冬の取立山(1.307.2M)
2004.1.12    快晴 8名

                                             画像をクリックすると大きくなります

今年に入って初めての登山という感じで、今日は天候も良さそうなのでいい写真が撮れるかなと期待して朝7時集合。157号線沿いの東山いこいの森は入口が開いていず、除雪もされていないので国道脇に車を停める。さすが祝日とあって何台か停まっていて昨日の日曜もあってラッセルをしなくてもいいのではと期待をかけて出発したのが8時16分。この辺りの気温は−6℃。
今日は金沢からKさん親子も参加で賑やかなパーティになりました。山スキーの跡などがありつぼ足で直登を繰り返し上の大きな駐車場が下に見えるところまで50分あまりかかりました。
本当に良い天気で振り返ると大野の山々や近くに越前甲や大日が雪にはえて美しく光っています。
尾根に出る手前から雪は深くなり、かんじきをつけました。
皆さん速くて私は必死で歩いても遅れがちで、写真を撮っていると又また遅れると言う始末で、最後は先に行ってもらいゆっくりカメラを手に歩きました。セッピが張り出していて自然の造形美というか見事な形をしていました。雪原のような広いところに出るとますます眺めは良くなり、雪の取立山の良さを充分味わえるポイントではないでしょうか。
頂上手前の最後のピークには木々に雪が凍り付いてキラキラと青空に映えてそれは綺麗で、疲れも飛んでいくような気がします。
帰り風がきつくなったので雪原のような場所ではトレースが消えてしまい我々だけでなく、後からも沢山の人が歩いたであろうに簡単に無くなる事がわかり、今日のように天気が良い場合は見晴らしもきき、
私のような初心者でもわかりますが、ガスでもかかったら怖い事です。
左の写真は頂上手前の最後の尾根あたりのせっぴ。
10時22分頂上に到着。他のメンバーは5分ほど前に着いていて小屋まで行くかどうするか検討して、風があるのでやはり小屋まで行こうと決めていました。白山連峰は白くどかーんと輝いていて、いつ来ても感激する眺め。夏にはこんなに近くに見えないのは雪のせいでしょうか。
頂上にある取立山と書いてあるくいがほとんど隠れていたので雪は吹き払われても1.5Mは充分あるのでしょう。
左は頂上を下り小屋に向かうメンバー。
他のスキーで来た方がたは頂上で食事の様子。
小屋は二階から入れましたが、暗いし外は風もなくお日様が温かいので結局雪の上で宴会を開始しました。
酒盛りが延々と続くので、私とKさん親子はこつぶり山まで行く事にしました。右の写真は春先にミズバショウで賑わうところ。
深い雪で埋まっています。今年はきれいに咲いてくれるでしょうか。
食べ過ぎて登るのがつらいこと!でも眺めは最高!
空がますます青くなり、白と青の世界。
白山の稜線がはっきりとわかります。
右の写真は取立山の頂上付近で、どんどん人が増えているのがわかりますが、風がきつそうで足元を雪を吹き上げているのが見えます。
しかし、小屋まで来る人はいなくて結局最後まで我々だけが賑やかに飲み食いしていました。
左は別山。案外と白山と離れているんだなあと思います。
帰りは重いお腹に登り返しがきつかった。又風が雪と一緒に吹きつけて寒くて、なごりおしいけど白山にお別れしてどんどんと下り、急斜面はお尻滑りであっという間に国道についてしまいました。下りは得意(?)なYちゃんですし、雪はころんでも何の心配も無く楽チンです。
下は暖かくなっていて、とても満足な一日でした。