鳴谷山(1.595M)
2008.5.18 晴れ 5名

福井(6:00)…登山口(7:40)…鎧壁(8:25)…頂上(10:13)(12:10)…砂前御前分岐(13;18)…登山口(14:12)
先週の山行は富士写ヶ岳だったらしいが、シャクナゲはもう終わりかけで寂しい姿だったので、今日は鳴谷でと言う事らしい。
市民体育会などがあり、参加者は少なく5名。
今日は岡崎の山岳会の畑さんと金沢のNさんも登りに来られると言う。メールのやり取りだけでまだお目にかかれずいたので楽しみ♪私は土曜に岐阜の友人を連れて来なければいけないので下見も兼ねて参加、美容院でセットなどして綺麗になってお目にかかりたいものだが、今更繕っても隠せるものでもない(~_~;)
日曜なのできっと沢山の登山者で賑わう事だろう。
駐車場はまだ少し空きがあり、支度を終えたくらいのところに三河ナンバーの車が入ってきた。
HPの写真で見たことのある体格の良い方が・・・
間違いない畑さんだ。私の事もわかったみたいではじめましてのご挨拶を交わす。初めてのような気がしないのもおかしい。
頂上でお待ちしますと私たちのグループは先にスタート。
しばらくで見られるミズバショウはもう葉が大きく育ってしまっている。

   

   

   

いつもならもっと・・・
30分ほど歩くとシャクナゲ通りに入るが、今年は花つきが良くないと見え寂しい。昨年の方がまだ良かった。
ここはタムシバやオオカメノキが多く、ピンクの花の上は新緑に映えて白く花が光っている。足元には可愛いイワウチワやオウレンそしてショウジョウバカマがまだ咲いて雪解けが一気に進んだのだろうか。やがて鎧壁が見えてくる。この辺り一帯はいつ来ても新緑と残雪とのコンビネーションが素晴らしい!
奥にはこれから向かう頂上が顔を見せてくれている。
温度は高いのだろうが空気が爽やかで谷から上がる風は心地よい。そのうちミズバショウの群生地あたりに入ると足元はぬるぬる・・・う〜ん最盛期には少し早いかな?
かなり咲いているがリュウキンカの数はまだ足りないように見える。ザゼンソウがポツポツと・・・コバイケイソウの葉も小さい。
やがて尾根道に出ると道の両脇はマイズルソウの群生がずっと続く。まだ花は出てないが蕾が少し見える。中にツバメオモトの葉も出ているし、数は少ないがチゴユリは花を付けている。

鎧壁

頂上はずっと先

ミズバショウとリュウキンカ

     

   

いつ見てもキレイ♪  

大杉が続く
大杉が立ち並ぶ登山道を過ぎるとやがて残雪が残り、潅木が所々道をふさぎ笹をわけたりして進むと一気に視界が開ける。
今日はじめてのうさぎさんに先頭を譲って感激の言葉を…
白山の全貌と別山の姿、右手には奥越の山々、いつ見てもいいが、7〜8年前か初めて見た時はウワオー!と感嘆の叫び声が皆から出た覚えがある。今週の土曜に友人たちはこの眺めを見れるだろうか・・・晴れますように。
約2時間半で到着、ダラ〜と広い山頂は白山の方向を向いた登山者で一杯だ。最近は人数が多くて、今日のように5名の宴会は少々寂しいかも。だいたい食べ終わった頃畑さんたちが到着。昨年はガスの中だったようで、やっと大好きな白山を見てもらえて良かった良かった!!昨日は姥ヶ岳に登り、法恩寺山の中の平避難小屋で一泊して今日この山に。近くにいい山が沢山あっていいですねとお仲間の方に言われ、そうなのだあ〜と改めて考えてみる。どんどん登山者は増えて来る。ざっと数えてみたら60〜70名と言ったところ。今日は男性一人で寂しく飲んでいたリーダーが畑さんにお酒を持って話し込みに行って腰を上げないので、ひっぱって連れ戻し下山開始。金沢のNさんもどこか又山でお会いしましょう!

白山だ〜

奥越の山々

白山

沢山の登山者

岡崎山岳会の皆さんと金沢のNさんたち

大笠と笈
下山を始めたのが12時過ぎだが、どんどん下から登山者は上がってくる。人気の山なのもあるが登山者数が増えているのだろう。いつも平日が多い私たちの会は、めったに人と会わない事が多く戸惑うほどだ。この山は急なところは少ないが長いコースなので、帰りも2時間程かかる。朝、固かったイワナシの花の蕾がゆるんだような・・・リュウキンカも増えたような気がするのは私だけ?
朝よりぬかるんだ登山道も何とか転ばず通り抜け、無事下山。何と駐車場に入りきれない車がずっと林道の脇に駐車してあり、その数に驚いてしまった。
白峰の総湯(300円)に入って帰福。このお風呂は斜め向かいに新たに大きいのが建設中、秋には入れそうで楽しみ。予定通り5時頃には家に入れて、すぐに泥靴を洗ったのでした。
皆さんありがとう。

タムシバ

ムラサキヤシオツツジ

ブナ

イワナシ

赤・白・緑・・