高落場山(1.122M)
2007.10.22 晴れ 7名
広がる砺波平野 |
何のかたち? |
縄ヶ池 |
しばらく下っていくと湖面が見え隠れし、遊歩道があるので進んでいくとミズバショウの株などもあって春は綺麗なのかも。湖に出ると湖面にうっすらともやが残り、なるほど方角によっては夜叉ヶ池に似ている。魚がいるのか時々水のはねる音がする。遊歩道はずっと湖の周りについているみたいだったが、我々は元来た道を戻り、林道を歩き出した。 20分ほど歩けば登山道があるはず・・・途中上がる所があったので登ってみると何とそこはパラグライダーの基地、よーく見ると奥つくばね山(大滝山)の標識も立っている。そこから降りると又、林道でパラグライダーの人のためか駐車出来るスペースも十分。紅葉している木々も目立ち始め、すぐに大滝山ブナ原生林への標識がありやっと登山道に入る。 10分も行かないうちに草沼山との分岐に出た。行ってみるべしと少し登ると草沼山の標識と三角点があり、雪で少し白くなった白山、薬師、立山、剣などが見えるではないか。ふ〜ん富山の山に来ると北アルプスの展望がこんなに低い山でも得られるんだあと感心してしまった? |
池の近くにマユミの木が何本も |
奥つくばね山(1.080M) |
紅葉には青空だ〜 |
ブナ原生林入り口 |
ブナ林 |
頂上 |
分岐に戻り、ブナ林の中を40分ほど歩いて高落場山に到着。雪が多いだろうと思うのに、ここのブナはすっきりと大きく背も高く見事なものが多い。色づきかけたブナの葉が柔らかい秋の日に映えて穏やかな気持ちにさせてくれる。 大きなこぶをつけたものもあり、見飽きない。 頂上には我々だけ、見回すと大笠山〜笈ヶ岳〜白山と続き、金剛堂山、白木峰の奥に槍ヶ岳の先が見えている。 その左手には薬師岳、立山、剣岳と続き、ぎりぎり木の間から白く白馬の山々が顔を出している。 くっきりとは写らないのが残念だが、良い眺めに満足して宴会モードに入る。今日は我が家の18番、ぜんまいの煮たのを持参して来た。今日のようにあまり歩かなくてよい時には、前日から頑張って用意してくる。そのうち中高年のグループがどんどんやってくる。どれが白山だかわからないと言うようなおばさん達、ザックに紫しきぶの枝を切って沢山入れてやって来る、そのうち堂々とナナカマドの枝まで切っている。 「そんなことしないのよ」と言いたいが、口に出せない(~_~) |
美味しいよ〜 |
冠雪した白山 右側から大笠山と笈ヶ岳 |
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左・立山 薬師岳 |
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デザートは三色あんの白玉団子で〜す(*^。^*) 黄・さつまいも 紫・紫芋 緑・枝豆(ずんだ) 笹の葉を綺麗に拭いてお皿にしてみました。 これが一番重かったけど誰かに食べてもらいたいYちゃんなのです。皆さん迷惑な顔せず食べてくれました。 |
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唐木峠(690M) |
10時から11時半まで飲んで食べて・・・風も無く暖かい秋の一日、ピクニックのようなこういう日もあっていいかも。運動量に対して今日は食べすぎ(^_^;)、少し減った体重も戻ったかもしれない。先ほどの緩やかなブナ林の道と違い、どんどん高度を下げて唐木峠まで一気に下る。左に行けば中部北陸自然歩道で杉峠を経て平村に出る。我々は右に出て石畳の道を下る。 いかにも昔の峠道と言う感じなのだが、苔むして濡れているので滑って歩きにくく尻餅つく人も多くにぎやかなこと。 朝、車を置いた若杉集落跡地に着いて今日はここまで。逆にここから登った方が歩いたと言う気になれるだろう。 Y女史以外、初めての山だったので良かった。残雪時にいい山だろうと思う。帰りは林道温泉観光荘で入浴したのだが、手前にあった加賀屋というのは廃業していて、もう一軒の観光荘もやっているようないないような・・・、車をとめようかどうか迷っているとおばさんが出てきたので聞くと、営業中と言う。そして「こんなのでよかったら・・・」と何か危ないお言葉。 まあいいっかと350円払って中に入るが、蛇口も少なくお湯も今一で、体だけ流してさっさとあがって来てしまった。ここは湯治に使う温泉なのだろうか? |
石畳の道 |
若杉集落跡 |