八幡平(1.613M)

2008.8.7 快晴 5名

春先から東北に〜という話が出て、家族の了解を得てやっと参加が決まり、準備が始まり、とうとう福井駅に集合し8/6、20:26発夜行寝台「日本海」に乗り込んだときはやったあ〜!!と皆と笑顔でビールで乾杯!
これから3日間の非日常を楽しめる5名は期待を胸に寝台車に横になりました。
早朝秋田で降りて東北新幹線に乗り換えて盛岡に。盛岡の駅でレンタカーを借りて東北自動車道で北に向かい、松尾八幡平I.Cで降りてアスピーテラインを通り県境登山口そばの駐車場に。

駐車場(9:55)…山頂(10:25)…源太森(11:12)…黒谷地湿原(11:50)…(12:25)茶臼岳(13:25)…茶臼口バス停(13:45)
                                                   (休憩時間を含みます)

明日登る岩手山(駐車場から)

どのコースを?
全く晴れ晴れとした良い天気(^_^)v
5名とも日ごろの行いが良いと見えて、青空にアオモリトドマツの濃い緑と笹の薄い緑が映えてすがすがしい空気に気分はルンルン♪コースはいろいろありますが、今日はガマ沼を通り山頂に行き、八幡沼を眺めながら源太森に。
そこから黒谷地湿原を経て茶臼岳まで歩きます。
山頂や八幡沼周辺は道も綺麗に造られて観光客も多い事でしょうが、今日は平日とあって少なめで静かなのが嬉しい。
もう1〜2週間早く来ればお花が楽しめたに違いない。
今はアザミ・ギボウシやウメバチソウが主に咲いていました。湿原・沼にはミズバショウの葉も見られ、チングルマの綿毛が風にそよいで気持ちよさそうです。
駐車場から山頂まで0.9K、山頂から黒谷地まで3.3K、黒谷地から茶臼岳まで1.6Kで、なだらかで楽なのですが最後の茶臼岳までは道も歩きにくくなり同じ景色のダラダラ道で、暑くて又ここを戻るのは嫌だなと思っていたら、地元の方のお話で丁度いい時間にバスがあるというのでホット一安心。

コバルトブルーのガマ沼

八幡沼
高原台地に湿原と湖沼群が広がっています。
一周すると約1時間だそうです。

頂上の展望台

わずかに残ったニッコウキスゲと遠く岩手山

木道を源太森に向かいます

あちこちに沼があり、ミツガシワが

オヤマリンドウとウメバチソウ

源太森…アオモリトドマツ(オオシラビソ)の実

黒谷地湿原

茶臼岳(1.578M)山頂から
茶臼岳からは岩手山はもちろん早池峰山や姫神山など360度の大展望です。充分景色を楽しんだあとはアスピーテラインの茶臼岳バス停までひとくだり。日陰でバスを待つ間に品の良さそうな御夫婦の車に一人乗せてもらい駐車場まで車を取りにいってもらう。バスは間違いなく通ったが、これで5人分のバス代でビールが何本か買えると喜ぶ誰かさん。
今度は最高部の駐車場から進路を北に樹海ラインを下り、今夜の宿の松川温泉に向かいます。途中で有名な藤七温泉の近く蓬莱境をひと巡りしました。入り口は草で覆われかけていましたが、道はきちんとあり、途中から見上げるような大きな岩が出てきます。唐松が根を巻きつけ、さしもの巨岩も二つに割れているものもあり、長い年月を感じさせます。この辺りとにかく自然林だけで、秋に来たら紅葉が素晴らしいだろうと思います。
松川温泉は地熱発電所のパイプが通り、日帰りの観光客でにぎあっていました。泊まった松川荘では松川の渓流沿いの露天風呂で疲れを取り、名物のホロホロ鳥の鍋や季節の山菜で誰かさんのビールは進んだのです。冷房も要らず涼しくて皆さん満足満足♪ 翌朝は5時半に食事を用意してくださり、2日めの岩手山に!

蓬莱境にて

松川荘のごちそう

   2日目