経ヶ岳(1.625.2M)〜法恩寺山(1.356.7M)
2008.9.10 4名 晴れ

林道登山口(7:40)…保月山(8:38)…牛岩(9:00)…(9:28)杓子岳(9:35)…中岳(9:50)…(10:05)切窓(10:15)
…(10:45)経ヶ岳(12:15)…北岳(12:43)…(14:20)伏拝(14:40)…法恩寺山(14:58)・・・登山口(15:40)
                                               (休憩時間を含みます)
久しぶりにブナのシェフShonさんとご一緒していただく事になった。静御前さんと京の宮も参加で、4名で経ヶ岳から法恩寺山を回るこことにしました。
6時に集合し2台で出発、空は青いし天気予報は日本中晴れ〜。スキージャムへの道路を右に見て林道に入り、中の平避難小屋の少し先の駐車場に1台を置いて、六呂師上の展望台のある駐車場に向かいました。ベンチなどあった場所は工事中で、反対側に車を置いてスタート。道路わきに2台、先行者がいます。こちらから登るのは久しぶり、何と5年ぶり!
2年前は11月中旬の法恩寺側からで雪と藪漕ぎで大変だった想い出があります。
最近涼しくなり秋風を感じる昨今なので、どんなに快適な登山をと思っていたら、今日は風も無く気温もどんどん上昇、暑いこと!そう簡単には秋にはならないか・・・・
アダムとイヴの木を過ぎて保月山(1.272.8M)で小休止、気温が上がっているせいか、この時間になると青空なのだけどもやってきている。減量10K+毎朝ランニングで鍛えているShonさんは軽やかに速い!静御前さんも毎朝ランニングされているせいか締まってきたような、足取りも確か。効果は大!

展望台は工事中 青空〜

離れたくても離れられないアダムとイヴの木

牛岩

岩に張り付くミヤマダイモンジソウ

アキノキリンソウ

杓子岳より手前に中岳、奥に本峰
花はもうほとんど終わりで、わずかにアキノキリンソウが中では多かったかなと言う程度。オヤマリンドウは今からですが上に行くに連れて花が開いているものが多くなる。ナナカマドやオオカメノキの実が赤く色づいていて秋の気配を感じさせてくれる。いつものことだが杓子岳〜中岳〜切窓までは笹の高原散歩で気持ちが良い。遠く感じても思ったより早く近づく。切窓の近くでお一人男性が早くも下山、切窓で休んでいる時にもう一人男性が降りて来られた。石川県の方で福井にはいい山がありますねえと嬉しいお言葉。ズボンは朝露で濡れて汚れている。Shonさんの言うとおり逆周りの法恩寺側からでは道が藪っぽいから朝露で濡れてしまうからこちらからと言うお言葉納得!
切窓で甘いおやつを食べてゆっくり休み、最後急登を頑張りました。予想ではこの辺りは風も強く涼しいはずだったのが、暑い!頂上に着いても上着をはおるどころか日陰が恋しいくらい。昨日大笠山に登り、今日ここに来ましたという男性が、あとでもう一組ご夫婦が登ってこられましたが、皆さんさっさとおにぎり食べるとさーっと降りていかれる。我々のように次から次と食べまくり、最後又おやつにコーヒー等とやっているのは少ないのだろうか・・・

頂上は目の前

オオカメノキ

ウツボグサ

リンドウ

頂上から杓子岳・中岳

ポッカリ白い雲を乗せた白山
白山や別山、岐阜県境の山々は少しもやって見えているのが残念!大野平野も勝山市も静かに広がっている。山頂に残っているのは我々だけ、12時過ぎたのでかたづけて記念写真を撮っていただき下山する事にしました。
白山見ながら稜線散歩出来るなんてとんでもない、背丈以上の笹が登山道を隠していてストックを盾に足元気をつけながら進むのは思った以上に大変なのです。
右側切れているので声をかけながら注意して北岳(1.609M)までフーフー言いながらたどりつきました。
最近歩いたばかりの岡崎の畑さんのページを見ていて藪漕ぎだとわかっていはいましたが、ここまで生い茂っていると大変です。大舟山分岐からは赤兎山の赤い屋根の小屋もよく見えます。
左に大きな大長山、もっと左には鉢伏山や取立山が見えています。ここからは笹薮の中どんどん下って行き、ブナ林に入ると少し藪状態から抜け出せるのですが、何だか長く感じました。やっと伏拝の切り開かれた所に出てほっと一息。
ここで又おやつタイム、冷たいみかんや蕨餅で元気をいただきました。

Shonさんは暑くて日傘に

北岳に向けて出発

北岳より本峰を振り返って

分岐より大舟山〜赤兎山

ブナ林 長かった!

伏拝より歩いてきた稜線を眺める
毎年8月に平泉寺からここまでの山岳マラソンがありますが、「何でそんな暑い時期にやらなあかんねん」と言う声、これは普段山歩きもなかなかと言う人達にとっては不思議にしか思えないだろう。今まで歩いてきたコースを眺めながら法恩寺山の山頂に着き、ここから中の平まではもう手入れされたよく知った道、Shonさんと先にお話しながら降りたのでした。
帰り車を元の経ヶ岳登山口まで回すのに、こんなに遠かったかしらと思う程、ススキが両側生い茂り西日に光る中を戻りました。結局出会った人は5名だけ、縦走中は我々だけ。
本来なら眺めの良いコースなのに、笹薮になってしまい残念です。残雪時に来ると良いのでしょう。
今日は皆様有難うございました♪

スキージャムのゲレンデとの分岐にて

法恩寺山頂上