富士写岳(941.9M)大内コース

2009.4.30 快晴 2名

G/Wはほぼ好天に恵まれそう。
そろそろ冬靴から夏靴にしなくてはと、例の曰くつきの登山靴の試し履きを兼ねて、薄紅色のシャクナゲに会いに行ってきました。家事を済ませ今日は簡単にコンビにで買い物をして竹田に向かって車を飛ばします。麓は新緑が一気に濃くなりかけ、藤の花が盛りを迎えようとしています。所々、若草色の山に藤色の色を添えて今が一番美しい時節でしょうか・・・。
364号を山中に向かうと福井県が終わりトンネルから石川県、抜けたらすぐ旧道に入りしばらく行き左折して林道に入ると、大内コースの駐車場があります。道路の反対側にも駐車場が用意されていました。時間が遅いのですでに5台停まっていました。福井の自宅から45分、道路が良くなって近くなりました。
林道を少し歩けば標識のある登山口、ここからすぐ急登が始まります。小さな滝を左手に見ながら重い足で何とか進んでいきます。このコースは道幅が狭くお一人様用になっています。
早くも降りてきた単独の方2名、伺うと「満開ですよ〜」「ちょっと遅めかな」、どちらかしら?
今年は裏年らしいから、あまり期待はしないで行きましょう。

大内コース

掘り込まれた狭い登山道

ミツバツツジ

少しなだらかになると両脇はヤブツバキ、残念ながら遅めで綺麗な花はもう終わりかけている。
ところどころ見られるミツバツツジもほとんど終わり・・・
そのうちシャクナゲのピンクが見え始めた。
日当たりの良い場所のものはちょっと終わりかけ、だがまだまだ蕾のものもあり華やかな雰囲気は十分味わえます。
蕾の紅色は何とも言えない色っぽさがある。
登山道をふさぐように張り出している所もあり、一番美しい年のを知らないので満足としましょう。
足元にはピンクのトクカワソウと白いイカリソウが残っています。やがて最後の急登の尾根が見えると展望も開け、火燈山・丈競山そして浄法寺山などが南に、坂井平野の向こうにはかすんでハッキリしないが日本海も見えるのでしょう。
尾根にはピンクの塊が続いて見えます。
日当たりの良いところは残念ながら色あせていましたが、ちょっと日陰だと蕾も多く、なんとか週末まで楽しませてくれるでしょう。話し声が聞こえ出し頂上には1時間20分あまりで到着。
360度の展望ですがすこし霞んでいます。それでも白山の左手には大笠山と笈ヶ岳が確認出来ます。

ひと房が豪華!

   

どれを見ても10こついてます

  

       

頂上はこのピークの少し先
我が谷コースからの登山者が多いのでしょうか、数えると35〜6名の人が昼食をとっています。
私の少し先に出た若者があっという間に見えなくなったと思ったら、何と50分で駆け上がってきたとの事。
おやっ?と見るとまー姉さまではないですか。
ご近所の方々と宴会中、いろいろお裾分けして頂き有難うございました。暖かく着替える必要も、上着を重ねる必要も無く気持ちの良い気候でした。車を回しておけば違うコースを回って降りられるのですが、今日は又もとのコースで下山。
シャクナゲのところでもう一度撮影タイム♪
今日は乾ききっているのでそれ程では無いが、湿っていたら滑りやすい事でしょう。お陰で新しい登山靴は何の違和感も無くピッタリ!汚れずにすみこの山を選んで正解でした(^_^)v
下りは55分で駐車場に到着、竹田のお豆腐やさんで豆腐ソフトクリームを食べて帰福。家を出て入るまで5時間の楽しいひとときでした。

頂上

白山

良いポイントは?

濃いピンクの蕾

少し咲き急ぎました〜