鷲ヶ岳(769.1M)
 2004.4.5 晴れ  3名

櫻は満開、青空で明日、山の仲間は野伏に行くというのに、私とKちゃんは家庭の事情で参加できない。とてもじっとしていられないので近くですぐ帰ってこられる山というので、Kちゃんは初めてのこの山に決定。9時に集合して勝山街道を走り伊知地集落から登山口のある白山神社の下に車を止め出発。すぐにカタクリの花が右手に広がる。今年はどこへ行っても杉の木が雪で沢山折れているのが目立つ。
水場を過ぎてしばらく行くと大きな岩があり、馬の蹄跡と書いた看板があります。35分か40分くらいで大きな松の木が数本ある林道に出る。
ここからはよく手入れされて明るくなった杉の林を両側に見ながら林道を行きますが、もう雪は張り付いていずショートカットしたいのにはっきりわからず、そのまま尾根の取り付まで進みます。今から登る頂上が見えて、山桜が丁度見頃、小鳥も元気にさえずり春〜を感じます。
尾根道に入ると展望が少しづつ開け、道の両脇にはイワウチワがやっと花をつけかけてきています。右の写真の黄色い花はアブラチャンかなと一人が言いますがどうでしょう?福井から見ると頂上までは一気に山一つに見えるのに手前にもう一つピークがあり、この辺りは両側マンサクの木。こんなに多いのも珍しい。所々雪が残っていて木々の枝を払いながら頂上に。1時間半くらいかかりましたが、展望はGood!
南北朝時代の有力武将の「畑時能」ゆかりの土地で石碑などがあります。
今日もあの山この山あの稜線はとお勉強タイム。初めてのkちゃん良い眺めにご満悦。良かった!!
白山もくっきり、奥越の山々から部子山まで三国から海までこちらは浄法寺山まで360度、家から近くて簡単に登れて確かにお徳な眺めを得られる場所かもしれないですね。
今年に入って行った嵐島岳と縫ヶ原山方面、右はみつまた山と越前甲方面
ポカポカと暖かく、平日でも4人の方と会いました。帰りは少し杉林の中をつっきり1時間弱で下に。
昔の私なら考えられない程、この程度の山は散歩気分でさっと来れる様になって
良かったなあと思いつつ早い時間に帰宅。明日はじっとしています。
おおいい雲よ・・・
という萩原朔太郎の詩がありますが
呼びかけたくなるような柔らかな
春の雲でした。