白山(2.702M) 石川県
2010.10.16 晴れ 3名

福井(5:00)…別当出合(7:05)…(8:50)甚ノ助避難小屋(9:05)…分岐(9:20)…黒ぼこ岩(10:00)…室堂(10:30)
室堂(10:40)…(11:15)頂上(11:25)…(11:45)室堂(12:45)エコーライン…甚ノ助避難小屋(14:10)…別当出合(15:40)
                                             (休憩時間を含みます)
やっと晴れた日に出かけられた♪
いつも京の宮や私がお世話になっている足羽センターの渡辺先生をお連れしての一日となりました。
山は初めてとおっしゃるが、お若い頃からの鍛え方が違うのと、日頃身体を使うお仕事、何といっても私たちより10歳も若い!連れて行くという言葉でなく、道案内するという言葉がぴったりの予想通り、完璧な登山ぶりでした。
室堂の宿泊の営業は今日までとか、土曜日とあって賑わい熊の心配などないだろうと白山にしたのです。
5時半に集合場所に行き、ハイテクニック?な京の宮の運転のお陰で1時間あまりで別当出合に近づいたのですが、道の脇には車が一杯停めてあり、もしかして駐車場が満杯?と降りていくと上の方は空いていないが、下はまだまばら・・・
皆さん別当出合のセンターまで登るのが嫌なのですね。確かにちょっと登らないとスタート地点には着けない。
いろいろ支度をすませて7時過ぎにスタートです!
まだ青空は見えていないが晴れてくるはず。

頑張るわよ!

少し色づき始めました

小屋の前はナナカマドの真っ赤な実が

別山 晴れてきました
単独の男性には追い越されるが、あとは何組も追い越す元気な京の宮の丁度良い足取りについて1時間45分で甚ノ助避難小屋に。紅葉は中飯場辺りが身頃なのかもしれないが、今年は全くダメ!葉が縮れてしまっているし、赤が少ない。2006年の21日に来たときは砂防新道もなかなか綺麗な紅葉が見れると思ったのに、今回は先生に楽しんでもらえず残念(-_-;)
小屋の少し下の位置に新しいのが出来つつあります。来年が楽しみですね。ゆっくり休んでしっかり食べて、さあ歩き始めましょう!黒ぼこ岩の手前十二曲がりを歩く沢山の登山者が見えます。岩に出ると一気に展望は開けて雲海が広がり、高山に来たという感じを味わってもらえるのでは?
弥陀ヶ原はすべて木道になってました。
以前このコースを来た時は雪の下になっていたのかな。五葉坂を一踏ん張りで室堂に到着です。
夏ほどではないが賑わっています。
それにしても土曜日だからか若者が多いのにはビックリした。平日は中高年ばかりですから。

延命水はチョロチョロでした

黒ぼこ岩   別山と

弥陀ヶ原

五葉坂から
少しお腹に入れたらザックを置いて頂上に向かいます。すると昼食中の登山者の中に・・・みっちゃんではないですか。平瀬道から上がってきたとか、向こう側は紅葉が綺麗なんでしょうね。お互いに時間が無くゆっくりお話する間もなく失礼しました。
頂上までは綺麗に整備されて歩きやすくなってますが、どこもかしこも整備されすぎていて、有難いのかどうなのか悩むところです。途中でシラタマノキをみつけ写真にしたつもりがピンボケ。頂上には沢山の人が展望を楽しんでいます。あいにく雲が多くて北アルプス方面はほんの少し頭が見える程度。先生に剣ヶ峰や大汝峰などの説明をしていつも見えるなだらかな稜線の裏側の違いをじっくり見てもらう。辺りの岩や草には雪が溶けずに張り付いている。エビのしっぽまで出来ているのです。確かに風は冷たく長くはじっとしていられない。お腹もすいたのでさあ降りて暖かいものでも食べましょう。
今日のご馳走は豚野菜、あとでおうどんも入れて満腹♪ 熱いコーヒーと紅茶で閉めてランチタイムは終わりです。

神社はもう閉まっています

室堂センターと雲海

大汝峰と剣が峰

寒そう!

先生、初登頂!

南竜ヶ馬場が見えてきました
5時までに帰りたいとの事で、ゆっくりもしていられないのでエコーラインのみにして下山開始。
沢山の方が登って来られます。皆さんきっと一泊なのでしょうね。羨ましい!私たちは元気に南竜に向かって降りていきます。いつもより綺麗でないけど、太陽の光に薄い笹の緑と濃い緑のシラビソやハイマツ、そして薄茶の草が映えてなかなかの雰囲気です。是非夏のお花の時期に来ていただきたいものです。何度きても飽きない山なのですよ。などと話しながらラインを下り分岐に向かうと少しづつガスが上がって来ました。小屋でまた休み降りていくと作業員の方々がハイペースで下りて行きます。本当にお疲れ様です。 今年はこれで白山も終わりかな?秋は日暮れが早いのでのんびり出来ないのが残念です。それにしてもお元気な先生には脱帽!私たちが白山に日帰り出きるようになったのはそれなりに小さい山をこなしてからだったのに・・・。一度も休もうなんて言わないし、息も乱れず涼しい顔、もし先頭歩かせたら私たちは置いて行かれたに違いない。下についても全く疲れていないらしい。ふ〜ん素晴らしい!!

長い間お疲れ様、見納めです

色づきはこの辺りくらいだけ

    

     
私は普通以下とはわかっているが、この違いは何なのだろう。それにしても私の周りにはすごい人が多すぎる。10月の初めにN男君(女性)やJちゃんは一人で白山に来て、日帰りで砂防新道〜室堂から平瀬道の登山口まで降りて登りり返して又こちら側に帰ってきたとか。時々一緒に健康の森を歩いている方々の話を聞いていると、100Kマラソンに出てきたとか、ちょっと今日は越前海岸まで往復走って来るわとか、もう私には想像の域を出ている方々ばかり。鍛える前に倒れて二度と立ち上がれないだろう私とは雲泥の差で話にもならない(-_-;)。比べる必要など無いが、私は普通になれない内に歳を取り過ぎてしまいそうだ。
 
それでもこうして案内出きるようになったから進歩?無事に戻ってこれて楽しい一日でした。皆さん有難う!

お疲れ様でした〜