2011/05/15 福井県勝山市:取立山(残雪) byまっさん
まずは最初に…今回、3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震より、多くの亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。そして、今回の大地震により以前から予定していた3月13日(日)の山行計画を震災のため急遽中止にしたことにより、メンバー各位にもご迷惑を掛けたことに陳謝いたします。自分の出身大学が千葉県だったもので学友の中に福島、宮城、茨城の方面で生活してる何人かが今回の震災により被災しました。震災当時は連絡不通でしたが、ようやく1週間後にみんなの生存確認!みんな生きていてくれてホント良かったぁ〜♪しかし無事は確認できても被災者が大変な生活を過ごしていることにより、山行についての活動は1ヶ月の自粛いたしました。
さて、震災による山行自粛期間後になり、そろそろ山行へと思っていましたが、今期から入園した息子の中耳炎の看病やら、家族サービス、重なるGW行事イベント、また山菜採りや休日悪天などとなかなかタイミングが合わず登山の計画が見送り状態…。こうやって前回の山行から約3ヵ月もサボると、山が遠くに感じてくる。山に行きたいなぁ〜…。でもまぁ、山は逃げていかないし、季節を問わなければ山はいつでも行ける。
しかし今になってもまだ東電福島原発の問題や、パフォーマンス集団の民主党の政策などとまだまだ何も解決できず、ホント小学校レベルの様な理科実験と算数計算並みたいな低レベル程度の経過行動と結果が苦と怒りに感じる。更に脳の無いマスコミ等の連日の過剰報道ニュースで、日本中を問わず世界中で大パニックが起きてる!風評被害も世界中に広まり経済悪化!政府や報道なんてまるで当てにできない。
何も出来ないけど自分達は今を頑張るしかない!ひと昔前の神戸大地震での被災者は気まま我がままな苦情文句が多く目に付き腹たったけど、今回の震災では同じ雪国の我慢忍耐強さを共感いたしました。頑張ってください東北!これからも頑張ろう日本!今回の地震による被災地での安全で一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
>>前回の取立山
|
『登山実行記録☆』
|
|
|
5月15日(日)天候:
メンバー:山川 木村 増田
● 『東山いこいの森コース』
シーズン駐車場上(10:06)→取立山頂上(11:28)
登り時間:1時間22分 (娘のペースです…)
● 『取立山からこつぶり山まで』
取立山頂上(12:23)→取立平(12:28)→取立平避難小屋(12:44)→こつぶり山頂上(12:55)
所要時間:32分 (娘のペースです…)
感想&活動報告♪
久しぶりの山行計画☆早起きして山行の準備!久々だし今回家族全員での山行になるので忘れ物が無いか入念にチェック♪ワゴンに子供たちや道具類をびっしり積んで予定通り集合時間の8時に出発♪馴染みのコンビニで買い出しを済ませ東山いこいの森に向かって走る。いこいの森の施設を越えると林道の脇に残雪がチラホラ♪取立番人に駐車料金を取り立てられ、シーズン駐車場に入ると来客の駐車量の多さに驚く。遠慮して隅っこに広いスペースに駐車し身支度していると、後から遅れて団体客を乗せた観光バスまで入ってきた。急いで準備を済ませ直ぐに出発!1歳の息子をザックに入れ、3歳の娘には今回歩いてもらう。家内と山川君と木村君には娘のサポートを任せ頼んで、自分は息子を乗せたザックにサブザックを取り付け、いつも以上に重量感どっしりになったザックを担いで先頭で進むことに♪気温も高めなのか体力不足なのか出だしから汗が噴き出す。時々振り返り娘の様子を伺うと、どっかで拾ったのか杖を上手に突きながら逞しく登ってきている。娘の成長ぶりを嬉しく感じる。何度か娘に給水の休憩をさせながら進み、お隣の法恩寺山が見える景色のいいポイントに出てゆっくり休憩。
歩きやすかった道も、ここから先の登山道は狭くなり急な箇所もあるので3歳の子供には登り難いポイントもある。しかし何の心配もなく1人で頑張って登ってくる!山川君や木村君のサポートも多少あるだろうが、我が子の1年1年と大きく成長し前進している姿や、また擦れ違う登山客にも「こんにちわぁ」と元気な大きな声で挨拶を交わしている姿に熟達ぶりを相当に実感した。家では弟を可愛がるし、ホントいいお姉ちゃんになってくれたょ♪数箇所ポツポツと見られた残雪も徐々に雪面を歩行するようになってきて、雪解けの水でヘドロの泥濘んだ場所もある。泥濘がひどい所では山川君が娘を抱き抱えて避けて運んでくれていた。山頂に取りつく尾根上には一部残雪があっただけでほぼシーズンの道を歩きすすむ。三角点を越え、小さな雪面を越えるとようやく山頂に到着〜!娘たちも少し遅れて到着♪娘にしては初めての残雪登山でもあり、取立山を初完走になりました。多くの登山客で賑わっている中、自分達もザックを降ろして休憩。
久々に展望した白山の雄姿に感動〜♪これまでずっとザックの中で仕舞い込んでいた息子を開放させると、自由になって嬉しいのか興味津津にあっちこっとへと走り回りだす。もう危なっかしくて必死に追いかけ捕まえ抱き抱えるのだが、暴れ愚図って落ち着かず、ゆっくりとしていられない。最終的には暴れないようザックに放り込める。さて何処で宴しようか?自分的には息子を担いでるし、いつ歩かなくなるか分からない娘もいるので、これ以上進みたくはないのだが…。しかし娘もみんなもこつぶり山まで行きたいというので、長時間の休憩後はさらに先を進むことに行動を移す。残雪の無いシーズン道をくだり取立平を通過すると再び残雪地帯があり、避難小屋を通過し水芭蕉群生地まで何箇所か続く。山川君は此処ぞという所で持参した簡易ソリを取り出し残雪斜面を見付けて軽快にソリ滑りを楽しんでいました。避難小屋の中では団体さんが宴会中…。お楽しみの水芭蕉はまだピーク早かったですが、いくつかは美しく開花していました。さて本日の目的地のこつぶり山にようやく到達〜♪時間的にも押してきているので急いで宴の開始なり〜♪黄砂の影響で遠方の見通しは鮮やかでないが、ポカポカ陽気の中で白い白山を眺めながらの宴は気分爽快で山行の楽しさと醍醐味を満喫です!子供たちも広い山頂を飛び跳ね走り周って遊びまくり。騒ぐ子供らで落ち着いた宴ではなかったが充分に満足できました。宴中には避難小屋で宴していた団体さんもやってきたが、集合写真だけ撮影して颯爽と下山していった。自分達も宴を撤収した後、リトレース下山。再び取立山の山頂にもどり、人混みが消えた山頂を楽しむ。さぁ下山しようかなと思ったら、下山したと思っていた団体さんが取立平から登ってくる。どうやら周遊しようと計画していたらしく、大滝あたりまで行ったが雪渓で進めず引き返ってきたみたい。大滝は北面斜面だしこれまでの残雪量を考えれば…それにしても確か登山口にも大滝コースには通行止めバリケードしていたはずだし、事前にネット上でも調べれば分かっていたことやと思う。この関西から来た団体さんのツアーガイドはアカンね〜♪
団体さんが戻ってくるので山頂を空けるため下山開始。この先も娘はずっと歩くみたい。登りも下りも完全制覇してくれるのかと期待したが、さすがに15時をとっくに過ぎ。本来なら保育園ではお昼寝タイムも過ぎてもうお迎えの時間。案の定、疲れと眠気が限界なのか途中から愚図り出す。しかし何とか誤魔化して駐車場が見える地点まで歩かせてきたが、もうダメ…。ここまでよく頑張った娘を肩車して下山。背中には息子で肩には娘を担ぐのはさすがに重過ぎ!下山だから出来るけど、登りでこのスタイルは絶対に無理でしょうね。山川君が急いで走りながら下山。そしてザックをデポしてまた登ってきてくれて息子が入ってるザックを背負ってくれ協力してくれた。さすが山川君は頼りになる仲間だ♪山川君に息子を任せ、自分は娘を肩車だけの身軽になり駐車場に無事に到着〜♪皆さんご迷惑おかけいたしました。今回も山川君と木村君のサポートありがとうございました!下山後は、朝に取立番人から頂いた「水芭蕉の湯割引券」を利用。
本日は娘の完走と山と湯の水芭蕉づくしの山行になり充実満喫の1日でしたぁ。