浄法寺山(1.052.8M)〜丈競山(1.045M)

2009.12.1 快晴 3名

福井(6:30)…竹田じょんころ広場(7:15)…林道終点(8:15)…冠岳分岐(9:05)…(9:55)浄法寺山(10:05)…
(10:30)南丈競山(11:50)…北丈競山(12:15)…分岐(13:45)…広場(14:10)    (休憩時間を含みます)
     
昨日の例会の山行に置いて行かれたと思って小春日和の好天をうらめしく眺めていたら、計画が無かったとのこと。
こんな素晴らしいお天気はこれから先そう無いだろうと、急遽声をかけいつもの3人組で、気になっていた冠新道を歩いて来ました。朝冷え込み霧が出ていたようですが晴れ上がって来る気配、ルンルンと車を飛ばし上竹田の部落から龍ヶ鼻ダムを経て、じょんころ広場に到着。2〜3人のHPを拝見していると、冠新道を下山に使っておられる。が、私たちは先に林道を歩いて新道を登ることにしました。帰りに疲れた足で長い林道歩きが嫌いな事と、初めての道で落ち葉などでわからなくても高みを目指せば冠からの登山道に出られると考えてでしたが、これは正解でした。登山道は沢山のテープとロープで明瞭、全く心配無しでしたが、急で帰りに使えばどろんこお尻は間違いなし。
約一時間、竹田川の綺麗な川床など眺めながらの林道歩き、まず冷えた身体の準備体操代わりになりますが、これが新緑や紅葉の時節なら苦にならないかも。
今はすっかり初冬の景色、3人で取り留めの無い話をしながら行くと、林道は終わり、まず新しい木の橋を渡って川沿いを行きます。

広場の奥、この林道からスタート

最初の木橋

最後三つ目の木橋

急登が続きます

これから向かう丈競山が見えて来ます

緑のネットが敷かれた登山道
3つ木の橋を渡ると本格的な登山道になります。
ずっとロープが張られ、頭上にはこれでもかと言うほど沢山のテープの道案内。きっと丸岡は細幅の織物産地だからなどとわけのわからない事言いながら、まだ固まっていない急な道を進んでいきます。道を作られた方々のご苦労が偲ばれます。
道の両脇はずっとイワウチワの群落、春先はきっとすばらしい眺めでしょう。尾根に出ると少し勾配がゆるみ、左手には丈競山が朝日をあびて気持ちよさそうです。そのうち又急になり今度はテープは無くなりネットが敷かれた登山道になります。
歩きにくいというか楽なのかわからない感じですが、最後登り詰めるとやっと従来の冠岳からの登山道に出ました。
京の宮は不思議な事に浄法寺山が今回初めてとのこと。
私とJちゃんは数え切れないほど来ているので、慣れた道で一安心。綺麗に整備され、葉を落とした木々の中は明るく、暖かな日差しがとても気持ちよい日です。
浄法寺の山頂にはこんな良い日なのに誰もいない。白山は真っ白、ぐるりと360度すっきりと眺め渡せられます。
ここでも口に入れて良く食べる私たち・・・

案内板もあります

白山(浄法寺山頂より)

荒島岳  奥の和泉村はまだ霧の下

南丈競山の小屋が見えます
南丈競山までは気持ちのよい稜線歩き、以前よりもっと道は綺麗になってます。ここにも誰もまだ来ていません。
皆どこに行っているのだろう・・・?風は全く無くて食事中は上着も要らないほど。12月の貴重な日ですね。
3人はお腹一杯食べてお昼寝していると、浄法寺側から単独の男性お一人。あとでもう一人、皆さん普通のルートのようです。お昼近くになったので下山開始、三国の港がとても近くに見えています。こちら側から単独の男性一人、今日は出合った人は3人だけでした。北丈競山までは一旦下り、登り返します。
ここの山頂でもあまりに暖かく気持ちの良い日に、のんびりとしてしまう私たちでした。ここからは下るだけ、こちらは落ち葉も乾いて歩きやすいのですがあまりの大量の落ち葉で、石も根っこも隠れてしまってうっかり滑る事も多々。注意しながらも目は秋のお恵みに預かれないか回りも見渡す事を怠らないのです。
何とか少しづつ3人で分けられる程頂戴できて、ますます満足の山行となりました(^・^)

    

いつもお尻ばかり!と言われ、今日は先頭を

坂井平野

白山〜別山〜三の峰 (北丈競山より)

浄法寺山と南丈競山

葉が落ちて明るい登山道

つるの名前は?    

ムラサキシキブ
大岩を過ぎてどんどん行くと、元々のダムのそばから登る登山道とじょんころ広場に下る道との分岐に出ます。
私はこちらの方は初めて、と言う事は長い事来ていない計算になります。尾根道を下り最後尾根の先は急な斜面にジグザグと付けられた道になります。この道の両側はフユイチゴ(常緑小低木)の赤い実で一杯!熟していてとても美味しい♪
ぐるりと一周出来てとても楽しい一日となりました。
まだ2時過ぎ、だけど清く正しい(何を基準にしてかは?)主婦の我々3名は即福井を目指して帰宅したのでした。
付き合ってくれた皆さんどうも有り難う!
健康と近場に楽しめる山のある事と今日の好天に感謝の一日でした。

戻って来ました