取立山(1.307.2M) 福井県

2011.2.16 5名 晴れ

福井(7:00)…東山いこいの森・入り口の県道脇駐車場(8:30)…頂上(11:10)…(11:35)昼食場(12:35)
(12:50)頂上(13:00)…駐車場(14:30)                         (休憩時間を含みます)
25年ぶりの大雪も落ち着き、やっと出かけられると思うと天気予報は全く当たらず、ここのところ山の会では計画成立せず。
そこへ今日は間違いなく晴れ〜!だから行くよ!!との声があり、昨夜は慌ててかんじきなど引っ張り出して用意をしたのです。女性ばかりのいつものメンバーに、Fさんも1時間遅れて出かけてくるからトレース付けておいてとのメール。え〜!女性に任せるって事?と言いつつ勝山に向かいました。北谷に入ると両脇の雪は高く壁のようです。いつも停めるもっと先の待避所をやめて、いこいの森入り口の駐車場に入るともう沢山の車で、中には県外のものもチラホラ。
国道脇の気温はマイナス7度、ピリッとして気持ちの良いスタートです♪ 寒いと元気のでるYちゃんなのです。
つぼ足で何とか先行者の跡をたどり一時間あまりで夏の駐車場の上辺りに。越前甲や加賀大日、浄法寺山などが朝日を受けて綺麗です。少し新雪が積もっていて朝日にキラキラ輝いて、今年の大雪でうんざりしていた気分もすっかり忘れさせてくれる空の青さと白い雪の美しさです。

越前甲と加賀大日

とにかく直登、直登
杉林を抜けて夏道ならジグザグに歩く箇所をしっかり直登していきます。するとどこかでお見かけしたお顔が…小川夫妻ではありませんか。お互いにやっと今年初めての登山ですねと声を交わし、お先に行かせてもらいます。(後日H.Pを見せていただくと、私たちの事を賑やかなおばさんのグループと書いてありました。確かに全員60過ぎたおばさんには違いないのですが。)今年は雪が多くてつかまる木もあまり出ていなくて、フーフー言いながら尾根に出ると眺めもますます良くなり、風も無く気分は最高!
広い原まで来ると先行者の男性が今日はここまでと、座っておられたのでラッセルのお礼を言ってこれからは私たちがやりますのでどうぞとお声をかけましたがどうされたでしょうか。
ここからはスキーの跡くらいに新雪少しなので、かんじきを着けていると、男性一人上がって来られて、つけるの面倒だからこのまま行くとアイゼンつけた足で先を行かれた。吹きだまっている場所もあるのでやはりかんじきは楽でした。
稜線に出ると風は少しあるが、まだまだ大丈夫。雪庇は思ったほどではなく、そのうちお目当ての白山のお姿が現われる。
その光り輝く白さはいつ見ても神々しい!

経ヶ岳

最高のお天気です♪

可愛らしい雪庇

もうすぐ頂上です

又来ましたよ〜

白山から別山まで
頂上の標識も今年は雪の下、ぐるり360度眺めてご機嫌なんだけどもう少し歩きたいねと、私たちは下り始めました。
避難小屋の方に向かうか、板谷の頭の方に向かうか・・・ トレースは無い。 風が無く後から来るFさんが見える所でと手前の原高山の木々の間を登って行きましたが、時間切れになるし少し遅れているまー姉さま達に叱られそうだしと戻る事にしました。杉の木は雪をすっぽりかぶってモンスターの手前状態で重そうです。 取立山の山頂を眺めながら一列に並んで座り、ランチタイムに突入。Fさ〜ん、早く来ないと美味しいものが無くなっちゃうよ〜と言いつつ結局全部食べてしまっても降りて来そうに無い。頂上にはどんどん人が増えているのがわかるのだが、私たちの事気づかないのかも(-_-;) 電話は通じないし… 来る途中で追い越したカップルと単独の男性が板谷に向かって歩いていかれる。こんな良いお天気だったら鉢伏山も行けたかも知れない、と、欲張りな事思ってしまう。もう一時間早く出なくちゃいけないし、装備ももっといるし、今回は今年初めてだから無理はいけない。わかってますよ〜
着替えるほど汗もかかずに済み一枚はおるだけで十分の暖かさ、日焼けが心配です。

鉢伏山と奥にちょっぴり大長山

   

誰も歩いてない所行くのは気持ちいい!

確かに賑やかで元気なおばさん達です

真っ白な取立山頂上

戻ってくる仲間たち 山頂から撮影
一時間たったので腰をあげて頂上に戻り、記念撮影をしてもう一度じっくり眺め回して帰ることにしました。
少し行くと全員スノーシューのグループに会いました。ツアーらしくお若い方々ばかりで、ザックは下の広い原に置いて来たとの事。最近若い方が増えていいことですね。50を過ぎてから始めた私なんかと違って、今からだと相当上達しますね。うらやましい!かんじきはどこでもザクザクと降りて行かれるので楽しい!
3名はシリセード、私とJちゃんは冬用のズボンの痛むのがもったいないと気が小さく出来ないのです(-_-;)
本当にいつまでも青い空の下、雪と戯れて実に楽しい一日でした。春のミズバショウの時期にしか来たことの無い方に見せてあげたい展望です。今年は春までどれだけ行けるでしょうか・・・

  皆さん今日は有難う

帰りま〜す

雪面にうつる木々の影が好き

雪玉ロール

バラの花のよう