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2006/12/24 福井県池田町:部子山(雪山スキー) byまっさん
部子山
1464.4m
満足度
 部子山は2回目。前回は去年の梅雨時期に始めて登った…。登ったと言うより、シーズンだと山頂付近の管理小屋まで林道が伸びており、車で入れるので約10分で頂上に立つことができる♪福井県の中心に位置する部子山は、福井県の約半分を一望できる山としても魅力があり、1度その絶景をこの目で見てみたかった…。11月の上旬に林道の工事も終え開通したばかり。だがたぶん積雪はあるから閉鎖してるかも…?
 今年の登り納めとしてチョイス! >>前回の部子山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
12月24日(日)天候: メンバー:天谷隊長 増田
 『能楽の里牧場コース』
林道宝慶寺線分岐(9:56)→能楽の里牧場(11:51)→管理小屋(12:23)--部子山頂上(12:53)
登り時間:2時間57分 (ほとんど休憩なし…)
 感想&活動報告♪
 12月に入り、平野部ではまだ積雪は無いモノの約1000m級の山々はうっすらと雪化粧の姿♪山に行きたぁ〜い!だが日曜のたびに毎週悪天雨天…。平日のたまにある青空晴天がホント悔しく思い仕事の毎日が続く…。
 久々に週間予報で週末が太陽マーク点灯〜!行ける!行けそう☆クリスマスイヴやしぃ〜♪?さらに、今年はもう山を降りてしまったと思っていた天谷隊長からも「山に行くぞぉ」の連絡有り!前日夜、久々の雪山登山の準備に手間取り、久々の登山で興奮しちゃったのか全く就寝できず…寝たのは3時…。かなり深酒したけどダメでしたョ。
 集合時間もとっくに超えちゃい…目が覚めたのは朝8時…(隊長〜ホントすいません…反省)。当初は取立山の予定でしたが、出発時間が遅れたことと、混雑の予想もあるので変更!今回向かった先は部子山!積雪もあるから、もしかしたら林道は閉鎖してかもしれんけど、果たして何処まで車で行けるか?行って見なきゃ分かんない♪
 池田町に入り水海川沿いの道を突き進む。最終部落も抜け”登山届BOX”も越えるとやがて通行止めのバリケード?…の看板。だがまったく簡易的で充分にこの先通行可能!林道に入り整備された道をひたすら走ると、ちらほら積雪も見られる。池田町から延びるもう1つの林道と合流地点を越えた辺りから、道は1面真っ白のアイスバーン!宝慶寺と部子山の分岐地点から先は悪路ですので、無難を選びここで車を駐車し登山の準備に取り掛かる。自分は山スキー歩行。隊長はアイゼン壺足スタイルです。
 ココから先の林道を歩く。いったいどのくらい時間が掛かるのかの下調べは全くなし…。まぁ〜行けるトコまで♪30分も歩くと能楽の里牧場に取り付く。ここから別行動!隊長は牧場横断で景色を楽しんで登ることに☆自分は慣れないスキー歩行なのでこのまま林道を歩き続けることにぃ…。林道は歩きやすいが距離がホント長い…。直登してる隊長はどのくらいもう先を登ってるのか?出発から2時間歩き続け能楽の里牧場の石碑付近にようやくたどり着く…。隊長の壺足で歩いた足跡を確認!安心感に沸くが…、かなりの遅れを想定してピッチを上げて林道を管理小屋まで歩き急ぐ。管理小屋に到着♪が…隊長の足跡がない!部子山の登山口からの道にも全く歩いてた痕跡無し…。
 「おーい!おぉぉーい!」と叫ぶと、「おーい」っと、かすかに隊長の声がコダマする。何処にいるの?見通しがいい部子山のテッペンまで行くしかない!途中で隊長の声!「ココで待ってるゾ〜!」「分かったょ〜♪」単独ですが部子山の頂上に到着〜☆
 最後の急な登りはスキーを脱いでガボリ藻掻きながらテッペンGET!感動の絶景!デカく重たかったザックをやっとこ降ろして缶ビール♪たまんないねぇ〜☆絶景写真撮りまくって飲みまくって20分ほどテッペンをスティ♪下山開始!アップダウンがまだあるからシールはそのまんまにして管理小屋まで滑り降りる。やっと隊長との再会〜☆
 聞くと…隊長は直登後反射板に辿り着き、自分の到着を待っていたみたい…。来ないからリトレース後に、自分のスキー歩行のトレース発見して管理小屋まで歩き直し、部子山テッペンを登ってる自分の姿を確認したみたい。オレはもうココでイイ…?隊長は壺足だったもんでかなりガボって格闘疲労したご様子…。ここまで来たならテッペン行かなきゃ〜!!最近購入して自分の装備していたスノーシューを隊長にレンタ♪
 今回入れ替わりですけど隊長も部子山テッペンのナイスなパノラマ展望をGET〜♪
 ひっさびさの感動〜♪ってか隊長と共に雪の世界に興奮しっ放しぃ〜☆ホント年納めとしてナイスな山行ができましたぁ♪山行続けやって良かったぁ☆最後の最後として、お天道様と神様からたくさんのご褒美もGETしたよ〜☆今年は仲間も増えできたし、憧れ続けていた白山の御来光もGETできたしぃ〜♪メリークリスマス!雪山白銀の世界〜♪こりゃほんとサンタさんからの最高のプレゼントの1日でしたョ〜☆
 下山後は初めての冠荘で温泉入浴!足はマメだらけになっちゃいましたが…この今回の絶景で心地イイぃ〜痛みダヨン♪次回は来年!でわでわ皆さんよいお年を〜☆
2006/11/26 福井県勝山市:取立山 byまっさん
取立山
1307.2m
満足度
 取立山は今年3度目☆前日が天気良くて市内からも白山が眺められた…。やっぱしテッペンから白い白山が見たい!近くから眺めたい♪週末日曜のたんびに悪天が続き青空GETできてないけど…。今回も雨を覚悟での山行。 >>前回の取立山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
11月26日(日)天候: メンバー:増田
 『東山いこいの森コース』
東山いこいの森駐車場(9:20)→シーズン駐車場上(9:43)→取立山頂上(10:27)
登り時間:1時間7分 (ほぼ休憩なし…)
 感想&活動報告♪
 前日は楽しかった飲み会もありで朝遅く起床7時…。外を見るとまぁまぁの天気で登山準備に急ぐ。8時に市内を出発!久々の単独行なもんやから時間余裕ありまくり♪
 9時過ぎに東山いこいの森に到着。ここから先の林道は通行止めですので施設内の広い駐車場に降りる。先発隊の駐車数は4台♪みんなどっちのルートを登ってるのか?
 身支度も終え、この上にあるシーズン駐車場までの舗装された林道歩き。固い道歩きは好きじゃない…。ほんとココからの登山道があればどんなに楽しいだろうとブツブツ呟きながら歩く。林道も進めばすぐに道崩壊現場に着く。道の半分以上がガッポリ崩れ落ちていてもちろん車なんか通れない状態…。復旧現場を横に先を急ぐ。この後もたびたび法面土砂崩壊箇所もあり。開通まではまだまだ時間が掛かりそうです…。防寒着として着込んだパーカーも暑くて、いつもの半袖Tシャツ1枚のスタイルで先を進む。
 シーズン駐車場に到着。あの駐車料金を取り立てる番人はもちろんいませ〜ん♪普段は取立山でも、今日は取立てない山だよ〜笑!やっとこ登山口に到着ですぅ☆
 周囲の紅葉もかなりスッカリと葉を落とし終盤。所々に残る小さな紅葉と、落ち葉を踏むパリパリ感を楽しみながらジグザグ快適な道を進む。んで、前回雪山スキーん時に来たイメージルートをレイヤーしながら歩き続け、視界が利く尾根に着く。久々に急路がない登りなんで楽勝〜!曇り空ですが本日1番の絶景に胸打たれ感動。今回期待している白山展望に憧れてるんで自然に急ぎ足で登る。三角点も過ぎれば白山の雪景色がドーンと登場〜!すんげぇ〜キレイ〜♪誰もいない山頂ポールに到着しザックを降ろし、白山を眺めながら宴の開始〜!風もありめっちゃ寒い。防寒着を着込んでクゥ〜っとご褒美ビールを堪能〜美味いネぇ☆昨日の飲み会でもかなり飲んだけど、格別です!
 1時間ほどステイしてこつぶり山に向かう。時間はたぁーんとあるので今日は周遊コースです♪こつぶり山では大滝ルートから登ってきた石川県からのワンちゃん連れのご夫婦と出会う。今まで誰もいなかったけど、人がいると安心感が溢れるぅ〜♪ここは広い広場なもんで再び宴?ってか横になって飲みながら白山と福井山下の景色を楽しむ♪
 白山展望はココで見納め。大滝までのナイスな道をかけ降りる。快適な尾根も終わり沢を何度も通り越すと水量豊富な大滝〜♪マイナスイオンをいっぱい浴びてシーズン駐車場に到着!メチャンコ楽しかったけど…大粒の雨も降り出す。ヒザにガンガン痛みがくる舗装された林道を降りる。ホント自転車でも持ってくればよかったょ…。
 下山後は「水芭蕉の湯」で冷えきった身体を温まるぅ♪気持ちイイねぇ〜☆
2006/11/19 永平寺町:浄法寺山 byまっさん
浄法寺山
1052.8m
満足度
 山岳部時代からと古き思い出も数多く残るホント馴染み深い浄法寺山♪しかし紅葉の秋に登るのは何年ぶりだろう〜?時雨る時期…。だけど無性に山に行きたいモード!
天気図を確認すると午前中いっぱいまでは何とか持ちそうな予感〜♪近場だし短時間に登れるナイスな山なんで今回チョイスです☆雨天悪天は覚悟…!岩山さんを誘っての山行アタックですぅ〜☆  >>前回の浄法寺山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
11月19日(日)天候: メンバー:岩山 増田
 浄法寺山青少年旅行村清水小場(7:06)→展望台分岐(7:46)→展望台(7:48)→
→冠岳(7:56)→展望岩分岐(8:08)→浄法寺山頂上(8:47)
登り時間:1時間41分 (冠岳で大休憩1回 小休憩2回ほどを含む)
 感想&活動報告♪
 福井市内を6時に出発。前日はピーカンだった天気も下り坂…。ここ最近日曜になると悪天が続く。今日みたいな天気では誰もこないだろうっと思いつつ林道を駆け上がっていくが、青少年旅行村にはすでに乗用車1台と観光バス1台が登山準備中〜☆
 石川ナンバーの観光バスは12〜3人の中高年の団体。雨を予期したレインウェアが周囲の紅葉に染まったように色とりどりとカラフル〜!どうやら浄法寺-丈競山の縦走登山のご様子で、ワイワイ賑やかにスタートしていった。自分たちもかなりの遅れをとって身支度も完了し、団体客の後を追うように清水小場から冠岳コースを歩き始める。
 今年3度目と慣れた冠岳までの直登の道。だが慣れているとはいえ、やっぱこの急路はしんどい。スキッと晴れてはいないものの所々で展望がまだまだ利くのが嬉しく感じ、また今回はまだ残る鮮やかな紅葉を楽しみながら上を目差し登る。15分も過ぎた頃にあの団体客に追い付く。今までゆっくり登ってきたつもりだったけど、団体さんはかなりペースが遅いみたい。道譲っていただき先に進みしばらく歩くと、あの乗用車の登山者にも追い付いてしまう…。タイムを確認するが、いつもよりかなり遅いんだけど…。
 楽しい岩場も踏ん張って乗りこえ、ナイスな展望台まで。福井市内は雲海?モヤッとしているが日本海の地平線まで視界が利く!本日1番の絶景にウットリ〜♪
 冠岳の広場でザックを下ろし大休憩。予期したよりも早く、ポツポツと感じる雨も降り始めてくる。空はまだまだ明るいので浄法寺山を目差す。冠岳から所要1時間ぐらいやし、今までの急路に比べりゃ楽勝〜なバカ尾根道☆ここから上は紅葉が終わっているものの、スッカリ葉を落としたブナも美しく感じ、落ち葉が深く積もったフワフワな道♪また霧雨ミスト状な雨もまた心地良い。時間短く感じ浄法寺山頂上に到着〜☆
 お天気予想以上の見渡せる絶景〜☆白山のテッペンは厚い雲で見えないけど麓の雪化粧もGET!勝山市内、福井市内、小松市内やドームも日本海までもクッキリ確認☆小雨混じりでも予期以上の頂上感抜群〜♪防寒着などの着替えも済んで暖かい宴の開始なりぃ〜!とりあえずビール!やっぱ美味いネ♪ほん次は先日解禁したボジョレーヌーボーのワインで乾杯〜!絶景眺めながらの最高な贅沢気分ですぅ〜☆
 宴も半ば、約1時間後にあの団体さんもようやく到着♪それまで誰もいなかった頂上がお祭りのように賑やかぁ〜☆お祭り団体はステイ10分後に南丈競山に出発〜!避難小屋まで歩く賑やかな団体も、遠くから眺めるとカラフルで美しい〜♪かなぁ?
 天候もかなり悪くなってきて雨風も強くなりはじめて、めちゃんこ寒い!頂上には約2時間もステイした後、宴撤収し下山開始。もう誰も来ないだろうと思っていたけど、下山中にでも団体客など数多くの方にすれ違う。さすがこの時期、大きなザックの登山者がかなり多く目立つようになりましたね!
 冠岳までもどり、さほど降雨も気にならないので周遊コースでもある関谷(ツツジヶ原)道を降りることにぃ♪久々の関谷コースはスリル満点〜!ナゼか白山の観光新道を思い出してしまう…。黒岩を眺める…フリークライミングの仲間はこの剥きだしの壁を登るんだなぁ〜♪小雨混じり紅葉も美しく、ホントしみじみと満ち足りての下山でしたぁ♪
 下山後は一路石川県まで…。久々の「加賀観光ホテル」の温泉で冷えきった身体をドップリと浸かって疲れを癒すぅ〜☆温泉後のアサヒ軒のラーメンはやっぱGood〜!
2006/11/04 池田町:冠山 byまっさん
冠山
1256.6m
満足度
 昨日の銀杏峯に続いて、本日は冠山にアタックです!池田町からアクセスする冠山林道は2年前の福井豪雨で崩壊してから何度とも通行止めを繰り返している。
 去年は今庄町から高倉峠を経て岐阜県側から辿り着き冠山を登ったが、ガスで視界不良…。今年も梅雨時期の豪雨でまた林道閉鎖期間などと多くて計画してたが断念中止が多かった…。先月の10月15日にようやく林道開通〜♪今回は夜叉ヶ池登山でご一緒した野村さんも山行のご同行です!  >>前回の冠山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
11月4日(土) 天候: メンバー:天谷隊長・野村・増田
 【冠山峠コース】
 冠山峠(9:22)→P1155m(9:36)→P1111m(9:50)→冠平(10:12)→
→冠山頂上(10:21)
登り時間:59分 (途中大休憩を1回、小休憩を1回ほどを含む)
 感想&活動報告♪
 武生市内に朝8時集合して出発!本日も雲1つない好天気〜♪天気がいいとワクワクして嬉しいですねぇ☆久々に池田町からのアクセスでもある冠山林道を冠山峠に向かってひたすら車を走らす。なんせこの林道は舗装されているもののホント道幅が狭い…そして永延と長い。しかし今回この長時間のアプローチでも、周囲の山々の紅葉でリラックスできたというより、かなり興奮しました。林道半ばも過ぎれば山肌が燃えるような紅葉に色づき、絶景にウットリ〜。もうお腹いっぱいになりましたよ♪
 車内移動も賑やかにして登山口でもある冠山峠に到着〜!既に道狭しと登山客や紅葉狩りのお客さんの車が駐車しひしめき合ってましたぁ…。50台?ぐらいか?続々と冠山に向かう登山者が賑わう中、自分らも身支度を急いで出発開始です☆
 また久々に巨大なザックを担ぐ。中身は冠平で予定している寄せ鍋宴会の材料やツールがぎっしりです。お酒もたぁーんとクーラーBOXを2個分!楽しみだにぃ♪
 冠平までは数多くのアップダウンが続くバカ尾根。最初は自分が先頭でパーティを引っ張っていく。天谷隊長は最後尾から煽るいつものスタイル。登りでは重いザックが肩にくい込むが、下りはこの重さを利用して加速ができルぅ〜♪バカ尾根でもこうやって利用すれば楽しさ倍増だぁ〜って、ウキウキ気分で夢中に歩いてたら、2人との差がかなり出来てしまった…反省。大休憩後には先頭を天谷隊長にバトンタ〜ッチ!
 冠山頂上と冠平の分岐地点にアッという間に到着。先に冠山登頂に向けての準備に取り掛かる。重いザックはもちろんデポ!サブザックを取り出し、冷えたビールなどをバッキングし直して、今から始まる岩壁の急路に備える。なんせ…人が多い。
 "銀座"とまでは表現し難いけど、かなりの足止めを食らう…。危険覚悟ってモンじゃないけど、以前に培ったフリークライミングの知識を利用して、身軽に別ルートで追い抜きまくる。周りから「あの人スゴ〜い」って言われたょ。気分はスパイダーマン♪
 狭い頂上に到着〜♪秋特有のモヤもあるが、雲1つ無い360度パノラマ〜の大展望の絶景です☆山座同定!昨日登った銀杏峯をも眺められ、ズバーンと見渡せ広がる山並みの展望は格別ですぅ〜☆野村さんも大満足〜!山頂を充分に満喫した後は、冠平の広場まで移動して、待ちに待った寄せ鍋の宴の開始なりぃ〜♪もう絶景を見ながら飲んで食っての大盛り上がり〜☆大勢ならやっぱ、暖かい鍋料理の宴は気分最高ですぅ〜♪昨晩仕込みした寄せ鍋の具材もすべて完食なり〜毎度ありぃ☆
 老若男女登山客も多く会話も弾み賑わう冠平。しかし時の経過とともに雲もだいぶん増え始め肌寒く感じる。何時間ステイしただろうか…?絶景に名残惜しいが、ぼちぼち撤収しかかり下山の開始。重たかったザックもかなりダイエットし楽々〜!
 帰りはゆったりと満ち足りて紅葉を楽しみながら冠山峠に着く。下山後は鯖江まで足を伸ばして久しぶりのラポーゼ河和田の温泉にドップリ浸る。
 昨日に引き続き山粧う秋の登山を充分に満喫できた山行でしたぁ☆これからは時雨悪天が多く続く季節の変わり目…。晴れ間を狙って年内まだまだ登りたいスぅ!
2006/11/03 大野市:銀杏峯 byまっさん
銀杏峯
1440.7m
満足度
 銀杏峯(げなんぽ)は大野市の南西部に位置し、 西隣の部子山(へこさん)と肩を並べ、その山容は比較的穏やかな山並みを形成している山で、大野市街地からもその姿を望むことができ。 「銀杏峯」と書いて「げなんぽ」と読みますが、「ぎんなんぼう」「ぎなんぽう」とも呼ばれ、 「銀椀峯」とか「宜南峯」「銀南峯」と書かれることもあります。 いずれも「銀」という文字が使われていますが、以前銀杏峯付近で銀が採掘されたことから 由来するとも考えられています。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
11月3日(金) 天候: メンバー:山川・増田
 【小葉谷コース】
 小葉谷登山口(7:28)→林道出会・鉱山跡登山口(7:38)→ブナの木(8:01)→
→此より極楽平(8:37)→銀杏峯頂上(8:45)
登り時間:1時間17分 (休憩ほぼ無し)
 感想&活動報告♪
 朝6時に集合し、今回も同じくして奥越方面に向かう。今日から始まる3連休〜♪更に天気予報でもバッチリ晴れマーク連続にもなり連休は行楽日和の予感なりぃ!
 快晴を予期する明るいガスの中を走り、予定通り大野市の宝慶寺いこいの森に到着。ココから先、登山口までの林道に入るのは初体験…。若干狭いが綺麗に舗装されてる快適な林道。辺り1面の山肌は紅葉も色深くなり、初アタックの銀杏峯山行に期待ワクワク。広い駐車場に到着。石川ナンバーの小さな車が1台のみ。先発隊がいることに安心し、身支度を終えた後登山口に向かい小さな鳥居をくぐって出発開始。
 まだ薄いガスが残る中、色づいた紅葉を見渡しながら歩くのは神秘的で清々しい。さっそく傾斜のきつい道に差し掛かる。下調べでは極楽平までズっと急路らしい…。山川くんの調べでは、ココの急路は県内でも1位2位を争うトコとのようだ…覚悟!
 約10分の歩きで駐車場から延びている林道とに出会う…。自分としては、山を歩いて登った後に、こんな立派な林道が出てくるパターンは好きじゃないのだが…悲。
 林道から鉱山跡登山口に入り再び山歩きの開始。鉱山跡地の看板も過ぎるとまた傾斜がきつくなり始めドバッと汗が噴き出してくる。「ブナの木」と書かれた看板の場所は休憩にもってこいだが、まだ約30分ぐらいの歩きだったため先を進む。久々の長い急路…まだまだ先も見えずホント登りっぱなし。ゼーゼー言いながら登り続け、先ほどの「ブナの木」を過ぎてから10分ほど経った頃、看板が見える。近づき見ると…
 「此より急路要注意 海抜約1200m」…あれれ?はぁ〜ん?マジで…ウソでしょ?
今まで急路だと思っていたのに…、ココの山では急路でなかったみたいです…いうならば、ただの急坂レベルだったのかな?ガックリしながらトボトボと先を進んでいけば、確かに…偽りのない超急路。勾配もさらにきつく、ロープや岩を掴んだり木や枝を握り踏ん張らなきゃ登れないトコもある。ジッと立ってると足場が今にも地滑りしそうなトコもあり…。休む場所もあんまないので長い急路に藻掻きながらの格闘でした…。急路も登り切るとイッキに視界が広がり、お隣の部子山や飯降山もスッキリ見えてくる。大野市街は白い雲海の下。本日1番の絶景を見て、息を整えてから先を急ぐ。ココから頂上までは「極楽平」。道も広い高原のような台地で、美しい灌木や笹の中を散策できる。ホント別世界で、今までの急路の疲れを忘れてしまうぐらい極楽〜♪この名称はほんとピッタリに感じるほど満足快適でした。お初の銀杏峯の頂上に到着。
 頂上には駐車場の車の方1人のみ。金沢から来られた単独の女性。頂上からは荒島岳や能郷白山方面は雲海の絶景!白山も青空に浮かんでいるようにクッキリと拝めたぁ♪雲1つない360度の青空絶景☆朝飯もまだなんで、さっそく宴の開始〜♪
 降りるにはまだまだ時間が早いので、大野市街が一望できるポール地点まで散策し、また頂上に戻ってお昼寝〜♪約1時間半以上経ったぐらいか…男性2人、その後女性4人と続々と後続者が現れる。頂上には2時間以上もステイしたんで下山開始。
 下山中にも7〜8人とすれ違い登ってこられた。大野市街地からも近くアプローチし易いので人気の山みたいですネェ♪「ブナの木」辺りが紅葉の見頃でしたょ☆
 下山後は久々にスーパー銭湯「あっ宝ンド」で疲れを癒すぅ。手土産はやっぱこの時期だと「伊藤順和堂のいもきんつば」に決まりだネ〜♪楽しかったです☆
2006/10/29 勝山市:大長山 byまっさん
大長山
1671.4m
満足度
 「白山の展望台」とも呼ばれ親しまれている大長山。去年に初めて登った時には白山方面だけが雲に隠れ展望出来なかった…。毎度、白山登山では一段と雄大に見えるのだが大長山からの白山の展望はまだ経験がない…。天候も回復して晴れマークになり大いに期待。季節柄、紅葉にも期待いっぱいです!   >>前回の大長山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
10月29日(日) 天候: メンバー:山川・大田原・岩山・増田
 【小原峠コース】
 登山口出発(7:31)→小原峠分岐(8:00)→苅安山(8:31)→P1530(8:47)→
→大長山頂上(9:14)
登り時間:1時間43分 (小原峠で大休憩、途中小休憩を2回ほどを含む)
 感想&活動報告♪
 福井市内を6時に出発。朝焼けと美しく輝く日の出の中を、期待大にして小原に向って走る。小原集落も越えると周りは紅葉景色〜♪まだガスがスッキリしないものの、辺りはもう色づき濃くなってきている。林道を進み上がるにしだい、更に紅葉の色付きさが増す。楽しみの予感〜☆林道の悪路も急いで進み駐車場に到着。
 既に先発隊の車が4〜5台が駐車。彼達は赤兎か?大長か?…。いったん車から出ると、冷え込みも強くかなり寒い。陽も上がるし歩けばすぐ暑くなるだろうっと自分はTシャツ1枚のいつものスタイルで身支度です。今回は頂上で鍋の宴会も予定してるので、久々ザックもギッシリ♪重いザックを担ぐとなんだか嬉しく感じるモンです。
 登山口から小原峠までの道は山川くん先頭で隊を引っ張っていく。少し歩き踏み入れば、落葉も多く降り積もった柔らかい道。紅葉最盛期は過ぎているが、まだ葉も黄や赤と色鮮やかに燃える紅葉。陽も射してくると、さらにブナ樹の白さと苔や笹と雑木の緑がまた引き立つ。この美しいブナの樹林を何度とも足を止め見渡しながら小原峠でいったん大休憩♪石仏で白山方面を見渡すが、ガスでまだ視界利かず…。
 約10分の休憩でしたがまだまだメンバーも調子バッチリなりぃ♪ここから大長山までは、自分が先頭になってペースアップして先を進む。急路とアップダウンの繰り返しの道。落ち葉を踏んだ形跡もないから、たぶん自分たちが本日1番だろうか?去年は分からず通り過ぎてしまった「刈安山」には標柱が設置されてました♪大長山も見え、まだまだグンと距離があるように見える。別山〜三ノ峰がクッキリと見える。が、白山は厚い雲の中。展望回復を祈りココから先のダラダラ道を快適に距離を稼ぐ。
 紅葉も少なくなるが、すっかり葉を落とした白いブナの姿も美しい。山頂までの鞍部に辿り着き、ココから急路。去年は積雪があったのでかなりの恐怖を感じましたが…、シーズンだと感じ気付かないぐらい楽チン〜♪(まぁ確かにしんどいけどネ)
 ガスも濃くなってる山頂に到着〜☆思いの通り誰もいない本日1番の頂上♪しかし白山の展望は全く利かず…。全員到着達成後は急いで先にある白山展望ができる広場に移動して陣取り、防寒着などに着替えてお楽しみの熱いキムチ牡蠣鍋の宴の開始なりぃ〜♪やっぱ火を使った温かい料理は最高だよん〜!みんな鍋を突っつきあって会話も盛り上がって暖まルぅ♪陽が射し青空も見えればポカポカの気持ちイイ陽気やけど、ガスると寒い。白山の別当谷までは景色も利くが、白山は隠れたまんま。
 途中2人の登山者が登ってきただけで、静かな山頂を独占状態でしたぁ♪鍋の宴や山頂散策などで約2時間ほどステイ♪まだ11時頃なので、この先のプランを練る。飯も食ったしまだまだ体力もある!小原峠まで戻って赤兎山に行ってみよっかぁ?
 とりあえず小原峠まで戻るコトに♪宴撤収し荷物バッキングし直して下山の開始。防寒着を着たまま急路も降りれば、もう暑さで汗だくだく。飲み過ぎたからもある。
 刈安山まで戻り休憩中にプラン確定〜!時間たっぷり紅葉を楽しんで降りて、下山後は白峰村まで足を伸ばして「天望の湯」をGETするプラ〜ン♪ナイスですぅ!
 小原峠で休憩中には、ぞくぞくと赤兎山からの下山者に出会う。やっぱ手軽なんでしょうか?下山後に分かった…。あのガラガラだった駐車場も満タンになってましたよ。赤兎山は賑わってたかも知れないが、今回静かな山頂がGET出来てラッキー☆
 久々の天望の湯に浸る。ジッーと露天に浸ってると、白山御前峰も見え隠れ〜♪ココからじゃなく、しっかりとした展望に憧れて大長山にリベンジしまっせ〜!
 隣接の白山砂防科学館を見学〜☆堅豆腐を手土産にぃ♪山行満喫できました☆
2006/10/15 大野市:平家岳 byまっさん
平家岳
1441.5m
満足度
 平家岳とは…岐阜県と福井県の県境付近の山で、山頂は福井県に位置します。かつて昔、越中・加賀国境の倶利伽羅峠の戦いに敗れた平家の落人のが、この山中に潜み隠れ住んだとの伝承があり、それが山名になっているようです。
 以前までは山頂までのアプローチが藪山で長くて大変困難だったみたいですが、尾根に高圧線が敷設されて、その巡視路が出来たお陰でアクセスし易くなった山です。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
10月15日(日)天候: メンバー:天谷隊長・増田
 面谷駐車場(8:16)→谷川(8:22)→巨大のヒノキ(8:55)→伊勢橋分岐(8:55)→
→最初の高圧鉄塔(9:18)=(9:26)→ヘリポート(9:51)→井岸山(10:05)→平家岳頂上(10:15)
登り時間:1時間59分 (最初の高圧鉄塔で休憩1回のみ)
 感想&活動報告♪
 事前の予定では冠山…。本日冠山林道が開通とのことで、当日かなりの混雑が予想される…。天谷隊長と相談した結果、平家岳に。自分の山行としても初アタックの山!久々に準備していても前日から興奮のドキドキです☆天気もGoodな予報♪
 場所も遠いので、朝6時集合し出発。国道8号線を走っていると見慣れた車を発見!今年から山行をご一緒してる清水くんがお仕事運転中でしたぁ!彼と挨拶後、一路九頭竜ダムに向け走る。勝原スキー場も越えると周囲はガス。また今回も出発に不安を感じる…。まぁ〜明るいガスやから大丈夫でしょう!
 九頭竜ダム湖の掛かる箱ヶ瀬橋を渡り、面谷橋を越えると「平家岳7キロ」の案内板。案内に従い、面谷川沿いの林道に入り駐車場までを走る。途中、ココは以前かつて賑わっていた鉱山跡なので、その鉱山カスのボタ山が2回?ほど、更に進めば採掘跡地や石碑や墓地などと異様な風景が漂ってました。下調べ通り、林道が2手に分かれる広場に駐車し身支度の開始です。自分ら他には誰もいないのが、ちょっと寂しい。
 濃いガスの中、広い林道をさら進み歩く。林道も終えると深くなった沢を2回ほど通る…あれ?鉄の橋があるって聞いたけど全く無いぞぉ…。豪雨で流されてしまったんでしょうかねぇ?調べでは、ココから急路が始まるってあったけど…、ジグザグで登りやすい。ガスも晴れ始め、紅葉を楽しんでいたから苦に感じなかったのかなぁ?前回の白山登山でデカく重たいザックを担いだから身軽に感じるのかなぁ?巨大なヒノキも越えると分岐があり今までの急路も終わる。隊長も元気バンバン!休憩なしで先を進む。ココから先はさすが巡視路だけあって立派で快適な道です。いったん鞍部にくだり、ブナ林が美しい森林の中。たまんないね!ジグザグの登りを繰り返すと、突然視界が開ける。目の前に高圧鉄塔…だが振り返ると背後には先週登った白山がスバーンっと見えてきたぁ。登れば登るほど広く開け眺めが素晴らしい♪嬉しくなって鉄塔まで駆け上がる!鉄塔に到着。うう〜ん本日1番の絶景にウットリ〜!気が付いたら…天谷隊長との差がかなりできちゃっていました。隊長到着を待ちご一緒に休憩し絶景をカメラに納める♪
 休憩後、「怪物っ!自分はマイペースで行くから先に行け!」ってコトで出発開始。単独スタイルモードになり、この初めて歩く道を楽しみながら登る。鉄塔が2本並んでるトコでやっと平家岳がようやく見えたぁ☆もう近い!っが、道はトラバースするのように尾根づたいに長く巻く感じです。登り3時間って聞いたけど…もしかしたら2時間切れるかもの予感?山歩きってより、ギヤチェンジして走り近いスピードの掛け足で歩く。
 三角点の井岸山に到着!平家岳まで縦一直線に伸びる厳しそうな急路がスカーンと見えた。鞍部をガンと下って実際に登ってみると、思ったより楽勝☆今日はナゼか苦手な急路には調子がいい。平家岳頂上に初到着〜!隊長も20分後に到着です☆
 周囲は民家や人工物なんて全く見えない山々の360度のパノラマ。白山の色形もクッキリ見える爽快感!絶景を眺めポカポカ陽気の中でお楽しみの宴開始〜♪周囲はもうすでに燃えるような紅葉で最高抜群♪真っ赤っちっかぁ〜☆平家岳頂上を2人で独占の宴にハシャギまくりぃ!山粧う秋の季節感をたぁーんと堪能しまくりでしたぁ☆
 登山客は下山中に三重県からの年輩ご夫婦に会っただけ…。ホント静かでゆったりとした山行を楽しめましたぁ♪下山後は面谷川でBBQ〜☆紅葉、渓流の流れる音と風、鳥のさえずりの中でのBBQは最高☆その後は「九頭竜温泉平成の湯」でドボーン☆
2006/10/08〜09 石川県白山市:白山国立公園:御前峰
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 白山からの御来光ってのは…昔、ホントまだ山行については何も分からぬ高校山岳部時代の大会競技で、初めて白山を登らされ室堂に泊まって…朝早く訳も分からず起こされ、暗く寒い中をひたすら登らされ…。しかし待っていたのはこの御来光の美しさでしたぁ〜☆御来光を体験してから白山が大好きになっちゃいましたネ。
しかしそれから過去何度もこの白山からの御来光に憧れ、アタックしてますがいつもNG続き…昨年の夏にも室堂に宿泊したが寸前でガスが出てまたNG…!
 今回は前回夜叉ヶ池登山でご一緒した岩山さんも、出発間近で我らのアタックに同行が決まりましたぁ!まだ登山としては2回目で心配やけど、驚くヤル気満々のご様子☆装備万端にして連れてっちゃいましたぁ♪  >>前回の白山→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
メンバー:天谷隊長・岩山・増田
10月8日(日)天候:
 別当出合(11:45)→中飯場(12:20)→別当覗(13:05)→甚ノ助避難小屋(13:20)=(14:18)→
→南龍分岐(14:37)→延命水(15:15)→黒ボコ岩(15:23)→室堂(15:50)
 登り時間:4時間5分 (小屋で約1時間の昼食、小休憩多々を含む)
10月9日(祝)天候:
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(4:58)→青岩(5:11)→高天ヶ原(5:18)→御前峰頂上(5:33)
 登り時間:35分
 感想&活動報告♪
 予定では7日出発だったのだが、なかなか去っていかない台風の影響と悪天候を判断して1日延ばし8日に計画し直す☆朝9時集合!予報でも天気回復傾向なのだけど、やはり奥越に近づくにつれ雨足が悪くなってくる。それでも回復を期待にして市ノ瀬センターに向かう。市ノ瀬センターで室堂情報を見ると、予測通り前日夜に初冠雪したらしく10cm以上の積雪があるようです。身支度後そのままバスに乗り込み、別当出合に到着するが、更に雨も激しくなってくる。なんせ!回復傾向の予報を信じ、これ以上には悪くならんコトを祈って雨具を取り出し雨対策の装備で山行を始める。
 前日に室堂宿泊から降りてきた方に話を聞く!「甚ノ助からは雪の世界」らしい…。雪と聞けば何故だかルンルン嬉しくなるのは自分だけ?
 中飯場までも所々で雨も強くなり雨宿り…。それまでも木々が高いお陰でびしょ濡れにならずに済んだ。「昼食は甚ノ助まで行ってやろう!」って隊長の判断でさらに先を進む☆すっかり周りは紅葉!ただコレだけが悪天候での登り辛さを癒してくれる。
別当覗を過ぎるとすぐ、「迂回路」。先月の土砂崩れで新しく出来た道なのですが…雨でもうぐちゃぐちゃの泥だらけ。で最悪の悪路状態でした。いつもは快適な広場でもある甚ノ助避難小屋はもう満員…!隙間一角を利用して昼食宴タイム♪巨大ザックからストーブを取り出し、昼食とコーヒーブレイク☆凍え震える寒さ!でも飲めばこの暖かさに何とも言えず至福な瞬間〜♪約1時間の休憩でしたが、外はいっこうに天気回復せずガスも立ち混み視界不良…。正直こんな降雨状況やしココでリターンするかとも思った…。この暴風雨の悪天で甚ノ助からリターンしてもまだ大丈夫な時間!上はさらに視界不良〜!この小屋でビバーグもする人も多い中、彼女は「楽しいィ〜♪」と余裕の笑顔。次なるポイントの黒ボコ岩に向け出発進行〜☆視界不良やけど、あの黒ボコ岩までのジグザグ急路では、この重たいザックがズキズキと肩に喰い混む。
黒ボコから上は猛吹雪きのブリザード!今までの吹いてた風とはスケールも勢いも違う。バチバチ雪が顔に刺し当たってくるが引き下がれない。弥陀ヶ原のブリザードと戦い抜け五葉坂に辿り着く。ココまで来ればもうひと踏ん張り!登り切るのみ☆
 室堂到着〜☆管理者に「お疲れさまぁ」と迎えられ、サービスの温かいレモンティーをご馳走になる♪チェックイン後「白山荘」に入り、濡れた衣服を着替えた後は、熱い「ホルモン鍋」の宴の開始〜♪久々の山小屋生活にエンジョイしまくりです☆
 よぉ〜皆さん、この悪条件の中を頑張ってここまで来れましたぁ〜♪自分もこの山小屋での宴を楽しみたい一心のために、いつもより倍以上に缶ビールや缶チューハイや焼酎、そして鍋や食材を担いで登ってこれたモンですぅ♪みんなの笑顔と弾む会話の宴で、本日の疲れが暴風と一緒に飛んでっちゃいましたょ☆消灯時間の20時まで大盛り上がりですぅ☆消灯後、トイレで外に出たら御前峰の姿がバーンと見える!吹雪きはもう終わり、風だけが強いもののガスが晴れれば、地元福井市の夜景までもハッキリ見える♪明日の朝はナイスな予感ですぅ…(期待を胸に抱き就寝〜☆)…

 朝、4時半に起床…。いったん外を見れば、まだ薄暗いモノの雲1つ見えない好天気♪御来光としては最高の状況!月の明かりが雪に反射して明るいぃ!
 白山荘から1歩外を出れば、暴風はまだあるものの雪と氷の世界〜☆彼女には軽アイゼンを装着させ、3人でテッペンを目差し出発です!普段ならヘッドランプの灯火道が見えるんですが、自分らの前には1人の灯火だけ…。室堂の宿泊客は多かったのですが悪条件でみんな諦めて寝込んでしまってるのかなぁ?確かに滑るけど、前日の足跡や浮石を利用しガンガンと登る!下を確認するけど登ってるのは2〜3人かなぁ?前に見えた方も追い抜き、我がアスリート倶楽部アタック隊3人が、本日最初の誰もいない白山テッペンに到達〜♪岩山さんは初登頂〜☆おめでとう!
 頂上は想像以上の北からの激風。今まで山登ってきてこんな激風は初体験!更に強い突風があると、飛ばされそうなぐらい…。メチャンコ恐かったですぅ。
 身を低くして移動し羅針盤近くのポイントに待機して御来光を待つぅ!この後にも登ってきた方々はいましたが、頂上6人程度で御来光を待つ♪日の出時間4時46分!御来光には好条件!今回こそは間違いなし!!キタァーーーーー☆
 言葉を失ってしまう美しい時間☆18年越しの感動の一瞬ですよぉー!更に周りは美しさも増す氷の世界で、御来光の光が反射しまくるキラキラの世界〜☆岩に張った氷も割れだすとダイヤモンドダスト状態♪それはまさに想像を超える異空間でした☆
 この美しい絶景で寒さも忘れ、カメラを手に持ち移動しまくり、あらゆる角度から撮影し眺めちゃいましたぁ〜☆やったね!今まで山登って涙が溢れ出るってのは初めてですょ〜♪隊長も岩山さんも瞳がキラキラ〜!みんなおんなじ感動を共有してる〜☆
 感動満喫しちゃい頂上には約1時間もステイ。それからは続々と登山客が上がってくるので、名残惜しいが下山の開始です。もちろん時間ゆったりと満ち足りてぇ♪
 白山荘に戻り、温かい朝食を仲間と共に…。感動が止まんない興奮状態で朝の宴も大盛り上がりぃ〜☆ホント岩山さんのビギナーズラックにあやかっちゃいました♪
 ずーっとこの場所に居たいけど、下山の開始。昨日の悪天とは撃って変わっての絶景で澄み渡るポカポカ暖かい青空☆景色を眺め確認しながらゆっくり下山。初冠雪で急ぐように紅葉も色鮮やかに色を増し、抜群な景色だらけで最高な気分でしたぁ♪
 みなさんのお顔は日焼けで真っ赤っかぁ♪下山後はどっぷり「水芭蕉の湯」に浸かり、思い出すあの感動でついつい長湯しちゃいましたぁ〜♪気持ちイイ〜☆
2006/09/23 今庄町:夜叉ヶ池 byまっさん
夜叉ヶ池山
1212m
満足度
 伝説を残す幻想的な夜叉ヶ池。その憧れに本格的に登山を始めた清水君たちらの目標でもありましたぁ☆本年は何度ともアタック計画をしていましたが、大雪の影響で登山道が崩壊し1ヶ月遅れの山開き…。ちょうど2ヶ月前にもアタック試みたのだが豪雨の影響で木橋が流れ、入山禁止になってしまうなど…。リベンジ4回目!今回は問題なし!まるで今までのアタックNGの労苦を、褒め称えてくれたようなピーカン秋登山日和になりましたョ〜☆前回の6人に加え、天谷隊長も参入♪通っているトレーニングジムのエアロビメンバー方々も夜叉ヶ池に行きたいってことで参入!計11人。登山初体験者の4人はビギナーズラックでしたネェ〜♪  >>前回の夜叉ヶ池登山
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月23日(祝) 天候:
メンバー:天谷隊長・清水・内田・福島・大田原・堂埜・北岡・山腰・岩山・野村・増田
 登山口(8:55)→夜叉ヶ滝(9:19)→トチの大木(9:24)→夜叉ヶ池(10:43)
登り時間:1時間48分 (2回の大休憩など)
感想&活動報告♪
 リベンジ…。みんなの願いが通じたかのように、最高なピーカン登山日和〜♪先日の打ち合わせ通り各々集合し、最終集合場所でもある"武生楽市"に予定通りメンバー集結!ベテランの方々はこの天気に気合いバンバンの笑顔♪初心者の方々は初めての山歩きで心配と緊張のドキドキ感が隠せないご様子〜☆こちらも11人のガイドというのは初めてでして、やや緊張…!この多勢を連れて登山ってのは高校時代の山岳部在籍以来かモぉ?全員を3台の車に乗車し、いざ夜叉ヶ池登山口に向かう。
 秋分の日でもある本日。登山口でももうだいぶん涼しくなってきましたぁ☆さっそく身支度準備に取りかかった後、出発前に全員輪になって自己紹介と山行の注意事項などのご通達。鳥居をくぐり橋を渡り、ここからは待ちに待った夜叉ヶ池までの山歩きアタックの開始ですぅ〜☆トチの大木ポイントまで続く沢沿いの水平道をひたすら歩く。沢から聞こえる水の音が楽しいぃ〜♪道もほぼ木陰でヒンヤリとして気持ちがいい!秋の花も盛りだくさん。ツリフネソウ・アキギリ・アキチョウジ・クルマバハグマ・カメバヒキオコシ・テンニンソウのお花畑☆しかぁ〜し今回の登山はこれらの花にも打ち勝ってしまうぐらいの美しい女性たちとの山行♪も、もぅドコ見ても花満開ですね〜笑☆
 最初のポイントでもある夜叉ヶ滝。水量も豊富な滝の景色に全員足を止め、本日最初の絶景に見取れる♪さらに滝の上流を進み2つの立派な木橋を渡れば次のポイントのトチの大木。ココから少し行った先からはジグザグの傾斜のきつい急路が始まる…。水場でもある沢でいったん足を止め、皆冷たい水で喉を潤し急路に備える。
 まだまだ皆さん元気いっぱいのようなので、ココから先の急路は天谷隊長が先頭で引っ張って登り上がっていく。ジグザグで程良い傾斜なのですが、さすがに今までの快適だった道とは違うようで、かなりペースダウン!息づかいが激しいぃ…。
 隊長の判断なのか、まだ水場から歩いて約10分後なのだけど"残り1500m"の標識柱地点で1度大休憩を取る。自分は最後尾だったので気が付かなかったが、あの水場で元気いっぱいだった笑顔が消えていました…。しかし女性はスゴイのですぅ!甘いお菓子をお口に頬張った瞬間に、笑顔と笑い声が復活するんですねぇ〜♪
 足も慣れてきたのか、甘いお菓子が効いたのか…ペースも良くなりガンガンと登っていく。さすが皆さん日頃からジムでエアロビに頑張っている方々たちだからか体力ありますぅ〜♪残り1000m標識も越えた地点でもう1度大休憩。もう2〜3つ頑張り。目の前には木々の間からも夜叉ヶ池山の姿も見え始め、この山をトラバースするような水平道にやっと辿り着く。もうすぐ!笹漕ぎの中の木道を抜け、ようやく到着〜☆
 ズバーンと広がる美しい夜叉ヶ池に、ここまで頑張って登ってきた達成感が込み湧くぅ〜☆天気も気候もナイスだから最高に気持ちがいい♪湖畔?池畔の隅に陣取り、待ってましたの宴の開始ですぅ〜!軽食後は、皆さんカメラを取り出し撮影会の開催状態〜♪宴も終え、集合写真を撮影した後…さて、ココから先のオプショナルツアー?
 夜叉ヶ池山までの登り。池を見下ろせる絶景スポットなのですが、ヤセ尾根で危険な場所。いくらガイド役っていったって、もちろん何かあっても命の保証は出来ない…。ベテランの2人は留守番するらしく、他初心者全員も含む9人が向かうことにぃ!ザックをデポし、出発進行です☆立派な木道を歩き岐阜県境稜線まで出てから、先頭で絶壁に近い岩をよじ登っていく。後ろのメンバーが心配で振り返るが…池の絶景が飛び込んできて、景色に目が行ってしまう☆こんなイイ天気にココへ来たのは初めてなもんでついつい…反省。でも、みんな登り慣れたのか追い付いてくるのが早かったです。
 夜叉ヶ池も見えなくなる地点からは道はしっかりしているモノの笹藪漕ぎ。お先に頂上に着くが、誰も着いてきてない…男性陣は見えるのだが、アレ?女性達は背が低いから、笹藪の下で隠れてて見えなかったみたいデス♪無事夜叉ヶ池山アタック隊全員がピークをGET〜!池はもちろん見えませんが、池から反対奥の三周ヶ岳や岐阜の美しい山々(山名知らず)が初めて眺められましたぁ♪
 地図に載ってる別な下山ルートを見付けるが、凄い藪漕ぎ状態でしたので安全に、慌てずゆっくり慎重にピストン下山。お留守番の待機している場所に合流し、撤収後下山の開始。下りが得意な方もいらっしゃったみたいなので、隊を2編成に分け自分が先頭で3人が超特急レベルで駆け下りる。いやーホント凄い!女性なのに平気で着いてきてましたょ♪トチの大木でみんなと合流し、駐車場にご到着!
 広野ダムの公園東屋でBBQの開始〜!本日朝から共に同じ時間を過ごした戦友達らの会話は楽しくて尽きませんねぇ〜♪飲んだぁ〜食ったぁ〜遊んだぁ〜☆
 本日の疲れも「花はす温泉そまやま」で癒すぅ。ここの露天はホント最高ですね!
 みなさんお疲れさまでしたぁ〜♪また計画して楽しい山行をやりましょう☆

 余談な意見かも知れませんが…。
地球上でココだけしか生息しない絶滅危惧種第1類のヤシャゲンゴロウの生息を守るため、また美しい夜叉ヶ池の水質を汚さないために火気使用厳禁などといった禁止事項が盛りだくさんあります。登山する山としてはホント珍しい場所です…。登山口には景観が悪く思うぐらいの注意書きの立て看板…あれだけあっても池周辺で平気にストーブを使ってカップラーメンやらコーヒー、酷けりゃ料理までするマナーってかルールを守らない登山客が多いらしい…。今回はそういう方はいなかったが、確かに去年来た時にはいました。
しかしねぇ〜…。今回親子連れの登山客もいて、子供が池の水に手を触れた瞬間、パトロール隊?がピピーッと笛を吹き 「池で手を洗わなーい!」 凄い大声でした。そこまでするの?やっちゃうの…?マジ?登山ってか、せっかくの休日ムードが台無しですょ!親に小声で注意すればまだしも…子供も生涯傷ついたことでしょう!何もそこまで徹底しなくてもいいんじゃないの?アクセスもしやすく林道も登山道も整備し、駐車場も広く整備しといて…宣伝し、お客を誘い呼んどいてまでして、そこまで徹底してやるのォ…かなぁ?考えによっちゃ〜子供もびっくりするぐらいの笛や大声やろから、もっと小さいヤシャゲンゴロウならショック死しちゃうかもぉョ…?
今回頂いたパンフにはタバコも厳禁扱いになってしまっているし…。マジぃ?その内…お酒ダメ、飲物も軽食もダメ…終いには会話もダメ?汗を落とすのもダメ?もしかしたら息を吐くのもダメ?なんて…。いっそのこと立ち寄りも入山も完全禁止までエスカレートするかも?どうせならそうしなきゃなぁ〜!人の手が入ればある程度の自然崩壊は付きモノが当たり前なことなんやからぁ…。ホント異常な勢いで規制だらけの山!悲しいがイメージ悪い山。なお反発者が増えそう!ちゃんと保護管理してよね!絶滅したら責任とってくんろ!
まぁ、ルールを守らない登山客の結果でありましょうけど…、他の山でもこのようにならないよう、どこの山でもみんながルールマナーを守って美しい山を後生に残せるよう、大好きな山行を満喫し楽しみたいモノです☆
2006/09/18 大野市:荒島岳 byまっさん
荒島岳
1523.5m
満足度
 連休前に騒いでいた「台風13号」…。九州地区では豪雨暴風災害をもたらしたが、その後日本海へと北上したため本州や福井には影響なし♪…だったら予定通り白山室堂1泊できてたじゃーん!って悔しさだけが残る。まぁ、しゃーないネ☆せっかくの休日、天気も良さそうなんで約5ヶ月ぶりに荒島岳に行ってきましたぁ☆ >>前回
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月18日(祝)天候: メンバー:増田
 勝原スキー場駐車場(11:32)→リフト終着点・登山口(12:02)→しゃくなげ平(13:08)→
→佐開コース分岐(13:28)→荒島岳頂上(14:10)
登り時間:2時間38分 (石楠花平で大休憩、他ちょこちょこと小休憩)
 感想&活動報告♪
 朝5時起き…。昨日の鬼ヶ嶽登山をHP編集に取りかかる。台風13号の影響もなく、昨夜に降り続いた雨もあがりひと安心〜♪外はまだ雲が多いものの、青空も見え始めてくる!本日はトレーニングジムに行く予定だったが、せっかくの休日が勿体ない☆天気予報も後半晴れに回復らしいので、HPのアップも終え急いで登山の準備開始!10時過ぎに自宅を出る。向かうは奥越方面。さてどの山へ行こうかぁ?下調べも何もないので、もちろん熟知していて登り応えのあるナイスな山!荒島岳だぁ☆今年も春先に登ったが、銀嶺荘から登るのは久しぶり♪国道158号線を勝原スキー場まで走るぅ☆登山口には先発隊の4台が駐車。思ったより少ない…。全て県内のナンバーやから、日本百名山と言えども、今回の台風情報を知れば仕方ないかも…。ある意味、静かな荒島岳を満喫出来るようでラッキーな予感♪この時間からはもう誰も来ないでしょうネ!
 久々にゲレンデ最終リフトまでを歩き登る。全く楽しめる道じゃないけど、昨日の登山よりはまだ涼しいのが何よりぃ♪ガラ場のようなゲレンデを我慢して登山口までひたすら登るのみぃ…。ようやくリフト終着点に辿り着く。ここからやっと求めていた森林浴の開始〜♪さすが百名山ってか整備いきとどき歩きやすい!快適〜♪…も束の間、急路連続のブッ通しぃ!3年前に登った記憶はもう何もなし…。登っても登っても行けども行けども、ポイントの「しゃくなげ平」には、いつまで続くのかぁ?GPSにもまだ姿なし。ブナの根の階段は心地イイがのだが、整備設置された掛上がりの高い階段には辛く怒りがこもるぅ…。でもやっぱ登り前進あるのみぃ!しゃくなげ平にやっとこ到着♪本日最初の大休憩〜☆もう我慢できず、1本立てるじゃなく自分は1発立てる!もちろんビールのガブ飲みぃ〜♪しゃくなげ平では休憩中の市内松本町からの単独方とご一緒し、情報交換〜!彼は頂上を目差さず、今日はココでもう下山…の予定みたい…(悲)。
 しゃくなげ平到達までは今回苦難しましたが、でもココからは自分もよう知ってる道なんで、1時間もかからんやろからテッペンを目差す。鞍部までいったん下り、待ってましたの難路の連続〜っ!先ほど大休憩で燃料補給もしたから〜ガンガーンと攻めるぅ♪でも燃費の悪い自分は直ぐにエンスト…状態。やっぱしめちゃんこ辛いんだ〜って!
 山頂ももう間近になるトコで2組の夫婦とスレ違う。「頂上にはもう誰もえんで、満喫しておっけのぉ♪」で、やっとビール燃料に火が着いたのか、勢い良く駆け上がる!テッペンも見え始め、山頂に近づくと向い風が強く感じ始まってくる…。しだいにその風は強風、爆風へと変化…。暴風に逆らい続けなだれ込むように頂上にタッチダウンしやっとこ到着〜☆山頂はもう勢い驚く暴風と突風ー!そのまま風除けになりそうな広場に向かうが、立っているのも酷な爆風!タバコにも火をつけるが、2分ももたないほど…。ザックから取り出した食料なども暴風で吹き飛びそう!コンビニで買った"とろろ蕎麦"とオニギリを風押さえながらの宴ですぅ…。寒さ感じる宴、でも景色はナイスビュー♪風に飛ばされそうなので早急に宴も撤収です!頂上写真を撮るのに三脚スタンドを使ってセルフタイマーにしたものの、突風で倒れまくりぃ…。ゆっくり頂上散策は出来なかったものの、百名山の一角を独占し楽しめましたぁ☆まぁ色々あったけどナイスな頂上を満喫して15時過ぎに下山開始ですぅ♪いったん降りれば暴風の陰になり影響なしぃ♪しゃくなげ平も過ぎて快適なブナ原生林の中ををゆっくりゆったりと下山。山歩きを満ち足りましたぁ〜☆下山後はまた土産として秋の名物「伊藤順和堂のいもきんつば」を購入〜♪
2006/09/17 武生市:鬼ヶ岳 byまっさん
鬼ヶ岳
532.6m
満足度
 当初の予定では、天谷隊長と白山室堂1泊の山行予定でしたが…。台風13号も来ているのと、砂防新道が土砂崩れで不通になったの情報で、諦めてキャンセル。
 まだ台風襲来間近ですが、晴れ間を狙ってショート登山を計画。山川君も空き時間が取れたみたいなので、久しぶりの鬼ヶ嶽登山にご一緒です!  >>前回→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月17日(日)天候: メンバー:山川・増田
鬼ヶ岳登山口(12:05)→小鬼展望台(12:16)→大鬼展望台(12:28)
→白鬼展望台(12:34)→鬼ヶ岳山頂(12:47)
登り時間:42分 (休憩ほぼなし)
 感想&活動報告♪
 朝には雨もあがり、雲は多いものの青空が見える。台風の影響フェーン現象なのか気温も高くかなり蒸し暑いぃ。11時過ぎに市内集合し、登山口でもある武生市大虫町まで…。いつもはJA武生カントリーエレベーターに駐車するのだが、さすがこの時期は稲穂収穫時期でもあるため営業中!もちろん裏手にある正規駐車場に駐車♪
 驚いたことは駐車数の多さ!もう所狭しと満車状態で15台ぐらいはあるか…。
なんせ暑い…。湿度も高いのであろう、身支度中なのにもう汗が噴き出してくる。水分量はバッチリにして登山口に向かいスタート開始。いったん杉林の中に入るとかなり涼しく心地イイ♪が…っ、しばらく歩けば岩壁のような急路が始まる。今年2回目でもやっぱここの1歩1歩の登りはしんどい。小鬼を通過し、大鬼展望台まではリズムテンポよく登ってきた山川君もシフトダウン…。木陰の少ないここまでの急路を休憩なしできたし暑さもあるからから、かなりしんどそう!お先に追い越しテッペンを目差す。
 約10人ぐらいの下山者とすれ違っただろうか…。暑さで半分意識朦朧ぎみ…?白鬼を通過すれば、もうひと頑張り♪いや…ふた頑張り!でっ、頂上に到着〜☆
 三角点にタッチした後、涼しい小屋のベンチで本日1番のビールをガブ飲み〜♪美味いンだなぁ〜コレがっ☆7分後に山川君も到着!彼は鬼ヶ嶽を初GETですぅ♪
 頂上散策後はいつも通りさっそく宴の開始〜♪小屋前のベンチを陣取り、景色を眺めながら火を使った温かい食事〜☆武生市内はもちろん一望!部子山の姿はここから初めて見えたし、展望台からは敦賀半島も初めてクッキリ見えたぁ〜♪
 ただ問題な人がひとり…この頂上でのいい雰囲気を台無しにしちゃう単独登山の中高年のオジサン!酔っぱらってるのか、話し相手ってか自分の武勇伝を喋りたいのか、そこら中の休憩中のグループをターゲットにして回って、自慢話をしている…。頂上で楽しい会話は情報交換として大切ですが…「○○山で若僧を説教した」だの「○○山で喧嘩した」だのの、つまんない話しやしかなり迷惑です!みんな迷惑そうで…その後、自分らの方にもやってきて山川君の隣に座ってきたァー!!。「こんなカメラで撮って何するんや!」だって。適当に応えてあとは目も合わせずシカトですぅ。
 迷惑なオジサンが席を離れ、食事も済ませた後に下山準備。ほとんどの方々はピストン下山でしたが、自分らは別ルートの大好きな快適林間コースの下山。さすが誰も本日通ってないのか、クモの巣だらけ…。でもやっぱ、あの登り道に比べりゃ〜めちゃ楽しい山歩き〜♪下山後は、「しきぶ温泉 湯楽里」でクールダウン☆
2006/09/02 大野市:能郷白山(権現山) byまっさん
能郷白山
1617.3m
満足度
 今年は真夏日も長く続きましたが、ようやく残暑の時期に…☆朝夕は涼しくなってきましたぁ〜♪天気も良好〜☆去年、雨と強風だったあの能郷白山からの景色が見てみたい!、温見峠の登山口まではかなり遠いアクセスになるのと、15時までに戻らなきゃいけないこともあり、今回も朝早いスタートです!
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
9月2日(土) 天候: メンバー:山川・増田
 温見峠登山口出発(7:14)→1492ピーク(7:59)→能郷白山頂上(8:24)
登り時間:1時間10分 (ほぼ休憩なし)
感想&活動報告♪
 残暑も感じる9月になりましたが、この時期でもまだまだ日中の陽差しが暑い。能郷白山は最初にきつい急路があるから朝早い涼しい時間帯に攻めたい♪朝5時に集合!ピーカンの天気予報だったのですが、広く厚い雲がかなり張り出している…。
 国道157号線を温見峠に向かって車を走らす。真名川ダムも越え雲川ダムを抜けきるまでは広く快適な2車線の国道ですが、ココからは林道のような幅狭い道…。ある意味、酷道かもぉ?温見峠には車1台。群馬ナンバーの単独登山者が身支度中。お話を聞くと…夜の19時に家を出て、通行止めのはずの岐阜県側から来たみたい。日本海側の山、特に福井県の山が大好きでよく来られるらしいィ。嬉しい話ですぅ!
 群馬の方がお先にと入山、自分らも身支度準備に取りかかり後を追うようにスタート開始です♪初盤はWUとしても丁度いい、広くて程良い傾斜でブナ林が美しい道歩き。だが束の間、すぐに急路というか難路が思いっきり始まる…。本日1番の汗が飛ぶように噴き出してくる!今まで順調で調子が良かった山川君はさすがにこの急路でペースダウン。お先に追い越し、ガンガン登る。暑さ対策で水分量がいつも以上に重たくなってるザックが肩にくい込む。青空も見えはじめ、振り返ると白山や荒島岳と本日1番の絶景!先日登った白山が背中から励まされるように急路を登る。苦しいけど、そう感じるとこの急路も楽しい♪急路も1492ピークで落ち着く。ここから頂上まではもう楽チンな道!休憩し山川君の到着を待とうかと思ったけど…、非情な自分はそのままテッペンを目差して先を進む。まぁ山川君もベテランやから大丈夫らよぉん♪
 道中見渡せる岐阜方面の山々は最高な景色!だが悲しいことに何がドコが何の山なのか全く分からない…。あ〜んもっと知識として勉学せねばなぁ!秋を代表する花ももうお目見え☆ってかすでに真っ盛りかもぉ!楽しみながら歩き続け、気が付いたらもう頂上に到着〜!お先にスタートした群馬の方に再会〜♪下山準備中?
 「頂上からのは景色良くないね…」って言われたからオイオイ…!ココの楽しみはもう少し先にあるんですぅ☆能郷白山三角点にタッチダウン後、すぐに白山神社奥の院に群馬の方をご案内〜!歩き3分で絶景恰好の場所☆
 「うわぁ〜凄い景色だ!ありがとう♪」感動してデジカメに絶景撮りまくりしてましたぁ☆自分もココで初めて見渡せる絶景に感動して、缶ビールをガブ飲み開始っす!美濃の山々から御嶽山、乗鞍、アルプス。地元福井は雲海!琵琶湖、日本海まで☆去年は全く視界不良でしたが、ピ−カンの絶景を初GETですぅ♪凄いスゴイの感動! 群馬の方が下山をすれ違うように山川君も到着☆絶景を眺めながら宴の開始〜♪
 初秋の心地イイ風を感じての宴たまんないねぇ〜!季節の変わり目。しだいに雲も高くなり陽が隠れるともうかなり肌寒く感じるようになってきましたぁ。約1時間半のステイを楽しんだ後、撤収と下山開始。もう誰も登ってこないだろうかっと思ってましたが、下山中には年輩者の方々がぞくぞく登ってきましたぁ☆下山後は大野市内までもどり、秋の名物「伊藤順和堂のいもきんつば」を購入♪めちゃんこ美味!オススメ☆
その後、旧美山町までもどり、本日の温泉は約10年ぶりのみらくる亭で疲れを癒す。まぁ温泉としてはどうってことないが、施設の造りは面白いですね☆山はすっかり秋模様☆山粧う、紅葉の美しい時期での登山に期待が膨らみますぅ♪
2006/08/20 石川県白山市:白山国立公園:御前峰・大汝峰
byまっさん
御前峰
大汝峰
2702.2m
2684m
満足度
 豪雨水害災害などで長かった梅雨も7月30日にようやく明けたと思えば…21日間連続の真夏日!下山した後知りましたが、福井市内の本日は気温36.6℃と本年最高気温だったみたいですね。そんなことも知らず、早朝から涼しく快適で気持ちが良かった白山に行ってきましたぁ〜♪白山御前峰は本年2度目ですぅ〜☆ >>前回→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
8月20日(日)天候: メンバー:天谷隊長・山川・増田
 【砂防新道・エコーライン】
 別当出合(6:10)→中飯場(6:36)→別当覗(6:57)→甚ノ助避難小屋(7:21)=(7:41)→
→南龍分岐(7:53)→エコー分岐(8:08)→五葉坂(8:55)→室堂(9:06)
 登り時間:2時間56分 (大休憩2回のみ)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(10:25)→青岩(10:33)→高天ヶ原(10:38)→御前峰頂上(10:47)
 登り時間:22分
 【※大汝峰まで】
 御前峰頂上(11:21)→翠ヶ池(11:40)→分岐(11:49)→登り口(11:51)→大汝峰頂上(12:01)
 登り時間:1時間 
 【室堂からの下り・観光新道】
 室堂(13:02)→五葉坂(13:12)→黒ボコ岩(13:18)→馬のたてがみ(13:44)→
→殿ヶ池ヒュッテ(14:00)→仙人窟(14:31)→観光分岐(14:41)→広場(15:18)→
→別当出合(15:42)
 下り時間:2時間40分
 感想&活動報告♪
 台風10号の影響で、目間苦しく毎日変動する天気予報!「雨でも白山行くぞっ」の天谷隊長のひと言で、登山予定実行☆本年町内自治会長で水害など忙しかった隊長は、約2ヶ月近くも山に登ってないのでストレス爆発していたみたいです。予報も晴れになり、ベストコンディション♪前回の登山で反省した暑さ対策も万全に準備!
 市内、朝4時集合。もちろん真っ暗!車中移動内で夜明けを迎える。白山方面は雲1つ見えない澄み渡る空。運転している隊長のアクセルも、いつも以上より深く踏み込んでいましたって〜♪陽も上がりすっかり明るくなった市ノ瀬には5時過ぎに到着!さっそく身支度も終えバス停へ…聞くと、本日の始発バスは満員で早めに5時前から2台連続で出向したみたい☆自分らは3本目のバスに乗車でしたが、これも満員☆さすがシーズンでもあり登山客の多さに圧倒です!バスに揺られ別当出合に到着。
 装備体調を整えた後、いざ出発!もう何度も歩き慣れた道なんで、休みなく甚ノ助ヒュッテまでおのおの各自のペースで突き進む。甚ノ助ヒュッテに1番に到着して、本日最初の缶ビールを飲みながら、2人のペースがどうなのか伺いながら休憩し待つ。
 前回よりも、かなりペースアップして登ってきたつもりだったのでしたが…その差はたった約10分ぐらいか?全員合流〜♪久しぶりに見え広がる雄大で美しい別山や加越国境山々の一望を楽しみながら大休憩☆しかし隊長だけは、早々に出発!久々の大好きな白山登山で、早くテッペンに行きたくて浮き足立ってるのがよく分かルぅ♪
 缶ビールを飲み干してたぁーんと休憩した後、自分達らも行動開始!南龍分岐で隊長に追い付いてしまう…。甚ノ助からの登りは陽も射す歩きなので、隊長はバテ気味だったのかぁ?某CM「ご利用は計画的にぃ〜」じゃないけど…休憩は大事ですね!
 南龍分岐からは予定通りエコーラインをチョイス!楽しみにしていた高山植物が周囲に咲き誇り、嬉しいやら楽しいやらぁ♪エコー分岐地点ではニッコウキスゲがわんさかぁ〜☆美しさにウットリしてもて山歩きの疲れも暑さもホント忘れちゃいますネ!
 エコー分岐からは長い急路が始まる…道は以前よりも綺麗に整備されてて、かなり歩きやすくなってるのに驚きぃ♪しかし、ここも難所の急坂であることは変わりなし!
※前回歩いた黒ボコ岩コースも整備され快適!でも嬉しいやら寂しいやら…複雑。
エコーラインを登り切ったトコで1本立てた後、弥陀ヶ原に到着〜♪
↑エコーラインの弥陀ヶ原の木道取り付けから、御前峰方面
 時間を確認すると、今自分の体力なら室堂到着まで3時間以内にギリギリ間に合いそう!お先に室堂に向けて足早に猪突猛進!白山では最後の試練とも言われる五葉坂なのですが、まぁ、爆走です…。途中、マナーも知らない観光団体下山者軍団の銀座もありましたが、この小さい体を利用しくいぬぐって、息も絶え絶えにして室堂に到着!エコーライン使用で3時間切ったコトに優越感☆もちろん即ビールをガブ飲み☆
 その後全員到着〜☆まだ朝の9時過ぎなのですが、3時間の歩き疲れで体力も尽たご様子の腹ペコ!各自ストーブを取り出し、温かい食事の宴開始です♪がっ…時が経つにつれ、その今まで低くて気にならなった雲がしだいに高くなってきたのに気づく…。気温が高いせいか雲が急速に登ってくる。ザックを室堂にデポして、登山再開!
 慌て急いで登るというか、御前峰頂上まで駆け上がる!見る見るガスが充満してくる。早い…!先ほどまで快適に見えていた別山はもう見えない…泣☆22分で頂上!たぶん今までで最高タイムかも?頑張って急ぎ登った甲斐もあり多少の写真は撮れたモノの、その後はガスで真っ白。ガスが晴れる間を待ちながら2人の到着を待つ。
 真っ白で何も見えない景色の中、集合写真を撮り下山の計画。隊長は脚の不調もあり、このまま室堂までピストン。山川くんと自分はお池めぐり。まだまだ時間はあるので絶好調な自分だけはお初の大汝峰登頂をとダブルチョイスですぅ♪
 少し下るとガスも気にならない程度に。まだまだ雪渓が残る池はやはり見応え有りっス!高山植物も盛りだくさん♪大汝分岐からはまだ知らない世界でもある大汝峰頂上を目差す。登り口過ぎると足場も悪い岩と砂利の道。草木もない岩山。手を使ったりする箇所もあるけど、10分で大汝峰の頂上。初登頂なんだけど、視界も利かなく誰もいないのかナゼだか寂しさ感じる頂上。滞在も短く、室堂までの道を急いで戻る。
 室堂からの下山路は観光新道!ここから別当出合までは水場がないので水筒満タンにして下山開始…。弥陀ヶ原地点で振り返って見ると御前峰はガスの中…。
 黒ボコ岩から殿ヶ池ヒュッテまでは、多種色鮮やかに咲き誇る一面のお花畑〜♪いったい何種類の花があるだろうかぁ?散策しているとこの過酷な観光新道を登ってくる2人の女性親子と出会う!「あらぁ〜〜まっさん♪」去年の冬にランタンさん達と御一緒に飲んで、その後日雪山の日野山登山でお世話になったドラミさんだぁ☆この道を登ってくるとはさすがスーパーウーマンですぅ!んでまた背負っているザックがめちゃデカイこと!自分達らのザック3倍以上もあるんだしぃ…。本日は娘さんを連れて室堂泊のとのコトでしたぁ。裕に30s以上もあるであろう、あのデカいザックには何が入ってるんだろぉ?自分ら達のザックを見直すと…まるでポケットみたいなモンです。
 観光新道は周囲景色はイイ物の長〜い尾根道。観光分岐からは別当出合までイッキに下る。初心者には絶対にオススメしたくないルートです…。雨なんかあったら自分でも歩きたくない道。ホント"観光新道"っていうルート名称を替えた方がいいって!
 無事に別当出合に到着し、売店で缶ビール購入!キィ〜ンと冷えてて美味い〜っ☆登りよりもかなり疲れました…。バス揺られ市ノ瀬。下山後の温泉は水芭蕉の湯。みんな日焼けで真っ赤っか!痛くて温泉に浸かることは出来なかったみたいでした…。
2006/08/06 大野市:経ヶ岳 byまっさん
経ヶ岳
1625.2m
満足度
 経ヶ岳は県境を除くと福井県内で最も高い山だそうです。山麓から見るその山姿は確かに立派であり、日本300名山にも数えられています。この山名の由来としては、一向一揆によって平泉寺が焼き討ちにあったときに、その宗徒が経文をこの山頂に埋めたという伝説からきています。去年の6月には勝山市の法恩寺山から北岳経由して登りましたが、大野市六呂師から登るのは今回初めて!厳しいとは聞いていたが…
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
8月6日(日) 天候: メンバー:山川・増田
登り『保月山コース』
 奥越高原青少年自然の家(6:56)→登山口(7:05)→三角山分岐(7:22)→
→広域基幹林道保月登山口(7:33)→アダムとイブの木(8:05)→保月山頂上(8:26)→
→牛岩(9:01)→杓子岳頂上(9:16)→中岳頂上(9:32)→切り窓(9:53)→
→経ヶ岳頂上(10:27)
登り時間:3時間31分 (大休憩2回、小休止を多々含む)
感想&活動報告♪
 当初の計画では、「中の平→法恩寺山→伏拝→北岳→経ヶ岳→六呂師」っと車2台で広域林道法恩寺線を利用しての縦走登山の予定なのでしたが、ネットで調べると先日の豪雨によりスキージャム勝山付近で法面道路崩壊…。大野市から上がれるかどうかの情報が分からないので、とりあえず朝5時に集合して奥越六呂師に向かう。
 林道入口には何も注意書きは無かったので、先を進んで行く。がっ…唐谷川の橋だいぶん手前でのゲートが閉まっており、この先は通行止め。この時点で予定していた縦走登山は中止です。せめて、保月山の登山口まで道通れるようにして欲しかった。ってか、もっと手前の入口にでも"通行止め"の看板ぐらい欲しかったですね…。
 後続車1台が上がってきて、状況を伺う。単独の男性の方(※←この後、今回の登山行でキーマンになる人)で、やはりここからじゃぁ、かなりキツイみたい…。
 経ヶ岳は山川くんのご希望だったので、下の登山口でもある奥越高原青少年自然の家まで引き返す…。すっかり陽もあがり、今まで涼しかった気候もだいぶん暑くなってきた。急いで身支度し登山開始。ここから広域基幹林道の登山口までの登り道。初っぱなからかなり険しい登りで、ドバっと汗が噴き出してくる。今回一番嫌だったのは、大っきなアブがしつこくまといつき離れない、ブンブン煩い!刺す虫は大嫌い…。
 三角山への分岐も越えると道は緩やかに。そしてやっと林道の登山口に辿り着くがアブを追い払いながら歩いたり走ったりでひと苦労し、すでに体力消耗…。休憩!
 木陰も無いトコなんでホント暑いィ…。休憩も早ばやにして保月山までの茂った道を勢い良く進む。まだ草刈り込みの整備もされていなく、所々はゴーロ帯もある歩き難い道…。「アダムとイブ」で小休憩。もいなや、エンジンが掛かってきたので、お先に保月山を目差す。嫌になるぐらい急路の連続。保月山に着くや否や我慢できず缶酎ハイをガブ飲み。ここからはまだ目差す経ヶ岳は見えない…。休憩後、次の杓子岳まで進む。鞍部まで降り、バカ尾根のアップダウン…。また歩き難く困難な急路が続く…。
 ようやく杓子岳に到着…。ビックリするような高山気分のナイスビュー♪感動〜☆
目差す経ヶ岳まではまだまだ遙か遠いものの、休憩も無しでニッコウキスゲも咲くチシマ笹の道歩きもルンルン気分で中岳まで快適にエンヤコラサぁ〜♪まだまだ余裕はあるものの…目の前に見える経ヶ岳頂上までの壁のような急路にビビるぅ…。
 唐谷コースの分岐合流ポイントの"切窓"地点まで、イッキに下る…。ここから経ヶ岳頂上までは長〜い急路…。急路ってよりも、壁!まさにフリークライミング状態なのかもぉ…?1歩1歩がこんなに大変だったのは久々…。炎天下でのこの急路は地獄ですって…。でも景色は最高ですぅ〜♪(写真↓:噴火口でもある池の大沢)
 たまぁ〜に感じる心地イイ風を励ましに感じ、1歩1歩やっとやっとこ頂上に到着〜♪頂上には1人…。あの林道通行止めゲートでお会いした単独行の方。自分も近くに腰を据え、達成満喫感を共に話しに花が咲く☆もう待ちきれないビールをガブ飲みし、山川くんの到着待ち〜♪話の中で、ココからの下りについてのプランをお互いに交換。暑さで今、水不足の自分らはルートを唐谷コース変更と伝達〜!(※今回のポイント!)単独の方はお先にピストン下山…。擦れ違う様に山川くんもようやく到着です☆
 さっそくお楽しみの宴開始〜☆だけど…水を節約しての炊飯。ピーカンでとにかく暑い頂上。すみやかに宴撤収し下山の開始〜!切窓分岐からは水場もある唐谷コースを降りる。途中2人の水がほぼ尽きる…。やばいぃ!炎天下の中、長いゴーロ帯歩きはかなり厳しかった。道迷いもあったけど、約1時間もの下りでようやく水場発見〜☆お互い、飲む飲む浴びる浴びるのオアシス状態です。水の嬉しさを味わい休憩したのも束の間…ココから下までは水量豊富な沢や川を何度も通り渡る険しい道。唐谷コース登山口も越え広域基幹林道にやっと辿り着く。下山は出来たが…ココからどうしよう?下るしかない!熱いアスファルトの林道をひたすら歩くのみ…。約20分もの歩きで、あの朝通行止めだったゲートにやっと到着…。とにかく暑い。ここにどっちか1台の車をデポしておけばどんなに楽だったろうかぁ…後悔虚しく、悲しい思いは過ぎる。
 この林道を2人、フラフラダラダラと1時間以上も歩いただろうかぁ…?部落に出るまではまだ2時間以上も掛かるかも?体力限界で遭難寸前!アスファルトの下り道でヒザ限界。涼しくなる夕方までを待とうかぁ?最悪にはこのまま死んじゃうのか…?
 かすかに…エンジンの音が聞こえてくる。近づいてくるぅ!あの単独の男性の方!
自分らの下り行定を心配して、下山後に林道を車で上がって来てくれましたんですぅ!「この暑さじゃお前ら死ぬぞぉ〜!」まさに、死ぬ寸前だったのかもぉナぁ…。ありがたく駐車場でもある自然の家まで送迎頂く☆また車中では、自分らのために冷たいジュースも買い備え頂き、彼に今回のお礼を混め、謝礼金を払おうとするが…
お金いらないヨ!今度、俺が山で困った時には助けてくださいネ♪」。
ジぃ〜ン…涙☆男の中のホントの男っですぅ!格好いい♪とってもいい人☆感謝〜!その後、トロン温泉うらら館に入るが…日焼けが痛くて湯舟に浸かれず。
 今回、暑さ対策は万全にし水分も4.5リットル(酒含)持って上がったものの…、自分の無力さを感じ、夏山の厳しさ怖さを痛感しました。反省深い1日☆暑かった…。
2006/07/23 敦賀市:野坂岳 byまっさん
野坂岳
913.5m
満足度
 カラ梅雨だと思っていた今年…。梅雨も終盤に差し掛かると2年前の「福井豪雨」をまた思い出す様な勢い強い豪雨の到来。福井県内でも、さらに全国各地でも今回のこの豪雨で災害にあった被災者方々達には労苦を拝察しお見舞い申し上げます。
 今回の山行予定では”夜叉ヶ池”登山のガイドでしたが…、登山口に着くや否や、パトロール隊から入山禁止宣告!どうやら最初の谷沢に掛かる木橋が豪雨で流されたみたいです。「デカい体格のあんただけなら行けるよぉ!」だって…冗談でしょ?
 もちろんガイド役なんで、挑発には乗らず…目的地変更!野坂岳をセレクトです♪
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
7月23日(日) 天候: メンバー:清水・長田・内田・福島・堂埜・増田
 いこいの森登山口(9:58)→栃ノ木地蔵(10:21)→電波塔分岐(10:47)→行者岩分岐(11:08)
→一ノ岳(11:14)二ノ岳(11:35)→三ノ岳(11:57)→野坂岳頂上(12:03)
登り時間:2時間5分 (大休憩3回、小休止を多々含む)
感想&活動報告♪
 夜叉ヶ池の入山禁止にはホント焦った…。全く予期せぬ入山禁止。今からドコ行こう?ドコ登ろうか…?ゲストのレベルも考え…この足りない頭のコンピュータが久々にフル回転〜!ここからなら近場の冠山かぁ?豪雨で冠山峠までの林道の影響は…?岐阜に抜ける高倉峠は…?悲しいことに現地ではなぁ〜んも情報分からずぅ…。
 ピーンポーン!「敦賀の野坂岳だぁ〜!」
 木の芽峠トンネルを抜け476号線で敦賀市に出る。でも去年行ったんだけど…登山口までのアプローチが全く分かんない。山は近づき見えるんでなんとなく!が、自力では無理でしたぁ…現地の方に道案内していただき10時前にようやく駐車場に到着!あぁやっぱカーナビ欲しいッ!ハンディGPSではこんなケースで全く役立たず。
 急いで登山身支度〜!今回…驚いたのは…さすが女性は準備が万全で早い!登山慣れてる自分よりも〜っ☆男性陣が準備で手こずってる間を見てお先に出発〜♪
 全員が登山口の出発を見送りし自分もスタート開始!さすが山歩きにも慣れてきたでしょうか男性陣もかなり早くなってますねぇ〜!先を進んでいる女性陣がどうだか気になるので、ペースアップしお先に追い越し☆まぁ、心配もなく見える範囲でみなさん順調〜!さすが日頃からジムトレやエアロビもしている方々達ですぅ!
 栃ノ木地蔵の水場で1回目の大休憩!結構、強い登りだったのか、まるでオアシスのようのに皆、名水をガブ飲みぃ♪ここから更に続くきつい登りは"一ノ岳"まで…☆後方から見守りつつも、難無く一ノ岳まで無事到着〜♪まぁ、ここまで来れば後はもう楽勝ですぅ。ここからは快適なブナ林が続き散策出来る美しく楽な道だからね!快適さを感じてか、三ノ岳まであっと言う間☆避難小屋も通過し全員山頂に到着〜☆
 琵琶湖までは見えずのガスが多い頂上だが、うっすらと敦賀市内が見渡せる展望〜!広い芝生広場で寝そべりながら、さそっくプチ宴の開始〜♪程良い風が流れる涼しい気候も最高で気持ちがイイ!驚いたことにアッコちゃんのザックからはドラえもんの四次元ポケットの様に出るわ出るわのお酒おつまみ盛りだくさん!ウンまぁ〜い☆今回の登山が楽しみで、早起きして手料理してきたみたい♪ホント感謝ですぅ☆
 楽しい山頂の宴で1時間以上ものステイ〜☆めちゃんこ楽しかったぁ〜!この楽しさってのは、やっぱ単独登山では味わえない宴デスねぇ♪ガイド役ながら満足!
 行者岩にも立ち登って、全員無事に下山完了!下山後はお楽しみのBQなり〜♪その後は、蓮の花が美しく咲き誇る「そまやま温泉」まで引き返し、本日の疲れを温泉でドップリ入浴〜♪雨もなく、本日も山遊びの楽しさを満喫した1日でしたぁ〜☆
2006/07/09 石川県白山市:白山国立公園:御前峰
byまっさん
御前峰
2702.2m
満足度
 今年は大雪の影響が各地でも多く残り、この別当出合までの林道もつい先月の6月23日にようやく開通しました!マイカー規制がまだ始まらないこの時期に一度は登りたかった白山御前峰。2週間前に登った赤兎山からでも、まだ至る所に残雪も見られ、久々の雪上歩きに期待膨らみます♪今年初の白山御前峰です。 >>前回→
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
7月9日(日)天候: メンバー:山川・増田
 別当出合(6:42)→中飯場(7:11)→別当覗(7:36)→甚ノ助避難小屋(8:04)=(8:37)→
→南龍分岐(8:52)→延命水(9:31)→黒ボコ岩(9:39)→室堂(10:00)
 登り時間:3時間18分 (大休憩1回、小休憩多々)
 【※室堂から御前峰頂上まで】
 室堂(11:38)→青岩(11:51)→高天ヶ原(11:58)→御前峰頂上(12:10)
 登り時間:32分
 感想&活動報告♪
 日曜だけが雨の予報…。でも今週は尽く予報はハズレているので、前日には準備を済ませ早い就寝。4時起床…急いでTVをつけ予報の確認!雨のち曇っと微妙な天気…だが、来週からマイカー規制が始まってしまうから行けるのは今日しかない。迷いなく行動開始〜☆山川君のご自宅に5時到着。ザックも積みこんで出発〜!
 移動中でも小雨が降る。やや心配だが開通された林道を別当出合に向け進んでいく。誰もえんかったら引き返そうかなっとの思いもあったが…駐車場には多くの色鮮やかな車、そして身支度中の方々も見られる。もちろん自分らも身支度し登山の開始ですぅ〜♪別当出合には5〜6人、その後も続々と集まり単独のスタイルの方やパーティなどが出発していく。再度、雨対策の準備や装備点検もし終わり吊り橋に向かう。
 久しぶりに歩く砂防新道〜☆吊り橋を渡り進むと最初に「ササユリ」の花がお出迎え〜♪イイ香りが辺り充満〜!今回の登山もナイスな1日になる予感だよ〜ん♪
 山川君がトップでガンガン進んでいくハイペース。以前の縦走から2ヶ月も経ってるとは思えないほど元気!がっ…急ぎすぎたのか中飯場手前から徐々にギアダウン…でやっと普通のペース☆今までのハイペースで慣れた自分はひと足お先に中飯場に着く。合流後も、休憩無しでココから甚ノ助避難小屋までは自分が先頭で引っ張っていく。思い出すとこの区間は自分らが高校時代の山岳部で競技大会でも用いられた懐かしい「特区間」!当時、自分達らはこの区間を進み攻めてダントツの1位〜☆福井県代表でインターハイ出場の決め手となったこの区間を再び同じ戦友でもある山川君と、その懐かしい足跡探しもある思い出話がはずむ山歩きぃ♪別当覗も過ぎると、道の辺りに残雪も所々に見え始めるが、避難小屋手前からは残雪の上を歩く箇所もありぃ☆久々の雪にもご対面でき、楽しさ倍増〜!いい歳こいてハシャギまくりぃ♪
 甚ノ助避難小屋では30分越えの大休憩〜!ってのは…ココから上先は悪天候!下界は絶景だけど、上を見たらガスだらけの真っ白でナぁ〜も見えない。ここで、前日室堂でステイして下山してきた方に道情報を聞くと、今から向かおうと思っていたエコーラインなどは、夜間の降雨でアイスバーンの雪渓らしくアイゼンやピッケルなどの重装備で雪山経験者でないとかなり危険みたい…。この先進んだ南龍分岐で会った方にも訪ねたが、やはり同じくダメっぽそう…。黒ボコ岩に向かうルートに変更です。
 黒ボコ岩までのルートを歩くのは4年ブリになるだろうか…、うる覚えではあろうけど、確かに驚くほど道が歩きやすく整備されてましたヨ!谷沢も立派な橋が架かっていて軽快に通過できる。あのしんどかった急路も今じゃぁ〜石畳のような階段で歩きやすい。だけど、なぁーんか快適さには寂しさも感じる…。久々に飲む延命水〜!確かに美味しい水なんだけど…、ナゼかあの昔に飲んだ感動と興奮が戻ってこない…。やはり…ココまでの道も便利になり手軽だと感じると、貴重さまでもが薄れるのでしょうかぁネ?自分だけかなぁ?(※でも確かに美味しい水なんですヨぉ〜!)
 黒ボコ岩から上はガスの世界。視界は20mぐらいまでは効くぐらい…。弥陀ヶ原の木道も歩くが、途中からは残雪原。五葉坂も掛け登りようやく室堂に到着〜☆室堂ではさらに濃いガス。もちろん御前峰は全く見えない。センターからいつも見える正面の神社がかすかに…。時間はまだたっぷりとあるので、センターの管理人に許可を貰って、"白山荘"の山小屋に入り着替えと先に炊事の支度〜っ♪とにかくもう寒いっ!ストーブを使った熱ったかいフードは生き返りますぅ〜!ビールも冷え冷えで美味い♪
 宴会中にも外の様子が気になる…1時間半以上も待機をしてたが、ガスの回復はいっこうにみえてこない。サブザックに必需品だけを詰め込み、御前峰の頂上を目差し歩き始める。景色は見えないものの、登山道にはクロユリなど美しい高山植物がたくさん咲き誇っており、落ち込んでた気分を癒してくれる。ゆっくり植物観察を楽しむ。
 頂上に到着〜☆やっぱりガスも引く気配もなく周囲景色は全く見えない…。風もかなり強く、ガスの流れも速い。粘って待つもののさらに雨が強く降り出してきた。山頂にある祠の屋根の下で雨宿り…。雨弱まってきた瞬間を狙って室堂まで下山。
 室堂にデポしたメインザックをパッキングし直し下山。帰路予定ルートは観光新道だったのですが、時間にも余裕ないし道状況も把握していないので砂防新道下山。
甚ノ助避難小屋まで戻ると、今までの濃いガスからも解放されまたゆっくりした休憩時間を楽しむ♪ここからまた下山中にも雨の影響があっていったん雨宿りもするが、駐車場まで駆け下りぃ。下山後は久々の天望の湯でゆった〜りと満喫〜♪
2006/06/25 勝山市:赤兎山 byまっさん
赤兎山
1628.7m
満足度
 赤兎山は加越国境連山のひとつで、大長山と同じく雄大な白山山系や奥越の山々を一望にできる。優しく丸みを帯びたこの山の姿かたちがウサギのように見えることから、赤兎山と呼ばれるようになったといわれています。山頂より約1km東の高原地帯には、無人の避難小屋と県内ではただ一つの高層湿原として知られる「赤池」があり、湿原植物の群生や貴重な動植物を見ることができ、そして手軽に高山気分が味わえる山なので、人気も高い山の1つです!前回は、2年前の秋に登った以来です☆
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
6月25日(日)天候: メンバー:天谷隊長・清水・永田・内田・増田
小原登山口(8:38)→小原峠(9:05)→大舟分岐(9:36)→赤兎山頂上(9:46)
登り時間:1時間8分 (大休憩1回)
 感想&活動報告♪
 事前では雨予報でしたが、前日になり晴れ曇に天気回復。予定通り赤兎山登山を実行。今回は登山歴がまだ3回目というジム仲間3人を連れてのガイド登山です♪
 福井市内を朝6時半に集合し車2台で移動。国道157号を小原集落に入り、久しぶりの林道を走る。(※後で知りましたが、本日朝5時に開通だったみたいでした…)
 ここで早速アクシデント!先に駐車場入りはしたものの…清水君たち3人が乗った車がやってこない…?後続車がばんばん上がってきているけども、20分以上待ってもまだやってこない。もしかしてパンクやガス欠とか崖から落ちたとか不安になってくる…とりあえず、車に乗り込み林道をひたすら下り戻ることにする…。どのくらい下ったのか、発見☆どうやら車高が低いので、悪路で腹を擦りまくるのでゆっくり走行してたみたいで後続車に道を譲ったりで遅れてしまったみたい。なんせご無事だったことは確認できたので、駐車場に戻り待つことに。ようやく到着し身支度開始なりぃ〜☆
 身支度中にも続々と登山客が登っていく。ここは大長山へものアプローチでもあるので、さてみんなは赤兎山に行くのか大長山に向かうのかなぁ〜?健脚なら2つの頂点GETも可能です!偶然に知り合いに出会う(最近、ほんと山でよく知り合いに出会いますヨ)。予定を聞くとやはり2つの頂点GETの予定みたい。羨ましいぃ〜スぅ☆
 さて、登山口まで歩きお地蔵様に本日の安全と完登を御祈願☆んで彼ら達には未知の世界へいざガイド出発開始〜!自分は先頭で、隊長は最後部。新緑の眩しいブナ林の中を楽しみながら登る。所々に見える沢の水も雪解けでいつもより豊富☆すでに登山道も刈り込みの整備され、歩きやすい♪充分に彼らも付いてこれているので最後の沢を越えた辺りから、試しに徐々にペースアップし前の登山客も追い抜いてグングン進む。振り返るとちゃんと見える範囲内で付いてきている!凄〜い☆まさか登山3度目とは思えな〜い。さすが日頃のジムトレーニングの成果賜物ですネ〜☆
 小原峠には約30分で到着!みんなまだまだ元気パワー有りには驚きましたヨ♪とりあえずここで大休憩…もしかしたら一番疲れてるのは自分なのかもォ?今回予定している上での宴の材料道具全てをザックに入れてるから重い重いっ。余裕満々な彼らに食材分担をお願いし、ココからの続く急路道は天谷隊長が先頭でバトンタッチ。
 さすが隊長は急路でもスイスイホイホイ!みな急路で悪戦苦闘してると、20も30mも離して先に待っている。今まで見たことがないであろう天谷隊長のハイペースには皆ビックリしてましたネ♪周囲には所々残雪が見えるも1箇所だけ雪上歩きもありで、彼ら感動興奮してましたね☆急路を登りきるとようやく白山の姿も現れ見えてくる。
 約1時間で全員赤兎山に登頂〜♪彼たちも到達の達成感に大満足〜!んでやっぱ白山が綺麗に見えると嬉しくなっちゃいますぅ☆今回はモヤに浮かぶ白山の情景!
 しかぁ〜し!赤兎山の楽しさが今からこの先にあるんですね〜♪赤兎山の魅力はこの平凡な山頂よりも、その先にある赤池の高層湿原にある。1粒で2度おいしいと言うのだろうか…?さっそく避難小屋方面に向けご案内開始です。2,3分も歩けば、疲れなんてぶっ飛んでしまう高層湿原の大絶景!思ったとおり、みんな絶叫しウットリしてましたね♪ニッコウキスゲはまだちょっと早かったが、所々に開花も見られました☆
 時間をいっぱい使い、ゆっくりゆったりと景色やお花畑を楽しみながら木道もある道を歩く。天気もイイので、避難小屋を通り過ぎてこの先の白山がよく見える展望地近くの広場でザックを下ろし、ホルモン鍋を囲んでの宴会開始で〜す♪人も多いと宴会もやっぱ楽しいですね〜!みんな喜んでいただいて、こちらこそ感謝いたしますぅ☆
 途中で、駐車場で会ったあの知り合いの方も見えたので、宴ご一緒し会話に弾む。やっぱし大長山もGETしたご様子で、白山の展望が良かったみたいです。
 1時間は超えたであろう楽しい宴も撤収開始。天候も崩れかかってきた。周辺散策もして、下山の開始。天候にも恵まれ赤兎山を充分に気持満ちあふれるほど楽しめましたぁ〜♪下山後は、定番になってきた勝山水芭蕉の温泉で1日の疲れを癒す☆
2006/06/03 石川県白山市:白山国立公園:三ノ峰〜別山
byまっさん
三ノ峰
別山
 2128m
2399.4m
満足度
 三ノ峰は霊峰白山(標高2702m)をはじめとする白山連峰に連なる一方の雄として、福井県で最も高い山として知られているが、三角点のあるところは正確には福井県ではなく、残念なことに石川県と岐阜県の県境である。古くは白山三馬場の1つであった美濃馬場の禅定道で、岐阜県石徹白中居神社からの登山道の1つのピ−クに過ぎなかった。またその昔越前、加賀、飛騨三国の境の峰という意の「三峰」ではなかったかとも考えられており、「一ノ峰」や「二ノ峰」は、この三ノ峰を基にして逆に、二ノ峰、一ノ峰ととなったとも伝えられている。
 自分にとっても思い出深い山の1つ…っというのは、学生時代に大会や山岳トレーニングなどで確か3回アタックをしているものの、全て悪天候やパーティの高山病などで途中下山。なので、過酷困難な山としてのイメージが非常に印象強く心残る…。
 実はなんと三ノ峰に初登頂したのは4年前の秋だったのですぅ…。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
6月3日(土)天候: メンバー:増田
 上小池駐車場(8:25)→<林道>→登山口(8:36)→山腰屋敷跡(8:46)→六本檜(9:22)→
→剣ヶ岩(9:57)→三ノ峰避難小屋(11:02)→三ノ峰頂上(11:12)
 登り時間:2時間47分 (大休憩2回)
 【※三ノ峰頂上から別山まで】
 三ノ峰頂上(11:39)→御手洗池(12:16)→別山頂上(12:43)
 登り時間:1時間4分 (ほぼ休憩なし)
 感想&活動報告♪
 久しぶりに土曜日の仕事が休みになり、週末の天気も良さそうなんで白山に行こうっと計画する♪調べると…石川県白山市の市ノ瀬までは開通したものの、まだ別当出合までの道は通行止め。なので今回は久々に三ノ峰と別山を登ることに決定。
 当日の朝…2時間の寝坊...。慌てて身支度し、7時に自宅出発。夜は19時から飲み会が入ってるので、もう12時間しかない…果たして間に合うだろうかぁ?上小池駐車場には6台ぐらいと思ったより少ない。先に登山準備をしている方と話しをするが、やはり三ノ峰までの登山とのこと…。別山まで行けるかぁ?今回温泉入浴は無理そう…。寝坊した後悔と不安がいっぱいだったが、とりあえず前に進んで行くしかない。
 道はまだ雪解け後の整備はされてないものの、思ったよりも歩きやすい。何ヶ所か倒木や崩れてるトコがあるが別に気にならない♪さすが奥越なのか、豪雪地帯の山は木々も土砂も根強いのでしょうかネ?春の花サンカヨウ・チゴユリなども見頃♪
 予定よりも早く"六本檜"に到着。ココでやっと周囲の景色が見渡せる…。天気はいいのだが、やはり春特有の霞で遠くまでの視界は利かない。振り返るとそこには今から向かう三ノ峰などの山並みが、まるで壁のようで高層ビルのように高く、まだまだ道のりは果てしなく遠い…。急いでいるので休憩なしで"剣ヶ岩"まで進んでいくが、体力も若干エンスト気味でペースもダウン。剣ヶ岩の上でいったん休憩。休憩後も足が重たくてなかなかペースが上がらない…。またこの道中で1番イヤだったのは、ハエの大群…。口やら耳やらに入ってくる。追い払うだけでもかなり疲れたのかも…。
 見晴らしのいい尾根道に広い木製ベンチがあるのを思いだし、そこまで頑張って歩き続けて、また大休憩…。暑さと疲れにもう我慢できず、ザックから缶ビールとカレーパンを取り出す。誰も見てないし、ベンチで大の字になっての休憩〜。体力がないのか、空気が薄いからなのか…、ほんと思うように身体が動けずしんどかったぁ…。
 休憩で少しは体力回復し、避難小屋までの最後の急路階段をイッキに掛け登る。避難小屋の案内標識も見えると、道も"打波ノ頭"を巻くように平坦になり避難小屋に到着☆5〜6人の団体さんと単独の方が3人ほど休憩中。団体さんに話し聞くと…当初の計画では別山まで行く予定だったのですが、やはり登りに時間が掛かりすぎ三ノ峰まで登り、別山行きは中止にして降りてきたみたい。今から雪上宴会するご様子…。
 三ノ峰頂上はココから直ぐなので、そのまま休憩なしで登る。シャリバテだが、もうすぐ頂上だと分かると体力にも余裕が出てくる。頂上にはお年寄りの単独の方1人が宴中。景色もナイス!目前にはまだ雪化粧残る別山が雄大で見事な姿に見える☆
 山頂にいた方と話すと、本日1番最初に登ってきたらしく、まだ別山に向かった人は本日いないみたい…。自分も別山登頂はもう諦めて、ご一緒に宴のお供し開始〜♪
 とたん…先ほど避難小屋で休憩していた単独登山の方が登ってきて、そのまま素通りして別山に向かっていく…。おやっ?ご一緒に宴している方との話しよりも、彼がドコまで行くのかが非常に気になる…。時計ともニラメッコ。あぁぁどうしよう…。自分の落ち着かない態度を察してか、「お前もまだ若いんやから行けるトコまで行ってみなよ!」。今思うとこのプッシュしてくれた言葉が非常に有り難かったかもぉ♪すでに体調体力も回復!早速、ザックをデポして必需品だけを用意していたサブザックに入れ替えて自分も別山に向けて出発開始〜☆まだまだ残雪がある道のり。しかし、今までバテりまくった三ノ峰の登りよりはまだ楽。初めは別山平までは行ければっと思っていたが、進むにつれ白山御前ヶ峰の姿がクッキリと見える。先に行ってる方が、もうドコまで行くのか分からないけれど、この先に待つ絶景を期待し自分も付いていった。
 久々の雪上歩きも楽しみながらだとホント時間を忘れるし、気が付かないほど足が速くなっている。別山平も過ぎたトコで休憩している先導者も追い抜き、別山頂上!
 別山の頂上は、三ノ峰をも軽く越える絶景ですぅ!もう達成感もあれば、充実感に感動!久々の雪景色にウットリする絶景で満足感がいっぱいでしたヨぉ♪頂上には先客が1名。本日開通になった市ノ瀬からチブリ尾根を経て5時間掛かったみたい。
 先ほど追い抜いた方も到着〜♪同じ戦友仲間の気持ちっ〜♪なのだが、話しを聞くと…別山平までは行こうっと思ったらしく…その後、後ろから自分の姿が見えて、かなりあおられるイメージで、登り続けたらしいぃ…ゴミン。でも不思議なことに頂上では友好的になっちゃうんだよね♪別山頂上の絶景を満喫後の下山はご同行です!
 三ノ峰避難小屋まで戻り、「福井県最標高地点・2095m」でもある打波ノ頭に立ち寄ってから下山。登山口まで戻るとニホンカモシカにも遭遇〜♪また新しく色んな体験経験が多かったぁ。夜の飲み会にも間に合ってひと安心なりぃ〜♪翌朝筋肉痛…。
2006/05/21 福井県坂井市:火燈山-小倉谷山 by まっさん
火燈山
小倉谷山
803m
910.6m
満足度
 火燈山とは、竹田川源流域にある県境の山の1つ。この変わった山名の由来は、山伏達がこの山で護摩を焚いたとか、一揆の合図として烽火(のろし)を上げたとか…。
今回の山は久々に初登山〜。なぜだか、初めて登る山というのは緊張しますネ!

 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月21日(日)天候: メンバー:増田
 吉谷駐車場(14:11)→<林道>→吉谷不動堂(14:14)→<林道>→登山口1.5標識(14:22)→
→火燈山頂上(15:10)
 登り時間:59分 (ほぼ休憩はなし)
 【※火燈山頂上から小倉谷山まで】
 火燈山頂上(15:43)→小倉谷山頂上(16:01)
 登り時間:18分 (休憩なし)

 感想&活動報告♪
 今回の日曜も、予報通りナイスなお天気〜♪朝から少し暑いぐらいの日照りの中で、本日も13時までテニス活動し、そのまま丸岡町のたけくらべ方面へ向かう。目指すは初めて登る火燈山。っというのは…ネットでいろいろな某登山ページなどを調べてると、この時期にはシャクナゲの花を見に富士写ヶ岳や火燈山を訪れてた方々が多かったもんで…。しかしもう、シャクナゲの花は遅いかも…?花があるかどうかも楽しみの1つ。
 お地蔵さんが奉ってある狭い駐車場には4台の車があり、残り1台分のスペースにマイカーを駐車。14時もすでに過ぎていたので、急いで着替えと身支度。周囲はシャガの花が美しく群生していてるのだが、ウットリしている時間なんてない。車1台分が通れるような林道を、登山口に向けてひたすら急ぎ歩く。吉谷不動を過ぎた辺りで、最初の下山者に出会うのだが、「えっ、もしかして今から登るんですかぁ?」と驚いたご様子…。下調べはしてるけど…初めて登る山で、こんなこと言われるとすんごい不安になる…。
 鎖のゲートも越え、しばらく林道を歩くと右手に「火燈山登山道 1.5q」と書かれた標識。林道はまだ先にも続いているのだが、ココからは右手に入り快適な杉林の中を伸びる登山道の歩きになった。ほどよい傾斜なんやろうけど、あまりにもの暑さで汗がドッと噴き出してくる。杉林の中ではまだ幾分か涼しさを感じるのだが、尾根などの陽の当たる箇所では5月の陽気とは思えないほど蒸し暑い…。木陰では足を止め水をガブガブ飲む。再び杉林の中へと道は繰り返す。今度は高原状のように広く平坦で清々しい。ここから先はジグザグ道ではあるが尾根に出るまで傾斜の強い道。ふと気が付くと、あたり1面には大好きな花でもあるチゴユリの花が群生しており、疲れを癒してくれる♪
 ※よう最近のTVでコスプレ見て「萌え〜」って叫ぶオタク野郎達の意味気持が分かんなかったが、自分にとっての「萌え〜」ってのは、この瞬間を意味するのかなぁ〜…?
 尾根に出るとようやく周囲の山並みも見え視界も広がり、火燈山であろうテッペンも目の前に見えてきた。あともう少し…なのだが、ココから先が一段と険しい登りが始まる。
 道幅もさらに狭いし藪がかなり出ていており、さらに岩肌に付いてるコケが滑りなかなか前に進めない。朝から水しか飲んでないし、暑さとで体力やパワーもガス欠状態になりフラフラ…。足元を確認しながら慎重にゆっくり登る。傾斜も緩くなると山頂ポールが見えてくるが、もうひと頑張り。予定していたよりも早い時間で頂上に到着しましたぁ♪
 山頂の広さは若干狭いものの、360度の視界が利く☆だが、この時期春特有の靄(モヤ)で遠くまでの山は霞んでしまって見え難い…。景色を楽しみながら、今まで空腹感でたまんなかった身体にピールとパンを掻き込む。やっぱテッペンでの食事は美味いネ♪坂井市方面では、田植えしたばっかの水田がキラキラと眩しく輝いて美しかった♪
 まだまだ日没までには時間がある。約30分ほど休憩した後、ザックなど重たいものは頂上にデポして、今回の目的だったシャクナゲを見に小倉谷山に向かう。いったん鞍部まで下り、登り始めるとブナ林に入る。今まで歩いてきた道は藪が茂っていたので、広い空間のブナ林になると、なぜだか急に開放感があり歩きやすい♪だが、すぐまた藪の登りになる…。シャクナゲはあるにはあるけど、もうすでに枯れてたり散ったあと…。
 もう諦めてトボトボと小倉谷山の山頂を目差して登っていると、なんと頂上手前に1箇所だけ豊満に咲く大きなシャクナゲに出会うことが出来ましたぁ!やったぁー♪急いでカメラを取り出し撮りまくり☆まるで今日自分が訪れるのを知り待っていてくれたかのように綺麗に開花していてくれましたってぇ〜。萌え?嬉しく舞い上がっちゃいましたよ!
 小倉谷山頂上まで行き、景色など見渡す。山頂はめちゃんこ狭いが、先ほどの火燈山と違い奥越方面だけは見渡せる!白山は靄で見えないが、大長山までは見えた☆
(小倉谷山頂上から奥越・白山方面の展望)
 下りにはまたシャクナゲを観察した後、火燈山まで戻りゆっくりと時間を過ごす♪先ほどよりは若干…、夕陽に差し掛かり坂井市の水田や周囲の山木々もオレンジ色に染まり変わってくる。すんげぇー綺麗〜♪ウット〜リしているのも束の間…。下からウゥゥーっと空襲警報?じゃなくて、17時の時報サイレン。急いで撤収し下山開始!ま、今日は天気がイイから暗くなるまでの時間がまだいっぱいあるし、ゆっくりと満ち足りて〜♪だが、あの滑りやすい岩肌ではプチ滑落…。これが"コケオチ"ともいう言源でしょうかね?
下山後は、たけくらべ温泉なんて素通り〜!もちろん霞の郷温泉をGETですぅ〜♪
2006/05/14 武生市:鬼ヶ岳 byまっさん
鬼ヶ岳
532.6m
満足度
 前回、鬼ヶ岳を登ったのは約1年前で今回で2回目〜。今回の山行では2人の知り合いに出会うなど、驚きもあった楽しい午後のひとときでしたぁ♪
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月14日(日)天候: メンバー:増田
鬼ヶ岳登山口(12:50)→小鬼展望台(13:01)→大鬼展望台(13:13)
→白鬼展望台(13:18)→鬼ヶ岳山頂(13:30)
登り時間:40分 (休憩ほぼなし)
 感想&活動報告♪
 週間予報では雨…。しかし前日になり予期もしていなかった天候回復♪で、久々に日曜がイイ天気になり通常通り朝9時からテニス活動が出来た。午前中のテニスも終えこのまま家に帰るのも勿体ないんで短時間で登りごたえのある鬼ヶ岳をチョイス!
 移動中、コンビニでビールと保冷材と食料を買い込み登山口に急ぐ。駐車場でもあるJAカントリーエレベーターにはすでに車20台ぐらい。こんな時間なんで下山してきた登山客の姿も多く見える。もちろん今から登山する方々も!ほんとこの山は武生の市街地からも近いのもあり、夕方からでも登る人もいる手軽で人気の山ですね。
 登山口近くの洗い場?で下山してきた方と少し話をした後、杉林の緩やかな林道を進む。分岐を右に進みしばらくすると、次第に傾斜がきつくなってくる。最初は整備されたステップ階段が続くのだが、すぐに岩肌のような急路に…。前回登ってよく知ってるんやけど、やっぱ1歩1歩の登りがしんどい。汗が湧いたように噴き出す…。
 子鬼展望台も過ぎ大鬼に辿り着く前に、後ろから息づかいが荒くてハイペースで登ってくる気配に気づく…。振り返り確かめると…犬!大きなゴールデンレトリバー☆ご主人が手に持つ手綱をぐいぐい引っ張って登ってくる。大鬼展望台で追いつかれ、珍しいので写真をお願い。するとなぁ〜んと知り合いの方!自分の仕事関係者の方で偶然の遭遇でしたって〜☆しばし立ち話♪よく愛犬を連れて登山もしているようで、熊避けにも持ってこいのアイテムだとか…笑。色々と話しながら一緒に登るが、犬のペースには全く付いていけず…ドンドン差が開いていく。ホント楽そうにスイスイと!
 しかし、さすがの犬もこの急路に疲れ果てたのか…白鬼展望台でご休憩中。ご主人のボトルに入った水をゲホゲホしながら飲みまくってましたぁ♪ここからはあともう一踏ん張りの登り。足、太股は今にも破裂しそうなぐらいバンバンに張ってました。
 山頂に到着☆楽しみしていた景色は、かすかに日野山までが見えるぐらいで、遠くまでは視界が利かない…残念。山頂展望台から日本海側を方面を見るが、薄曇りでなぁ〜んも見えない…。しばらく散策していると、ようやく犬とご主人も到着です♪
 休憩も小屋の前でご一緒して会話も弾むプチ宴〜☆ワンちゃんもしつけが良いのかホントお利口さん♪やっぱ大型犬ってのはどっしり落ち着きもあり頭がイイよね!同じ大型でも、大型人間の自分なんて落ち着きがない体力バカ。見習わなくっちゃ〜笑。
 ワンちゃん達は15分ほど休憩して同じ道を下山。自分は視界の広がった広場まで移動して、丸太のイスに座って景色を眺めながら宴の続き♪ゆった〜りした時間☆その間には何人もの登山客が登ってきたり下っていったり。その中で、単独で登ってきた中高年のオジサンが近寄ってきて山の話など色々楽しく聞かせていただいた♪
 「ああぁぁぁーーっ!」っと1人の女性の声…。見ると遠くでこちらに向かって手を振っている。自分も誰だかに気が付いてお互いに「ああぁぁぁーーっ!」。毎週月曜日のエアロビクス教室でご一緒に受講している女性で、つい先日にも居酒屋飲み会でご一緒したばかり。まさかこんなトコでまたお会いできるとはねぇ〜ビックリ♪今回の登山では、驚くことに知り合いの方とよく出会う。しばし休憩延長〜で色々とお話し♪
 (単独で登って、こんなに会話するのは初めてかもぉ…?)
 下山はもちろん、前回でも使用した別ルートの快適林間コースへ。彼女は何回か登ってきているけど、この別ルートの存在は知らなかったみたいでした。是非ご一緒したいとのことで、ガイド役に変身〜☆道中はまだ整備が行き届いていないため、倒木などで道を塞いでるトコが幾度も…。女性にはちょっと大変かなぁ〜っと思いきや、
「アスレチックしてるみた〜い!楽しいっ♪」っと、逆に喜んでましたって〜。さすが普段から鍛えているからか運動神経も抜群で、途中…新幹線なみの早い下山スピードにシフトアップしても難無く付いてきているのにはホント驚きましたぁ〜よ。もしかしたら自分よりも山歩きが早いのかも…。1箇所、分岐地点があるのでちゃんと説明。
 楽しい林間デートもアッという間に終了で、駐車場に無事到着です☆そのまま、また登山口まで…。ココには親切に靴の洗い場が設置してあるのですぅ〜嬉しいネ。
 この時間からも今から登る人達がまだまだいましたよー。満員御礼〜☆今年は冬が長かったから、みんなシーズン登山を待ち焦がれていたのかもね〜♪
2006/05/04 永平寺町・坂井市:浄法寺山-丈競山(縦走)
 レポート by コージ
浄法寺山
南丈競山
北丈競山
1052.8m
1045m
964.3m
満足度

 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月4日(祝)天候: メンバー:天谷隊長・山川・増田
 浄法寺山青少年旅行村清水小場(8:54)→展望台分岐(9:30)→展望台(9:33)→
→冠岳(9:44)→展望岩分岐(9:51)→浄法寺山頂上(10:24)→南丈競山頂上(11:04)→
→北丈競山頂上(12:04)→747m地点(12:48)→大岩(12:57)→尾根分岐(13:04)→
→夫婦岩(13:07)→じょんころ分岐(13:10)→カモシカ岩(13:14)→じょんころ滝(13:27)→
→新登山口(13:35)
全行程所要時間:4時間41分 (休憩は冠岳で1回、各頂上では10分以上)

 感想&活動報告♪
【※今回のレポートはコージさんが作ってくれましたぁ〜♪ありがとう(^0^)/☆】

 今回は、一度はやってみたかった縦走にチャレンジ!前日の電話で提案してあっさり決定。めっちゃ楽しみ〜。参加はいつもの三人。
 当日は、2台の車でじょんころ広場に8時頃到着。キャンプやら登山やらまあまあの人出。1台、車を置いて「浄法寺青少年旅行村」に向かう。(自分にとっては、高校以来の久々に訪れた場所。なんで記憶がほとんど飛んでて、初めて来た場所みたいに感じました。)さすがにGWと、このいい天気のせいか、登山者が次々と登って行くのが見られる。こちらも身支度をしていざ出発。(8:55)
 最初は、楽勝の登りだったが、しばらく歩くといきなりの急登で息も絶え絶え、全身に汗が吹き出して来る。岩場に入りふと前を見るとまっさんは、はるか彼方へ。ここ1週間で4回目の登山だと言うのに凄いハイペース。後ろからは、天谷隊長が、歩いては休む自分を急かすように付いてくる。急登を登り終えると緩やかな登りで足も大分楽になる。展望台分岐を左に向かい、展望台にてしばらく写真撮影。二人はお先に冠岳へ。自分も追い付こうとカメラを首にぶら下げてダッシュ。2分で到着〜。(9:39)
 ここでしばらく休憩して浄法寺山へ向かう。(9:43) 冠岳から見ると残雪もあり比較的緩やかに見えたので、このままカメラを首にぶら下げたまま、撮影しながらのんびり行こうと考えていたのだが、雪解け水で道はぐちゃぐちゃ、おまけに倒木や伸びた枝なんかもあって、「ちょっと危ないかも」と思い立ち止まってカメラを片付ける。この間に二人ぐんぐん先へ。登って行く二人が見えたので追い付こうと急いだが、足の遅い団体さんや親子連れに引っ掛かりかなりのタイムロス。二人は完全に見えなくなってしまう。登りはじめてからはもう雪の世界。足も滑るし結構疲れてくる。なだらかな尾根に出てふと後ろを見ると、樹木の隙間から福井の景色が。カメラを取り出し撮影。そのまま浄法寺山到着。(10:39) 二人からは15分遅れでした。直前まであった雪が、頂上にはまったくなく、天気もよく、遠くに今年始めてお目にかかる白山が見え、周りには福井の山々。最高の景色でした。10分後、南丈競山へと向かう。
 すぐに雪の下り。「今シーズン最後の雪やろな」と思いながら、走って一気に駈け降りる。尾根に出ると、道に沿って雪が残っている。犬連れの人とすれ違い、しばらく行くと雪もすっかり無く、完全に春の装い。日差しが強いので夏っぽい感じがしました。短い急登を登り南丈競山到着〜。(11:08) ここは初めての場所。自分の家からこの山が見えるので、いつかは登ってみたいと思っていて、やっと念願かないました。
 まず記念写真を撮り、立派な避難小屋を見学して、三人とも軽い食事をとる。その間に何人もの人が登ってきて、小屋の中へ。小屋からはいい臭いがしてきていました。40分程ステイして、北丈競へ向かう。(11:47) 凄い急な下りで「登るのはかなりしんどいやろなー」と思いながら降りて行く。途中10人ぐらいの人とすれ違うが、みなさんかなりしんどそうでした。20分ぐらいで北丈競山に着く。(12:04)
 前回とは違い雪は全くなかった。10人程が休憩中。ここでも10分ぐらい休んで降り始める。(12:11) あとは下りばっかりで楽勝〜と思っていたのですが...長〜い下りの途中から4/30の取立山登山で傷めた左足の膝が、少しずつ痛みだしてきた。我慢して二人に遅れないように付いて行く。途中、二つの山が丈競べをしている様に見えるポイントで最後の休憩。(12:35) おかげで膝もだいぶ回復する。聞けばさすがのまっさんも左膝が痛いとの事。天谷隊長もちょっとお疲れ? というわけでいつもより遅いペースでゆっくり降りる。それでも、しばらく歩いただけでやっぱり痛くなってくる。最後はガクガクになってゴール。いやー疲れたけど凄い達成感〜。楽しかったー!
 じょんころ広場にはGWのせいか、めちゃめちゃ沢山の人がバーベキューをしていました。その中を横切って駐車場へ向かう。車に乗り込み、再び「浄法寺青少年旅行村」に向かう。到着後、すぐに今年初のバーベキュー。心地よい風が吹くぽかぽか陽気の中、外で食べるっていうのは最高で〜す。その後、いつもの「霞の郷温泉センター」で今日1日の疲れと汗を流す。お湯に入った時、腕と首がヒリヒリしてました。
 はっきり言って、今日は今までの登山の中で最高の体験でした。雪有り、いい景色有り、いい天気有り、おいしい食事有り、そして達成感有り、まさに登山の楽しみが凝縮された1日でした。またこんな経験ができるといいなぁ。
2006/05/09のメールより...
2006/05/03 大野市:荒島岳(残雪山) byまっさん
荒島岳
1523.5m
満足度
 荒島岳を登ったのはもう3年前の秋にもなる。その前は学生時代。3回目のトライ!
荒島岳は福井県を代表する日本百名山の1つとして有名で、全国各地から多くの登山者が訪れる奥越の名峰!独立峰のため「大野富士」とも呼ばれ、山頂からの展望は奧美濃の山並みや白山連峰はもちろん、北アルプスまで望まれる。この山も泰澄大師によって開かれたといわれ、古くから信仰の山でもある。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
5月3日(祝)天候: メンバー:増田
 荒島養魚場(8:54)→舗装林道終点分岐(9:21)→佐開コース登山口(9:56)→
→しゃくなげ平分岐(10:46)→荒島岳頂上(11:36)
登り時間:2時間42分 (休憩はほとんど無し…)
 感想&活動報告♪
 当初…本日予定していたのは「能郷白山」でした。天気予報でもGW期間中は晴れマークがバッチリの天気なので大いに期待♪大野市街から国道157号線の真名川ダムに向かう。周囲の山々はガスで視界が効かないけど、これからの快晴を予告するような明るいガスの中を真名川ダム近くまで走るが…1つの電光掲示板に出会う。[中島−温見峠区間 通行止]…あちゃ〜…。そのままUターンで戻る。どないしょ〜ぉうか…汗。
 この国道から近くで、大野市の佐開地区から荒島岳を登れるルートがあるのを思い出し、荒島岳に急遽変更!国道から佐開橋を渡り、案内板を確認しながら進むが…「荒島養魚場」から先の林道は通行止め…トホホ。メジャーな勝原ルートまでは遠い…、車はダメでも歩きでなら行けるだろうっと養魚場脇に駐車していざ出発。林道歩きです。
 なんせ…初めて来たところなんで、ルートや情報の知識は全く無しで不安感だらけ。林道を進むとすぐに分岐点…ありゃ〜どっちやろかぁ…?そのまま道がイイ方の林道を歩いてたら、法面崩壊工事作業をしている現場作業員達たちがいたので聞くと、登山口はもう1つの道だったみたいでした。ホントCMじゃないけどご利用は計画的に!だね。
 詳しく道案内説明していただき、分岐まで引き返す。ここからはコンクリート舗装はされているモノの、林道の所々には落石や倒木がある道。所々では舗装路面を雪解け水が流れる小川のよう。まぁ障害物さえどければ、車でもあがれる立派な林道でした。
 この舗装された林道も、林道分岐まで…。分岐には岩に「登山口→」と書かれてあったので右の道を選択。ここから先は砂利の林道ですが…。融雪か雪崩の原因かで、幾度も土砂崩れや法面崩壊の場所があり。根っこごと崩れた倒木、巨大岩の落石跡も多く、林道が半分以上崩れている場所などもあり。今にも自分の足元が崩れ落ちそうだったり、上からも落石がありそうで自然の恐ろしさを思い知らされる。ひゃぇ怖い〜!
 佐開コースの登山口までは1時間掛かった…。案内板があったので確認すると、頂上までまだ2時間以上もかかるみたい…。ましてココから雪歩きも始まるから、不安感がいっぱい…登山道を進んで行くが、杉林の中は残雪で覆われていて道が分からない。普通ではコース上の木々に赤いリボンなどでの道しるべがあるものだが、ココにはない…初めて歩く道…んで、誰も入ってないのか足跡トレースなんてもちろん残ってない。選択ミスに後悔先に立たず…☆でも野生の感?か、笹込みと藪の中を登り進んでいくと、道も見つかる♪日当たりの良い斜面の道は残雪も少なかったので大助かり。しゃくなげ平も見えてきて、近づくに連れ人間(登山者)達の声もようやく聞こえてきたぁ☆
 道はしゃくなげ平から少し進んだ鞍部地点で合流していた。しゃくなげ平で休憩したかったのだが、ここからまだ先が見えぬ頂上までの体力を考えたら前に進むのみ。今までは荒島岳の南斜面を歩いていて気づかなかったが、ここから先と北側は雪の世界☆
 体力もないので登れるだけ登ろうっと雪壁を一歩一歩確認しながら登る。シーズン道も所々見え隠れ。急路ではシーズン道を使うのだが、雪解け水でグチョグチョドロドロ。ロープがあるので足元に気を使いバランスを取りながら利用する。ほんとココでは、手も使わないと大変です。雪面がパックリ割れてる側も歩く…。周囲の絶景に励まされる。
 ようやく頂上で宴会してる登山者の姿も見え始め、自分も3回目の登頂達成〜♪雲1つない360度の絶景パノラマ!景色にうっとりで、全身にも力が抜けトロロ〜ン♪
 山頂から南側の広場はすっかり土が見え広がり、多くの登山者が満足感に浸っての宴や休息中〜♪自分も隙間にザックを降ろして、満足感に浸る!絶景を目にしてのビールはもう最高〜!だから登山は辞められないという病気みたいなモンなんだよね☆
 山頂での休憩中も、5人降りれば7人が登ってくる。3人降りれば5人登ってくるっと、この日本百名山の人気が伺えます☆自分も1時間ほどステイした後下山開始。それでもまだ、登山者が登り上がってくる。さすがだね!しゃくなげ平の分岐まで戻って、GPSを設定し直し片手に持ち、佐開登山口まで問題なく戻れましたぁ〜♪
 さすがこの時期の奥越!山菜の宝庫です♪タラの芽・コシアブラ・ウド・わさび・ふきのとう…などなど。荒島養魚場にまで戻ると、GWの観光客で釣り人客がいっぱいで各々でGW行楽を楽しんでいましたぁ♪五月晴れの1日。気分満ち足りて帰宅〜なりぃ!
2006/04/30 福井県勝山市:取立山(雪山スキー) byまっさん
取立山
1307.2m
満足度
 取立山は2ヶ月前に、山スキーで登り最高に楽しめた大好きな山♪久々の天谷隊長は今年初めての登山ですぅ。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
4月30日(日)天候: メンバー:天谷隊長・山川・増田
 『東山いこいの森コース』
東山いこいの森駐車場(8:55) - シーズン駐車場上(9:35) - 尾根(10:24) - 取立山頂上(11:10)
登り時間:2時間15分 (ちょくちょく休憩あり…)
 ※天谷隊長・山川の2人は、約30分前に山頂到着してましたぁ!
 感想&活動報告♪
 久々にメンバーとの登山で、福井を出発!雲行きが怪しく、奥越方面は空が黒ずんでる…。予報では曇り時々晴れっと、とりあえず雨の心配はないようなので、登山口である"東山いこいの森"に向かう。キャンプ場までは除雪が整ってたので、東山いこいの森駐車場に駐車。すでに8台ぐらいの先発隊の駐車もあり、やはり雪山人気スポット!
 身支度完了後、いざ取立山頂上に向け出発開始!道に雪が無かったのでスキー板をザックに取り付けてたのだが、東山いこいの森からのシーズン駐車場までの林道はまだ雪の世界でしたぁ☆ザックから板を取り外すのも面倒臭いし、ココから先の雪の状況も分からないんでしばらくは壺足。まだまだ慣れず歩きにくい兼用ブーツなんで、林道に従って歩行。登山靴の2人は林道ショートカットで段々と差が付く…羨ましい。
 林道途中で板に履き変え準備してるところで、後ろから親子登山者が追いついてきて、フリートレックに興味があるのか自慢げにプチ説明会を講演しちゃいましたよ。その後、シーズン駐車場まで辿り着き、ショートカットしていった2人との差が分からないんで携帯で確認!かなり先行してましたね…。急いで先を進むが、シーズン駐車場を超えると待ちかまえてるのは、前回でも苦労した急斜面っ!傾斜が急やから地面の露出もあり前回よりも歩きにくい…倒木や藪の低木も雪面から出てきてるから板では歩きにくい。急登や雪がないトコでは板を外し手に持っての壺足歩き。ホント脱着には苦労しました。頭ン中もパニックになり、雪の中を藻掻いてたら板が外れ飛んでいく…。まぁ〜ホント運良く約10m下の倒木に止まってくれてひと安心でした。格闘の連続で、尾根に出たトコではもう体力もガス欠寸前…。もう、ゆっくりですが一歩一歩またシールを利かせて進む。尾根道も何ヶ所かは雪が無くなってたトコもあり、またスキー板を脱着の繰り返してのタイムロスでした。周囲は絶景なのですが、写真なんて撮ってる余裕の暇なし。やっとこさ平らな広い雪原まで登り着くとメンバーからの電話あり。彼ら達はすでに取立山頂上に到着したらしく、自分の到着が遅いから心配しての連絡だよん…遅くなってホント申し訳なかったでスぅ。約30分遅れで自分もようやく取立山の山頂に到着〜!
 即っ!缶ビールを取り出しイッキ飲みでの燃料補給だよん♪この瞬間の身体中にシビれ染みわたる美味さは何とも言えない美味さぁ〜☆周囲の美しい山々は見渡せるが、残念なことに今回白山は全く見えない…。時々陽が射し、太陽の暖かさも感じるのだが風も強く寒かったので、風除けのため頂上から少し降りた地点でメンバーとの火を使った宴会の開始です。雪山での温かい料理はやっぱ美味いですよネぇ〜♪
 天候の回復を待ちながら1時間ほどの宴会後も、白山の姿は濃いガスの中…。白山はもう諦め撤収にとりかかり、頂上での集合写真を撮った後リトレース下山開始です。
 もちろん自分はスキー♪この滑りを楽しむために2時間も登ってきたんやからネ☆今思いだすと、山スキーは本日自分だけだったようです…なんでやろ?2月にはあんなにいっぱいスキーヤーがいたのに…。やっぱ雪がダメになってきたからでしょうかね?
 周囲の景色を楽しみながら一気に尾根の取り付きまで滑り降りる♪後ろを振り返ると2人とも駆け足ダッシュで走り降りてくる!はえぇーー☆雪がない場所では板を外し手に持って下る。脱着を繰り返しているうちに、アッという間に2人に抜かれていました…。登り時に悪戦苦闘した急登の斜面では藪雑木も多いので壺足で転げ落ちるように。シーズン駐車場までもどると雪も安定しているんで、いこいの森駐車場までまた一気に滑り降り〜☆今回の登山、終始スキー板の脱着が酷だったんで、久々に疲れました。
 下山後は、久しぶりの水芭蕉の湯にドブーンっ!気持ちえがったぁ〜♪
2006/04/29 永平寺町:浄法寺山(残雪山) byまっさん
浄法寺山
1052.8m
満足度
 浄法寺山は一昨年の秋に登った以来〜♪高校時代にも何度とも大会や練習などで登った山なので、親しみ深く思い出も多い山の1つです。しかし今回は、残雪もまだまだ多く残っており、春のこの時期に登るのは初アタックですぅ〜!
 山名の由来は、ふもとの開田山にあったといわれる寺の名前がそのまま付けられたらしいです。福井市内から1000m級の山としても1番近く、また中腹にある「浄法寺山青少年旅行村」までは車で入ることができ、キャンプ場やコテージも整備され、気軽にアウトドアも楽しめることから人気のある山。この施設の奥地、冠岳直下にある「黒岩」壁面では多くのフリークライマーも達も訪れる。清水小場の名水も楽しみの1つですね♪
 『登山実行記録☆』
4月29日(祝)天候: メンバー:増田
 浄法寺山青少年旅行村清水小場(10:34)→展望台分岐(11:09)→冠岳(11:11)→
→展望岩分岐(11:22)→浄法寺山頂上(12:01)
登り時間:1時間27分 (休憩は冠岳で1回)
 感想&活動報告♪
 GW突入の初日☆朝9時に目が覚め、ビックリするぐらいの好天気〜っ!休み初日ぐらいは家でのんびりしようと思ってましたが、やっぱし勿体ない…。急いでザックを詰め込んで出発〜っ♪しかし、ドコの山を登るか決めてなかった…。最近ず〜っと雪山登山が続いていたので、久々にシーズン登山を…。福井市内から見える近場の山はすっかりと雪も見えなくなったので、馴染み深く思い出多い"浄法寺山"に決めて向かう♪
 浄法寺山青少年旅行村に到着!ビックリしたのは桜。市内ではもう散ってしまった桜も、今ココでは桜満開〜!さっそく清水小場で桜を見ながら名水を飲み身支度開始♪
 前回は関谷コースから登ったので、今回は冠岳コースを登ることにしました。清水小場からのしばらくは舗装された道ですが、いったん橋を渡るとココから冠岳までの急登が始まる。階段混じりなんやけど、かなりしんどい。所々には頑丈なロープもあるのでかなり助かる。以前、学生の頃はロープが設置してあっても使ったことなかったのだが、さすがに歳もとり体力が無くなったのか今じゃもう手が出てしまう…。岩場も踏ん張って乗りこえ、展望台の分岐手前からは勾配も緩み眺めの良い尾根道。冠岳頂上には4人休憩していたので、ザックを下ろして最初のひと休み。タチツボスミレやイワウチワが見事に咲き誇っており春を感じていたのも束の間…浄法寺山方面を眺めると"雪"が…っ。
 先を進みいったん鞍部まで降りると所々に残雪が見え始め、道も雪解け水で小川の様になっている。きれいだった登山靴もすでに泥だらけ。展望岩からの先は雪の世界でした!しかし、雪は固くしまっているためガボリはしない快適な雪原尾根歩き。先ほど泥だらけになってた登山靴もいつのまにか泥が落ちてきれいに戻っちゃいましたヨ♪
 頂上には8人ほどか、おばちゃんら連中が敷布を広げて賑やかな宴会が始まっていました。なのでちょっと離れて自分も宴会開始。時たま吹く風が強かったですが、天気は最高。真っ白ででっかい白山もよく見える360度の展望は、ここでは初めてかも…。
 南丈競山の立派な避難小屋にもたくさんの人影が見える。自分も行こうかどうか迷ったけど、もうビール飲んじゃったから今日はここまで。1時間ぐらい眺めを楽しんだり、横になったりして山頂満喫してましたぁ。その間には、避難小屋から高校生の団体さんらが尾根を歩いて向かってくる。科技高と藤島高の山岳部で新入生歓迎練習登山みたいでしたぁ♪しかし…アメ玉の包み紙は平気で捨てていたのには悲しい。マナーも勉強しなあかんぞっと言いたいトコで、宴会していたおばちゃんの敷布やゴミが突風で空を飛んでいく…。あぁぁぁ....。おばちゃん達に1人のおじさんが注意してましたが、なぁ〜も堪えてないみたい…悲しすぅぃ!大人がこんなんじゃ〜子供もダメになっちゃうね…。
 冠岳にまで戻って休憩してると、山に詳しい1人の登山者と出会えました。ここからの下りでは山菜採りながら降りるようなのでご一緒しちゃいましたぁ♪かなりの勉強になりました♪自分も山菜を採りながらだったので、駐車場に到着は午後16時頃になっちゃっていました。温泉に行きたかったのですが、18時から飲み会がありゆっくりできないので自宅シャワー☆本日の山行ではいろいろな収穫ありで楽しかったデス♪明日は久々にメンバーとの登山!目差すは「取立山」で山スキー。浄法寺山から見た取立山などの周辺はまだまだ雪があったので仲間との宴会が楽しみですぅ〜♪
2006/03/26 坂井市(旧丸岡町):丈競山(雪山) byまっさん
北丈競山
964.3m
満足度
 丈競山は昨年秋に登った以来〜♪しかし今回は冬雪山での初アタックですぅ〜!
そして山川君とは今年初めて久々の登山☆山川君としては本年初の登山なりぃ〜♪
 当初は予定では日野山登山を計画してましたが、雪も少なくなってきましたので、場所を変更☆1度は積雪時に登ってみたかった旧丸岡町の丈競山に急遽変更〜♪
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
3月26日(日)天候: メンバー:山川・増田
 龍ヶ鼻ダム旧登山口(10:40)→尾根分岐(11:05)→道J.P(11:46)→大岩広場(12:06)→
→747mピーク(12:56)→北丈競山頂上(13:41)
登り時間:3時間 (大休憩は1回…でしたが小休憩は多かった)
 感想&活動報告♪
 振り返ると…今年は福井でも記録的な豪雪だったのですが、やはり3月下旬ともなると私生活上での雪影響はもう全くなしになりましたぁ。近辺の山肌にもすっかり雪が無くなりましたね。んな訳で前日になって登山場所を変更。たぶん南丈競山の避難小屋までなら2時間ちょっと?まぁ3時間もあれば行けるだろうと、こういった曖昧な計画でしたがこれが大きな誤算!前回の"野伏ヶ岳"に継いで反省点いっぱいの山行でした…。
 登山としては遅めのスタート。登山口にはAM10:30に到着したが、駐車場には車1台だけ…。準備して10:40から登山開始☆もちろん登山口である龍ヶ鼻ダム付近には雪も無かったので、前回と同じく道脇が広くなってる場所に駐車。山スキーはもちろん無理だと分かってたので、久々に登山靴を履く。歩行装備として簡易アイゼンとスパッツもとりあえず携行。ワカンもザックに。この時までは目標の南丈競山の避難小屋まで行ける余裕バンバン楽勝モードでの出発でしたぁ♪開始から30分もするとチラホラ道にも残雪。尾根分岐も過ぎ、さらに1時間ほども経過すると雪上を歩く雪の世界でしたよ。2人とも今回登山靴(壺足)でしたので、急いでスパッツを装着!しかし、さらに進むにつれ、気温が高いせいか雪が腐っててガボリまくり足場が安定しない。油断すると腰までゴボる。大袈裟に表現するなら、大盛りのかき氷に割り箸を突っ込んだ感じかなぁ?さらに尾根を進んで行くがまさにバリケードの様な倒木や伸びた枝などの藪漕ぎに当たり思うようには進めない…。まさに格闘です。強風と雪質最悪で、時間ロスしまくり。
 途中、大岩手前地点で1人の下山者とすれ違ったので、話を聞いてみると…彼は朝6時前に出発して、避難小屋まで4時間以上も掛かったみたい。もちろん朝よりも気温があがり雪が腐りまくってるとのコト。マジやばぁ〜!この時に今回目標であった南丈競山までは行けそうにもないと感じた…。さらに先を進み、周囲の景色が広がる稜線尾根までやっとこ出る。ココから見る2つの丈競山は木々も少ない雪山。めちゃ綺麗〜ウットリ♪周囲の山並みも絶景であるが…既に到着予定だった2時間も超えてもまだ通過点である747mピーク地点にもまだ達していないし…。時間の遅れと、目の前に見える北競山頂上までの壁の様な急路を見てかなり焦ってくる!しかも、空も黒くなり、雨を予期する冷たい突風も吹き始める。もし、今回単独だったら時間もないのでリタイヤしたのかもぉ〜!同行した山川君と下山するかどうかの相談…。彼の判断は「南は諦めても北丈競山まで目差して行く!」じゃ俺も行くぅ!よっしゃ☆防寒着も着込み先を進む。
道中は、天気さえ良ければ、雪質が良ければ、もっと早く出発してれば…など考えてもやはり後悔先経たず。ただ、これ以上天候が悪くならないよう祈るのみ。ホント山頂前の急路はマジきつかったぁ〜☆北競山の山頂に到着!もぅもぉ我慢できず缶ビール!
結局…北丈競山の頂上までに3時間も費やしちゃいましたよ…トホホ。ほんと急路壁の直登がきつかったのでもうヘトヘト。まぁ前回の"野伏ヶ岳"リタイヤに比べりゃ、1つの頂点までは辿り着けたので、登山としてはプチ達成感〜ですぅ♪久々に頂上達成し満足だにぃ!あの時の山川君の目差すひと言がなかったら、ココまで来れなかったかも…。北丈競山頂上でも周囲は360度の絶景〜♪しかしココから、当初目標であった南丈競山を見ると絶壁。行きたかったがタイムアウト〜ですぅ!山頂ではかなりの強風だったので、宴会や撮影をもそこそこに切り上げてリトレース開始!あの急路であった場所は、尻セードで約5分で滑降〜♪めちゃ楽しいぃ〜☆下りはガボっても楽チン♪大岩を過ぎた辺りの風のない場所を選んで熱いホルモン鍋の宴会開始〜☆今年初雪山料理は、ひってもんに美味かったぁ〜!宴会終了後もリトレースでの下山でしたが…夫婦岩に繋がる道を発見♪後の下山は、丸岡町の山の会が作った新登山道を利用しちゃいましたぁ♪が、でもやっぱ水を多く含んだ足場の土は緩くて大変。カモシカ岩から下には、ほぼ雪もなかったですが、緩み崩れやすい場所が多い。木や枝を掴みながら降りるが水も多かったので靴は泥んこ。新登山道の名物「じょんころ滝」は雪解け水で水量豊富〜♪見応え充分にあり〜♪駐車場に着く頃には既に17時もかなり過ぎてたました。
※今回の山行中には、山川君がニホンカモシカとの遭遇〜!(自分は見れなかった…)さすがプロカメラマンの彼はシャッターチャンスを逃しません。だがピンぼけ…残念っ!
下山後にチョイスした温泉は、やっぱり「霞の郷温泉センター」♪心地イイ露天風呂にゆったりひたって、充実した1日の疲れを癒すぅ☆(かなり混雑してましたけど…ね。)
2006/03/04 岐阜県石徹白:野伏ヶ岳(雪山スキー) byまっさん
野伏ヶ岳
1674.3m
満足度
 現在の石徹白は岐阜県に属してるが、以前(昭和33年)までは福井県であった。歴史も深く、白山信仰の3馬場でもある美濃禅定道の前進基地としても栄えた地である。
石徹白周辺の山々での一般登山道は銚子ヶ峰、水後山-大日ヶ岳にしかなく、ほとんど積雪期登山である。山スキーメジャーの地で最適の斜面が多い!野伏ヶ岳は石徹白周辺の山スキーエリアでは最もアプローチが短いことで人気の山でもある。
 『登山実行記録☆』
kmzファイル
必携)
3月4日(土)天候: メンバー:増田
白山中居神社(11:20) - 和田山牧場跡(12:35) - 北東尾根取付(13:23) - 尾根JP(15:25)
※尾根JPでリタイヤ…
登り時間:4時間5分 (ほぼ休憩なし…)
 感想&活動報告♪
 久々に仕事土曜休みで、計画した山行は「野伏ヶ岳」!だが、予定より2時間の寝坊…で福井9時出発!本格的に最近始めた雪山でもトントン拍子で頂上到達だったので気にせずアタックしたのでしたが…。
白山の禅定道前進地でもある石徹白の「白山中居神社」駐車場に11時過ぎ到着。すでに車7台ほど。慌て急いで支度準備!ネットなどでの下調べでは、山頂まで3〜4時間。たぶん日没までに間に合うだろうと出発。除雪が利いてる林道は板を手に持ち登山開始点まで歩く。前日の積雪もあったが登山口にはすでに新鮮なトレースありで、ココから板を履きスキー歩行。最初のポイントである「和田山牧場跡」までを目差す!
牧場跡地までは景色の利かない杉林の林道。ショートカットルートを選んでガンガンとシール利かせ進む。 約1時間15分で視界が広がる和田山牧場跡の雪原に到着!トレース1本だけの美しい雪原パノラマの絶景が飛び込んでキタァー♪
しかし、ネットの調べでは、左側(南東)の尾根を登るハズだが…トレースは右側(北東尾根)に続いていた…。ほぼ平坦地なのだがほんと広い牧場跡。登りの取り付け地点まで50分掛かる。すでに駐車場から約2時間。ここから過酷な登り。雪面は表面クラスト化した新雪だが、10cm下はザラザラのかき氷状で短板のフリトレのシールもあんま利かないっすよ。トレースを頼りに、ジグザグ登歩でクランポン(アイゼン)付けてるんやけど足元が不安定で流れ落ちまくり…。途中板を外し、ワカン歩行を試すがさら逆効果。んで、壺足にすると股下までガボるし…ホント何がいいんだか訳分かんなくて時間だけが過ぎる…。それより、この場所!尾根でなく急斜面なので、いつ雪崩が発生するのか不安がいっぱい…。たぶんベストであろうの板歩行に戻し、1時間ぐらい雪に藻掻き悪戦苦闘しながら登ってると、上からスキー登山者が1人降りてきた。話を聴くと、山頂はココからまだ1時間以上もかかるみたい…。午後2時も過ぎてて、すでに3時間以上費やしてる。日没時間と帰りの時間を考えると、登れるのはあと1時間。足裏はもうすでにマメも破れチクチク痛むけど、リタイヤを覚悟して行けるトコまで。とりあえず山頂が見たいだけの一心根性あるのみです。
15時25分、北東尾根と南東尾根のJ.P(ジャンクション・ポイント)に到達。タイムリミット!リタイヤです。頂上は見えるけど、この地点から往復で約1時間ぐらいかかるだろなぁ〜?陽もかなり沈んだので、潔くギブアップ〜☆すでに4時間経…。少し平らなトコ選んで、本日初めての大休憩ス。体力はあるけど、時間がないし、足裏マメ激痛にもう耐えられませんでした…。 
 ( ※帰宅後カシミール3Dで調べたら、山頂までの距離277m・標高差85mの地点でした…トホホ )
リタイヤは何年ぶりになるのか…?今振り返ると、高校時代の山岳部で三ノ峰を目差してて途中リタイヤした以来かもぉ。しかしこの地点でも白山を率いる絶景に感動〜☆ガスコンで料理の準備してましたがそんな時間なし!急いでビールとチューハイを一本づつかき込み飲んで下山の準備してスキー滑降の下山開始です☆
雪質も悪く何回も転倒。表面だけがガチガチで堅い。板が短いから雪に潜るし堅い氷面に引っ掛かる。クラストした雪を滑るのは、まるで流氷を進む砕氷船のような気分…。スキーでは最悪の雪質でしょうね!スピードが出て前転びでは、上村愛子の3Dエア「コークスクリュー720」よりダイナミックだったかもぉ?牧場跡地のアップダウンは壺足歩き。再び林道を滑り降り、駐車場には18時前到着。辺りすでに薄暗い。歩くのも困難だった足裏のマメ…兼用ブーツを脱いだら、靴下が出血で真っ赤に染まってましたよ…。
帰路では通り道にある『満天の湯』をGET☆到着したときにはもう真っ暗でしたぁ。のんびり入浴かと思いきや近隣のスキー場客で、ごった返し。洗い場も3重にも列をなす満員芋の子洗い状態!脱衣所も狭すぎ!さらに、お湯が追いつかないのか、洗い場のシャワーは冷たい水…。でも露天などの浴槽の温泉はヌルヌルで気持ちイイ♪
車の燃料もないので、国道まで出てスタンドを探すがこの時間だと営業閉まってる。岐阜方面をひたすら走り、白鳥もさらに超えてもスタンドが閉まっている。不安な気持ちいっぱいだったが郡上八幡でやっとこ給油ができた。白鳥まで戻る途中、定食屋さんに立ち寄り今日初めての食事♪味噌かつハンバーグ定食はめちゃ美味かったぁ〜☆
油坂峠にはすでに21時頃で辺りは真っ暗。途中、路駐してライトを消し空を見上げると満天の星空〜♪綺麗〜☆本日の山行では、達成感はGET出来なかったが、感動する雪景色や星空など堪能できました♪帰宅は23時過ぎ…即熟睡でしたぁ。
次回のアタックでは時間の余裕を充分にみて再度トライしますル…(反省☆)
2006/02/19 福井県勝山市:取立山(雪山スキー) byまっさん
取立山
1307.2m
満足度
 取立山は昨年夏に登った以来〜♪しかし今回は冬雪山での初アタックですぅ〜!
この冬季シーズンでも山スキースポットを代表する県内の山!みたいですネぇ☆
 『登山実行記録☆』 ルートマップ(GPS結果)3Dマップアルバム
2月19日(月)天候: メンバー:増田
 『東山いこいの森コース』
国道157登山口(9:21) - シーズン駐車場上(9:55) - 尾根(10:56) - 取立山頂上(11:32)
登り時間:2時間11分 (ちょくちょく休憩あり…)
 感想&活動報告♪
 今回、久々に日曜の天候も良くなり今年の雪山目標だった『取立山』に行ってきちゃいましたぁ〜♪福井市内の自宅を朝8時と遅めに出発。国道をかっ飛ばし、勝山市内に入ると、今回の目標の取立山や経ヶ岳も見え始め、真っ白な白山も見える!今回の登山も絶好を感じさせる天気で心ウキウキ〜♪っと同様にして初トライなのでドキドキ…。9時ちょい過ぎに登山口である国道157線駐車場に到着。さすが積雪があっても短時間で間近に白山絶景を拝める人気の山なので、駐車場はすでに満員御礼〜スよ☆駐車場には入れないのでこの先の広くなってる路上脇に駐車してさっそく登山準備に取りかかる。さすがにぃ!夏では駐車料金がかかる珍しい山なのですが、この時期だと駐車場の請求「取り立て」なんてのはありませんでしたぁ〜ネ♪(笑☆)
心配であったトレース有り!っというか、めちゃんこ足跡だらけぇ…☆雪質は下でもアイスバーン(クラスト?)なのでスキー板を担ぎ、ツアーブーツで「壺足」歩き登りぃ!実はまだスキー歩行は慣れないので、壺足の方がホント早いんですよぉ…汗。東山いこいの森のハウスロッジも雪深く埋まってる。ある意味、避難小屋にもなればイイのにね!
国道157号線の登山口から約30分ぐらいで、シーズン駐車場(が見渡せる、上の方に)到着。ココまではほぼ直登ルート(※林道ショートカット)なのか…?所々、急斜面もありメチャンコしんどかったぁ〜…。すでに大量の汗だく状態、着込んでいたジャケットをザック中に終って長袖Tシャツ1枚で充分。シーズン駐車場も過ぎてからは、道も落ち着いてるのでスキー板を履き替え、しばらくは快適なスキー歩行を開始!でしたが…とたんに急変し、目の間にまるで壁のような斜面が見えてきた…。このルートで最も酷な急斜面は尾根に出るまで続く…。スキー歩行での直登をするのにはシールも利かず、滑って落ち安定せず登り辛い。板のエッジを利かすが、しかもアイスバーンだったので気を抜くと流れる…。クランポン(アイゼン)を板に装着し直すが、尾根まで幾度もジグザグにトラバースを繰り返しました…。慣れないスキー板歩行にマジ悪戦苦闘…。その間に、何人もの靴登山者に抜かれていっただろうか…。壺足に切り替えてもいいのだが、悔しくて板で頑張る。尾根に出るまでの区間だけで約1時間も苦戦しちゃいましたって(恥…)
尾根に出ると気分一転!周囲の景色が広がり絶景が待ってましたぁ〜♪ココから先は経ヶ岳方面を眺めながらの稜線歩きで気持ちがイイ♪さらに進むと真っ白な白山もようやく見え始め、嬉しくなったのか足も軽くなり、美しく広い雪原をグングンと進むン☆
※↓今自分では、雪山でこれがなんと言っても楽しい時間ですネ〜!
何度とも、目の前に見えるテッペンが頂上かと思うけど、GPSを確認すると頂上はまだまだ先みたい。ほぼ体力はガス欠寸前状態でしたが、賑やかな声も聞こえ始め見えてきて、この地点から宴会で火を使って食事してる匂いががプンプン〜!やっとこ今年の雪山目標だった取立山頂上到着ですぅ!頂上には既に30人ぐらいでスキーは8人ぐらいか?やはりほとんどの人達は登山靴・スパッツスタイルの登山者が多かったでした。
ホント白山がすご〜〜〜い☆ホント白山は周囲の山々とは、やっぱスケールが違いますぅ☆白山が一望出来るVIP席?を陣取り、白山を見ながら自分も宴会開始〜♪
今回登りの時に色々アドバイスも頂き、自分と同じくフリトレスキーの方とご一緒して語りながら宴会!お互いビール・酎ハイを飲みながら色々と登山話しを聞きましたが、全国の山を登り尽くしてる人だったで勉強なりぃ♪途中、スキーヤーが頂上から避難小屋に向けて何度とも滑り、登りかえす人も。元気だなぁ〜。もっと凄いのは…この奧の鉢伏山から2人歩いてるし…。大長山まで行ったのでしょうかね?こつぶり山にも団体さんの姿も。自分も、行ってやってみたいなぁ〜とは思うものの、もうココで体力限界…ス。
頂上には約1時間ステイ。楽しい時間でしたが13時を過ぎると風も冷たく空もうっすら曇りがちに。宴会撤収し、板のシールを剥がしてせっせと下山準備にかかるぅ。
ガリガリのアイスバーン滑降は緊張の連続!スピードがめちゃんこ出る!ルートを変え、日が当たらない柔らかい雪質んトコを選ぶとプチGOOD感〜っ♪足跡がない雪原んトコを滑るのは気持ちイイが、雪質のアイスとモナカの急変でバランスを失い転倒の連続レスぅ…。カリカリのアイス斜面で転けると止んないし痛いし…。でもやっぱ自分の滑降シュプールを振り返り見るのは、優越した創作達成感がありますねっ!登り過酷で急斜面だったトコは、問題なくクリア。逆に、降りではツリーランが楽しめましたぁ♪
頂上から先に降りていった登山靴の方達もスキーで抜き去り、アッという間に登山口駐車場に無事帰還!雪質はあんま良くなかったけど、スキーは充分楽しめました。
時間もたぁ〜んとあるから、温泉は白峰「天望の湯」まで行っちゃいましたぁ♪やっぱ奥越はスケールが違いますね〜!新雪でなければ登山靴の方が登りやすいかもネ☆
2006/01/29 岐阜県郡上市:大日ヶ岳(雪山スキー) byまっさん
大日ヶ岳
1708.9m
満足度
 大日ヶ岳は白山の南東に位置し、頂上付近は白山国立公園に属しています。
その昔、養老元年(717年)、泰澄大師の開山とされ信仰の山。頂上には、大日如来が奉られており、眺望は白山主峰と別山が並んで見え、遠く北アルプス連峰が広がります。
 『登山実行記録☆』 ルートマップ(GPS結果)3Dマップアルバム
1月29日(月)天候: メンバー:増田
 『高鷲スノーパークコース』
山頂カフェ「ポポロ」(10:32)→1574mピーク(10:41)→前大日ヶ岳・前山(10:57)→
→大日ヶ岳頂上(11:17)
登り時間:45分(ほぼ休憩無し)
 感想&活動報告♪
 前日からの天気予報で嬉しい晴れマーク♪今回も単独登山ということで、たぁーんと睡眠をとってのスタート。福井出発7:30。奥越から油坂峠の道は雪深くアイスバーンで、慎重に運転。白鳥まで出ると道快適〜で約2時間で「高鷲スノーパーク」に到着♪
駐車料金1000円…。すでに駐車場満車に近い状態で、かなり離れた場所まで誘導された…。さっそく身支度し、売場にてリフト券購入4500円…(高いなぁ〜)。ここからゲレンデ最長のSPゴンドラを利用していくのだが…スキーやボーダー客に混じってゴンドラ待ち。自分ひとりだけがザック背負った登山姿なので、かなり恥ずかしかったなぁ〜…。
 ゴンドラに揺られ約10分ほどでゲレンデ施設の最頂点。すぐ脇には、今回の登山口となる「山頂カフェ・ポポロ」。このレストハウスの左側の斜面から入山するのですが、やはり警告の大きな看板とロープバリケード。読むと「管理区域外(バックカントリー)へ入山者を規制はしませんが、事故等には一切の責任を負いません」とのこと。まぁ覚悟してロープから出る。心配していたトレースはいっぱいあるのでひと安心。んで上を見ると既に2人の姿を発見〜♪前走者はスキー歩行をしているらしいので、自分も板にシールを貼り、GPSなど設定準備。念のためクランポンも板に装着です。まぁ…準備中では、周りのスキー客にジロジロ見られてましたが、気にせずお構いなしぃ〜☆
 1574mピーク尾根までは開けた樹林帯を登るのですが、尾根までいったん出ると頂上までの道は周囲景色の見通しがいい白銀雪原のパラダイス〜。天候も1年に何どあるかの雲1つない最高な天気☆空気も澄んでいてビックリするぐらい空の青さが濃いぃ〜!空の紺色と光輝く白銀色の雪山のコンストラクトは、初めて見る体験世界だよん!写真での雪山は何度とも某雑誌などで見てましたが、初めて自分の目で見る雪山のスケールにはマジ鳥肌たつ感動興奮ですぅ〜♪
写真も何枚か撮って目の前に見える前山(前大日ヶ岳)に向かう。下から見たとき雪庇が見えていた箇所もあったので気になってたが、やはりトレースも避けながら付いていたので、安心してシールを利かせてガンガン登る。途中から真っ白で雄大な白山の姿も見え始め気分最高だよん〜♪楽しい〜☆ホント今回まで道具装備などに高い出費までして始めた雪登山をやって良かったっと改めて思いましたぁ♪
前山に到着すると、先ほど登山口から見えていたパーティに追いつく。ここからいったん鞍部まで降りなきゃいけないのですが、先を見ると10人ぐらいのパーティが斜面を登ってましたヨぉ〜♪みんな格好イイ〜!クランポンだけを外して本日最初のプチ滑り♪シール付けたままで鞍部まで…。ココから本日1番の斜面で、シールも利かなく直登を諦め歩きやすそうなトレースを見付けてはジグザグ登り。(カンジキの穴に手こずり…)
登り終えたかと思いきや、頂上はもう1つ先。登山開始場所から所要時間45分で大日ヶ岳頂上に到着♪360度パノラマ!登山到達の達成感よりも絶景に感動ですぅ〜♪ゴンドラ利用などこんな楽して凄い絶景を拝めるとわ…。山頂の雪質もGOOD!板を外して踏むと「キュン☆」と金属音に近い激パウダー♪感動でビールも一段と美味い〜☆食事での反省点…コンビニで買ったハンバーガー。もろ冷凍化しちゃてカチカチ状態で冷たいビールを口の中で暖めふやかしながら食いましたって…。絶景を眺めたり撮影などで結局、山頂では1時間ぐらい遊びステイしちゃいましたぁ〜♪
下からツアーの20人ぐらいの団体客来頂〜。シールを剥がし下山準備。山頂からのスキーも粉雪が舞って最高気分〜!鞍部から前山の上りはシール付けるの面倒なので板担いで…前山からまた斜面をダイナミックにスキー!自分のシュプール跡を振り返りマジ感動だよ〜ん♪周りの登山者からもお褒めの言葉〜☆ツリーランも楽しみあっという間に登山開始点。出発地点の山頂カフェ「ポポロ」のゲレンデまで戻ると、スノーボード連中が座り込んでゲレンデ閉鎖状態にはマジ困りますね…。目の前で尻モチつくボーダーを避けて滑るのは大変〜。雪質もシャーベット状のベタ雪である意味惨め…。
1日券を無駄にしたくなかったのでリフトにのって2本ゲレンデを滑ったが、なぁ〜んかつまんないんで帰路。しかし…ドコに駐車したかパニック…駐車場は車だらけの迷宮でドコに自分の車を停めたか迷っちゃいました。朝駐車した時にGPSの電源入れたのを思い出し、ナビ設定。マジ今回GPSが大活躍〜♪GPS頼りにマイカーまでビンゴ♪登山中はトレースがあったのであんま使用しなかったけど、下山後にナビの凄さに実感〜♪
下山後は「牧歌の里温泉 牧華」。プチ登山だったであんま疲れてないんですが…お決まりの満足コースです。また行くならもっとハードな登山スケジで計画したいもんです♪ちょっと遠いですが、大日ヶ岳また絶景GETしにアタック行きたいスぅ!
2006/01/09 越前市(旧武生市):日野山(雪山スキー) byまっさん
日野山
794.5m
満足度
 去年と同じく今年1発目の登山も日野山〜!南越地方を代表する名山でもあり、山容が富士山のように見えることから越前富士とも呼ばれ、多くの登山者に親しまれてる。
 今季は珍しく12月早々から降雪の続く毎日です。この近年にない12月の降雪量は記録的だったみたいですね…。くら〜い生活もイヤなんで、この大雪を期に今年から雪も楽しもうと、ネットで「フリーベンチャー(旧:フリートレック)」を購入〜!年明けには「兼用ブーツ」も購入し、その他ワカン等もろもろショッピングした結果、気が付くと10万円を超える大出費…アイタタタっ。山スキーの初チャレンジですぅ〜♪
 『登山実行記録☆』 ルートマップ(GPS結果)3Dマップアルバム
1月9日(月)天候: メンバー:増田
『中平吹コース』
冬季駐車場(11:45)→日野神社登山口(11:48)→室堂(12:42)→日野山頂上(13:29)
登り時間:1時間41分(ほぼ休憩無し)
 感想&活動報告♪
 年が明けても降り続き積もる雪にはホントまいってしまう日々…。明けても暮れても除雪作業の毎日…。前日の予報で唯一晴れる今回を選んで、登山準備に取りかかる。
今年も1発目の登山は「日野山」。っというのは、去年登った時に山スキーをしていた達を見かけたから…。もちろん今回の目的は初トライの山スキーでスぅ〜♪
朝は職場の除雪作業があったので、駐車場には11時半頃に到着。駐車場には20台以上の車。登山準備者の姿も…。急いで自分も装備準備し登山口である日野神社まで急ぎ足!11:48と遅めにスタートです☆
予想通り先陣隊がかなりいたので、道も完全に出来ていました。用意していたワカンは不必要〜♪山頂までつぼ足ならぬ初購入した兼用ブーツでの登山!しかし不慣れで歩きニクい…。スキー板もザックに取り付けたので、枝や倒木に引っかかって大変…。格闘しながら登り歩いたせいか、暑くて防寒着を脱ぎ長袖Tシャツ1枚で登り直す。
やはり9割以上の登山者は「ゴム長靴」です…。ホント日野山は常時登山者がいるので、道は雪固まって楽チンです!兼用ブーツ&フリトレ板する者は本日自分のみ…。
室堂までは木々などで塞がってる箇所も多くしんどかったですが、室堂付近になると木々の間隔が広くなりチョイ快適に。なので、日野神社からほぼ休憩無しでテッペンまで!所要時間1時間41分…山頂は積雪4m強越☆鳥居は雪で完全に埋まってました。登山者もかなりいて小屋でも宴会が始まってました。楽しそう〜♪汗でビシャビシャになった衣服を即行で着替え、自分も山頂でビールだにぃ!多少の風はあったものの気持ちイイ陽気♪山頂から見る景色はもちろん期待以上の大パノラマの絶景〜!日本海も三国町まで一望〜☆去年よりは倍以上に澄み渡った展望でしたよぉ〜♪
久々に見る白山連峰全景は真っ白で雄大な姿!手に取れそうなくらい近い!んでっ、周囲は去年に自分が頑張って登った山々のオンパレード状態でしたよぉ〜雪景色でめちゃんこ感動ぉ〜♪ビール片手に山頂を楽しんじゃいましたぁ〜☆
久々の絶景に満ち足りて、山頂からの降りはもちろん、テッペンから林道をスキー♪新雪パウダーを滑るのは気分最高ですぅ〜楽しい〜♪しかし途中、道を間違えとんでもないトコ行っちゃいましたが、シール装着で登り返して林道復帰!かなりの浪費ですぅ。
高速道「日野山トンネル」の脇までスキーで滑り降り、ワカンに履き替えて無事到着☆本日の山行も成功〜♪今回初めての山スキーについてはいろいろ体験や経験し、反省点だらけ…。ホント歩き滑りまくって太股パンパンの筋肉痛です…足裏はマメだらけ。
今年初登頂としては天候に恵まれかなりナイスなアタックができ充実ですぅ♪
イエーイo(≧∇≦o)☆下山後はこの山から一番近いと思う「しきぶ温泉 湯楽里」でクールダウンだにょ〜ん☆久々の温泉は気持ちがイイね〜!また日野山に行こうっと♪