高校入試(1978年):人生初めての試練。その緊張度は15歳にはつらいものがあります。一回限りのチャンスです。
大学入試(1981,1982年):倍率が高いので、ここが一番厳しい。高校入試に比べると「だめなら来年があるさ」と考えればよいぶん少しはプレッシャーが少ないか。結局は数学の出来にかかっている。
医学部での進級試験(1982から1988年):教授によって出題、判定のクセがあり苦戦しました。まともにやると膨大過ぎて終わりません。講義ノートと過去問という当たり前と言えば当たり前の方法に気が付くまでに時間がかかりました。4年生から5年生に上がる時に病理学で留年して4年生の授業を2回受けることになりましたが4年生の授業は臨床科目が多かったので後々医者になってからの知識量が増えて結果的にはよかったです。
医師国家試験(1989年):人生で一番多く勉強しました。インプットとアウトプットの繰り返し。
泌尿器科専門医試験(1994年):筆記試験と面接プレゼンテーション。日頃の仕事の成果を見せればいいので自信を持って臨めました。
大学院入学試験(1994年):英語の試験と面接。できたのかな?という出来だったけど合格。
学位試験(2001年):数年間の研究、実験を英語論文にまとめて学術誌に投稿、出版された上で三人の教授に対してプレゼンテーションして評価を受ける。