「初秋の中央アルプス・千畳敷から宝剣山荘へ」バスツアー
(長野県)
2010.9.2 晴れ時々曇り  43名


ロープウェイ山頂駅前(2.612M)より
長〜い夏眠中のYちゃんですが、いつになったらこの猛暑は退散してくれるのか・・・
こんなに暑いと思わなかったので、2時間以内しか歩かないと言う主人に合わせて楽なコースを選んでおいた。
もう25〜6年ほど前か一度家族で遠足気分で訪れた事はある。その時は何も知らなくて、普通の格好して普通の靴はいて、長いバス時間待たされて、それでも乗越浄土まで4人で歩いた記憶があります。福井を6時頃にスタートして各地で乗車、最後は敦賀のインターチェンジで乗せて中央道・駒ヶ根インターでバスは降りて菅の台へ。今回は団体なので山岳バスは待たされる事は無く、30分程でしらび平へ。ロープウェイは一台くらい待たされるだけで、8分間程で高度950Mを一気に千畳敷に到着。
夏休み中ならこんなものではないだろう。
それでももう12時、山ではガスが出てきてしまう時間。
カールを散策だけの人たちと山荘まで行く人に分かれる。昔に比べて登山道は整備されているが、普通の靴やズックの観光客も登ってきていて歩きにくそう・・・
斜面はもう夏の花は終わり、アキノキリンソウやトリカブト、わずかにウサギギクなどが残っていました。
これが全盛期なら素晴らしいでしょう。

沢山の人です

ヒメウメバチソウ?

トウヤクリンドウ

乗越浄土

八丁坂を三分の二くらい登った所で調子悪そうな主人、持病があるので血糖値が下がったか高度のせいか・・・
登山道を少しはなれた岩陰で何か食べていてもらって、その間に私は乗越浄土まで登りましたが、生憎ガスが出ていて展望はかなわず・・・(-_-;) 普通なら40分もあれば乗越まで来れます。時間があれば中岳あたりか宝剣岳の取り付きあたりまででも行きたいのだがツアーの悲しさ、その余裕は全く無し!仕方なく降り始めてしばらくすると主人が気分が良くなったと上がってきたが、上はガスだしもう時間が無いので元の岩陰に戻り、昼食タイムにしました。あまりゆっくりも出来ず、帰りはカールを回って千畳駅に戻るともう行列はしっかり出来ていました。千畳敷カールはお花は終わっていましたが、沢山の種類の花が咲いていた事がわかります。
ウラジロナナカマドの実が少し赤くなってきていました。
心配しましたが60人も乗れるのと臨時便が出るので、一台待つだけで割りとスムーズにしらび平に到着。
今度は団体のバスではないので、運行時間の通りだと待たなくてはいけなかったのだが、これも臨時便が出て何とか余裕を持って観光バスの待つ菅の台に着いた。下界は暑い!
「こまくさの湯」と書いてあったがそんな時間は全く無い。

天狗荘と中岳(2.925M) この奥に駒ヶ岳

宝剣岳(2.931M)

前岳方面

南アルプスが見えて来ない〜

急いで降りましょう

ガスがかかったり青空がのぞいたり・・・

剣ヶ池から

伊那前岳(2.883.4M)

暑そうな下界が見えてます
もう一時間でも多く行動時間をとってもらわないと、せっかくここまで来ても中途半端、まあ最初からわかってはいたのだけど・・・
駒ヶ岳(2.956M)までなら日帰りで十分な所なのだが、バスとロープウェイで時間がかかってしまう。別ルートの本格的な登山のコースを登るのが本来なのだろうが、誰も行くと言わないし暑い時期に遊びに来るとなると仕方ないか・・・観光客向きになってるのだもの。連休明けの雪にある時に来て見たいものです。
帰りの山岳バスで運転手さんの真後ろに座っていたものだから、見ていると無線で連絡取りながらどこで上がって来るバスを待つか、実にうまいものなのです。狭いUカーブの連続の中、何台もすれ違うのにスムーズに慣れたもので面白かったです。

まだまだ残暑などではなく本格的に暑い毎日!
こうして書いている9/4など岐阜の八幡で39度を越えたとか、恐ろしい温度です。他のメンバーはどこに行っているのか連絡も無く、来週は足羽川の川原で鮎パーティだとか。
山は秋を迎えているのだろうが、まだまだ遠い(-_-;)