●足羽川堤防桜並木 (あすわがわていぼうさくらなみき) | | ◇福井市 福井市内を流れる足羽川の堤防沿いの歩道に植えられた600本、2.2kmにわたる桜並木で、桜の名所100選に指定されており、その中でも日本一のスケールを誇る。春になるとすべての桜が見事な桃白色の花を咲かせ、桜のトンネルを形成する。2008年から護岸工事が始まり、それまで植えられていた桜は伐採されたり移設されたりしているが、工事が完了したところには、新たに若い桜の苗木が植えられている。 |
●足羽山公園 (あすわやまこうえん) | | ◇福井市 福井市内に腰を据える標高120mほどの足羽山。博物館、公園、動物園、植物園等があり、福井市民の憩いの場となっている。春は約3500本の桜が咲き誇り、初夏には約14000株のアジサイが出迎える。足羽神社の枝垂桜は地元でも有名。 |
●一乗谷朝倉氏遺跡 (いちじょうだにあさくらしいせき) | | ◇福井市 戦国時代に5代に渡って栄華を誇った朝倉氏の城下町跡。織田信長軍によって跡形もなく焼き払われ地中深くに埋もれたが、昭和42年に発掘調査が行われその姿を再び現した。朝倉義景館跡の正面に面して建つ唐門は有名で、これは義景の菩提を弔うために建立された松雲院の寺門であるが、江戸中期に建て替えられたものである。 |
●柴田神社 (しばたじんじゃ) | | ◇福井市 福井駅近くの繁華街として栄える北の庄通りにある、幻の名城と言われる9層構造の城「北の庄城」の跡地に建てられた神社。城主は名将、柴田勝家。織田信長没後、豊臣秀吉との後継者争いに敗れた勝家と信長の妹”お市の方”が、一族と共に城に火を放ち壮絶な最期を遂げた悲劇の舞台として語り継がれている。神社には、柴田勝家像や数々の遺品が納められている。 |
●福井城址 (ふくいじょうあと) | | ◇福井市 福井市の中心部にある福井城址は、徳川家康の次男、初代福井藩主”結城秀康”が築城し、その後越前松平家の270年にわたる繁栄の舞台となった。4層5重の天守閣と3重の堀を持っていたが、大火で消失し、現在は石垣と堀の一部のみが残っている。現在、福井城址は福井県の県庁所在地となっている。 |
●東尋坊 (とうじんぼう) | | ◇坂井市
日本海の荒波を受けて長い年月をかけて作られた芸術的とも言える勇壮な断崖絶壁。ローソク岩、ライオン岩、舟付岩、千畳敷などの奇岩・奇勝が織り成す風景は見るものを圧倒して止まない。遊歩道が整備されており、崖の下まで下りることができる。東尋坊とは、もともと平泉寺の僧侶の名前。 |
●雄島 (おしま) | | ◇坂井市 東尋坊から右手方向に臨むことができる小さな無人島。観光名所のひとつとなっている。陸と橋(雄島橋)で繋がっており、自由に出入りできる。雄島には、最初の鳥居を越えて階段を上ったところにある分かれ道からは、時計回りの順路を辿らないと死の世界にいざなわれる、という言い伝えがある。 |
●丸岡城 (まるおかじょう) | | ◇坂井市 国の重要文化財。別名”霞ヶ城”。1574年、柴田勝豊が築城。外観2層、内部3層の望楼型構造を持つ天守閣は日本最古。 |
●呼鳥門 (こちょうもん) | | ◇越前町 長い年月をかけ、日本海の強い風と荒波の浸食作用で作られた岩のトンネル。日本海になだれ込むような大きな岩にえぐられたような穴があいている。鳥が羽根を広げて舞い降りる様に似ていることからこの名がついた。昔は呼鳥門の下を国道305号線が通っていた。 |
●越前水仙 (えちぜんすいせん) | | ◇越前海岸一帯 冬の間、日本海の寒風を受けて白と黄色の小さくも可憐な花を咲かせる越前水仙。12月〜3月が見頃。栽培面積は日本一。 |
●永平寺 (えいへいじ) | | ◇永平寺町 道元禅師によって開山された名刹。曹洞宗大本山。33万uに及ぶ広大な敷地に大小約70もの堂宇が回廊で繋がっており、200人に及ぶ禅僧が日々修行に励む。 |
●越前大仏 (えちぜんだいぶつ) | | ◇勝山市 大師山清大寺の中にある大仏殿内に聳える、日本一の高さを誇る大仏で高さ17m。中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟の中にある龍門奉先寺座像をモデルに造られた。 |
●福井県立恐竜博物館 (ふくいけんりつきょうりゅうはくぶつかん) |
| ◇勝山市 勝山市は、日本最大の恐竜化石の産出地でもある。2000年夏の恐竜エキスポに合わせて建設され、同年7月にオープンした。世界有数にして日本初の施設である。 |
●平泉寺白山神社 (へいせんじはくさんじんじゃ) |
| ◇勝山市 717年、泰澄大師によって創立された。寺と名がつくが実は神社であり、全国の白山神社の大本山。樹齢1000年を超える杉並木と苔の絨毯が広がり、石畳が敷き詰められた参道が織り成す風景は日本の道百選に選ばれている。平泉寺のもう一つの名物、ソフトクリームがめっちゃうまい!! |
●気比の松原 (けひのまつばら) | | ◇敦賀市 敦賀湾に面して一万本以上の松が立ち並ぶ、日本三大松原のひとつ。かつて気比神宮の神苑として大切にされてきた。海側はこの松原をバックに長さ1.5kmにわたる松原海水浴場が広がる。 |
●氣比神宮 (けひじんぐう) |
| ◇敦賀市 702年に建立されたと言われる北陸の総鎮守。昭和20年、敦賀空襲で大鳥居だけを残して焼けてしまったが、昭和60年に再建。この大鳥居は奈良の春日大社、広島の厳島神社と並ぶ日本三大木造鳥居の1つで、国の重要文化財に指定されている。 |
●萬徳寺 (まんとくじ) | | ◇小浜市 全国で130あまりにのぼる古寺、名刹の中の一つ。国の名勝に指定されている庭園は、春はつつじ、秋はもみじと四季を織りなす自然の演出を見る者の心に深く刻む。 |
●明通寺 (みょうつうじ) | | ◇小浜市 806年、坂上田村麻呂建立。静寂な風景の中に解けこむように、日本海側唯一の国宝、三重塔が聳え立つ。 |
●三方五湖 (みかたごこ) |
| ◇若狭町 久々子湖、日向湖、水月湖、管湖、三方湖の五つの湖の総称。湖を見下ろす梅丈岳を縫うように走るレインボーラインからの眺めはまさに絶景。 |
●熊川宿 (くまがわじゅく) |
| ◇若狭町 江戸時代に若狭小浜と京都を結ぶ有名な鯖街道沿いに栄えた宿場町。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。 |
●天社土御門神道本庁 (てんしゃつちみかどしんとうほんちょう) | | ◇おおい町 五芒星に象徴される陰陽師(おんみょうじ)の本山として奉祀を行っている。かの有名な阿部清明の末裔である土御門家が室町時代の応仁の乱以後に名田庄村に陰陽道の拠点を移して現在に受け継がれている。四方を鳥居に囲まれた天壇は知る人ぞ知る名所。 |