護摩堂山(1.152.4M) 福井県勝山市
2011.3.28 晴れ 7名

福井(6:30)…国道沿い待避所(8:00)…(9:44)頂上(10:40)…護摩堂峠(10:50)…(11:07)頂上(11:17)…待避所(12:18)
                                                  (休憩時間を含みます)
実に3ヶ月以上ぶりに山の会に参加出来た。
年々参加が難しくなってきている(-_-;)
私自身は少し頭の老化が進んでいる以外はピンピン元気なのだが・・・ 3月11日の東日本を襲った大惨事に自粛ムードの気持ちだったが、私自身出来ることは結局のところ義捐金しかない。個人的にもいろんな繋がりにおいても寄付させていただいている。山の会でも所属の山岳会から応援する事になっている。
今日は本当に久しぶりと言う事で許していただこう。
お天気は最高の快晴!北谷の集落を過ぎた辺りの温度はマイナス3〜5度を示している。青少年いこいの森入り口にはロータリー車が入って除雪を始める様子、向かいの駐車場には取立山に向かっただろう方の車が3〜4台、少し先の待避所にも3台ほど。今日は登山日和だもの皆さんじっとしていられないですよね。
谷峠のトンネルの少し手前の待避所に車を置いて胡摩堂谷とおいの水谷の間の尾根に取り付く。
しばらくは杉゙林の中をつぼ足で歩くが一昨日の新雪があり、やはりかんじきを付けて歩いていくと時々林道に出会う。
途中ミズナラなどの樹林帯では立ち枯れが目立った。
地図に941Mとある少し広い場所から先は昨日のだろうかスキーの跡がありラッセルしなくても良くて助かる。

国道脇から直に取り付きます

峠が見えてきます

越前甲からあげ原山など

まず別山が

取立山

白山がまぶしい!
林道を横切ってさらに進んでいくと取立山の稜線が望め、木々が少なくなって広くなだらかな地形が広がる。
この先に白山の展望が…と思うと初めての山だけに嬉しくて足は前へ前へと快調♪先に別山が姿を見せ、反射板が見え出すとその右手に真っ白な白山も・・・。遮るもの無く三ノ峰までずっと美しいお姿を見せてくれている。反射板はいただけないが、素晴らしい眺めだ。取立山の山頂に登山者の姿が小さく見えている。
白山に向かって一列に座って食事をしていると、女性ばかり3人さんが「もしかして和楽路の?」と以前何度か会った事のある方々らしい。私は初めてなのだが、Yちゃん?と嬉しいお言葉。金沢の方々らしく言葉でわかる。全員長靴のままだったが、ここから先、取立山まではわずかに踏み跡があるもののかんじきは必要だろうと準備をされお別れした。私は付いていきたい!と心底思った。
こんなに良いお天気で時間もまだ十分ある…、取立山までは2時間もあれば行けるらしい。向こうに降りる時間も入れて3時間、う〜ん、皆に待っていてとは言えないなあとあきらめる。
腰が浮き出したくらいだったが、食べ続けた。充分いただいたので、峠まで様子見に行ってくるからと、一人で先の女性陣のふみ跡を追ってみた。

ここから峠へはドンと下ります。 奥に鉢伏山も

護摩堂峠より 少しアップで
雪が緩んできていて大変だが、どんどん下って10分程で峠に着くと、丁度三人さんが登り返している所が見え、「頑張って行って来てください!」と声をかける。ここからも白山の展望はバッチリ、反対側は胡摩堂谷でスキーの方はここも滑りおりるのだろうか?
次回は是非縦走してみたいものです。
短時間でゆっくりのんびり楽しみたい人と、もう少し歩きたい人、それぞれ山に対して違う思いがあるのでなかなか難しい。めったに出かけられないYちゃんとしては欲張りな事を望むのです。
さあ!皆が待っているだろうから登り返して戻りましょう。満腹のあとの登りはつらい!空は雲ひとつ無く風もほとんど無くて穏やか・・・申し訳ないくらい綺麗な場所で一日過ごせる幸せを本当に有難く思えます。帰る支度をしてもまだ11時過ぎなのです。
急な所も危険な所も無いので、あっという間に国道に降りてしまいました。いつものごとく「水ばしょう」500円のお風呂に入って帰福。そろそろ桜の開花も聞かれる季節になって来たが、今年は少し遅めだろうか。いつまでも雪の上を歩きたい雪姫Yちゃんとしては春を喜びたくないような、そうでない様な・・・。雪の上でだけ元気なYちゃんでした。

気をつけてね〜

反射板の前で皆が待ってます

銀杏峰と部子山