銚子ヶ峰(1.810.4M)  岐阜県
2009.6.8 晴れ 7名

福井(5:30)…石徹白…登山口(7:30)…神鳩の宮避難小屋(9:00)…母御石(9:29)…頂上(9:50)…雲石の先ピークの手前
頂上(10:30)…(11:00)避難小屋(12:35)…登山口(13:45)
梅雨入りももうすぐ、なかなか参加できるチャンスが無く、おまけに歯医者通いが加わり、この所里山と○○ウォークみたいなのばかり(-_-;) やっと晴れ間に銚子に出かけ、出来たら「つなぎぶしの桧」を見に行くと言うので参加。
本当は雪のある時に来たかった!!
駐車場には登山者の他、魚釣りの方の車もある。
430段の階段登りを終えると、「石徹白大杉」が変わらず大きな胴回りを見せて出迎えてくれている。
この時期下のほうはムラサキヤシオツツジやタムシバなど花は終わり散っているものが多い。
「おたけり坂」を過ぎた辺りから登山道脇にはミツバオウレンの可憐な白い花やスミレの間にコイワカガミの濃い紅色の花が目立ちはじめる。他にイワナシやユキザサも時々出てくるが、何と言ってもツバメオモトは優雅だ。ゆっくりお花たちと会話していたいのに、皆はさっさと行ってしまうし、カメラの設定がおかしい。

     

       

ツバメオモト

神鳩の宮避難小屋
避難小屋の前にはキンポウゲが咲き乱れていた。
ここまでササユリを見なかった・・・
と言う事はまだ早いのだろうか?
小屋からもコイワカガミ、ツバメオモト、ミツバオウレンは続き、キバナノコマノツメ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウが時々…
見晴らしが良くなると母御石はすぐそこ、県境の山々もすっかり夏の装いになり、残雪はわずか。まだ灰色の雲が残っていてスッキリとはしないが全部確認できる。
頂上までは笹原を行きます。別山は頂上辺りは雲に隠れていますが三の峰までのコースがよく見えます。
2年前秋に歩いたんだなあと思い出し、今日は元気ないわと情けないYちゃんです。ザックを置いて雲石を過ぎて一ノ峰手前のピーク近くまで行くと、つなぎぶしの桧の標識がありました。
でもネマガリダケの藪が続きどこか手がかりはないかと少し降りてみるがわからない。この時節に行ったことある人はたまたま今日は不参加で、はっきりわからないのと逆にこの藪を登ってくるのも大変かもしれない。でも何とか行ってみたいなあと思うのは私だけみたいで、早々に引き上げてしまう人ばかりで結局あきらめざるを得なかった(ーー;)

母御石

残雪はわずか

雲石から別山まで

ムラサキヤシオツツジと願教寺山方面
降りてみようともしない人もいて、皆さんさっさと帰っていく…
そんなあ〜、せめて一の峰くらいまで行こうよと言いたいけど、今日は雲が残っていて眺めは今ひとつなのであきらめるか…
途中ハクサンチドリが2本とツマトリソウが少し。
カメラをいじりながら戻っていくと、頂上では虫がひどいから宴会は小屋でやるともうザック背負って降りかけている。
なんかゆっくり出来ないんだなあ〜と寂しい。
途中晴れて日差しまであるのに雨がパラパラと降ってきて、狐の嫁入りとはこのこと?
県境の山々には灰色の雲がかかってきていたが、帰る頃はすっきり晴れ上がり不安定な雲の動き、梅雨が近いのでしょうか?まだ上のほうではタムシバが真っ白に残っていて、ミネザクラの花が何とかついている所までありました。
カメラの調子が悪くて歩きながら見ていてもわからず、花の写真はぼけているし、遠景は白焼け、これってどこか変な設定にダイヤルが動いてしまったのだろうか。
とにかく後を追いかけるしかなくて、避難小屋まで急ぎました。

1.784Mのピーク手前から笹原の右側を降りれば・・・

ツマトリソウ

コイワカガミ

タムシバ
小屋の中で昼食をとりましたが、ここにはテーブルからいろんな道具が揃っていて快適に寝泊り出来そうですね。
たらふく食べてさ〜帰ろうかと外に出ると、まあ久しぶり!勝山市に住む従兄弟が外のテーブルで食事をしてるではないですか。山登りをするとは聞いてましたが、ここで会うとは!
いつか一緒に登りましょう。

帰る頃にはますます天気は良くなり、風がさわやか♪
予定より1時間早く降りてきて、和泉村の九頭龍スキー場のお風呂に入って帰福。
次回はもっと気合を入れて?もっと先まで行くとか頑張りたいものです。数少ない参加ゆえ、実りの多い山行にしたいと思うのは私だけだろうか?もっとゆっくり花を眺めて、山を眺めて歩きましょう。