最奥の僧院へ 第4日目
5時頃起床、室温3度。外は完全に凍てついている。チベットパンと卵ス−プの朝食をゆっくり摂る。
薪ストーブが心地よい。宿代は120ルピー(280円)。
【キャンジンゴンパ直前でセルフポートレート】
いつものとおり夜が明けきらないうちに出発。
途中7時44分、谷に陽が射してくる。
今日も完璧な快晴。すっかり歩きも調子に乗り、快適そのもの。
奥に進むにつれて谷の幅も広がり、それまで頂上付近しか見えなかった山々がその全体をあらわしはじめ、迫力をいっそう増していく。
あこがれのヒマラヤに一歩一歩近づいていく充実感で、疲れは感じない。
思ったより早く、11時40分頃今日の目的地キャンジンゴンパに到着。
【ゴンパ裏のピーク中腹からのながめ】
キャンジンゴンパは定住村ではないが、ゴンパ(僧院)の周りにいくつものロッジが建ち並びなかなかにぎやかだ。一番手前の良さそうなロッジに決める。
近くの広場では白人トレッカー達がサッカーに興じている。この高度(3,850m)でタフな連中だ。
昼食後、早速ゴンパ裏のピークに挑戦する。
喘ぎ喘ぎながらも何とか登っていったが、高度計が計測可能な4,000mを越えてしばらくすると頭がガンガンし始め、1回目の挑戦はあえなくダウン。
しばし壮大な展望を楽しみつつ休息し、下に降りる。
【夕映えのポンゲンドプク5,930m】
ここの夕景色も格別だ。
夕冷えの中、例のごとく写真を取りまくる。
【ロッジ内部】
泊まったHotel Yala Peak では海外ボランティア帰りのドクター長谷川氏と、来るときのバスでいっしょだった大阪の楢原夫妻と同宿となり、久しぶりに日本語で楽しく夕食をとる。
このロッジはなかなかりっぱで食堂も暖かく、白人トレッカー達やガイド達で夜遅くまでにぎやかしい。
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