| 山の会の計画は雨や台風で流れに流れてもう３回だか４回だか延期になっている。その間私は１か月半ほど夏眠中だったが、もう目覚めなくてはいけないと京の宮と二人で 出かけて来ました。 日の出が遅くなりまだ中秋の満月が煌々と照らす中を白峰に向けて車を走らす。今日は市ノ瀬ストップでなく別当出合まで入れる。 今日のコースを考えるにあたって、チブリ尾根に降りるなら車２台でとしていたが、御舎利からチブリの避難小屋までの下りは好きになれないとの意見があって往復する事にした。行ける所まで行って引き返せばいいじゃないかと・・・。ふ〜ん、どこまで歩けるかな〜(-_-;) 平日は人が少なくていい。今はお花の季節では無いが、残ったアキノキリンソウやヤマハハコの間に綺麗な紫のトリカブトが見られる。 ポイントポイントで休憩を入れながらまあ快調に南竜に着く。 ここもチシマザサが増えているのではないだろうか。 一度下って赤谷で水分補給をして、これからの油坂に備えて大福をパクリ (^O^) ガラガラと歩きにくい道をジグザグと登り高度を上げていくと、白山の姿が大きく見渡せ、岐阜県側に目をやると、北アルプスの峰々がいつもより近くに見える。2.000〜2.500Ｍ辺りの薄いもやった雲がグラデェーションを作りだし、何とも言えない美しい眺めなんです。 |
 これから歩く稜線が・・・ いいお天気！ |
 甚ノ助の小屋 奥には福井の山々が |
 橋を渡してと言いたくなる下り |
 赤谷 |
 南竜の小屋と御前峰 |
 槍〜穂高〜乗鞍〜 |
|
 天池 |
 天池からは又下ってあのジグザグを登り返し |
 乗鞍に御嶽 |
 右側 御舎利山 |
 最後、御舎利山の登り |
最高に良いお天気♪ 前夜お泊りで別山まで行ってきたと言う男性二人に途中会っただけで、誠に静かで穏やかなコースです。 が、長く歩いていない私にはアップダウンの繰り返しはきつい！ 私がじっとしていた間に京の宮は立山の大日三山と三の峰を満喫、快調でずっと私に付き合わせては可愛そうなので、もう先は見えているし一本道なので先に歩いてもらう。ぐいぐいと高度を上げて行く姿は勇ましくすら感じる。心臓の弱い私はバクバクしない程度に抑えて、ひたすらトボトボと情けない。何とか御舎利と別山の分岐に到着。ああ〜来れて良かった(^_^)v 別山の頂上には石川からの男性一人と、岐阜からで石徹白から登って来たと言う若い女性が一人。 え〜！石徹白から！銚子〜三の峰までは歩いたことがあるが別山までつないで日帰りとはすごいですねえ。 のんびりしていたいところだが、日暮れが早くなっているのでさっさと食べて１２時前に下山開始。市ノ瀬までひたすら下る方が速いかもしれないが、右手に北アルプスを前には白山の姿を眺めながらの稜線歩きを楽しんで降りるのもいいかも。まだ紅葉には早いが、そろそろ草紅葉が始まっている所もあり、赤い実を付けた木々や花も目立ちます。 今年豊作だったコバイケイソウは焦げ茶色になりカサカサと乾いています。その中に実がふっくらと入ったニッコウキスゲの姿も沢山目立ちます。 |
 手前は大屏風 |
 分岐 |
 |
 |
 オオカメノキと三方崩山 |
 ナナカマド |
 シラタマノキ |
 ミヤマリンドウ 天池にて |
 南竜ヶ馬場 |
 トリカブト |
 アカモノ |
 ゴゼンタチバナの実 |
| 日差しが強くなって来ているが、真夏と違い汗のかきかたが全然違い楽です。 帰りは誰にも会わず、天池と赤谷で休憩して南竜に戻りました。 南竜の小屋辺りには今夜お泊りの登山者が少し、泊まれたらどんなにいいでしょうね。 小屋の前でしばらく休憩して、さあ頑張って下りましょう！途中思ったより沢山の登山者が上がってくる。こんな時間に登りは暑くて大変でしょう。大体予定通りに別当出合に到着、終日良いお天気で充実した一日となりました。別当出合〜南竜間4.9Ｋ プラス南竜〜別山間4.7Ｋを往復で今日は19.2Ｋ歩いたことになります。チブリ尾根を降りてくるのと距離的にあまり変わらない。 今日、こうしてパソコンに向かっていても疲れはあまり無いし、筋肉痛も無い。まだしばらくは山に登れそうかな？京の宮さん有難う！！ |
 ただいま〜 |
