■早朝四時
○その日の天気に合わせて塩水をつくる。
○麺を練る(小麦粉を練る)。
○椿油を塗り熟成させる。
○平たくのばす。
■朝六時
○大巻きをつくり、さらに油を塗って小巻きにする。
○八掛けをする(八の字掛け)。
○よりを引いて伸ばして熟成させる。
○手延べをする。
■昼十二時
○竿に掛けて干す。この時、重し石をかける。
○乾燥させる。
■夕四時
○麺を切る。
※全工程すべて手作業で行なうと、一人で一日につくれる饂飩は、おおよそ五十四束(一束三百五十グラム、三〜四人前)。小麦粉にして二十キログラム分。先祖代々、一日五十四束の饂飩づくりが受継けがれています。 |