鈴ヶ岳(1.174.7M)〜大日山(1.368m) 石川県小松市

2009.9.8 曇り 8名

  福井(5:30)…大杉谷登山口(7:12)…出作り小屋(8:00)…鈴ヶ岳(9:11)…カタクリ小屋(9:32)…大日山(10:19)
  大日山(10:25)…(10:57)カタクリ小屋(12:23)…鈴ヶ岳(12:43)…出作り小屋(13:30)…登山口(14:00)
                                             (休憩時間を含みます)
本当に久しぶりに会う方もいて、賑やかに国道8号線を進み、粟津温泉近くから右手に入り大杉を目指す。9年ほど前に鈴ヶ岳まで一度来たきりで道は全く覚えていない。
林道は綺麗に舗装されていて思ったより早く登山口に到着。
せっかく皆で集まれた日なのに今日だけ天気は良くない。歩き始めから少し雨が混じりかけた。大杉谷川に沿って進むうちに雨も収まり、安心なのだが湿度90%という感じで風も全く無くて汗がすごい。そのうちヌギ谷原に出ると立派な出作り小屋が出来ていて、湿原には水芭蕉が育成されているらしいが、今は大きな葉が認められるのみです。登山道脇の沢には水場も設けられていて、木のベンチで一休みする。ここから登りは急になりブナとミズナラの尾根に出る。ずっと尾根をたどるのだが、木の根と岩がむき出しになっていて滑りやすい。細い尾根道もあるが綺麗に整備されブナの林がずっと続き、春や秋は綺麗だろうと思うが、何しろ今日は雲の中を歩いていると見え、周りはミルク色・・・(-_-;) 写真は撮りようの無い日でした。2時間ほどで鈴ヶ岳の山頂に到着、晴れていれば白山など見えるはず。ここからは広い綺麗な登山道を20分ほど緩やかに下って行くと、鞍部にあるカタクリ小屋に着きます。ここから新保道へ下る道もあります。

杉林の中の出作り小屋
         

    

      

ブナ林

何も見えない(-_-;)

カタクリ小屋
小屋は綺麗で2階にも寝れるようになっている。
この程度の小屋が白山の七倉の辻辺りにあると便利だろうと思うが・・・ ザックとここまでと言う一人を置いて、7人は大日山に向かいます。時間がたってもガスは無くなりそうにない。
ナナカマドの実はオレンジ色になりかけて、山葡萄もところどころに見られます。紫色に熟すにはもう少しかな?
最後頂上の手前からは急登になり、又、木の根と岩肌がむき出しで滑る道になります。明るくなって笹が出てくるとそこはオヤマリンドウとキンミズヒキが出迎えてくれた広い山頂。
ここへは加賀甲から一度来ている。
方位版もあるが一向に空は見えて来ないので、最後の人を待って下山。相変わらずの宴会で満腹になりましたが、今日はプチヨガ教室みたいに身体の柔らかさを見せ合い笑い楽しいひと時は過ぎて行くのでした。12時過ぎたので下山開始、朝ほど雨の気配が無くなった分、湿度は少し落ち着いてきた感じがするものの、根っこで滑る
滑る!気を張って歩くのでやはり暑い!
出作り小屋の沢で顔を洗ってさっぱりしてあと30分ほどで登山口に到着。こんなお天気だからか一日中我々だけの山でした。

大日山 頂上 
        

ピンボケでは無いのです
もやで神秘的な雰囲気の中のひよこさん

タマアジサイ

ツクバネソウ  

クサイチゴ
食べれます

ツルニンジン(ジイソブ)
バアソブの花はもう少し小さいらしい

キンミズヒキ
大日山の頂上に群生してました

オヤマリンドウ
頂上までツルリンドウを少し見ただけで上だけに群生
花は出作り小屋の横に咲いていたのはミヤマアカバナ? 他にホツツジが目立ちました。
林道を出てすぐ「せせらぎの郷」の瀬領温泉に入り汗を流しました。9月から値上げというポスターが貼ってありましたが何と370円。露天風呂二つついていて、シャンプー類も完備、ロッカーが小さいこと以外は○のお風呂でした。安い!
私のようにたまに登山だとあれもこれもと望むのだが、皆さん、大雨以外なら山の中さえ歩いていれば・・・とか、トレーニングがてらとか・・・、上で飲んで食べれれば・・・とか、実に気軽に参加。 う〜ん、やっぱり展望も欲しいし、写真も撮りたいYちゃんです。