どう楽しむか
基本的にカラオケの楽しみ方というのは僕が考えた上で
4つあります。
1.カラオケを歌うことを楽しむ
2.カラオケを聞かせることを楽しむ
3.カラオケを聴いて楽しむ
4.単に雰囲気を楽しむ
さて、あなたはどのタイプですか?
しかし、これから話していくことは、この中の1〜4のどれにも当てはまらない人
に対して送ります。つまり根本的にカラオケの嫌いな人へのアドバイスです。
今回どう楽しむかを考える上で、僕はかなり悩みました。
この場で僕がしなければならない事は、1〜4それぞれの楽しみ方を考える事です。
しかし人によってその楽しみ方は違ってくるのです。
例えば1のアドバイス、「歌を歌うことで心のつかえがとれたような気がして
気分が良くなる、だから楽しめる」と書いた所で歌を歌って気分が良くならない
人もいるわけです。人によって違うのです。
こんなアドバイスをしていたら、自分が嘘つきになったみたいで嫌なんです。
だから、せめて1〜4のすでに楽しみ方を確立している人は、無理してその考え方を
変えることはないんです。
ただ、「新しい楽しみ方を見つけたい」と思っている人は、ぜひ読んで下さい。
これから書くことは、1〜4の中の話になりますが、どうやって楽しむかと言うことではなく
なぜこうすれば楽しめるのか、と言うそれぞれの考え方について話していきます。
ただ、これも飽くまで私一人の自己中心的な考え方なのです。
A,その歌手になりきれる喜び
B,思いっきり声を出してうっぷんをはらせる喜び
C,自分の歌うという能力をためせる喜び
D,歌う事で自分の存在を伝えられる喜び
では、それぞれ説明しましょう。
A : 自分の憧れの歌手の歌が歌える事、今のカラオケならなりきって歌うことも
可能でしょう。それはまるでその歌手がどんな感じで、またどんな思いを込めて
歌っているかが分かってしまう様な感じ。憧れているだけにその感じは
歌った者にしか分からない至福の時間とも言えるでしょう。
B : もう嫌なこと何でも歌と一緒に吐き出してしまえ。
時には感情を目一杯出して、自分の心の中を洗い流すように。
そうして歌った後のすがすがしさと言ったらもう・・・・。
C : 歌ってみたい歌がある、どんな感じになるんだろうと言う
好奇心がうずいてくる、そして歌ってみると「は〜こんな感じなのか」
と分かる喜びは、いつも新鮮な感じがして気分が良い。
D : カラオケを歌う事で自分の存在を思いっきりアピール出来る。
普段目立たない人でも、カラオケという公式の場なら目立つ事も簡単で
全然不思議じゃない。「いつもと違う自分を見てくれ!」
まあDの場合は、自分が目立ちたいという心密かな願望を持っていて
初めて楽しめる物だが。世の中のカラオケ嫌いな人はこの人達の
気持ちが分かって上げられるかなあ?
ここでのアドバイスは、とにかく毛嫌いせずに一度歌ってみると言うことです。
そうすればA〜Dの気持ちが分かるかも知れません。
現に一度歌ってみて以来、大のカラオケ好きになったと言う人もたくさんいるのです。
A:自分の歌のうまい所を見せつけることが出来る。(驚き、尊敬)
B:相手を楽しませることが出来る。(笑い)
C:相手に歌を教えることが出来る。(感心)
D:自分の歌を評価させることが出来る。(解答)
E:自分の違った印象を与えることが出来る(驚き)
A : まあ自分はうまいと思っている人は少ないだろうけど、
ある人が初めてその人の歌を聴いたとき、その人の歌がめちゃくちゃうまかったら、
きっとある人に対するその人の印象はかなり変わると思いますよ。
それにやっぱりその場で「うまい」と言われるとうれしいもんですよね。
B : 相手を楽しませることが自分の楽しみと言う考え方です。
変な歌い方とか面白い歌とかで、もしかしたら自分も楽しめるかも知れないが、
やっぱりパートナーの笑顔が一番うれしいんです。
C : 相手に歌を教えて上げられる、それは単に歌だけでなく歌い方とか
特徴とか。教えるという楽しみ方はちょっと特殊かも知れないが
それでも楽しめる、相手がちゃんと自分のことを信じて見ているから。
D : 相手に自分の歌を聴かせて「どうだった」って聞くこと、
自分一人じゃ分からないことを知る喜びを味わうことが出来ます。
人に聞くことでさらに歌が上達するので、さらに喜べます。
E : 相手に自分の印象とは全く違った歌を歌うことで相手に驚きを与え、
もしかしたら見方も変わってくるかも知れません。
自分を変えたいと言う欲求を持つ人だけ、それを喜びとする事が出来ます。
以上の事で言えるアドバイスは、聞かせて楽しむと言うのは、あなたの考え方 次第であると言うこと。あなたが相手に何かを送りたいという気持ちがあれば そうやって楽しむことも出来るはずです。
A:歌い手の好みが分かる
B:歌手の歌を違う声で聴くことが出来る
C:歌を知ることが出来る
A : その人の歌を聴くことで、この人はどういう歌手が好きなのかが分かります。
少なくとも、これを知ることで相手を楽しませることが出来るので、
結構うれしかったりします。
B : これは、カラオケだから当たり前のことなんですが、いつもCDとかテープで
聞いているのとは違う全くのオリジナルを聞いているわけだから、
聞いていて飽きることが無く楽しめるはず。それが自分の好きな歌だったら
新バージョンが聞けると言う喜びにもつながるはずです。
C : あまり歌とか聞かない人でも、ここには歌があふれているので
いくらでも歌を知ることが出来ます。初めて聞いた新鮮な感じも
ここで味わうことが出来るのです。
以上のことで言えるアドバイスは、歌を聴くと言うことは結局は受け身であると言うこと 、受け身なので自分から楽しもうという気持ちがないと聞いていても 楽しくはないでしょう。「楽しむ」と言う努力をしましょう。
A:人を見る
B:人と話す
A : そこにはたくさんの歌いたいと思っている人達がいます。
飲み会の後なんかは、それらの人の行動は結構面白いもんです。
B : いつものように話をします。
以上のことで言えるアドバイスは、雰囲気を楽しむと言うことは 別にどこででも出来るいつもの行動をすることです。 ここはカラオケと言うことは関係なしで普通の部屋で楽しむように。 ただ、僕はこういうのってあまり好きじゃないです。 せっかくカラオケに来たんだから、カラオケを楽しんで欲しいですね。
この論文を読もう! 陶酔について
まあそれはさておき、 僕に一つ提案があります。
それは楽しませることを楽しむという考え方です、
これは、人を楽しませるために自分が犠牲になるのではなく、
相手を楽しませることで、それを見て自分も楽しめる
(例えば満足感とか言う形で)
もしくは一緒に楽しめる。ということです。
現にそういう人は、あなたの周りにもたくさんいるのではないでしょうか。
僕はそういう人の事を「エンターティナー」と呼んでいます。
さて、今回楽しませる事を考える際、こういった考え方は必要不可欠となるでしょう。
そこで、今回は「どうすれば良いエンターティナーになれるのか」
について考えてみたいと思います。
さて以上のことを考えると楽しませ方は、まず二つの場合に分けられると考えられます。
A:カラオケ好き同士で行く場合
B:あんまりカラオケ好きじゃない人がいる場合
特に聞く側に回ったときにその違いが出てきます。
ではまず、自分が歌うときの楽しませ方を考えてみましょう。
1:選曲について
では、どんな曲を選びましょうか?
普通に考えるんだったら、最初だけはやっぱり「みんなの知ってる歌」が良いですね。
それでいて「ノリの良い歌」「面白い歌」と言った具合です。(まあパートナーにもよりますが)
こういう歌を選ぶことで、相手(特にカラオケ嫌い)は
カラオケに対して取り付きやすくなるはずです。
後は、基本的にどんな歌でもOKだと思います。
ただ最後に歌う歌は、少し考えてそれなりに楽しい歌にしましょう。
そうすれば、「次もまた行きたいな」と思わせる事が出来るかも知れません。
(終わりよければ全て良し)
2:歌い方について
面白い歌はより面白く、楽しい歌はより楽しく、
歌手に特徴があるなら、その特徴に忠実に従って歌う。
わざと間違える、アドリブを使う、歌う前に軽くトークを交える。
他色々あると思いますが、これは飽くまでその人の能力によります。
ようするに、歌って楽しませる方法に決まった形などあり得ないのです。
その人がどういう人かで、それは変わってくるのです。
なので、エンターティナーとしてはここが腕の見せ所ということになるのです。
さて次に、自分が聞く時の方を考えてみましょう。
1:歌を聴く
これがカラオケを歌っている人にとっての、一番の喜びではないでしょうか。
歌っている人は、他が何をしていようと歌う事しかできません。
歌を聴く事は、歌っている人に対する唯一の受け応えだと僕は思います。
出来ればリズムをとったり、小声で一緒に口ずさんだりして、
「私は聞いていますよ」とアピールしてあげて下さい。
でもこれも人によるんですが、お囃子を立てたり、手拍子を打ったり、
大声で一緒に歌うというのは、歌の邪魔になって
嫌がる人もいますので、少し注意が必要になります。
2:話をする
歌を歌っていない他の人と話をする事で、その人を楽しませることが出来ます。
たとえ人が歌っている間でも、長い時間カラオケにいて、
退屈なとき(特にカラオケ嫌いな人)は色々と話しかけてくるでしょう。
でもそれには、ちゃんと受け答えをして上げましょう。
退屈な物は退屈、無下に無視したらその人のカラオケのイメージが
悪くなってしまうでしょう。
さて、ここで矛盾点がありますね。どちらを優先すればいいのか。
基本的には1の間接的な受け応えより、
2の直接的な受け答えを優先させた方が良いのではないかと言う考え方があります。
でも、決して堅く考えてはいけません。
その時あなたがどっちをしたいのかで決めて一向に構わないのです。
エンターティナーとして大事なことは自分も楽しむことなのですから。
まあ以上の事に気をつけてさえいれば、あなたも立派なエンターティナーに なれると思いますよ。
以上の説明いかがだったでしょうか。
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そういった批判、苦情等はメールでお送り下さい。