三頭山(777.5M)〜大師山(550.3M)
2008.6.25  曇り 2名

平泉寺(10:25)…三ノ宮(10:40)…分岐(11:35)…(11:50)三頭山(12:23)…(13:30)大師山(13:40)…登山口(14:15)
                                                              休憩時間を含みます
梅雨のせいもあるけどなかなか山の会に参加できない。ストレスが溜まって珍しく夏風邪にかかりやっと回復したような・・・
文殊山ばかりでは寂しい・・・少し歩かなければと思い、前から気になっていた越前禅定道の始まりである平泉寺から三頭山くらいまで行ってみようと家事を済ませてから出かけてきました。
一人では怖いので京の宮を相棒に?いや用心棒?に誘い、時間が無いので車一台は大師山の麓に置き平泉寺に向かいました。子供の頃大きな杉が立ち並び、苔むした石の参道が続くこの道はよく歩いたものです。
神社入り口のおそばやさんの前に車を置き、大門市のおばさん達が野菜や山菜を並べているのを見ながら神社の石段を上がっていきます。夏休みに分厚い緑の苔の上に座り、涼しい木の下で宿題をしたものです。その後の50年に一度のご開帳で苔は荒れ、今はロープ等が張り巡らされています。昔のように戻るには200年も300年もかかると言います。
拝殿を過ぎ、右手しばらく登ると最後三ノ宮(安産の神様)があり、すぐ白山禅定道平泉寺登拝口の標柱があります。

     

三ノ宮

ここから登山道

沢筋の登山道
すぐ尾根道をたどり白山禅定道の剣之宮を行く道と、沢沿いに行くコースとに分かれる。聞いていたように私たちは沢沿いに進む。しっかりとした標識や平泉寺についての案内板などがあり、思っていたより整備されている。ここから法恩寺山までは6.5Km、いつか行って見よう。しばらくは石畳の道で滑り易く、何度か沢を渡りながら静かな杉林の中を行きます。
雨の後で心配したが、草は刈り払われていて濡れる事も無く、くもの巣だけよけながら踏み込まれた道を行くと剣の宮からの道の分岐に出ます。ギンリョウソウの咲く緩やかな気持ちの良い道をしばらく行くと大師山への分岐。ここから法恩寺山に向かう道は眺めただけでも綺麗な快適そうな登山道で、時間の無いのが悔やまれる。私たちは左に入ってすぐの三頭山へ。ここはスキージャム方面が少し刈り払われて、コースやホテルが見えます。木のベンチも置かれて、ゆっくりと昼食を食べて今度は大師山に向かいます。歩き出すとピンクのササユリがまだ元気に咲いていてくれました。ここもきれいに掘り込まれた登山道があり、昔から使われていた??

  

ギンリョウソウ

ヤマボウシ

快適な登山道
コアジサイ、エゾアジサイ、ドウダン、ヤマボウシなどの足元にはワラビの伸びたのが沢山・・・でも固そう(^_^;)
登山道は狭い箇所では雨で流された落葉がはき集めたように小山になっています。どんどん1時間ほど歩いてここが鞍部かなと思われる箇所から少し登り返し、林道を過ぎるとやっと広い大師山の山頂に到着。方位版があり、市内が一望に出来ます。やっと風が抜けて気持ちよくお昼ねでもしたいところだが、先を急ごう。若い時に一度第一回たいまつ登山で来たのと、8〜9年前に来ただけであまり覚えていない。降り口はここだろうとどんどん下るがなんか記憶とは違うような・・・。昔は林道を横切ったような・・・。でも木の名札がかけられていたり、方向は間違いないから大丈夫だろうと降りつづけるとやっと大仏殿の屋根などが木々の合間に見えたので安心。あとでゆっくり地図を見ると二つあるんですね、大師山までの道ばかり地図を眺めてきていて、最後はよく見てなかった(-_-;) でも間違いではなく最後登山口の車を停めたところに無事到着。今日は誰にも会わない一日でした。平泉寺に戻り、ソフトクリーム屋さんに寄って甘いのを食べて生き返った気分!二人ともなんかこれくらいで疲れてしまって「なまっているう!」と反省。

三頭山頂からジャムを眺める

ササユリ  

大師山から勝山市を

(デワノ)タツナミソウ??

 シモツケ?