船ヶ洞山(807.5M) 福井県南越前町宇津尾
2010.2.21(日) 晴れ 9名

福井(7:00)…宇津尾休憩所(8:10)…地蔵堂裏(8:25)…頂上(11:40)…(11:50)昼食地点(12:50)…地蔵堂裏(14:00)
                                               (休憩時間を含みます)
久しぶりの好天で、どこに決まるか楽しみにして待っていた。行きたい山をいくつか希望してあるのだが、雪の具合、雪崩や雪屁・固さ・深さなどに慎重なリーダーは、あげはら山か船ヶ洞山にと提案、希望の多かった船ヶ洞山に決定となった。
私は初めてなので楽しみ♪ 家を出るときは濃霧で2〜30M先の信号が見えない程。今日は気温も高くなるそうで春のような一日になるらしい。国道365号線に入り今庄の町を抜け、広野大門線(県道231号)をしばらく行くと宇津尾の集落。
左手に休憩所があり立派なトイレもある。この前に停めさせてもらい、少し歩くと右手に「宇津尾 延命地蔵さまの里」の看板があり、もう少し先を右手に曲がって行くと地蔵堂への階段があります。ここに延命地蔵さまを祀ってあるのでしょう。神社の裏手に回り尾根に取りつきますが、雪は固まっていないのでかんじきを付けてスタート!始めはスギ林の下なので日当たりも悪く、沈み込みも少なくてまだ楽でしたが、そのうちナラ系の木に変わり出す頃からラッセルも深めになり、小さい木の枝も邪魔してくれて進むのに時間がかかります。9人交代しながらラッセル、10分ほどで交代なのに汗が出てふーふーになるのに、後ろに回ると楽ちんで汗もひいてしまいます。

宇津尾休憩所

ここを右折

階段を上がると鐘楼、その先を裏に回って

裏手が尾根の先端、ここからスタート

木々の影が作り出す縞模様

ラッセル交代しながら・・・
尾根を忠実にたどればよいコースです。
今日のような穏やかな日にはきっと荒島や取立山方面は沢山の登山者で賑わっていることでしょう。
このマイナーな山には私たちだけ、真っ白な雪面に新しい足跡を残していくのはとても気持ち良く、静かで心が洗われる気持ちがします。兎やイノシシなどの足跡の他は、木々が作り出す影が白い雪面に長く伸びて美しい縞模様を見せてくれます。
途中でヒラタケを見つけましたが、かんかんに凍っているので帰りの楽しみに残しておきました。高度が上がると左手には夜叉ヶ池方面の山々が見えてきます。どこから続いているのかわからない林道を通過してブナの増えた尾根をどんどんつめていくと広い平坦な個所に出ます。この辺りで展望を得られる個所で食事にしようとなりました。私は頂上を踏みたいので、リーダーとJちゃんと3人でザックだけ降ろしてそのまま歩き続けること10分程で何も無い頂上らしき所に到着。県境に続く尾根の通過点小ピークに過ぎない(福井の雪山U)とあるが、本当にふ〜んここがと言うだけでした。さあ!皆の待っている所に戻って昼食です(^^♪
暖かくて着替える必要もなく、次から次へと食べまくるいつもの宴会なのです。

800M近く 広い平坦な地点

頂上に向かってます

ここが頂上?

そろそろコーヒータイム?

美濃俣丸〜三周ヶ岳〜夜叉丸〜三国岳〜

岐阜県境の山々
さあ!帰りましょう。 残してきたキノコはと見るとまだカチカチ!ナイフも歯がたたず、ストックの先でつついてもダメ。
結局何とか折れるものだけ収穫して来ました。
雪は転んでも痛くないし汚れないからいいですねえ♪
雪姫のYちゃんは断然この時節が大好き!
元気が出て楽しい〜のですが、暑い時期はどろ〜んと身体がもちません(>_<) 3月にどれだけ行けるでしょう・・・
何度も自分のカンジキを踏んで派手に転んでいた人もいました。下りは三分の一の時間で尾根の先端に到着。カンジキをはずして元の道路に出て車に戻ったのです。お風呂は今庄サイクリングセンターで(450円也) 
22日は春一番が吹いたと発表があり、ようやく北陸も暖かくなっていくようです。23日は17度くらいあったとか、一度に雪解けが進みますね。皆さん気を付けて雪山楽しみましょう!