鳥居をやっと黙視♪そのまま鳥居をくぐり抜けて山頂祠にタッチダウンです!すぐにまだまだ体力満々で笑顔いっぱいの女性陣も到着〜☆さすが女性は強いねぇ〜!男性陣は…ちょいと遅れ目でしたが、ようやく全員到着です♪しばし山頂散策後に、お楽しみの大宴会のセッティング!展望の良い祠の脇の小さなスペースに敷布を広げ陣取る。みんなで手伝っていただき具だくさんのチゲ鍋に火をつけて、この達成感の満足に缶ビールなどで一声に乾杯〜☆久々の大宴会でテッペンが賑わう♪時を忘れる楽しい大勢での大宴会!前夜に自宅で調理仕込んで、担いで登ってきて、7人では多いぐらいのチゲ鍋もすっかり完食〜♪主婦としての幸せがちょっと理解実体験しちゃったかも♪今まで雲掛かっていた白山も宴中にスカンと全貌お目見えし、みんな絶叫うっとり♪撤収後も南条地区の展望などと散策を時間いっぱいに遊んで下山の開始。下山はしばらく福井市内方面の展望ナイスな林道を歩く。さすが北斜面だけあって残雪もまだあり、雪の上を歩く楽しさに歓喜しあう♪さすが雪国福井っ子だぁ☆天気もスッキリと良く、自分達らが住む福井平野を見通せる展望には、皆さん大興奮してましたぁ〜!
 室堂からは2手に分かれて班別行動?自分たちらは初めて古道を歩いた♪自分としてはやはり、狭いながらも起伏の激しい古道の方がロマンを体感できて好きかも…。
 下山後は久しぶりの「しきぶ温泉湯楽里」にて日野山を雄姿を眺めながら、適温の湯を選んでのんびりドップリと浸るぅ♪
 紫式部もこの冬の日野山を眺めてたのでしょうか?…まさか登ったのでしょうか?
 「ここにかく日野の杉むら埋む雪小塩の松にけふやまがへる」との歌がある♪
まぁ意味あんま分からんが…。休日満喫ができた楽しい時間の山行でしたね☆
2007/02/18 福井県大野市:持篭(モッカ)谷山 【雪山】 byまっさん
持篭谷山
1120.1m
満足度
 国土地理院の2万5千分の1地図にも山名が標記されていないテッペンを目差すのは初めての試みかもぉ…☆んっ?あっ、振り返ると「夜叉ヶ池山」もそうでしたねぇ♪改めまして雪山では初めてです。前々回の山行だった銀杏峯のテッペンで、「ここから見えるモッカ谷が山スキーのオススメだヨぉ〜♪」っとドラミちゃんからのご推薦!
 (※まぁ…彼女たちは荒島岳を経由して下りてきたらしいのですが…。まさに怪物らぁ!)
 気になってネットで調べていると真名川ダムからの登山口がある。さすがに情報はかなり少ないもので、下からでも登れるんなら行ってみて体験してみる価値十分に有りぃ〜♪今週半ばに降雪もあったけど、現地に行って状況判断してみないと分からず…とりあえず山スキーとスノーシュー準備。天気予報もベストじゃないけど、まぁまぁかな?
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
2月18日(日)天候: メンバー:山川 増田
 真名川ダム林道登山口(9:36)→P575(10:01)→五葉松林(11:37)→持篭谷山頂上(12:12)
登り時間:2時間36分 (五葉松林で20分以上の大休憩…)
 感想&活動報告♪
 前日は友人の新築祝いで飲み会…帰宅は深夜2時頃だったかどうかぁ?登山準備は事前に済ませておいたので、あとは飲食料だけをザックに詰め込んで集合場所に8時、そして出発!小雨のパラつく中を真名川ダムに向かって進む。大野に入っても全く雪の気配はなし…。濃いガスがたちこもって周囲の山々の視界も利かない。
 トンネルを抜け真名川ダムに到着!ココから先の岐阜県に抜ける国道157号線は通行止めです。林道進入ゲートは開放されていましたので真名川ダムの上部道路を通過して、対岸先の林道にも全く雪が無いのでさらにダムに沿った林道を進む。途中、登山口?らしきものを確認するがかなり藪が多く廃道のように見え…黙視。通過したら持篭谷の赤橋まで来てしまった。いったんゲートまで引き返して、雪状況を眺め見渡すがアタックの判断に迷う。中止して近場の荒島岳に変更しようかナぁ?って…。
 とりあえず、あの登山口らしき場所から登ってみようってことで、登山口に戻り、身支度の準備に取り掛かる。山スキーを楽しむには今回無理ぽそうなんで、カンジキをザックに取り付けて不安感が多く抱く中、やっとこ出発開始です。出発から悪戦苦闘…。
 しかし、ある程度進み登ると確かに道らしくなってる♪が…すぐ分岐になっていて判断に迷う。もし素人だったらまるで獣道のようで気が付かずに通りすぎてしまうような分岐路なのかもぉ…?選択は正解ビンゴ!確かに尾根まで続く道だった。急斜面をジグザグに切った道でしたが、しかしホント恐いぐらいの急斜面の足場も狭い落ち着かない道。もし雪があったら…どうやってこの尾根までの斜面を登るのでしょうかね…?
 尾根にいったん出てしまうと、今までがウソのように傾斜が平坦で穏やかにぃ!楽チン♪まるで森林公園やキャンプ場のように広い疎林地帯で快適〜♪ちらほら雪面にもご対面し壺足でしばらく歩く。先を進んでいくと更に残雪も深くなり足首までガボる。
 トレースが1本ある。たぶん前日に単独で来たのでしょうかぁ?頼り辿って進む。積雪もかなり深くなってきたので、自分はワカン、山川君はスノーシューの装着し歩きはじめる。がっ…やはり自分が重た過ぎなのか壺足と変わんないぐらい利かずガボる。
 途中で交換。いったん壺足になると膝までガボる…。自分で購入したのもなんだがスノーシューを使うのも初めて…♪やはりワカンとは違って浮力感が多少ある。
 広くてなだらかな尾根歩き。しだいにガスも多く掛かりはじめ、周囲の展望景色なども全く見えず、歩いても歩いても景観の変わらない疎林の中をトボトボと進むのみ。だいぶん登り距離歩いただろうかぁ?1時間以上経過する時間も長く感じ、GPSと地図で現在地を確認するが…まだ半分弱の地点でガッカリ…まだこの先1km以上強もある。今までより若干きつめの勾配面をクリヤすると、疎林を抜けて平坦で立木のない白い視界が広がる。もしかして頂上?しかしトレースはまだ先に延びている。ここは五葉松林というポイントでした…。さらに濃いガスで視界もかなり悪い状態。微風、視界20mあるかないか…。今までより雪質は硬くてよいものの、状況がかなり悪いので、山川君が追い付くまで休憩し缶ビールを飲みながら待つことにぃ。約10分後に山川君も疲れきったご様子で到着。一向に天候の回復は見えない。残り距離400m程度…。
 まだお互い体力も残っているみたいなのでテッペンを目差して2人で歩き出す。道中、約10秒ぐらい立ち止まってると、前を歩いている山川君の姿がガスの中に消えていく…。風音以外には何も聞こえないし何も見えない神秘的な白い世界〜って、言うよりはやはり孤独恐怖心の方が強い。山頂直下はプチ急路♪踏ん張って登って頂上確認!トレースも、もちろんココで終わっている。山頂の周囲以外は何も見えないガスで真っ白な展望…ガスがハレる回復の兆しは全くなし…残念泣!初登頂で満足なり〜♪
 テッペンでのステイも早々に終え、下山開始…。さて問題は、宴はどこでしようか?とりあえず五葉松林ポイントまで引き返すが、さらに風も出てきて悪条件…。さらに下って風のない平坦なポイントを見付けて、やっとこザックを降ろして宴の開始〜!
 自分は前回に引き続き熱いカレーうどん♪山川君はラーメン&おにぎり飯!久々に誰もいない来ないの静かで幸せな世界で大自然満喫の宴時間をゆっくりと堪能〜♪
 宴会撤収後はリトレースを続ける。リトレースは、登りの自分達の足跡を見付けて、先ほどまでの苦難を振り返られるので、ある意味でわ面白いかなぁ?
 下山後は「みらくる亭」の温泉予定してましたが営業受付時間も終わってしまい、福井市まで戻りスーパー銭湯「花の湯」で冷えきった身体を癒しましたぁ〜☆
2007/02/03 福井県勝山市:取立山(雪山スキー) byまっさん
取立山
1307.2m
満足度
 今年は暖冬で雪不足…。なんと福井市内の1月積雪量は3cmと記録的だとか…。雪が降り積もらないと田畑の農家では殺菌が出来ず米の質にも影響が出るみたい。
 2月に入りようやく有り難みが増す降雪♪新雪を体験したい!天候もまぁまぁ〜なもんでさっそく待ちに待ってた山行!スケール大な真っ白い白山を近くから眺めたい♪
 >>前回の取立山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
2月3日(日)天候: メンバー:天谷隊長 増田
 『東山いこいの森コース』
国道157号線駐車場(8:56)→東山いこいの森(9:23)→シーズン駐車場上(10:52)→
→取立山頂上(13:06)
登り時間:4時間10分 (大休憩1回、小休憩は多々…)
 感想&活動報告♪
 久々に土曜仕事が休みになり、1ヶ月振りの山行準備☆前日、時間毎にぐるぐる入れ替わる天気予報にストレスを感じるが、隊長と意見一致!悪天の気配もあるなら体験がある取立山だぁ♪やっと雪も積もったからたぶん混雑予想かな?雪山では3回目。
 7時集合出発!スキー客も多いだろうと思ったが、まだ土曜だからか道は空きすき…。JAMの信号も越えると車の気配もあまりなし…。国道157号線沿いの東山駐車場にも混雑がなく3台のみで、その内2台は身支度中〜♪先発隊もいるだろうし、まぁ〜トレースは出来ているだろうと安心感あり。さっそく身支度に取り掛かる。自分は毎度同じく山スキー(フリートレック)で隊長は新規購入したスノーシューのスタイル♪先に身支度していた3人(神戸と尾張小牧ナンバー)の方達とほぼ同じく出発です。トレースはさっそく、いこいの森までの林道ショートカット。だが早くも取り付きの斜面で新雪に悪戦苦闘!長板テレマークの3人は豪快にスタスタ登っていく…。あぁ〜長板イイなぁ〜!
 前回の銀杏峯で培った体験を思い出し、冷静にゆっくりバランスを保ちながら前に付いていく。まだいこいの森前なのにトレースが2手に…あらまぁなんで?彼ら達とルート確認。自分らは妥当にそのままいこいの森へ。彼らは直登を目差しココで分かれる。
 いこいの森施設に到着。トレースは施設内を横断するショートカット。トレースにあやかり前を進む。1時間ぐらいか藪漕ぎも多かったがトレース頼りに進んできた…がっ、なんと途中でトレースが終わっている!どうやらココでリトレースしてしまったのだろうか?道は消えた…。マジ?杉林と藪の中で暗中模索…。GPSで現在地を確認!林道はだいぶん左手に、シーズン駐車場は前方に…。ここからは要所で腰まで埋まる新雪と藪の中を藻掻きながら道を切り開いて進むのみ。他の音や声なんて全くない聞こえない静かな世界だが、隊長とのラッセル音と「おりゃークソ〜!」っとの文句がコダマする。
 シーズン駐車場が見え開けたぁ!足跡も全く無い広がった白銀の世界〜♪傾斜も楽になりシーズン駐車場を横断。気分も落ち着き初めての大休憩♪果たしてここまでのルートがショートカットだったのだろうかどうだか?結局、2時間も掛かったョ…。休憩中に後ろから人影!あの林道で分かれた3人も自分たちのトレース後を追ってきての途着です♪ラッセルでかなり体力消費したのでココから先の急路には体力ある元気な若い3人を先に行かせる。が、やっぱ長板と短板の浮力の差か体重の差もあるだろうトレース跡でも2〜30cmはさらに沈む…?今回板が外れ取れたりやらシールが剥がれるなどのトラブルでホントまいった。簡易なショートスキー板では尾根に出るまで1時間以上…。
 かなりの遅れをとったのかと思いきや、前を進んでる隊長や3人の姿も確認♪1歩1歩の足場を確認しながら後を付いて踏ん張る。テッペンまではあともうチョイやけど、正午も越え予定時間よりも遙かにオーバー。小腹が空いたのかシャリバテで小休憩している隊長に追い付く。いなり寿司かな?美味しそう♪お先にと追い越し前に進んでる3人のトレースを追う気力のみ。山頂間近!期待していた白山は雲掛かって見えない。
 テッペン!3人の方達はスコップで雪穴を掘って宴のセッティング中〜♪自分も雪を踏み固めてセッティングしながら隊長の到着を待ってると白山の雄姿も見え始めてくる。
 隊長も到着し宴開始♪頂上は微風だが陽も当たらないのでジッとしているとかなり凍え寒い。防寒着にも着替えお楽しみの食事!隊長はきつねうどんで自分はカレーうどん!暖かい食事は冷えきった身体にホント生き返るぅ♪厚い雲も晴れ陽も射してくると、今までがウソのように暖かくなる☆白山も青空バックで晴れ渡り始まる!感激〜ス♪
 熱いカレーうどんをすすり食べながら絶景に大興奮!辛くてグダグダと文句も言いながら我慢して登ってきたけど、疲労感忘れる大絶景〜♪たまんないネェ〜☆これってやっぱ美しい大好きな白山を見るために山行をし続けているんだろうナぁ〜♪
 3人の方達はココから先の護摩堂峠辺りから谷を滑り下りるとのことで宴も早々に済ませて出発開始!聞くとアウトドアメーカー「finetrack」のスタッフの方達でしたぁ☆白山をバックに頂上から滑り下りる姿は美しかったぁ〜♪自分も長板が欲しいぃ…ょ!
 取立山には後から3人ほど来たかな?思ったより登山客は少なかったようです。
 リトレースの下山開始!ショート板ではやっぱし新雪では滑らない…埋もるし止まってしまう。雪も腐ってきたので下山でも悪戦苦闘…。トレース跡はカンジキ穴でデコボコだが、まだ滑りやすい。何度も壺穴に引っ掛かりの大転倒…。ホント長板が欲しいぃ〜羨ましいと実感だよん!それにゲレンデ用ストックも雪止めが小さくてダメだぁ〜☆
 体験が勉強だょ♪登るにも滑りにも長板に憧れる…自分体重も重いからね〜!
 下山後は水芭蕉の湯!久々に気持ちがいい温泉湯に長く浸りましたぁ〜☆
2007/01/03 大野市:銀杏峯(雪山スキー) byまっさん
銀杏峯
1440.7m
満足度
 銀杏峯(げなんぽ)は2回目…つい最近2ヶ月前の紅葉時期に登ったばかり☆
福井県を代表する山スキーメッカの銀杏峯。憧れを感じてて自分の本年の目標でもあった。つい先日日野山でお会いしたランタン師匠に誘われ、これはチャンスだと山行ご同行を願い〜♪もちろん雪山では初体験です! >>前回の銀杏峯
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
1月3日(水) 天候: メンバー:ランタン師匠 ドラミ 増田
 【名松新道コース】
 宝慶寺清滝川路駐(7:06)→宝慶寺いこいの森(7:27)→いこいの森登山口(7:37)→
→名松コース登山口(8:14)→羽衣の松(8:26)→仁王の松(8:59)→
→前山1150m(10:11)→展望台ポール(11:12)→銀杏峯頂上(11:27)
登り時間:4時間21分 (休憩は…自分多々です)
 感想&活動報告♪
 朝6時に集合し、ランタン師匠の高級ワゴンに乗車し宝慶寺に向かう。お天気はスキッとしていないがまぁまぁ。さすが奥越!雪の深さに驚きです。宝慶寺いこいの森の林道は除雪されてないので宝慶寺へ渡る清滝川の橋の脇に路駐。ぼんやり薄暗い中でザックにスキー板を取り付けての身支度…ココで致命的なミス!ストックを忘れてしまった…スイマセン泣。最初は壺足で林道を歩く。っと、さっそくショートカット!いこいの森キャンプ場続く急路なのですが、スタートからめっちゃしんどくて汗がドッと溢れる…。さらに何でも入れ込んできたザックが重い。正月太りの身体もかなり重たい…。キャンプ場の炊事場に必要のない道具食類をデポしザックをかなりのダイエット。身軽になって管理小屋から木製梯子をよじ登って山歩きの再出発。なだらかな場所でスキー板装着。ランタン師匠のストックを貸していただく!(ホントありがたや〜♪)3人列をなしてシールを利かせてグイグイ上がっていく。師匠は手ぶらだというのに驚くほど早い!凄い!申し訳ない気持ちだったが、まさに怪物に見えたなぁ。
 林道に出てようやく名松新道の登山口に到着…。すでに自分ヘトヘト状態。ほんと慣れないシール歩行。でも頑張って2人の後を追っていく!雪面にはスノーシューとスキーの跡。新雪よりもかなり締まってるので利用させていただく♪羽衣の松でいったん大休憩。約1時間半の歩きっぱなしだったが体力はまだ残っている!かなぁ?
 初めての道なので、あとどのくらいあるのか?聞くとまだ4分の1程度…。さらにココからまた傾斜が強くなるもよう…あぁ〜ん聞かなきゃよかったかな?仁王の松も越えると更に勾配もきつい。頼りになる2人のトレースを辿り追っていくが板が沈み流れ落ちる。雪に悪戦苦闘してると前の2人は20mもさらに50mも離されている…。同じ道具だしザックも自分より重たいハズなのに。ストックも無いのに何でぇ?自信喪失…。
 狭い登山道をジグザグに切って登ってきたけど、前山(1150)の急壁はマジ死ぬ思い!ストックはガボって効かず枝や木を掴むがバランス保てず…板が今どっち向いてるのか何処に何を何してどうすれば良いのか全く訳が分かんないパニック状態ー!
 前山で待ってる2人の声援を受け、右往左往しがむしゃら…登るきると本日初めての絶景〜☆雄大な白山がホント綺麗だった!しかし他を見る体力は余裕無し…。
 先を進む…まだまだ距離が残ってるみたい。一旦下っての登り返しが始まる。もうクタクタ…お腹は減ってないけど足がマックス疲労。所々で立ち止まってわぁ〜呼吸整えてまたもう1歩もう1歩と前に進む繰り返し…。日頃のジムトレの成果全くなし!
 ガスがかなり充満してくる。心配して待ってくれてた2人に追い付くが、再び歩き出すと先を行く2人の姿はすぐに見えなくなってしまう…。あのタフさと余裕は何で?
 銀杏峯のなだらかな極楽平の取り付けに辿り着くと積質が一変!激パウダー♪ナイスな雪原景色に感動〜☆ポールで待っていてくれた2人にやっと追い付き祠のある銀杏峯テッペンに向かう!でもすぐに離されてしまう…。濃いガスの中で頂上黙視!
 最後までスキー板で頑張り頂上にやっとこ到着〜♪景色は利かないものの達成感に涙…。苦難多かったけど、山行はこれでもがいいんだぁ〜って満足気分に浸ってるとかすかに太陽も見え近場の山容も見えてくる♪ハッキリはしないが先日登った部子山、能郷白山、荒島岳などなど〜雪景色にウットリ〜☆山はやっぱいいよ〜♪
 頂上から降りたポイントで宴の開始♪防寒対策でツェルトを設置し3人入り温かい食事〜!具だくさんのキムチ鍋!久々だったドラミさんの四次元ポケットからはやっぱり何でも出てくる出てくるぅ〜♪次から次へと鍋具材・おつまみ・お酒と止まらな〜い♪
 ホントお世話になりっぱなし!ワインボトルを回しラッパ飲みぃ〜♪会話が弾む山の宴ってのはホント楽しい☆ここまで来れたのも師匠とドラミさんのお陰ですぅ!
 宴会後にもう一度テッペンに登り満喫〜♪陽も射して視界も先ほどよりグッド☆待ってもこれ以上は期待できないので下山の開始です。予定していた谷には向かわずそのまま登山道を滑降ル−トにぃ!狭い登山道はひっで〜恐い♪何回転げまくったでしょうかぁ…。得意なゲレンデなんて何の成果無し!しかし2人は平気でビューンと先行ってしまうの状況…。登りも下りもホント凄いぃ!前山到着前にデジカメが無くなったに気づく…!かなり登り返して戻るが結局見つからなかった…諦めた!号泣!
 捜索でかなり長時間。お2人が待ってた前山に登り辿り着き、シールを剥いで滑走再開!板は生き返ったように恐いほど滑る滑る☆ほんと足が自由利かないくらいパンパン!何度も転倒の繰り返し…。雪まみれ!でも転んだって楽しいぃ〜だもん☆
 名松登山口からは林道を滑降〜!2人はスーッと華麗に滑って行くが…自分はガボる…。林道を歩き続けデポした道具食類を回収して車まで!めちゃ疲れタァ〜☆
 ホント反省点がいっぱい!迷惑掛け放題!宿題いっぱいだぁ☆また1からやり直しだょ♪トホホ…。さすがランタン師匠とドラミちゃん!まさに怪物ですョ…☆今年のあの流行語でないけど、あの2人「シンジラレナーイ」!タフさもありハートフル♪
 すっかりお世話になりっぱなしで勉強になりましたぁ♪敬礼〜!見習いますぅ☆
2007/01/01 越前市:日野山(雪山) byまっさん
日野山
794.5m
満足度
 今年1発目〜☆去年同様にして越前富士と親しまれる日野山をチョイスですぅ♪
昨年末にようやく降雪開始〜!だが平野部はスッカリ消えてしまった…。前回のような積雪はまだまだ無いものの、ナイスな元旦快晴〜♪ >>前回の日野山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
1月1日(月)天候: メンバー:ランタン師匠 ドラミ 武生山岳会2名 岩山 増田
日野神社登山口(9:50)→室堂→日野山頂上(11:25)
登り時間:1時間35分 (室堂で大休憩1回のみ…)
 感想&活動報告♪
 市内を9時に出発〜♪元旦はやっぱり近場の神社かなぁ?じゃぁないけど、例年の如く最近は日野山☆(しかしシーズン登山では経験無し…。)山スキーにはまだまだ積雪量が無いんで壺足ハイクです。既に日野川沿いの駐車場は満車に近い状態。日野神社に駐車は無理なのでここで車を停め出発の身支度に取り掛かる。続々と登山者の姿と下山者の姿♪平日でも賑わう山なので、正月にもなるとホント凄いですねぇ☆
 日野神社の石段はつるつるに凍結…。ザックを担いだ登山者と初詣の一般客が賑わう光景ってのはココだけじゃないでしょうかぁ?日野神社に一礼し登山口に向かう。
 猪の防護柵…(初めて見たかも?)バリケードを抜けいざ出発!前日大晦日から登った方もいたのでしょうか広い登山道だけが雪もない。砂防提も越えしばらく進んでいけば足跡トレースだらけの雪上歩きぃ♪あっという間に室堂に到着!ココまでの途中、古道が…弁慶の三枚○○…などなど存在知らなかったぁ…。天気はいいものの今まで景色が利く場もないのでテッペンに憧れる。深雪想定しロングスパッツ装着し再出発!
 難所の比丘尼の急路に差し掛かるとペースダウン…。ホント浅雪ではかなりしんどかったなぁ…一歩一歩確認しながら登る。テッペン!初めて鳥居をくぐって祠に向かう♪
 到着〜♪積雪は50cmぐらいかなぁ?白く雄大な白山も日本海も嶺南の青葉山までスカーンと見渡せる景色にウットリ〜!着替えも急いでお楽しみ宴の開始なりぃ〜☆
 セッティング中…。見慣れた方が登頂!ランタンさんにドラミちゃん♪日野山のテッペンで再会ですぅ〜☆隣席に陣取り大宴会〜!新年おめでとう〜の楽しい仲間との乾杯〜☆自分らは鱈チリ牡蠣鍋〜!ランタンさん達は驚く御重のお節料理とチゲ鍋&スパ☆絶景と料理お酒に酔いしれて賑やか楽しくエンヤワンヤとお正月祭り〜の大宴会♪
 2時間以上もステイ♪記念写真撮ったりやなんやかんやで暴れまくって笑い飛び交う日野山のテッペンでしたぁ☆下山は景色のイイ林道もご一緒!尻セードでみんな粉雪舞いまみれ〜!本当ワンパクな不良中年達だぁ〜♪ホント雪山は楽しいぃ〜☆
 日野神社で今回の山行と出会いを感謝し今年1年の祈願初詣!下山後は元旦営業もしてる大好きなそまやま温泉でドップリ〜♪今年も年頭からナイスぅ〜でしたぁ☆