三ノ峰(2.128M)〜別山平 石川県
2012.10.13 3名 晴れ時々曇り

 福井(5:00)…上小池駐車場(6:25)…登山口(6:40)…山腰屋敷跡(7:00)…六本桧(7:55)…(9:50)避難小屋(10:00)…三ノ峰山頂(10:09)
…(11:00)別山平(12:50)…三ノ峰山頂(13:40)…(13:47)避難小屋(14:00)…六本桧(15:20)…登山口(16:04)…駐車場(16:20)
                                                    ( 休憩時間を含みます )
 元気印のJちゃんからのお誘いで京の宮と三人で出かけて来ました。
久しぶりのトリオ復活♪・・・帰る時間の関係から当初の銚子ヶ峰から一、二、三ノ峰を止めて、大野から三ノ峰に登り、逆に二ノ峰辺りまでではどうかとのお言葉だったが・・・それよりは別山に向けての方がいいのでは?との進言が受け入れられました。
夜明けが遅くなり、まだ暗い中を集合して大野市を経て鳩ヶ湯に向かいます。打波川沿いにもっと車を進めて上小池駐車場に到着。
すでに三台ほど車があり、今はやりのスタイルの山ボーイ三人さんが支度をしていた。隣に停めたのでこちらも支度をしながら聞くともなしに話声を耳にしていると、AKB48の話を真剣にしているので可笑しかった。
後から来た一台には年配の男性一人、別山まで行けたら行くつもりと言う。前にも後ろにも男性、熊の心配はしなくていいだろう。
三ノ峰は久しぶり、ここ何年かの減ってきた回数見れば、まあどの山だって久しぶりになるのだが・・・。
今朝は冷え込んだので予報通りなら晴天のはずなんだが、雲が多い。
前回の白山より足が重くて調子が出ない。二人に遅れて六本桧にやっと着く。この辺りになるとガマズミやウルシ科のヤマウルシ・ヤマハゼ・ヌルデ等の葉が真っ赤に染まっている。まだモミジは青いのが多いが黄色く色づき始めた灌木もあり秋も深まって来ている事を感じさせる。
  リンドウ

 六本桧から
   色が出ない暗い写真になってます

ハクサンタイゲキ(トウダイグサ)が真っ赤に

 もう少し頑張れ!

葉はイワウチワ、赤い実はマイズルソウのもの?
春に登った願教寺山がすぐそばに、そして高度が上がると銚子ヶ峰もスッキリと見えて来て、あ〜・・・あのラインの雪の上を歩いたんだなと手に取るようにわかる。紅葉は1.500Mから上が綺麗なのだが、写真は光の関係もあってか上手く撮れない(-_-;)
谷筋に向かって紅葉していてとても綺麗なのだが・・・
ただダケカンバの葉は黄葉する前に縮れて落ちてしまいそうな感じです。最後の急登辺りの脇には5センチくらいの霜柱が出来ていて、夜は冷え込むようになっているのですね。
二人に遅れる事しばし、やっと避難小屋に到着!
ここでも少しお腹に入れて休憩した後は、山頂を目指しいよいよ別山に向かう尾根をたどります。先に山頂に着いていた山ボーイ達も一緒です。結局避難小屋には誰もとどまらず先に向かってます。
私と京の宮はここからは初めてのコースです。
一端どんどん下ってから稜線歩きを楽しむと、又登り返しが続きやっと終わると広い別山平に出ます。ここからは別山がぐんと近くに見えています。ここでも二人に遅れて到着、元気な二人に別山往復を勧めて、私は一人御手洗池の近くでお昼寝とします。別山往復1時間行って行けないことは無いが、ここまで来る間に少しそのうち攣るかも知れないよと言うサインがあったので無理はしないでおこう。帰りに迷惑はかけられない。あの山ボーイ達も誘われて一緒に別山に向かって行きました。
 

避難小屋から山頂へ

 三ノ峰の山頂から少し下ってパチリ

途中で振り返って三ノ峰をパチリ

 別山平 先を行く山ボーイ達
 別山平に出るとニッコウキスゲの枯れた茎がとっても沢山見られる。夏に来れば池の周りは高山植物で一杯になると言う…きっと静かで別天地そのものなんだろう。一人で思いをはせていると、上から降りてきた方がぼつぼつと声をかけて行かれる。山頂に向かっている二人の姿や、チブリ尾根や南竜から上がって来たであろう登山者の姿が小さくとも確認できる。あ〜行くべきだったろうか・・・簡単にあきらめる軟弱者なのは相変わらず(~_~;)  根性なしと言われても仕方ないか・・・
横になっていると小さなバッタのような虫が頭や体の上をはねて行くのがわかるし、何かカエルか生き物の鳴き声のような小さな音がして全く静かでは無いのです。そのうち降りてきた二人と昼食タイム、3人だけのゆっくりとした時間を過ごします。よ〜く休んだ私はカメラを持って少しだけ登って白山の山頂が見に行きましたが、ガスが上がっていてハッキリとは見えず。チブリ尾根の避難小屋も良く見えて、紅葉が進んでいるのがわかります。今日は土曜日、きっと白山方面は沢山の人で賑わっている事でしょう。


 
別山バックに

御手洗池
   白山山頂はガスがかかって

もっと綺麗だったのだけど・・・

 別山平から降りて三ノ峰に戻ります

福井県側はガスが上がって来て(三ノ峰より)
予定の時間になったので下山開始!
思ったより晴れなかったのでいい写真は撮れなかったが、笹の薄緑色はまるでベルベットの絨毯のように光り、ところどころリンドウの花が色を添えてくれ、見下ろす谷合は紅葉していて、言う事ない充実した一日となりました。登り返しは辛いが自分のペースで行く、京の宮はとても元気でぐいぐいと登って行く。 避難小屋に着くと岐阜県側から男性一人、ここで一泊かとおもいきや、大きなザックを背に別山に向かって行かれた。
小屋にはご夫婦が一組、いいなあゆっくり一泊して夕日見て星をみて夜明けを迎える・・・。
私たちは休んでからガスが上がって来た中を下山。
しばらく行くとガスも無くなり、せっせせっせと降りているつもりだが長い行程だ。二か所くらいにマツムシソウの残ったのが見られ、あとはヤマハハコのドライフラワーになったのが沢山ありました。
何度か休んでは行くと、小屋を大分先に出た山ボーイ達に追いつき、やっと駐車場に到着。無事何事も無く元気に帰れて良かった良かった♪足も攣る事無く、二日たっても筋肉痛も無くて健康に感謝!
皆さん有難う(^O^)

   
           

1.500M辺りはこの程度
 六本桧