銚子ヶ峰(1.810M)〜願教寺山(1690.9M) 岐阜県白鳥町
2012.4.30 曇り 5名
福井(5:00)…石徹白…登山口(7:00)…神鳩の宮避難小屋(8:40)…銚子ヶ峰頂上(9:40)…つなぎぶしの檜(10:05)…願教寺山(11:20)…1.615Mピーク昼食(12:30)…銚子ヶ峰(14:00)…避難小屋(14:30)…駐車場(15:35)…福井 ( 休憩時間を含みます ) |
寒い寒いと言っていたのに、急に暑いくらいの日々が続き、遅れていた桜はあっという間に開花し散って行った。 山菜も今年は遅いなんて言っているうちに、一度に何もかも大きくなってしまっている感じです。お蔭で山菜取りで疲れ気味なのだが、今回の山行はどうしても行っておきたいところ・・・ 果たして頑張りが効くかどうか、不安を抱えての参加です。 大野市和泉村から石徹白も開通していて、白山中居神社を過ぎて大杉線も開通済み。まだ新緑にはならない、やっと雪が溶けたという感じの中、銚子ヶ峰の登山口に到着。 ここは美濃禅定道の起点となります。 まず430段の石段を10分程かけて登ると石徹白の大杉が待っています。そのうち登山道に雪が出てきますが、ツボ足でO.K 天候は曇りだが、雨の心配の無い高曇りで遠望もききます。避難小屋からはアイゼンを付けて母御石に向かいます。 この辺りからはもう別山が見え出し、銚子の山頂も。 2年前に来た時から見ると雪は少ない。 降りてくるグループが多く、鼻の頭を真っ赤にしている。 昨夜、小屋泊まりだったらしいが、この2〜3日好天で暑い日が続いていたから良かっただろう・・・ |
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神鳩の宮避難小屋 |
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別山が見えてきた〜 |
母御石に向かって |
左、銚子ヶ峰の山頂 |
頂上の手前の笹原の奥のなだらかな地点にテントが二つ、ここを起点に別山に願教寺山にと 登っているのだろうか。 実にうらやましい!私たちは頂上を過ぎて稜線を歩き雲石から下り、1.754Mのピークに向かう。 雪はかなり割れて落ちているので登山道を歩いたり、しっかりしている所は雪の上を歩いたり、つなぎぶしの桧に向かうべく進んでいると、一名が途中の銚子山頂の手前で雪の間、ズボッと抜けた所で足が入り捻ったらしく、ここでやめて小屋で待つと言う。一人でも大丈夫なベテランなので、あとの4名は見送り、雪が繋がっているピークから桧に向けて下ります。 雨筋が縞模様を作っていて綺麗ではないのだが、なかなか遠目には面白い。相変わらず桧は雪にも負けず枝を伸ばして健在です。私たちは願教寺山に続く尾根をたどるため、もっと下ります。2年前は途中で引き返して残念な思いをしたが、果たして今日は無事たどり着けるだろうか・・・? 小さなアップダウンを繰り返し、やがて大きく登り返してピークに立つと、目指す願教寺山への道筋が見えます。 手前は笹原で頂上手前からまた雪が張り付いています。 |
銚子ヶ峰山頂 |
一の峰〜三の峰〜別山 |
ここから下ります、中央が願教寺山 |
つなぎぶしの桧 |
登り返し、雨筋だらけ |
もう少し・・・ |
頂上手前が笹やぶだ〜 |
ここからはピッケル |
笹薮が背丈以上の所もあり、踏み跡は無く風も強く、なかなか簡単に進めません。やっと抜けた所でザックは置いて、ピッケルだけ持ち微妙に雪の塊が残っている最後の急坂を慎重に登ります。頂上は全部雪でおおわれていました。福井県の山々も白山も全部見えてますが、青空でないのが残念! でもでもとうとうやって来ましたよ〜(^O^) 軟弱Yちゃんですが、雪の上なら何故かどこまでも歩ける気分になれます。今日のリーダーのIさん、どうも有り難う! 風があるのですぐ降りて昼食は1.615Mのピーク辺りで展望楽しみながら食べました。 帰りも順調ですが、桧までの登り返しがやはりつらい(-_-;) 時々明るくなる程度に太陽はあるのだが、一日雲がある日でした。待っているだろうと小屋へ急ぎます。 途中で遠くからテントに声をかけると、中から手だけ出して答えてくれました。願教寺山から続く、よも太郎山・薙刀山・野伏ヶ岳・小白山・・・等、よーく眺めて降りていくと、小屋の前のテーブルに12:30下に降りるとのメッセージが置いてありました。 今日は私たち以外に誰も登って来る様子がないので寂しくて降りたのかな?それとも飲むものが無くなった? |
中央奥に白山 |
銚子まで登り返し |
桧が見えているのになかなかつかない |
最後の登り返し、1784Mのピークまで |
歩いたルートがよーくわかります |
奥に経ヶ岳・赤兎山・大長山 足は疲れてきているが、待っているだろうと一生懸命休まず降りた。朝はかなり車があったが、すっかり減っていて一名足を伸ばして待っていました。そんなにひどい事も無いようで良かった。帰りは和泉村の九頭竜パークホテルで入浴(300円)して、無事福井に。皆さんどうも有り難う♪ またしばらくお利口にしていられますよ〜 |
大杉まで戻って来ました |