銀杏峰(1.440.7M)

2008.4.7 曇り 5名

週末の好天を恨めしく眺めていた。
今年の例会は雨が多い(~_~;) 誰が雨男に雨女?と八つ当たりしてもしょうがない・・・
何とか午前中は降らないらしいので、近くの山にと6時に集合、大野市に向けて出発。道中に荒島岳など眺めていると大分雪が減ってきているのがわかる。市内から銀杏峰と部子山も並んでよく見えているが、まだ上部は白い。
平日のこんな日だからか、いつもの宝慶寺いこいの森の登山口の駐車場には我々の車だけ。7時にスタート、雪の無い名松コースを歩き始めるのは初めてで、松林の下はやっと花を付け始めたショウジョウバカマとこれからのイワウチワが長い積雪から開放されて喜んでいるよう。風が強くてえっ?こんなに!と思うほどずっと吹き続けていた。夏道通り行くと雪はまばらに現れ、羽衣の松・見返りの松・仁王の松がお出迎え。可愛そうに見返りの松の枝が雪で折れてしまっている(7:44)。800M辺りからは完全に残雪で覆われてしまっているが、つぼ足で何とか大丈夫。1.150Mのピークからは大野市内と奥越の山々や白山まで曇天の下ながら見えている。

    

日当たりの良い所は

イワウチワ
  
   

急登

風が強くて・・・

部子山
風は一向に弱くならず、もう鼻水でズーズーしているのに強い風で息が辛いほど、おまけに髪の毛が顔に当たり目にかかり大変!!それでも太陽がうすぼんやりと見えているので、雨はまだ来ないだろうと進むが、1.300M辺りでどこか風の少ない場所がないかと探してザックを置き、待っていると言う二人を残してリーダーと京の宮と私の3人で頂上に向かいました。
何とか風で立ち止まりながらも1.400M過ぎた所まで来ましたが、さえぎるものは何も無い稜線なのでもう立っているのもやっと!(9:20)ポールが近くに見えているのでもう少し頑張れば・・・とも思ったが、ここまで来れば景色も変わらないし、途中で待っているしとあきらめて下山しました。台風の中継で強い風で何かにつかまってアナウンサーがやっとしゃべっているのを見ますが、同じ状態でした。カメラも身体が揺れてうまく撮れない!春の嵐の低気圧が通過して行ったのですね。下界ではわからない風の状態で、真冬ここはいつも加えて冷たい突風にさらされているのでしょう。急いで降りて、待っていた二人と一緒にもう少し風の弱い所でと下り、1.000Mあたりで昼食をとりました(10:14〜)。

目もあけていられない!

もう少しだけど・・・
いつもより短い時間で昼食を終えて、ゆるくなった雪を踏みながら下に降りてくるとやっと風が静かになって来た感じ・・・
鳥の鳴き声も聞こえて下界は春〜なのだ。
11:40頃下についてしまって、何か不消化のような、今まで体験した事の無い程の強い風に良かったような・・・
全員の気持ちは「ふ〜、熱いお風呂で癒されたい〜」で、時間は充分あるのでゆっくり「あっ宝んど」600円のお湯につかってから帰福しました。

上はまだたっぷり残雪が