大長山(1.671.4M)

2009.8.3 晴れのち曇り 6名

長雨が続き、やっと今週から晴れマークが見られるようになった。会では健脚者のみで槍ヶ岳へ一泊で出掛けたようだ。
誰でも二泊なら行けると思う行程だが・・・
残された者と仕事で都合のつかない人達で、気晴らしに行くことにした。ロングコースはまだ無理な人もいるというので、近場に決まった。5時半に集合して途中で2名拾いながら、小原部落を抜けゲートに行くと、7時からになっている。え〜!?まだ6時40分くらいだしと思っていると、小屋からおじさんが出てきて開けてくれた。一人当たり300円なりの協力金?を払って通過。
一番乗りで車を停めて7:20スタート!
久しぶりの青空で嬉しいのだが、道中全く風は無く、まだ湿気充分残っていて暑い!!前日までの雨で洗われて、足元の石も岩も綺麗です。谷川の水音もゴーゴーと大きく、時々鶯が上手になった鳴き声を聞かせてくれます。
大長山に登るのは8〜9年ぶり。
いつもの峠から今日は左に。小さなアップダウンを繰り返していくとまずは苅安山(1.530M) 笹の露でズボンが濡れます。
時々、木々の間から白山や別山側が見え、振り返ると赤兎山が。奥越の町はまだ雲の下とみえ、雲海が広がりやっと夏到来の感じになって来ました。

赤兎山 久しぶりの青空〜!

苅安山 ここの標識は1.505M

もうすぐ頂上です

白山と右側斜面にはまだキスゲが

先端から振り返って

別山から三の峰〜二、一、銚子と続き、重なって見えますが、手前県境の山々

ご馳走は次から次へと
所々田んぼ道になっていて、あ〜靴が靴がよごれるう〜
と叫んでも、ぐちゃ!と沈みどろんこです。
花はヨツバヒヨドリとたま〜にアザミくらいでした。
やっと目の前に頂上の姿が見えると、展望も開けて、最後一頑張りで上に出ました。今日はゆっくり歩いたので、2時間15分ほど。汗だくになりました。白山から続く峰峰がハッキリ良く見え、今日登った方々はお花と展望を充分楽しんでおられることでしょう。 ここももう終わってますが、広い頂上付近一帯にニッコウキスゲの花が終わって種になりかけたものが一杯! 
さぞ満開のときは〜と想像されるほどの数です。今は終わりかけたオオバギボウシとカライトソウくらいですが、今年はどこに行ってもキスゲが素晴らしかったようですね。
さて、時間も早いけど宴会の始まりです。
残された者たちの憂さ晴らしにと、マー姉さまがとろけるような牛の焼肉をして下さって、皆大喜び♪
あれは笠ヶ岳のつもり、こっちが穂高のつもりと何だか楽しいような寂しいようなセリフも出て、私は小さな小さなカンチュウハイで酔っ払ってしまいました。フ〜(-_-;)
心配した小さな虫はいなくて、もう頂上はとんぼ・とんぼ!

左端は烏岳、右側は鉢伏山

キスゲが咲いていたら・・・
今年の残雪時に来た鉢伏山が目の前に。
その時はあまりの風の強さと冷たさに凍え上がり、ゆっくり出来なかったので、来年は是非山頂で白山や今いる大長などを眺めながらゆっくりして、烏岳まで足を伸ばしてみたいものだ。
やがてガスが上がってきたので、11時半下山開始。
ガスに太陽の強い日差しが遮られて有難いのだが、やっぱり風も無く暑い!出会った方は途中で登ってくる夫婦一組だけでした。あまり楽しく無いアップダウンの道を歩き、意外に涼しかった峠で10分程休み13:10くらいに登山口に到着。
車は4台増えていましたので、3台分は赤兎山にお出掛けなのでしょう。 帰りは「みずばしょう」のお風呂に入り汗を流しました。丁度バス一台が入ってきて、見ると大阪からの白山登山のツアーの方々。昨日雨の中を登ったらしいが、今朝は夜明け前の星と、ご来光と、池めぐりやお花を楽しまれたらしく、聞いていても良かったと思う。せっかくいらしても楽しめず帰るのではあまりに寂しい。

4日北陸にも梅雨明け宣言がなされて、海や山にも本来の賑わいが戻ってくることでしょう。

ノリウツギ?