食欲の秋ですね。これから冬に向かい今度は運動が億劫になってくる。そんな季節がやってまいりました。春になるとあなたの愛犬・愛猫がびっくりするような体型になっているかもしれません。
今回は、ダイエットの成功例を紹介したいと思います。
なにを隠そう当院のわんこ、みうの事です。
はずかしながら、今年の春ワクチンの為体重計にのせてビックリ。18.65kg程あったでしょうか。確かに胴輪をするとボンレスハム状態になり、肉がつまめるようになっていましたが、18kgをこんなに超えているとは思ってもいませんでした。
理想体重は15〜16kgのわんこです。
ほとんど室内犬なので足場の悪い冬、散歩は少なめだったかと思います。心当たり、反省すべき所はいくらでもありました。
速攻でダイエットをはじめました。ただ食餌の量を減らしただけでは必要なミネラル等も減ってしまうので、体重減少用の処方食、ヒルズのr/dを使うことにしました。
もちろん、みうに必要なr/d、1日3カップ以外はおやつもカットです。
3ヶ月くらいすると1キロ減り、6ヶ月するとまた1キロ減り7ヶ月たった現在ではとうとう15.98kgまで体重が減りました。もうだぶついた肉はありません。おなかもぺったんこ、ウエストきゅっという感じです。
3月 | 春 | 夏 | 秋 | 10月 |
ちょっとビックリ
18.65kg |
なかなか痩せない
17kg後半台 |
夏痩せかしら、
16kg台で落ち着く |
このままr/dでいこうか
どうしようかと迷いつつ |
いつの間にか
15.98kg |
成功するなら細かくデータを取っておけばよかったです。だいたいの経過しか紹介できないのが残念です。
今後は、カロリーライトとか処方食でも体重維持食とかで様子を見ようかと思っています。
なかなか、ダイエットが進まない患者さんもいるのに、こんなに上手くいっていいのかなぁと思うくらいやせましたが、実は原則としておやつなしの所、みうは、散歩で実家によるたび、ヒメタラやニボシをご馳走になっていました。
それなのに、みうは痩せ、他の患者さんはダイエットが進まない。これはどういったことでしょう。多分、食事管理をしている方のしらない所で何かを食べているのだと思われます。
たとえば、お父さんと晩酌のお付き合いとか・・・ですね。ご相伴している食べ物ががよっぽどいいものなんだろうと院長も言っていました。
ちなみに、みうは、人間の食べ物はほとんどたべません。時々ビスケットのカスとか落ちたご飯とか食べにきてしまうくらいです。
処方食を使っていながらやせない方のはげみのなるかと、うちのこの例をあげてみました。ダイエットは大変です。太らせないのが一番です。秋、冬は体重超過に気をつけましょう。