笈ヶ岳と大笠山 |
三方岩岳頂上 |
まだまだ先よ〜 |
今年は雪が少なかったので花なども早いのではと思って歩いているが、タムシバは丁度見頃であくまで純白な白さで咲き誇っているけど、ムラサキヤシオツツジは蕾が多い。
しばらく行くとまだシャクナゲが残っていて、赤い蕾のもあり数は少ないが綺麗に咲いている。この濃いピンクは本当に綺麗!
登山道両脇にはマイズルソウがびっしりなのだが、まだ花はついていない。3年前に来たときは咲いていたし、他にももっとお花が多かったように思うので、雪が少ない少ないと言う割にはこの辺りは春先の寒さなどで例年とそんなに変わらないのだろうか。補ってくれるようにツバメオモトが沢山咲いている。
あと濃いピンクのコイワカガミ、イワナシなど。
気温が高いのでたまに谷間から上がってくる風は心地よい。
ある温度になると途端にYちゃんのペースは落ちてしまい、なんで登ったり下ったりこんなに辛い事やっているんだろうと考えてしまうのです。皆の半分も山に出かけていないのに、気力が足りない!もちろん体力もですが・・・
ネットで見ていると、すごい回数をこなしている方が沢山いらっしゃる。私は体力もだがその気力に完璧脱帽!なのです。
なんだかだ言っていて置いていかれても困るので、前に前に進むしかない。 |
タムシバ |
中はピンクで可愛い |
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やがて振り返ると飛騨岩が大きくどうだ〜と言わんばかりの姿を見せてくれている。岐阜県側は急峻なガレ場になっているので気をつけたい。やがて岐阜県側からの鶴平新道と合流する赤頭山を通過、左手眼下には庄川や白川郷の部落、鳩谷ダムが見えている。3月に登った猿ヶ馬場山は白川郷の上に見えている山なのだろうか・・・?
単独の男性が早々と降りていかれる。右にカーブして野谷荘司山は連なり、三角点と標識があるだけで通過点にすぎないような狭さ、時間もあるのでもうせん平まで足を伸ばす事に。
何度かアップダウンを繰り返し、オオシラビソと池糖が広がるもうせん平に着きました。妙法山へ1.9K、三方岩岳へ3.8Kと印した石標と海山地蔵尊と彫られた一体がお出迎え。
ここから妙法山(1.775.6M)まで約1時間半と聞くので行ってみたい気もしたが、Jちゃんによると同じ景色とアップダウンの連続らしいので遠慮しよう。
昼食はまー姉さまが土曜日に福井県大野市の奥まで採りに行った貴重なウドの天ぷらをしてくれた。有難いありがたい!
それならと焼くはずだったエビや蟹かまぼこまで揚げて皆で美味しく頂きました。 |
ツバメオモト |
飛騨岩 |
野谷荘司山は中央より少し左 |
鶴平新道の尾根とダム |
モウセン平はこの山の向こう |
もうせん平 |
前回はモウセンゴケが小さくても沢山あったのに、今回は全く見られない。それとここから野谷荘司山までの間には沢山ハクサンチドリが見られたのに今日は全く無いということは、まだ早い?11:45くらいに下山開始、来た時とほぼ同じ時間がかかると言うのもしんどい・・・(~_~;)
後方には三方崩山が見えているが、白山方面は相変らず雲が切れず残念!途中たっぷり休憩を入れて三方岩岳に着くとご夫婦らしきカップルに写真を頼まれる。
この辺りから下はダケカンバも芽吹いていて、新緑のブナの若々しい色と、ダケカンバのクリーム色の木肌、タムシバやオオカメノキの白い花が柔らかく優しい雰囲気をかもし出していてくれる。
平日なので山の中で会ったのは単独の男性2名と、ここからはこの2名ともっと下で会った親子?
保育園児くらいで、皆に「えらいネエ〜」と声を掛けられると、我々9名が降りるまで「おんぶ〜」とも言えず頑張ってくれたのでしょうか。2時過ぎに駐車場に到着、今日も一日有難うございました。白峰の総湯に入り帰福、途中いけないと思いながら睡魔には勝てず、口を開けて寝ていたとか、歳はとりたくないものだ、運転してくださった方に陳謝m(__)m
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白山はお顔をかくしたまま |
三方崩山 |
新緑とダケカンバ |
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