雨乞岳(1.238M)

2007.11.18 晴れのち曇り 9名

福井・鯖江(5:30)…武平峠(8:10)…登山口(8:20)…七人山のコル(10:05)…東雨乞岳(10:35)…西雨乞岳(10:48)
西雨乞岳(12:08)…七人山のコル(12:33)…登山口(14:18)
ここのところ山の会の日は天候が悪いのといろいろあって、ずっと参加できなかった。久しぶりに皆さんと顔を合わせられて嬉しい(^。^) 北陸は冷たい雨の一日になるらしいが何とかこちら方面なら天候が大丈夫だろうと出かけてきました。8号線から365号線を通って木ノ本に出てここから高速で八日市インターまで。あとは477号線に入り鈴鹿スカイラインで武平峠へ・・・と書くとわかっているみたいだが、私は酔い止めを飲むとしっかり寝てしまう体で、申し訳ないながらも道中半分以上爆睡(-。-)y-゜゜゜お陰さまで元気スタートをきれました。
駐車場はほとんど満車状態。なるほどここは御在所山にも鎌ヶ岳にも登れる好ポイントなのだ。登山口のある方面を見ると朝日を浴びた御在所山が、駐車場側を眺めると鎌のつんととがった稜線が黒くシルエットを浮かびあがらせていて本当に近くに見える。私はこちらの方に登りたいと思うくらいだが、皆さん連休に鎌ヶ岳周辺二日もかけて歩き済みなので言い出せない(~_~;) 皆さんどちらを目指して行かれるのか、休日は人出が多い。

御在所山方面

鎌ヶ岳 (登りた〜い)

コクイ谷との分岐、我々は左に

黄葉が綺麗!クラ谷

落葉の中を・・・

七人山のコル
こちらの方面の山は下草が少なくとても綺麗なのは何故?鹿が食べてしまうから?でしょうか、残っているのは主にシダと笹など。登山道が不明瞭な箇所がある上に落葉で踏み跡がはっきりせずどこでも歩ける感じで迷ったら怖い!
かなり歩いても高度は変わらず、谷を巻いたり渡ったりの繰り返しで、景色もブナやナラなどの葉がほとんど落ちて明るくなった森の中、カエデやモミジ他いろいろ?が色を添えていてくれる。少し登ったと思ったら七人山のコルとかで、ここで小休止。ここからは一気に掘り込まれた登山道を東雨乞岳まで上がるのだが、風が強く両脇の笹がなんとか防いでいてくれたのだが、上に出た途端、寒いのなんの、展望は360度で暖かければ広いしここで昼食となるところだがとてもいられない寒さです。駐車場からは上部しか見えなかった鎌ヶ岳も全容が手に取るように見え、御在所山のロープウェイの建物などや麓の町もよくわかるのだが、寒くてじっくり眺めていられない。

東雨乞岳山頂から西雨乞を望む

御在所山と左奥に国見岳 手前は七人山

西雨乞岳山頂から東雨乞を望む

鎌ヶ岳 (遠くなってしまった)
後のメンバーを待たずに西雨乞岳まで。頂上にはすでに先客がいるのと低い笹が密集していて広い場所は無いのだが、とにかく着るだけ着てホッカイロも貼って、何とか風の少なそうな場所で宴会開始。とても冷たいビールは飲めないとお酒を燗して飲む人、うどんを入れた熱いもの作って食べる人・・・でも寒い!!冬に雪の上で1時間くらい座って昼食タイムしていてもこれだけ寒くは無い。やはり太陽と風だ。下界や他の山には日が差しているのにこの辺りはとにかく風が冷たい。
たまらず下山開始、一気に東雨乞岳に着くとここはもっと風が強く立っているのがやっと。重力に従って下半身しっかりの私でさえ飛ばされそうであわてて笹の中の登山道に入り、七人山のコルまで駆け下りて一息入れたのです。鼻水ジュルジュル・・・だったけどまあ、雨が降らないだけ良しとしましょう。
ここでやっと記念写真でもと写して貰い、今日は登山始めて間もない方もいらしたので同じコースを帰りましたが、天気が良ければ頂上から杉峠〜コクイ谷〜武平峠と回ってくると面白いらしい。

山頂

後ろは雨乞岳

    

ちょっと遅かったけど綺麗!

鎌ヶ岳が近くなってきた

もうすぐ下に
帰りも同じくらい時間がかかるコースだが、楽チンで今日はあまり歩いたと言う気がしないまま下に着きました。
駐車場でコース案内板を眺めていると、頂上で会った方が、メンバーの二人が降りてこないので途中で会わなかったと聞かれたが、どなたとも追い越しも追い越されてもいないのでコースが違うのだろうか・・・、やがて探しに行かれた様子。
標識がたまにあるのだが、かろうじてついている赤いテープが頼りのところが多く、間違い易い山かもしれない。
天気予報通り、福井に近づくにつれ雨はひどくなり365号線県境辺りはミゾレ混じりの状態。
冬が早いのでしょうか・・・
雪は嫌いではないけど落ち着くまでの間は、やはり暗く寒いこの時期は山好きの人間には嬉しくない。
結局お風呂にも入らず帰福、6時頃には自宅に帰れました。皆様有難うございました(^^♪