医王山・白兀山(895.7M)

2006.9.25 晴れ 6名

しがらくび登山口・・・白兀山・・・ナカオ新道・・・カニの横ばい・・・三蛇ヶ滝・・・大池平(大沼)・・・鳶岩・・・覗・・・しがらくび

ここのところ秋晴れの爽やかな日が続き、どこか行きたいと計画しかけた所に、金沢のKさんから医王山へのお誘いがあり喜んで福井から5名が参加して来ました。福井を5:30に出発し、待ち合わせの場所から医王山のドライブコースのような道を車で駆け上がり、しがらくび登山口に到着。右→
昔金沢に住んでいた事があるけど、表の方の公園的な所やレストランのある辺りしか知らなくて、山としては認識が無かった。
7:45スタートしてまず白兀山を目指す。
道は深く掘り込まれていて木漏れ日の中気持ちよい歩きで、30分もかからないうちに白兀山の頂上に着く。
ここには祠と展望台があり、眺めも良く能登で一番高いと言う宝達山がわりと近くに見え、左手金沢市街が大きく広がり、その向こうは日本海。この山が890Mもあるなんて・・・おみそれしました。金色に光るキノコを見つけたのでお供えしてきた。
ここから一気に沢めがけて下っていく。
途中紅葉には早いものの、ママコナ、アキギリ、カライトソウ、ウメバチソウなど咲いていて楽しませてくれている。
ナカオ新道(初心者不向き)と書いた標識が立っている。
今日はこの山などお散歩にもならないK女史の案内故、どこだってかまわない、心強いものがある。
どんどん高度を下げて我々は大沼の方に行かず、わずかな踏み後をたどり沢に降りる。この川は地図で見ると豊吉川となっている。好天続きで水量が少ないのであっちに渡りこっちに渡りと楽しい♪ 誰か滑って水の中に落ちないかと楽しみにしていたが、皆真夏とは違い遠慮されたと見え無事通過。
大きな岩が突き出て深い淵の場所は巻いたりして進んでいくと、富山県側からのコースに出る。
ここから三蛇ヶ滝まではカニの横ばい。
ずっと鎖が張られ、スリルがあって面白いコースです。
昔には落ちた人もいたとかで、慎重に進んで行くとやがて右手下に滝の音。30Mの滝らしい。
ここからは少し登り返して大池平に向かう。
ふと気がつくと杉などの人工林が無く、全く自然のままでこれは貴重な事でしょう。

つかまるものが無い!

滑らかな清流

沢歩きもこの辺りまで

落ちたら下まで・・・
広く公園のようになっている大池平
ここから見上げると鳶岩が突き出ている。
大沼の周りをめぐるコースもあるようだが、今日は時間の無い我々はここで昼食タイムとする。この池にも伝説があるようだ。
いつもの会のメンバーだが男性は一人、飲兵衛さんがいないのと問題になっている飲酒運転、お行儀良く食べる事だけに専念していると最後にはKさんがお抹茶をたててくれるという品行方正な山行・・・さすが金沢???
お腹が一杯になった所でこれからは鳶岩めがけて鎖と岩。
高度差で100Mとか、軟弱者で雪姫の私だがこういうのが嫌いではないのです。お尻が重いのが難点だが、岩のとがったところに手をやり三点確保で行けば難なく鳶岩に到達。
先の先まではさすがに怖いので手前で記念写真を撮ってもらう。
やはりU氏はお・と・こ、それとも小立野生まれで幼少のみぎりから慣れ親しんだ遊び場だった故?か先っぽに立ちVサイン。
見ているだけで足がぞくっとする。

本格的

大きなカエデ?系の木の下には綺麗なおトイレも(大池平)

ひよこさんを見守るKさん

Kさんと私
途中5名くらいのグループに何度も会うのは、皆さんいろんなルートで回っていらっしゃるからなのでしょうか。
危険な場所を避けているのかも?
岩からは狭い尾根上を歩き、覗を通過して東屋のある覗休憩所で一服する。
金沢市街はもちろん右手奥には砺波平野が広がっているのが見える。ここからほんの少しで元のしがらくびに到着しました。
沢あり、岩ありで変化に富んだ楽しいコースでした。
時間があれば夕霧峠に移動して奥医王山等にも登ると良いらしいが、今日はここで帰ることにする。
Kさん有り難うございました。感謝感謝!

                下の花はキンミズヒキ