取立山(1.307.2M)

2008.1.20 曇り 7名

    福井(6:00)…国道脇(7:30)…夏の駐車場上(8:15)…頂上(9:30)…避難小屋(9:45)
    避難小屋(11:15)…大滝(12:20)…国道脇(14:00)
天気予報では日曜が晴れのはずだったのに、昨日はピーカンの真っ青な空・・・。お陰で今日は薄曇で今一のお天気模様の中、6時に集合して勝山に向かう。北谷に入っても思ったより雪は少なくて温度もマイナス2度。国道の待避所の所に車を停めて7:30出発、まだ先行者の車は2台?くらいあるのみ。06年は国道脇の雪の壁を乗り越えるのが大変だったのに本当に少ない。昨日の好天でここは銀座コースとなっていると見えて、踏み跡はしっかり、山スキーのあとも沢山で賑わったのでしょう。夏道が残っていて、積雪も少ないのでショートカットする回数もいつもよりちょっと少ないのかな?
太陽は出てはいるのだが、薄雲でぼんやり・・・
青と白だけの世界を楽しみに来たのでちょっと今日は残念かもしれない。結局かんじきは付けずに頂上には2時間足らずで到着、先行のお二人がきっと昨日のどなたかのであろう雪の壁の中でお休み中。

ショートカット

浄法寺山〜越前甲方面

いつもなら綺麗な雪原なのだが…

雪屁もまだ

白山

赤と黒の帽子だけのぞかせて
頂上は標識が顔をだしていて、下を見てもブッシュが沢山出ていて例年のようにもうただ白銀の世界というわけには行かない。風が冷たいのでとにかく白山の方角に向かって降り出す。時間も早いので板屋の頭方面に向かいかけたのだが、展望も今ひとつなのと風があるので早々に、リーダーは「止めた小屋に行く!」と引き返し始めた。そんなあと思ったけど、今日の具合では行ってもいい写真は撮れない(~_~;)、残念だけどあきらめるしかない。
避難小屋はまだ全部は埋まっていないので、入り口を少し掘れば入り込めそうだったが、中は暗いだろうから外で食べようと風の来ない杉林の下で宴会開始。
海鮮鍋・カレー鍋・豚汁・ニシンの焼いたのともうお腹は一杯!頂上を眺めると登山者が増えているのがわかるのだが、誰もここまではやって来ない。
11時を過ぎてもう食べられないので下山の支度を始める。帰りはかんじきを付け、こつぶり山から回って降りることにした。もう白山はスッキリとは見えず今回はここでサヨウナラ〜

避難小屋

尾根をどんどんと

雪屁の可愛いのが・・・

対岸にどこで渡る?
このまま滝には降りずにどこか尾根筋を行くと思っていたら、雪が少なくて夏道がわかるので、登山道をたどる形で滝の上に出てしまった。滝の見える箇所まで何とか降りると、滝は半分凍った所もあり、これからもっと寒くなれば全体が凍るのだろうか?ここまでは良かったのだが、しばらくの間登山道は急斜面から滑り落ちた雪と積雪で埋まり滝谷に滑り込む危険な斜面と化している。柔らかい箇所は何とかなるのだが、下が固いところは蹴りを入れて足場を作ってカニの横ばい状態で慎重に進み、何とか抜けた。やはりそれなりの装備でないとここは危ないかもしれない。滑落すれば一気に滝谷に落ちてしまう。途中大きな岩の上から染み出した水がツララを沢山作って綺麗で、ちょうどその中を抜けられて面白かったです。まるで層雲峡の氷漠祭りのようです。
なんて事を言っていてはいけないので、このコースは私のような素人は降りないほうが賢明でしょう。
でもいい勉強になり、全員気を引き締める良い機会となりました。時間がかかったので下の国道脇には2時頃到着。
皆様、有難うございました。

大滝と復帰した京の宮

背丈より長いのもある沢山のツララ

最後ここを過ぎれば…