山毛欅尾山(1.365.1M) 石川県白山市
ブナオ                                   

2013.4.29 晴れ 5名

 福井(6:00)…一里野…中宮発電所手前の鉄塔(7:52)…導水管(8:00)…貯水池(8:25)…頂上(10:19)…(10:24)ランチ場所(11:45)…
 貯水池(1:00)…導水管下(13:20)…鉄塔(13:30)…福井                 ( 休憩時間を含みます )
 例年のように山菜採りで疲れ気味(-_-;) 
久しぶりに山の会に参加ですが大丈夫かしら?と思うくらいなのに、朝どういうわけか目覚まし時計がセットされておらず、起きたのが5時半!
ギャーッとわめいて支度して5分遅刻のスタートでした。すみません・・・
勝山から北谷を越えて一里野に向かいます。スキー場の手前左を下って行くと鉄塔の下に先客の車一台、ここに停めさせてもらって中宮発電所に下って行きます。白や薄紫のキクザキイチゲがお出迎え。
尾添川を渡っていよいよ導水管脇の長い階段を登ります。
見た目以上に長くて辛い!!何段あるか数えてみようと思ったが、それどころではない。斜度がゆるくなった辺りからカタクリの花が咲いています。貯水池を過ぎると山道に入ります。ここから杉林までずっとカタクリが続き、花の色も濃くて可愛い(^_^)v
杉林の中間あたりから残雪が現れ、所どころ雪の無い所もありますが、踏み跡が明瞭でなく、倒木も多くこれで灌木が茂り、下草が増えたら道に迷いそうです。早くも降りてくる方々計?8名ほど、テント泊して笈ヶ岳に行って来られたそうで、昨日の澄んで爽やかなお天気で十分堪能された様子・・・
実にうらやましい。

  

キクザキイチゲ

       
 
 

     
   イナバウワー!

      

大笠山と笈ヶ岳(1.841.4M)
 ブナやミズナラの林を行くと尾根が狭くなってくる。
左手には大笠山と笈ヶ岳が姿を見せてくるるようになり、急登を登りきると緩やかな尾根になり頂上も近くなります。
時期的に遅く来たせいもあり、残雪が低く白山は林の間からしか見えない。ここから先もう少し行くと開けた地点があり、ここが展望台にふさわしい場所になります。本当に登山は久しぶりだと言うS氏、10歳お若いしコンパスが長い、お元気です。
白山のどっしりした姿を見ながらランチタイム。
あの尾根が、このラインがと話がはずみます。
大笠と笈に続く冬瓜平から冬瓜山(カモウリ)、シリタカ山・・・どれくらいかかるのだろう? 先ほど会ったテント泊の方々の足跡が狭い尾根に付いている。少し下って跡をたどってみたい気分になりますが、さあご飯にしましょ。誰も来ない、私達だけののんびりした時間を過ごすことが出来ました。

   
   もう少し

頂上から少し先へ

  白山

大笠山と笈ヶ岳

 ブナ

白山見ながらランチタイム
  一輪だけ白いカタクリ見つけました
 
樹齢何年? 
 
何年生きて世の中の移り変わりを見て来たのだろう。
逞しくそして美しい大木にいつも私は胸を打たれる。
ただ見上げてそのエネルギーの強さにひれ伏すしかない。
頂上少し奥にあるブナも強風にも負けず青空に向かって
そびえている姿に来るたびに声をかけています。
又、会いに来たよ。

下りは慎重に

    
重い腰を上げてさあ帰りましょう!
帰りは雪も緩んで来てますが、結局往復ともツボ足で十分。
路はわかりにくい所もありますが、探しながらカタクリの咲く地点に。
すると行きには気が付かなかった、白いカタクリが一輪、道の脇に咲いています。真っ白で美しいこと!
 貯水池では腰を降ろしてゆっくり休みます。今日は下界では26.5度の暑いくらいの気温となっただけあって、汗もしっかりと出て、雪の上の寒いくらいが好きなYちゃんこと雪姫には賞味期限切れの季節となって来ました。
導水管の階段には鎖が付けられていて助かります。
以前来たときはまだその作業がなされてなく、つかまるものが無くてちょっぴり不安定?だったかも。
吊り橋を渡って最後、階段の登り返しが辛い!
一か月山登りをしていないと足は楽に歩かせてくれない。
帰っても普段なら無い筋肉痛まで出て、困ったものです(~_~;)

勝山市のみずばしょう温泉に入って帰福、皆さん有難う♪

鉄塔まで登り返し