ツバキ科の常緑高木又は低木。本州中部以西の各地と本州中部以北の海岸付近に分布するヤブツバキ及びそれに由来する多数の園芸品種の総称。 江戸時代の初め頃から園芸品種が数多く作出され、現在まで引き継がれています。花好きの徳川家康に全国の大名から、お国自慢の珍品奇品が献じられ、山野に自生する草木の中から変わったものが探し出されました。ツバキ属は中国南部を中心としたアジア南東部に約200種が分布しているそうです。 日本には、ヤブツバキ、ユキツバキ、サザンカ、ヒメサザンカなどが自生しています。丈夫で耐寒性にも優れ、北海道南部まで栽培が可能といわれます。
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