金草岳(1.227.1M) 福井県池田町

2010.10.5 曇りのち小雨 6名

福井(6:30)…冠峠登山口(8:00)…檜尾峠(9:00)…白倉岳…頂上(10:10)…(10:30)昼食場所(11:30)…登山口(13:00)
                             (休憩時間を含みます)
どうして?と言いたくなる例会の日の天候の悪さ・・・
こうしてパソコンに向かっている窓の外は秋晴れの素晴らしい爽やかな日、雨女・雨男は誰だ!!!と言いたくなる。
予報では終日曇りで、まあいいかと参加。
冠峠には車が2台、私たちは右手に入り金草に向かう。
登山道は刈り込みが行われたばかりのようで誠に有難いのだが、下の岩も根っこも見えず滑る滑る。
アップダウンを繰り返すこのコースは以外にしんどい!
左手に冠山の姿も見え、岐阜や池田の集落は雲海の下。
40分程歩いた所から刈り込みは終わりで、ここからはずっと背丈、あるいはそれ以上の笹薮と潅木の枝が張り出した中を歩くのです。下だけ合羽ズボンを着用、上は暑いしどうせ着替えるからとそのままですが、前日の雨でたっぷりの露で濡れてしまいます。少し間があくと前の人が見えず、道がわからなくなるほどの箇所もあります。本来ならこの爽やかな時節、青空の下ルンルンと歩いているはず・・・ついていないなあ(-_-;)
檜尾峠を過ぎて白倉岳辺りまで行くと、先頭の人たちが引き返して来る。

冠山

    

まだ前の人が見える箇所

岐阜県側 雲が・・・・
笹がひどいしもう同じだから宴会場所探しに戻ると言う。私と京の宮はもう少し先まで行ってみると、又一旦下り金草に向けて登り返していると見晴らしの良い岩の上で男性一人発見!
平日のこんな天気にマイナーなこの山にと思ってしまった。お話を伺うと神奈川県から車の中で寝泊りてあちこちと登っていらっしゃるとか。頂上は雨だったのでここまで戻って休んでいらしたそうで、私は頂上を踏んでくると2人をおいてダーッと往復。
頂上は雨は無くどんよりした空模様の中、標識だけポツンと寂しそう。露払いのお礼に原さんとおっしやるその男性を誘って私たちの仲間の待つ宴会場に戻りました。白倉岳を少し下った所で笹の切れている斜面でもう飲み食いは始まっていました。
定年退職して自由にきままに100名山どころか200も300もこなし、このような山にまで足を伸ばして来られたという話を聞いて、メンバーの羨ましがる事!
まだ仕事を持つ人たちばかりなので、全く自由にならない身には実に羨ましい話なのです。
食事のお礼にと手のひらにすっぽり入るハーモニカで2曲演奏してくださりメンバー感激!

金草岳

頂上

今行くよ〜

ハーモニカの演奏
そうこうしているうちに雨模様になって来たので下山開始。食事をした辺りや頂上付近にはリンドウがまだ咲いていましたが、あとはツルリンドウの赤い実くらいでした。
べたべたになって峠について合羽ズボンを脱いで見ると、笹の切り口でスパッと切られたように破れたのが見つかった。う〜ん、こういうコースは2時間ほどでも疲れる。
原さんとお別れして私たちは冠荘は火曜日お休みと言う事で、河和田の「ラポーゼ河和田」(500円)で入浴して帰福。皆さん有難うございました。
原さんお一人でお気をつけて下さいね。無事な道中をお祈りしてます。市内はひどい雨だったそうで、まあ良い方だったのでしょうね。それにしても今年は嬉しくなるような写真が撮れていない。

冠峠