あげはら山(1.020.7M)
2004.3.29 晴れ  5名

朝6時半に集合して勝山市北谷の谷部落に向かう。さすがの豪雪地帯!まだ道路わきにも田にも軒下にも雪はたっぷり残っている。日の当たるところは乾いているので下の方に雪が張り付いているか心配しながら奥の車が入れるところまで行き、駐車。下はまだらに残っている程度だが、尾根まで直登していく。すぐにブナ林になり、ミズナラは虫除けの為か根元からビニールが巻いてある。
会では毎年来ているみたいですが、今回はちょっと遅めでした。でも雪はしまっていてかんじきを使わず、550M辺りからは残雪の量も増え歩きやすくなります。
目の前に向かうあげはら方面の山並みが広がってきます。左写真中央の尾根に取り付き、左の稜線を進んだあたりかもう少し奥が目標らしい。
今回初めての私ともう1名の為に連れて来てもらったようで感謝!
天候はおだやかで風もあまりなくて、春の雪道散歩!!と思っていたら、痩せ尾根が続く場所に出て谷もそう深くなくて危険な事は無いのですが、雪がくさっていて所々どかんと道が寸断されている感じで、ひっぱりあげてもらったり、ずって降りたりしながら行きます。もう今シーズンは終わりの山ですね。最後急斜面をフーフー言いながら上がると一度に展望が開けます。最初のピーク地点。ここまで休憩を入れて2時間ほど。
360度の眺め、白山・別山から近くのごまんど山や取立山、経ヶ岳、荒島、銀杏峰、部子山、ぐるりと回っていつもと違う裏側から見る越前甲や大日(左の写真)などの山々が美しく、ああこの景色を見るためにこの山に来るんだなあと納得!
稜線をもう少し行き右手に入りしばらく行くと広いところがあったのでそこで宴会開始。下は23.5度の暖かい日で櫻の開花も宣言されたらしいが、雪の上で桜ならぬ雪山を肴に楽しい語らいが続きます。
白山も少し雪の量が減ったようです。
今日はリーダーの誕生日でお酒のプレゼント。地図を広げてこれがあの山この山、この尾根が・・・と説明受けるも私ともう一命ふんふんと返事しながらも覚えきれない。まだまだ時間がかかりますので、気長に教えてくださいと頼むしかない。
取立山から大長山辺りを眺め遭難の事を思ってみたりもする。帰りはかんじきを着けて下山。1時間15分ほどで林道に到着。
下は雪もますますくさりかけ、ひっくり返る者、悲鳴あちこち、いつも賑やかな私達でした。みずばしょうの温泉に入って帰宅。