荒島岳(1.523.5M)福井県大野市

2011.1.10 晴れ 2名

福井(7:00)…カドハラスキー場(8:00)…登山口(8:40)…(10:00)しゃくなげ平(10:15)…頂上(11:18)
頂上(12:00)…登山口(13:47)…駐車場(14:13)                     (休憩時間を含みます)
山の会にもなかなか参加できないので、里山ばかり散歩している日々だが、急に前日にJちゃんから「荒島に明日どおう?」とお誘いがある。う〜んと悩むが思い切って行くと返事、雪の上ならどこでも行きたいYちゃんなのですが、家人との問題ありで思うようにはならないのです。 来週も参加できないし、多めに見ていただきましょう。
日曜だから登山者は多いし、Jちゃんの知っているグループも登るらしい。 2人は気楽♪、楽しもうねとスタート。
駐車場には沢山の車で、県外車の多いこと。私たちがスタートした時には20台近くになり、マイクロバスでツアー客も。
スキー場はもう閉鎖されているが、その斜面は半分まだ雪が残り、緩んだ崖からの落雪もあり、気をつけなくては。
百名山で登山者も多いのだから、この嫌な斜面を何とか出来ないものだろうか・・・?木を植えて少し日陰を作るとか、山道らしい雰囲気になれば少しは気が紛れるかも。
スキー場の一番上に出る頃には、もやっていたのが上がって前方には小荒島が、降り返ると経ヶ岳が見えてくる。
一休みしてさあこれからが登山道、あまり冷え込まなかったがつぼ足で大丈夫。根開きも進みところどころ夏道が現われているほどでした。

落石注意!

晴れてきました。小荒島岳

ブナ林の中を

しゃくなげ平
今までの暑さがウソのようにブナ林を抜けていく風は涼やかで、気持ちの良いこと!
もちが壁にショートカット出来るかなと思ったが、トレースが無いのでしゃくなげ平にまじめに着くと、皆さん一休み中。
ここでストックをピッケルに変え、アイゼンを着けて準備する。さすが4月に入り気温も上がっているので真冬のような事は無いだろうが、注意してもちが壁に取り付く。
階段のあるところに出ると、雪が無い箇所も出ている。
アイゼンの調子が悪いのか階段の途中で座り込んで直している人がいて、その方を待つグループの方々が尾根の上で待っている。私たちは追い越して少し春霞のかかった白山眺めながら頂上に向かう。さすがもう冬のイメージは全く無くて、谷を見ると雪が割れかけている。荒島権現奥宮の祠はもう全部雪から出ている。風はいつもながら冷たくてたまらないので、ぽっかり空いた雪の穴を利用して2人でささやかな昼食をとりました。次から次へと登山者が続きます。人気の山なんですネエ。
12時に下山を始めると、団体さんが上がって来ますが、ストックに足元は靴だけ。今日はたまたま緩んでいるからいいけど、4〜5日前までは冷え込んでいたからちょっとなあ…と人ごとながら心配しました。

壁は通過・・・

もうすぐ頂上です

祠  岐阜県の山々はもやって見えず

白山
帰りはますます雪が緩んで踏み跡を歩くより綺麗な所の方が楽なくらいです。もちが壁の下でアイゼンをはずしピッケルもしまいます。そこでJちゃんは知り合いのグループがしゃくなげ平で宴会しているので挨拶してくると登り返して行く。
私はカンジキをつけて右にトラバースして行くことにした。ところが途中で踏み跡は戻った模様で切れている。トレースありますよと後ろから付いて来た男性も戻る様子が無い。とにかく左に巻きながら登山道と出会うまで何とか行けたのだが、雪が緩んでいて思ったより滑り、高度が下がってしまい待ち合わせ場所より少し下になってしまった。Jちゃんにすごく心配かけて怒られた(-_-;)
本当に申し訳なかった。別行動はいけませんです。
やっとスキー場上部に着き、一休み。
ここからは嫌いなコース、雪が溶けて水が流れだしているところもあり、朝より緩んでいるのでなるべく斜面から離れて歩くべきなのに、雪の上を歩くと楽なものだから斜面に寄ってしまい、又叱られてしまった。わかっているのに気を抜いてしまいいけませんね。反省、反省!今日はお風呂にも入らず即家に帰りました。
楽しい一日有難うございました。

大野市内からの荒島岳