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初めて犬を飼われる飼主様へ

生後3ヶ月以上の犬には狂犬病の予防が義務付けられていますね。

さて、初年度はどうしたら良いと思われますか?

初年度は飼い主様ご自身で注射に連れて行かなくてはいけません。

通知を待っていても保健センターからの予防の案内は届きません。

何故なら、狂犬病の予防接種をうけて、証明書を保健センターに持っていって初めて犬の戸籍のような台帳に登録され、その登録に基づいて登録された飼い主様に3月頃に一斉に狂犬病予防の案内が届くようなシステムになっているからです。

まぁ、初年度の登録は出生届のようなものですね。人間の子供の予防接種案内も出生届を出し住民票に基づいて届くのですからそれといっしょです。

どこに、ワクチンを接種に行けばいいのでしょうか?

春先でしたら狂犬病の集合注射に市民広報等をみていっていただければけっこうですし、もちろん病院でも受けることができます。

人見知り、犬見知りする子なら病院で受けるのがいいかもしれませんね。

先日、専門雑誌を読んでいてびっくりしました。世界ではまだ狂犬病にかかる人がけっこういるんですね。未開の土地の話ではないかと思うでしょうが、なんと隣のアメリカにも発症例があったのには驚きました。意外と身近に潜んでいるって感じですか。

時々、外に出ない室内犬は狂犬病の予防をしなくてもよいというブリーダーさんがいるそうですが、狂犬病予防は犬を飼う人の義務ですから流言に惑わされないようにしてくださいね。

 たまにですが、狂犬病予防をしない犬がけんかをしたり、人を傷つけてしまった場合、病院に何度も足をはこび狂犬病ではないことを獣医師に証明してもらい、さらに場合によっては犬は処分という暗い結末になったりします。

 また、事故・迷子になって病院や保健所などに保護された場合、鑑札や済票(登録したり、毎年注射をするともらえる金型)がついているとそこから身元照会ができたりします。

福井市では登録済の犬の避妊手術・去勢手術に対して行政より補助金が支払われます。手続きもとても簡単。病院でもらった書類に記入してハンコを押して保険センターに持っていくだけです。後は振込みを楽しみに待っていてください。もらえるものは貰っちゃえ〜の時期に手術をするとお得ですよ。