はくさん(なんりゅうがばば・ごぜんみね・おおなんじみね・みだがはら)
白山(南竜ケ馬場・御前峰・大汝峰・弥陀ケ原)
2,100.0 m ・ 2,702.2 m ・ 2,684.0 m ・ 2,380.0 m
2001年8月3日(金)〜5日(日) テント2泊3日 晴れ 単  独
1/25000地図 ( 白 山 ・ 加賀市ノ瀬 )

2001年8月3日(金)
コース (時間)
駐車場 7:07 → 登山口7:11 → 7:17バス停(休憩)7:22 → 8:07中飯場(休憩)8:15 → 8:47(休憩)8:55 →
 9:05別当覗(休憩)9:16 → 9:36(休憩)9:45 → 10:00(休憩)10:13 → 10:16甚之助避難小屋(休憩)10:25 
→10:47黒ボコ岩コース分岐(休憩)11:09 → 11:35エコーライン分岐 → 11:50セントラルロッジ(受付)→12:00テ
ント場
…上り  4時間53分  (休憩8回87分)

高校2年の夏(8・15〜16)に雨の中を登ってから2度目の登山だ。記憶も随分薄れてほとんど覚えていない。
東京から来た若い僧侶と話ながら写真を撮りながら花の名前を教わりながらエコーラインの分岐まで同行する。
彼は会報担当で山の花を中心に写真で紹介するため全国の山を一人で歩きまわっている羨ましい身分だ。
登山道は幅が広く整備され人も凄く多い。エコーラインから室堂方面に向かう人が多く南竜ケ馬場への登山道へは人
も少ない。
沢山の花が最盛期を迎え休暇を取って登ってきた甲斐があった。写真の撮りすぎ?で電池の消耗が著しい。
セントラルロッジでテント設営の手続きを済ませキャンプ場へ。キャンプ場には数張りのテントが張られていた。
一角にテントを設営。青空の下で昼食(ラーメン)の準備。今日を含めて3日間自分だけの気ままな夏休みだ。
登ってきた砂防新道は水が豊富だ。また、このキャンプ場も水が豊富だ。寝転んで空を見上げるこの気持ちは最高
だ。
腹も膨らみしばしの気持ちの良い睡眠。 気持ちよく目が覚めて湿地帯と木道周辺を散策(この余裕ある時間が最高
だ)太陽の沈む光景をカメラに収めているアマチュアカメラマン(敦賀の夫婦)と意気投合し写真談義。参考になる部分
多し。
テントに戻り夕食。明日に備えて早寝。夜中は月明かりでトイレに行くにも電池要らず。月も明るく大きく感じる。

こ吊橋から始まる
甚ノ助避難小屋前
テント場の夕暮れ


2001年8月4日(土)
コース (時間)
4:20テント場 → 5:10展望台(休憩)5:26 → 6:06室堂・平瀬道分岐 → 6:22室堂 → 7:07御前峰山頂(休憩)7:30
→ 8:26大汝峰登り口 → 8:48山頂(休憩)9:25 → 9:45七倉山分岐 → 10:14大汝峰登り口分岐 →  10:26
(お花畑コースへ):「室堂近道(お池めぐりコース)分岐」 → 11:07室堂(休憩)11:37 → 11:37展望台11:52 → 
(トンビ岩コース) → 12:56セントラルロッジ(休憩)13:25 → 13:30テント場

…上り  4時間28分  (休憩2回39分)   展望コース御前峰〜大汝峰
…下り  4時間5分  (休憩2回59分)    トンビ岩コース 

3時頃からテント場はざわつき始める。日の出(ご来光)を見に出かける者や食事の準備や各々に今日の行動が始ま
る。
南竜ケ馬場から日の出が見れる一番近い場所(展望台コース途中の展望台)へ懐中電灯を持つ人持たない人が月明

の中を列を組んで進む。展望台は人人人で満員だ。雲が多くて残念ながら日の出は見れず。  御前峰に向けて進
む。
黒百合の群生・・・・・感激だ。(昨年三の峰から別山へと歩いたが黒百合とあえず) 雲海や色とりどりの花を見ながら
時間の過ぎるのも気にせず自然に溶け込み花や景色を体全体で受け止め感動しながら幸せを感じる。
室堂では資材運搬のヘリコプターが騒音を立てていた。
山頂で記念写真 強風で帽子が飛ばされる。尾根伝いから剣が峰・翠ケ池に向かう途中ガスがかかり前は見えず台風
並の強風だった。最悪状態 翠ケ池付近まで来ると山頂も青空だ。大汝峰は青空の中にそびえ立っている。岩場を登
り山頂に着くとガスが出て視界”ゼロ”待ち続けるが駄目。
室堂に戻った頃は再び青空だ。今日の天候の変わりの早さに戸惑う。室堂では大勢の人でにぎわっていた。
南竜ケ馬場に戻り夕食を注文(1700円)しテント場へ。
4時過ぎテント場からセントラルロッジへ向かう途中自然解説員から登山者の靴についた草の種が下界から運ばれ蔓
延り高山植物に影響されるなど色々な話を聞く。
夕食は想像していたよりも美味しかった。7時からの高山植物のスライド説明会を聞きテント場の戻る。
・・・・・セントラルロッジのトイレが「水洗トイレ」だった・・・・・   標高2100mの山の上なのか???・・・・・

アルプス展望台
御前峰山頂
大汝峰山頂
室堂
トンビ岩
スライドで高山植物を紹介・説明会


2001年8月5日(日)
コース (時間)
6:12テント場 → 6:30エコーライン分岐 → 7:47弥陀ヶ原分岐 → 8:01観光道路分岐・黒ボコ岩(休憩)8:10 → 
8:20蛇塚2240m → 9:01殿ケ池避難小屋2050m(休憩)9:20 → 10:54林道・水場(休憩)10:58 → 
11:14別当出合(着) → 駐車場

…下り  5時間2分   (休憩3回32分)

携帯電話が不都合なため昨日南竜山荘から家に公衆電話をすると明日は早く帰って坂東の仕事をしてほしいとの事
で今日の行動は下山のみ。隣のテントは2時半から起きてテントの撤収3時過ぎに御前峰に向けて歩き出した。
3時半にはあちらこちらで食事が始まり月明かりで明るく時間の感覚が狂う。俺も行動を開始し食事・テントの撤収等を
済ませ6時過ぎに下山開始。最高の天気だ。エコーラインの沢山のお花や周辺の山々・遠くに見える焼ケ岳等・・・感激
して歩いていると弥陀ケ原までが凄く早く感じた。途中で大阪の人がこんなにすばらしい所にいると大阪に帰りたくない
近くに住んで毎週でも登りたいと言っていた。俺だって毎週でも登りたいが・・・・・・・・・
黒ボコ岩周辺には団体客が陣取り替わり替わって岩の上で記念写真。
俺の入り込む余地なし。あきらめて下山開始。
白山釈迦岳の稜線がくっきりとして印象的だ。
登山ガイドを見るとこの観光新道は急勾配なので下山用にすると良いと記されていたがその通りだと実感する。でも多
くの人がこの急勾配を登ってくる。俺の体力では無理??だろう。
手元の地図に記載がないが途中に市ノ瀬に出る新しい登山道が出来ていた。
長かった道も11時過ぎ無事に到着。

日の出
黒ボコ岩
観光新道


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