BBCトーナメント2006 第4戦
IN
福井北湖





 去る7月30日、福井北湖においてBBCトーナメント第4戦が開催されました。
 連日の雨により大増水となったものの、幸いにして濁りの影響は思ったほどではなく、バスの反応はそこそこ。
 しかし、それよりも参加者を苦しめたのが、予想外に強く照りつけた太陽の陽射し。
 そんな灼熱の福井北湖戦を制したのは果たして?








リミッ達成率100%、しかし…

 今回の参加者のリミットメイク率はなんと100%!これはネイティブフィールドでは極めて珍しいこと。
 しかし、釣れるサイズは同じようなサイズばかりで、「いかにしてアベレージサイズより大きいバスを釣るか。」、それが焦点となりました。


つりびと戦の再来?ミリ単位の攻防

 前述のとおり、今回、参加者達が揃って口にしていたのが、「釣っても釣っても同じサイズでキッカーサイズが出ない。」ということ。
 そのため検量では数ミリの差で順位が変動するというシビアな戦いとなりました。




グッチが2位以下に大差をつけての優勝!2位以下はミリ、センチ単位の攻防に。
優勝  グッチ
2位   だ〜よし
3位   まさやん
4位   Cさん
5位   ゆうちゃん


6位   からやん
7位   コタケさん
8位    大吉
9位   きのっち

10位   いなっち

11位   なべちゃん
12位   やまちゃん
13位   T橋君
14位   ハマちゃん
15位   つかポン


上位入賞を果した強者達

左から…まさやん・Cさん・ゆうちゃん・グッチ・だ〜よし

やっぱ全体写真だとバスが小さく見えますね〜


参加者数15名

リミット達成15人(リミット達成率 100%)

ノーフィッシュ0人(ノーフィッシュ率 0%)


'06シリーズ暫定順位

'06シリーズ参戦メンバープロフィール




入賞者の感想


優勝 グッチ


 優勝した特権で大口叩きますね。

 僕が検量に持ち込んだバスが全てグッドサイズだったことからもわかるように、みんなが釣っていたアベレージサイズより、ひとまわり大きいサイズを釣るパターンを完全に掴んでました。
 実際、検量に持ち込んだバスとほとんど同じサイズのグッドサイズだけでも2ケタは釣っていますし、トータルでも約30本は釣りました。

 説明は難しいんですが福井北湖特有の「バスのゾーニングを意識した釣り」に徹しました。もっともっとわかりやすく強引に一言でまとめるなら、今回の場合は「ディープ狙い」
 湖が満水状態だったので「増水してるからシャロー」って思った人が多かったと思うけど、実は満水ピークからの減水傾向だったためグッドサイズのバスは軒並みディープに落ちてました。
 しかし、その一方で湖全域のシャローには25pクラスの喰い気のある小さいのがたくさん残っていたため、ほとんどの人はディープはやらずに、攻めやすいシャローをスモラバやノーシンカー、ツネキチなどで釣ってましたね。、

 もっと具体的に説明すると、例えば冠水植物周りを攻めると一層目のバスが簡単に喰ってくるんですが、実はその奥に2層目の大きいバスがいる。岩盤(縦スト)も同じでタイトに攻めなくても一層目のバスが簡単に喰ってくるけど、もっとタイトに深〜く沈めると2層目の大きいバスが喰ってくる。
 ということで、「1層目のバスに口を使わせない・早く深く沈める・アグレッシブかつタイトに攻める」ことを目的に、ガチガチのジグロッド3/8ozのブラシガード付カツミジグ+ゲーリー5インチグラブというハードタックル1本でほとんど最初から最後まで通しました。
 ちなみに、2層目のバスはどこにでもいるわけじゃなくちょっとしたキモがあるんですけどね。
 まっ、本音は「ラッキ〜、勝てて良かった〜」ってことで(笑)


 メインリグ……ガード付カツミジグ3/8oz (ゲーリーグラブ5インチ)


2位 だ〜よし


 皆さん、お疲れ様でした。
 ぶっつけ本番の割に久々の上位入賞で一安心。「フローターの方が性に有ってる」と公言した手前、結果が残せてもう一安心といったとこでしょうか。
 フローターの場合、取り込みでミスをする事が多い為、今回はランディングネットを持ち込んで臨みましたが、これが大正解。多少取り回しに苦労しましたが、手前で確実にキャッチでき余裕を持って出来ました。
 なによりも、ボート組の上位独占を阻止出来たのが一番の収穫ですけど。
 移動距離を抑え、近場の縦スト及び小さな岬状の沖、がれ場沖のゴロタ石を丹念に探っていった。ゆえにスロープから見える範囲しか移動していません。

 メインリグ……ツネキチリグ(サターン3インチ) 色々やりましたが、結局いつものやつで^^;
 エリア……縦スト、岬の沖、ガレ場の沖 



3位 まさやん

 後方から追い上げてくるグッチ艇の動向を探りながらポジション争いとなる展開で、ずーっとキモい?笑顔を振り撒くのはなぜ?
 そんなせいかでバラシも多く、どうもリズムが狂っているような感じがしたので、止む無くバッティングを避け中盤からダムサイト側でサイズアップという展開でした。
 今回は例の大雨での増水、前日の大雨で夏にしては21度前後の低水温・ショアにはカバーの状況で、カバーのシャローと縦系の深めのシャロー、シェードパターンも絡む状況だったかと。なんせ釣れるけど25〜27cmばかり、毎回福井北湖のこの展開にここぞとばかり用意した入れ替えシステムが機能せず只今改良中…
 でも、フローターの方々のサイズが伸びなかったせいでハンディ−4cmで3位なら上等かと。
 それにリアに乗ったゆうちゃんも5位に入ったし。反省もいくつかあったけど、得るものも2つ3つほどあったので良しとします。

 メインリグ……3/8ozフットボールラバージグ、ダウンショット(3インチサターン・3インチパワーホグ)、
          
テキサスリグ
(Bays craw)、ノーシンカーリグ(ガルブ)


4位 Cさん


 皆さ〜ん、暑いのにお疲れ様でした〜。
 今回は釣れるはずの場所で釣れなかったのがキツかったですが、直ぐに場所を切り換えての判断でリミットをラバジとノーシンカーとジグヘッドで揃え、後は彼女二人で遊びながら似たようなサイズでしたが釣りを楽しみました〜f^_^;


 メインリグ……ラバジ、ノーシンカー、ジグヘッド


5位 ゆうちゃん

 夏の福井北湖戦は初めて?でしたが、ミリ単位の厳しさを実感しました。
 はじめからバスが釣れるのはわかっていた中で、リミット揃えた後は大きいやつを選んでる釣る作戦をたてるべきでしたね。
 最後まで常吉中心にしてましたから。
 ワームサイズを大きくするとバイトはあるけどのらない状態でした。そうなるとどうしてもワームを小さくする方向に。まあ入賞であんなもんでしょう。

 メインリグ……ツネキチリグ (サターン3インチ)


6位 からやん

 みなさんお疲れ様でした。
 みなさんさすがにきっちり釣ってきますね、接戦でした。暑い中ご苦労様でした。



7位 コタケさん


 今回は、最近から「サターンのツネキチでいこう」と決めていました。
 7時までにリミット3匹を揃えることが出来て一安心。ここで、サイズアップの為にデスアダーにチェンジするかどうか考えました。が、「今日は、数釣りをしよう!」と方針を決定。
 しかし、8時30分頃から急にアタリが減り、劇的な入れ替えが出来ずにタイムアップ。
 釣果は、バスが10匹。ギルが4匹でした。まだまだ釣り足りない気分でした。

 メインリグ……ツネキチリグ (サターン3インチ)



8位 大吉


 今回は攻める深度で勝負が決まったようです。いつものスタイルなら奏功したかも。
 (この日に限ってスピニングタックルしか持っていなかった。)

 メインリグ……スモラバ、ツネキチリグ


9位 きのっち

 久々のフローターで疲れました。
 お腹もピンチになり、集中力ゼロ状態でした。でもまぁなんとか3本釣れてよかったです。
 ちなみに今回の最大魚は1匹目のウグイちゃん。で、最後には携帯水没・・


10位 いなっち


 みなさんお疲れ様でした。
 今回、初の福井北湖戦は、正直今までで一番苦戦しました。
 深い! 他の人は「釣れ過ぎる」と言うフィールドが…右回り?左回り?どっちが熱い!?そんな事知らない(゜_゜朝一はトップでやってましたが全然ダメ。ノーシンカーでやっても無意味。水深もわからずテキトーにやってても釣れず2時間以上経過。
 「これはマズイ、、、俺だけがノーフィ●シュ!?」そんな気持ちでした。
 「と、とりあえず1匹釣りたい。」、 そんな中、自分の中で福井北湖の特長を分析。まず水深、日の出を調べる。どうやらスロープから右回りは先に日が出て水温が温かくなる為、ほとんどの人が右回りで爆釣してましたね。(さすがBBCのメンバー。基本が出来てる。)
 太陽が当たらない左回りからが本格的やった僕はまずボトムセンサーで狙う。アタリがあるもののワームがデカすぎて口に合わないので逆サシでなんとか釣れました。コツを掴んだら10分ぐらいでリミットを達成出来ました。
 なんでもっと早く気がつかなかったのか、頭が悪い証拠ですわ。
 で、今回は10位、暫定首位から降格。悔しいですがレベルが少し上がりました。

 メインリグ……テキサスリグ (不気味なワーム) 

Cさんへ
 今度からは僕の後ろに熊がいたら一応襲わないと思っても叫んでくださいね。(どうやら離れた所ですけど熊がいたらしいです)
最後に…
 やっぱり賞品が出ていれば、もっといい結果出せたかも。…すんごい言い訳。 でも最後まで諦めませんでしたよ。


参加者の感想


やまちゃん

 釣れるサイズが同じぐらいで、2匹もバラシしてしまって…ネットがあればなぁ〜 。
 ネットを買いに行こーっと。

 メインリグ……ツネキチリグ  エリア……ガレ場 

 


ハマちゃん


 みなさんお疲れ様でした☆☆
 今回は開始と同時にみんなとは逆方向に行き、一人で崩れた岩場を釣る博打作戦だったんですけど、着いた岩場には一般の先行者と、他のエリアにはない濁りが… 一気にテンションと集中力が切れちゃいました。
 次戦は皆さんにベッタリついていきます〜(笑)
  あと夜中にダムサイトを歩いていると雄シカに遭遇しました!シカってデカいんですね!? 5メートルくらいの距離で正直殺られる思いました。。(汗)。


いーさん


 大会当日は足を捻挫してしまいまして(T_T…、次回は必ず行きますよ!


T橋君

 大会当日ご苦労様でした。
 非常に疲れました。スロープの上り下りは強烈ですね、ようやく筋肉痛が治まってホッとしています。
 当日は、いきなりボートに水が入り込んでくるアクシデントに見舞われ、時間にして2時間程度で終了を余儀なくされ、何とか4本上げるに留まってストレスいっぱいでした。
 トップウォーターに反応があり、もっと楽しみたかったのですが残念です。


なべちゃん

 先日はおつかれさまでした。
 みなさんお待たせしてごめんなさい。2戦連続の帰着遅れとなってしまいましたが、次は時間に間に合うようなペース配分に心がけます。








日   時 平成18年7月30日(日)
集合場所 ボートスロープ上 5時30分集合
競技時間 6時〜10時
検   量 ボートスロープ下 10時〜
参 加 費 500円



基本ルール

 ○キーパーサイズは設定しない。

 ○釣り上げたバス3尾の長寸計を基に順位を決定する。

 ○使用するか否かにかかわらず、餌またはそれに準じるものを所有していた場合は即失格とする。

 ○帰着遅れの場合
      5分以内…… 5pマイナス
     10分以内……10pマイナス
     10分以上…… 失格
※但し、帰着遅れに正当な理由(人命救助等、一般常識的に止むを得ないと判断できるもの。)がある場合は企画・運営係の判断に委ねる。

 ○死魚は1尾につき、5pマイナス。なお、死魚の判断は企画・運営係の判断に委ねる。

 ○引っ掛ける意思があるか否かにかかわらず、メタルジグまたはこれに準じるルアーは原則として使用禁止。

 ○記録カードの記入漏れはペナルティの対象となる場合がある。

 ○その他、BBCトーナメント基本ルールに準じる。


’06トーナメントシリーズルール

○6戦中5戦の成績で年間優勝を争そう。(非動力カテゴリーは5戦中4戦の成績)
○フローター(及び陸っぱり)を基準とし、全戦において手漕ぎボートは−2p、ハンドエレキ付ボートは−3p、フットエレキ付ボートは−4pのハンディを負う。
(例…フットエレキ付ボートでトータルウエイト90cmの場合…90cm−4p=86pがスコアとなる。)
○トーナメント前1週間(月〜土)はプラクティス全面禁止とする。
○動力付ボートは原則として1名のみの乗船参加は不可とする。(但し、1人乗りハンドエレキ付ボートを除く)
○非動力カテゴリーについては年間優勝を争うものであり、単戦ごとの順位はつけない。

’06シリーズのポイント計算方法

    
○参加ポイント 1点 
    ○リミットポイント 2点 (但し、リミット数未達成は1点、ノーフィッシュは0点)
    ○入賞ポイント 
        キーパー数の合計長寸を基に、1位から10位までに10点〜1点を付与する。


その他

※原則として、スタート時間は全種目同じ。但し、安全確保のために、種目別に時間差スタートは導入する場合あり。
※ボートのスタート地点はボートスロープ限定。フローターのスタート地点は自由だが、ボートスロープが集合・検量場所となる。
※原則として、トーナメント中の種目変更(途中でフローターを降りて陸っぱりをする等)はできない。但し、気象条件等により止むを得ない場合を除く。(その他、トイレ休憩・エア追加吸入等は可)
※気象条件等による止むを得ない場合、開催日時・場所が変更、中止となる場合がある。




※参加の有無については、7月20日(木)までに、こちらへメール願います。