BBCトーナメント2007 第4戦
福井南湖
去る7月29日、福井南湖においてBBCトーナメント第4戦が開催されました。 ここ最近の福井南湖の状況は、「25cm未満のバスがポツポツと釣れる程度」という感じで、実際、トーナメント中はそのサイズが湖全域で単発的にヒットするというような展開。 しかし、その一方でパターンを掴んだ一部のメンバー達は、史上稀なる怒涛のグッドサイズラッシュを演じました。 |
40cmupが乱舞するハイスコア戦をまさやんが制する!
1位 | まさやん | リミット達成 | ハンデ4 | |
2位 | グッチ | リミット達成 | ハンデ8 | |
3位 | T橋君 | リミット達成 | ハンデ2 | |
4位 | だ〜よし | リミット達成 | ハンデ0 | |
5位 | Cさん | リミット達成 | ハンデ2 | |
6位 | なべちゃん | リミット達成 | ハンデ0 | |
7位 | コタケ会長 | リミット達成 | ハンデ4 | |
8位 | やまちゃん | リミット達成 | ハンデ3 | |
9位 | ハマちゃん | 2尾 | ハンデ0 | |
10位 | あさやん | 2尾 | ハンデ3 | |
11位 | あさカノ | 1尾 | ||
12位 | いなっち | ノーフィッシュ |
参加者数 | 12名 | |
リミット達成 | 8名 | (66.7%) |
ウエイン | 11名 | (91.7%) |
ノーフィッシュ | 1名 | ( 8.3%) |
40pup連発! 冒頭にも書いたように、当日のパターンは25cm未満のバスがメインとなる中、いかにしてサイズをあげていくかが多くの参加者の課題に。 しかし、その一方で1位〜3位の上位入賞者達は40cmupを連発するという、2極化の戦いとなりました。 |
3位と4位、その差なんと20p! 今回、上位3人以外で唯一40pupをキャッチした4位のだ〜よし。しかし、それでも3位のT橋君には遠く及ばず、その差はなんと20p! 上位3人のスコアがいかに凄かったかがわかる結果となりました。 |
ハマちゃん参上! この春に徳島県に帰郷したハマちゃんが、四国からはるばる参戦! トーナメント直前まで昔の仲間と飲んで、そのまま参戦という強行スケジュール。で、結果はいまひとつでしたが、それでもきっちりとバスを釣ってくるあたりはさすが! バスの聖地 旧吉野川がホームグラウンドのハマちゃん |
秋パターン? この時期としては異例なほどの水量に有名ポイントというポイントが水没していた今回、バスはまるで秋パターンのようにストラクチャーに固執することなくベイトを追って回遊していました。 この「ストラクチャーに依存せずにバスが回遊している」ことにいち早く気がついたのがまさやんとグッチ。 まさやんはこの回遊バスに狙いを絞りキッカーサイズをフィネスで獲っていく戦法。一方のグッチは回遊バスはリミット用と割り切り、あえて流水域の居つきの大型狙いに。それぞれ全く違う試合運びをしました。 |
あさやん痛恨の… 今回、エレキ付きゴムボーで彼女と参加したあさやん。 グッチ艇と同じ支流(ジャングル)エリアに狙いを絞り、見事に45pクラスをヒットさせるも、ライディング直前に痛恨のラインブレイク! 前大会に続き、2戦連続で大物を取り逃がすこととなりました。 彼女がナイスバスをゲット! |
40pup連発のハイスコアに沸いた今大会。 しかし、上位陣がバスを釣ったエリア・パターンはそれぞれ全く別もの。上位陣の動きを追ってみた。 |
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4位 だ〜よし 44p 通常なら優勝戦線に絡んでもおかしくないところだが、今回は上位3人のスコアがあまりに凄すぎた。 エリア……60岬近辺 メインリグ……ツネキチリグ |
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3位 T橋君 43p&41p 早い段階でストロングパターンを見つけトータル7本をキャッチ!確かな手応えを感じていたものの、これでもまだトップに届かず。 それでも自己最高位の3位入賞! エリア……ボートスロープ メインリグ……ミドスト・ノーシンカーリグ |
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2位 グッチ 44p&43p 開始10分でリミット達成し、その後もコンスタントに入れ替え。そして8時までにはこの2本もキャッチ! さらなるサイズアップが可能な状況下にありながら、この2本で優勝を確信し早々にストップフィッシングしたことが仇に。 エリア……支流(ジャングル) メインリグ……バズベイト、バイブレーション |
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優勝 まさやん 44.5p&41p (&39p) 本流の回遊バス狙いで、空前のハイスコア戦を見事に制したまさやんのスコアは124.5p(アベレージ41.5p)という福井南湖戦の新記録に。 ちなみに、2位のグッチ、3位のT橋君のスコアも歴代トップ5に入る記録。 エリア……本流(第3流れ込み近辺) メインリグ……ダウンショット(サターン3インチ) |
入賞者の感想 |
優勝 まさやん 余裕の表情で帰着したまさやん(リアはコタケ会長) 今期ようやく1勝目を手にし、ごっつあんでした。 プラの段階で、バスが水の良いエリア=インレット付近を意識している様子が強く、両バックウォーターから少しだけ下がったエリアにサイズは小さいが特に回遊バスが多かったんです。 で、当日に本流バックウォーターを選んだ理由は、「スクールの魚数が大きいのとインレット+地形変化が多く、プラの段階から回遊・居付きが両方存在するエリアだと確信したため」です。 1本目は第3流れ込み対岸で44.5cm、8〜10匹ほどの40upスクールでランディング中に群れているのを発見、これでスクールを確認し手がかりとなる1匹となった。その後、同じスクールを探し、どこを周るかどこにヒットスポットがあるかをサイトで確認し、2本目はスクールルート上にてサイト無しの狙い撃ちで41cm。 3本目、第3流れ込みを少し下ったブッシュ周りでの39cm、これは居付きです。 すべてダウンショット・3インチサターン(ゴールドカラー・つぶラメ入り)でした。 ウエインした3本で9時前、この時にはすでに皆の驚く顔が浮かびましたね。あとはトップとジョイントプラグで遊びモードになりました。しかしながらも自分の出した124.5cm(ハンディ無し)という数字、次の日になって自分でびっくりです、当分破られることはないでしょう。 さてバックウォーターの釣りとしては当然の如くクリアーな水質+水深が浅いとなるわけで、バスが見える分リスクも高い戦略ともいえます。それでもサイトでバスの行動を把握しながら釣りを進めるのと進めないでは大きな違いがあると思います。今回の戦略もバスを確認後、観察し、バスから見えない距離にてキャストしたからこそヒットに持ち込めたんでしょう。 それにやっぱ夏はバックウォーターでしょ、水量・濁り・etcにもよりますが。今大会は今まで数々のバックウォーターを見てきた経験が実った大会でした。 でも優勝しても上位陣が揃って5位以内では意味無いんじゃんね。 ヒットルアー……ダウンショット(サターン3インチ) |
2位 グッチ 今回は最初から優勝狙い。で、当然優勝できると思ったんですけどね〜(汗、汗) 僕はハンデが大きいので(−8)、最初から「本湖でリミットを揃えてから支流(ジャングル)で一発大物狙い」と決めてました。 プラでバスが広範囲に散っているのはわかっていたので、バイブで広範囲に攻めて開始10分でリミットメイク完了。その後30分くらいで入れ替えも済ませ、とりあえず上位入賞できるスコアまで持っていきました。 そっからは40pupに狙いを絞り、支流の流水域でバズベイトを引きまくり44pと43pをキャッチ。フォローのジャバロンでも45pクラスが喰う直前まではいくもののバイトには至らず。 僕のいたエリアはまだまだ40pupを獲れるポテンシャルを秘めていたのに、この2本で「ぶっちぎりの優勝だろうな♪」と思い、早々に納竿して本湖に戻り参加者の画像を撮ったり、フローターをスロープまで引っ張ってあげたりと余裕こいてたら、また足元すくわれました(汗) 結果は負けたけど、自分の得意とするバイブ&バズベイトで、他の人が釣っているバスよりデカいサイズを2ケタは釣れたし、楽しい時間を過ごせました。 まっ、今回のまさやんのフィールドスレコード(124.5cm)はいずれ僕が破ります! PS. ちなみにこういう釣りしてると、「アルミだから出来る釣り。」って言う人がいるけど、「じゃあ君がアルミだったら、トーナメント中にバイブ&バスベイトを引きまくる釣り出来る?」って聞きたいっすね。 「引きまくり」って言っても、ヒットポイントやトレースラインがわかってなきゃ出来ない釣りなんで。 ヒットルアー……ゲーリーバズベイト、バイブレーション(LV500)、 その他、ジャバロン、サタツネ 攻め方…… 本湖をバイブで流し回遊する中型バスを拾っていき、その後、支流の流水域に溜まる大型をバズで狙い撃ち。狙い撃ちと言ってもショートレンジじゃなくロングキャストで。回遊バスのフォローは定番のサタツネ。 |
3位 T橋君 今回、完璧にエリア&パターンを掴んでいたT橋君 皆さんお疲れ様でした。 今回は魚影の濃いエリアを早い段階で見つける事が出来て楽に展開できました。 ヒットポイントはボートスロープ右側のフラット部で、魚影が濃いにもかかわらずトップには反応が無かったので早々に諦め、中層メインのミドストでリミットを揃えて、後はノーシンカーでサイズアップをはかりました。 結果は40pupが2本追加と上出来でしたね。 ヒットルアーは、1本目の40pupがグラブでフラット部の底にあるウイドーに乗っけて、引っ掛けながらズル引きでヒットしました。2本目の40pupはカットテールで、魚が冠水植物の奥で捕食していたので、先端から少し奥に入れて先端まで誘いフォールでと思い繰り返していたらヒットしましたね。 40pupは2本共カラーはゲイリーの通称 ザリガニカラーで、デカイ魚が口を使い易く今回も助かりました! まあ、今回の2本はたまたま口を使った魚がデカかった、タダそれだけです! 今回のヒットルアーの画像です。 ワームは3種類で、「カットテール」、「グラブ」、「シルクワーム」です。 カットテールとグラブは共に4インチでノーシンカーで使用し、フックは今回からカルティバのスキニーリップに変えてます。 シルクワームの方は、がまかつのROUND211 1/32 でのミドスト使用です。 カラーはゲーリーの表記PLUM W/SM EMERALD FLK ですね。これはイイ感じですわ!助かってます。シルクワームはこのカラーがナカナカ無くて困ってますが(>_<) 以上今回のヒットルアーです! (^-^)v |
4位 だ〜よし 皆様、今回もお疲れ様でした。 先週に比べまさか1メートルも増水してるとは思わず、とりあえず今回は60岬からの出船となりましたが、岬はおろか周りの樹木まで水没し、オーバーハングをノーシンカーなどで撃っていく予定が全てリセット^^; スピニングではカバーの奥に撃ち込めず 、ダウンショットは根がかりし続け、ずるずると時間が過ぎていく悪循環が...^^; 後半、何とかバスをキャッチ、しかも40pupという嬉しいおまけ付きでなんとか4位に滑り込み。年間順位も何とか持ちこたえたようですし、まぁ良しでしょう。 ちなみに今回、40pupをキャッチした場所は、 赤橋上流、本湖より見て左岸、コンクリ護岸と岸壁の境付近にあった水没樹木と岸壁の間。ダウンショットのフォーリングで。 まさに「ここにバスが居なければどうしよう.....」と思うくらいの場所と気持ちで。 バスが釣れたのは必然、ただ40pupは嬉しい誤算といったとこでしょうか。 ここでもう少し同じような場所を探せばよかったのでしょうが、すでに気持ちが切れてしまったので、ダラダラと終わってしまいました。 流石にフローターで、あのサイズは初めてで....振り回されるは目の前でジャンプして飛沫はかけられるは....獲ったときは全身の力抜けましたよ。 ps: やっぱりフローターでもネットは必需品です^^ |
5位 Cさん 感想〜 今回は完敗です!言い訳やないですけど、最近一ヶ月ほど、調子が悪くいまひとつパッとしません〓 まぁ次回に期待ですな〜(´Д`) まさやん優勝おめでたです! |
6位 ナベちゃん 先日はお疲れ様でした。 フローターにはちょうどいい日でしたが、今回は2匹を死なせてしまいました。バスくんごめんなさいm(_ _)m。 次からはちゃんとブクブクします。 しかし今回の上位3人の釣果にはオドロキでした。 |
7位 コタケ会長 今回は、サイズは伸びませんて゛したが、そこそこ釣れました。 ただ、リミットを揃えるのが遅かったのが残念でした。 福井南湖のベストシーズンにトーナメントを開催したのは、とてもよかったと思いました。 ヒットリグ……ツネキチリグ(サターン3インチ) |
8位 やまちゃん 皆さんお疲れ様でした。 最小記録を出してしまいました。 今度は、ビックフイッシュ賞でも、もうないけど…。 |
9位 ハマちゃん |
10位 あさやん |
いなっち 得意のテキサスリグが今回は不発に終わったいなっち |
2007 BBCトーナメントシリーズ 第4戦
福井南湖
日 時 平成19年7月29日(日)
集合場所 ボートスロープ 6時00分集合
競技時間 〜10時30分
検 量 ボートスロープ下 10時30分〜
参 加 費 500円
基本ルール ○キーパーサイズは設定しない。 |
'07トーナメントシリーズ ルール詳細はコチラ
※参加の有無については、3月7日(日)までに、こちらへメール願います。