東 御 坊 案 内坂井郡金津町吉崎1ー301電話0776−75−1904
宝物館:この館には
☆蓮如上人おかたみ七條袈裟
☆蓮如上人御依用五條袈裟
☆古渡釈迦像
☆蓮如上人御直筆六字の御名号
☆彰如上人(句仏上人)画賛
☆火中投身殉教僧本光坊了顕師真像
☆蓮如上人御手植御花松材
           石山観世音菩薩御真像
☆九谷焼大燈籠
☆汐越の松
☆教如上人御消息
☆蓮如上人四幅の御絵伝
☆蓮如上人御影道中御輿・御輿車(下左の写真と説明参照)
などが展示されています。
御輿車:蓮如上人の威徳を偲んで毎年四月二十三日から五月二日まで吉崎で蓮如忌が行われて上人の絵像が京都の本願寺から吉崎まではるばる五十三里(約二百八q)を信者の手によって往復しています。この蓮如忌道中は以前から細呂木のかごや(飯塚五右衛門氏)方で京都東本願寺の輿と吉崎別院用の輿と交替して、車は細呂木と吉崎の消防団の人々が引くことになっていました。また、両村では善男善女二百人余りが高張提灯をかかげ、近所の村々からも加わってにぎやかに送迎しています。この御輿は欅材で重さ三百s以上もあり、立派な黒の漆塗りで出来ています。この御輿は先の戦時中、人手不足のため現在はリヤカーに変わったと伝えています。