![]() コース(時間)
<11:14>水木沢天然林管理棟ー(33)−展望台(御料局三角点)ー(13)ー水木沢天然林管理棟ー(100)−こだまの
森<14:05>
歩行時間:2時間26分
所要時間:2時間51分
バスツアーのハイキングに参加。
水木沢天然林、自然の作り出す清涼な世界に入ると、ブナ・サワラの混合林が続き、その中に、天を突く樹齢550歳・
直径2.5mの天然サワラに感激し、うっそうとした森の中を進むと展望台があり、その広場に「御料局三角点」があ る。
展望台からは、木曽駒ケ岳が遠望できるのだが・・・・・天候が悪く駄目でした。
また、コースの途中には熊避けの鐘が一定間隔に設置されていて、あちらでもこちらでも鳴り響きにぎやかだ。
管理棟兼休憩所で昼食を済ませ、里山を歩きゴール地点の「こだまの森」を目指して出発。
***「御料局三角点」とは・・・・・・・・***
明治18年宮内省に皇室の所有地を管理する御料局がおかれ、明治22年から官林の一部が御料林として編入。
御料林は戦後、林野庁に移管されましたが御料局の三角点は現在も長野県の八ヶ岳周辺をはじめ、岐阜、新潟、神
奈川、栃木などに残置されています。
御料局の標石は明治27年に定められた御料地測量規程で寸法、形状が決まっています。
三角点は一辺が12〜15センチメートル、高さ約75センチメートルの角柱で上面は隅切り、×の刻印があり5分の4を
地下に埋めます。
このほか宮三角點という刻字のある標石があります。「宮」のウ冠は広く丸みを帯びており天皇陵にも「宮」表示の境界
標石がみられることから宮内省を意味するようです。御料局が明治41年に帝室林野管理局と改称されいるので、この ころから使用されたものとおもわれます。
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