■2012年度■



 アルコイリス フットサルクリニック
12月22日(土) 兵庫県アスコフットサルパークMAYA


RUCKの目標はあくまでも世界一
世界で闘う準備をしよう!

第3回世界女子フットサルトーナメントの結果は6位

ポルトガル1-5 吉林@
ベネズエラ4-3 芝原@吉林@小出@足利@
イラン2-1 OWN@関灘@
ブラジル0-5
ウクライナ0-4

3大会連続でブラジルが優勝しました。
3大会連続でブラジル・ポルトガル・スペイン・ロシアがベスト4という結果でした。
前回の日本代表は5位、今回は一つ順位を下げてしまいました。
「日本代表は、世界大会に向けて最大限の準備をしていない」
他の国の方が、真剣に強化を進めているというのが現状でしょう。

アルコイリスは、井野・中野・関灘・秋元という4人の日本代表選手が在籍します。
今回のアルコイリスクリニックは、
全日本女子U-15全国大会の二連覇へ向けての準備をすること、
ポルトガルでの世界大会の話をうかがうという目的がありました。
RUCKは、一度決めた目標を達成するために、
最大限の努力をします。命懸けで闘います。
選手の皆さん、世界一になる準備はできていますか。
RUCKは、世界一になる準備を進めます。

■中野先生のお話■
世界はシンプルに全員がシュートを狙う。
少し空いていれば必ずシュート。
ピヴォに当ててからのイメージを持っている。
ワンツー、第三の動き。フォアづめ。
スピードに変化をつけて、シュートが打てるスペースへ走りこむ。

■井野先生のお話■
自分の中で闘う準備、入った時にフルパワー。
フィジカルの強い、1vs1が強い世界を相手にする時は、
常に「前向きな声」を出し続けなければ、一瞬にしてやられる。
「仲間を勇気づける声」、「仲間と助け合うための声」
大きな声を出すトレーニングを行う必要もある。
フットサルは50%ゴールキーパーで決まる。
FIXOとGKは、試合中、死ぬ気で声を出し続ける。

■今後の課題■
ピヴォ当ての精度を高める
世界ベスト4のチームも、ピヴォ当てが基本。
3mの幅でピヴォがボールをもらうために、
フェイク、スピードの緩急、ディフェンスとの駆け引き。
ピヴォがサイドに流れてアラが偽ピヴォになる練習も。

ピヴォが激しいマークを受けた時のために、
アラとフィクソでサイドを崩す攻撃の練習。

フィクソが1vs1の強い格上の相手を抑えるために。
相手がボールを収める前にインターセプト。
振り向かせない。
アラが戻って、カバーのポジションに入るまで、ディレイ
仲間を信じて、飛び込んで抜かれない。

ボールを落ち着いて保持するために、
ボールをつなぐために、2つ以上イメージする。
2人以上の声と動きのサポー

試合を読む力をつける。
「ゲームを切る場面」大きくクリア。
「耐える場面」飛び出さない。
ゴール前にスペースを作らず全員でシュートブロック。
「攻撃のスイッチを入れる場面」インターセプト、セットプレイ。
必ずシュートで終わらないと、相手のカウンター。
「失点が予想される場面」全力で中に戻る。サイドはいらない。

信じあう心。信頼にこたえる心。
仲間のために動き続けよう。
仲間のために声を出し続けよう。
RUCKの一番はチームワーク。

「天気なんて関係ない。自分の心の中に太陽を持っていれば。」



敗戦から学べ@ 〜最大限の努力は、最大限の準備をすること〜
@ 丸岡RUCK 2(1-1・1-1)2
1PK3
アルコイリス 北川←横山→高尾左キックイン
失点(関灘左カットインS)
田中ミドルS
失点(中野ダイレクトS←右キックイン)
北●田○高●横●
中○井○関○
A 丸岡RUCK 1(0-2・1-2)4 アルコイリス 失点(フォアづめ←左からセンタリング)
失点(パワープレイミス)
失点(若林ドリブルS)
北川←高尾左ドリブル突破
失点(若林左カットインS)
B 丸岡RUCK 1(0-4・1-1)5 アルコイリス 失点(井野中央カットしてワンツS)
失点(中野フォアづめ←右キックイン)
失点(井野フォアづめ←左ドリブル突破)
失点(中野パスカットからドリブルS)
失点(藤田1vs1ドリブル突破S)
吉村フォアづめ←五十嵐←吉村
C 丸岡RUCK 2(1-4・1-2)6
2PK4
アルコイリス 失点(関灘SL←右突破F)
失点(関灘SL←右突破G)
失点(OWNJ←左突破K)
失点(藤田ドリブルS)
小林カットしてS
失点(藤田ドリブルSJ)
吉村←横山
失点(藤田カットインS←ピヴォ当てJ奪えない)
中○関○藤○若○
北○田○高●山●

・ディフェンスを真剣にやらなければ世界で闘えない
 1vs1が強い格上のチームと試合をする場合は、常にカバーの意識をもつ
 1番の目的は相手のホールを奪うこと
・ボールに関与していない時間をなくす
 中央に戻って良い体の向きを作る
 自分のマークとボールの見える位置に戻る
 サイドからの1vs1で、カバーリングに間に合わない時は、GKに行かせてフォァづめのケア
・カットインに対応するのは逆サイドのアラ
 高尾が相手より中に入ってシュートブロック
 悠香抜かれた後、ボールばかり見てマークを見ずにフォアづめSされる
・GKがキャッチした後のカウンターは、攻められたサイドへ長いボールが有効
 攻撃した相手は長い距離を走ってシュート。疲れているのは攻撃した方
・相手ボールを奪った後、正確に1本つなぐ
 北川パスカットの後つなげない
 サイドでアラがボールを持った時、フィクソやGKのサポートがない









■2011年度■




 第8回コパ エスペランサ2012
2月11日(土)〜12日(日) 兵庫県淡路佐野運動公園


サッカーは、子どもを大人にし、
大人を紳士にする


サッカーはミスをするスポーツ。ミスをするのが当たり前。
「逆境を乗り越える訓練の場」がサッカーにはある。
失敗した後、すぐに切り替えられる強い心。
失敗した自分を奮い立たせる強い心。
失敗した仲間を励ませる強い心。
人間力の修養がサッカーの目的。

大人とは、
「大きくて強い心を持つ人」、「仲間のために進んで動ける人」
「自分のことより、仲間やチームのことを考えられる人」
「失敗にくじけない人」、「どんどん挑戦できる人」
「いつも笑顔で、仲間に勇気を与えられる人」

紳士とは
「仲間がたくさんいる人」、「仲間を守ってあげられる人」
「夢に向かって、創意工夫し最後まであきらめない人」

チームメイトだから、仲間だから本気で話し合う。
「言われたら嫌な顔」、「言われたら自信を無くす」
「言われたら涙目」、「言われたら嫌いになる」
いつも自分の弱い心を、本気で直そうとしてくれる人を大切にしよう。
みんなが楽しめるように、気づいていない人に注意しよう。

遠慮なんていらない。RUCKのみんなは仲間だから。
信じよう。言ってくれるのは、自分とチームの成長のため。
「言葉」を「言刃」と考えてはいけない。
言葉は、傷つくためのものではなく、幸せになるためのもの。

だから、しっかりと発言しよう。
自分の思い。闘う気持ち。成長したいと願う心。そして、夢。
言葉にして、文章にして、みんなに伝えよう。

子どもから大人に。いつまでも甘えてばかりではいけない。

2年生は、もうすぐ3年生。
菅谷キャプテンにまかせっきり。得点は北夏奈に頼りっきり。
U−15のキャプテン、副キャプテンは、
「アップ担当」、「挨拶担当」、「ミーティング担当」
4月までは、キャプテンを順番に回す。
菅谷キャプテンの重圧を感じ取ろう。
本当は、みんなで支えて、みんなで助けてあげないといけないのに、
いつも知らん顔。困ったときはいつもキャプテン一人ぼっち。

6月の全日本女子U−15北信越大会の組み合わせがわかった。
今年こそは、全国の舞台に。
どんな逆境が待ち構えていても、全員がキャプテン。
キャプテンとは、リーダー、導く人。幸せを与える人。
RUCKのキャプテンは、いつも笑顔で、みんなを勇気づけられる人。
逆境に強い人。失点しても、2点差つけられても、
手をたたいて、
「さあみんな、2点差ぐらいがちょうどいいハンデだよ」と、
翼君みたいに、笑顔で言える人。

さあ、みんな。大人に。キャプテンに。紳士になろう。
今年のキーワードは「克己心」
吉備国際大学女子サッカー部のミーティングに飛び入り参加しました。
テーマは、「マンツーマンディフェンス」、「サポートの質」
大学選手権3位のチームも、中学生チームも、同じテーマ。
違うのは、個人戦術の理解度と、奪った後のパスの精度。
そして、サポートの質。仲の良いチームはサポートもいっぱい。
次の日、菅原未紗GKコーチに、直接指導していただきました。
160cmのGK山本選手は、大学No3の実力者。
ゴールポストにジャンプすることが、弱点を克服する方法だそうだ。
北川のサイドネットを狙った左足のドリブルシュートも、
難なくセービング。あのコースを止めるのが守護神。
サッカーは、「背の大きさではなく、心の大きさで勝負する」
準決勝で対戦するチームを、ミーティングに招待してくださった
心の広い大人のチーム「吉備国際大学女子サッカー部」
RUCKは、これからずーっと吉備国を応援します。


敗戦から学べA 〜仲の良いチームはサポートがいっぱい〜 
準決勝 丸岡RUCK 0(0-1・0-3)4
吉備国際大学

相手のボールを奪う「マンツーマンディフェンス」
  @ファーストディフェンダーが相手のボールになった瞬間、チャレンジに行く。
  A他の9人は、即座にマークを決め、みんなに伝える。
  Bファーストディフェンダーが、縦を切って相手の自由を奪っている間に、
   ボールの出所を予測する。できれば、つなげるところを、しっかりと観ておく

  Cそして、予測がはまったら、自分を信じてインターセプト
  Dインターセプトが成功したら、相手のいないところに、コントロールして、前に出る
    前に出て、相手のファーストディフェンダーを変えれば、マークがずれて大きなチャンスになる。
    だから、ディフェンダーが前に出て、攻撃に参加すれば数的優位にもなり、得点のチャンス。
  Eカットした後は、確実に1本つなぐ。相手に、すぐ取り返されない。
    インターセプトこそが、チームの攻撃開始の「スイッチ」となる。
   
  ・しっかりとマークを決める。
  ・しっかりとコミュニケーションをとる。
  ・しっかりと声を掛け合う。
  ・しっかりと予測する。
  ・しっかりと押し上げる。
  ・しっかりとよせる。
  ・しっかりと体を張る。
  ・しっかりと走る。
  ・しっかりとかけ引きをする。

取られた時こそ、強くいけ。

 「取られたら取り返す」がサッカーの基本。
  取られた後、切り替えられない選手は信用できない。
  取られても、取り返しに行かない時に、マークがずれて失点する。
  取られたら、仲間のために、すぐ奪いに行こう。
  取られても、ファーストディフェンダーになる気迫がチームを活気づける。

マークをずらした時は、大きな声で伝える。
  自分のマークをはずしてチャレンジに行く場合こそ、大きな声で叫ぶ。
  自分がファーストディフェンダーになること。全員のマークがずれること。
  相手をマークする順位は、シュートをうたすと危険な順。
  相手のエースへのマークは、必要不可欠。絶対にはずさない。
  GKは、「シュートブロック」「蹴らすな」
  1vs1で敗れて置き去りにされた選手に、次にマークをする選手を指示する。
  この時こそが、練習したコミュニケーション能力を発揮する場面。
  この時のために、生活習慣を改善する。仲間を救うのは、この時。

前日、同じテーマでミーティングをした事実上の大学ナンバーワンチームと、RUCK。
前半は、RUCKの方がインターセプトの数が多く、ビックチャンスを何度も作った。
コーナーキックで、失点するも、前半を0−1で折り返す。
しかし、相手がメンバーを入れ替えた後半。スピードについていけない。
「取られても、全力で取り返しに行かない」、「集中力が切れる」、終盤の「連続失点」。
終わってみれば、4点差。大きな力の差。精度が違う。ゴール前での落ち着きも違う。
レギュラークラスの大半がいない大学生チームに、0−4で敗戦。
もっとやれたはず。得点も奪えたはず。失点も防げたはず。
前半は、手ごたえありの25分間。
しかし、後半は、粘り強さに欠けた精神面の弱さがもろに現れた試合。
やはり、課題は「逆境を跳ね返す強い精神力の育成と、複数のリーダーの養成」

6月の北信越大会は会場は新潟。
1回戦は、長野県第一代表。準決勝は、地元アルビレックス。勝った方が全国大会出場。
今年の全国は32チームで戦う。決勝まで残った2チームが全国大会に出場できる。
完全アウエーの新潟会場。
月曜日の練習後のミーティングで、浅野と横山は、「今から変わる」と断言した。





温度差をなくせ!ガラクタ達
なんのためにチームの心を一つにするのか
人間力
の育成 克己心対応力の修養
■辰年に願うこと■

1月…全日本女子ユースU-15フットサル大会「日本一」
    RUCK全員で1/15にUSJに行くぞ。そして、夢の『スペイン』へ。

4月…全国施設選抜レディースフットサル大会「東海代表の座獲得」
    フットサルの全国大会を体験する。

6月…全日本女子ユースU-15サッカー北信越大会「打倒アルビ、そして優勝」
    先輩たちの悔しい思いを今年こそは。

7月…全日本女子ユースU-15サッカー大会「ベスト4」
    ガラクタ達の意地と根性をアカデミーチーム(セレッソ、レッズ)に見せつけよう。

9月…全日本女子フットサル北信越大会「優勝」
    全日本女子での北信越制覇は、未だ到達したことのない大きな山の頂。

11月…全日本女子フットサル大会
    フットサル女子日本代表の第一歩。RUCKの運動量に、人間力が兼ね揃えば、即代表。
    誰かが日本代表になれば、RUCK応援ツアーで世界旅行。
    ちなみに去年の世界大会ははブラジル。

10月…第1回全日本女子ユース(U-22)サッカー北信越大会「優勝」
     RUCKのOGを誘って、もう一度みんなで全国へ。全国大会はサッカー&お楽しみ会

12月…全日本女子ユースU-15フットサル北信越大会「優勝」
    今まで頑張ってきたメンバー全員がコートの中で輝く。


   全国大会への出場と、日本代表への選出は、大きな経験ができるチャンス。
   経験は成長。人間力を身につけるチャンス。
   でも、真の目的は人生を楽しむこと。
   楽しい時間を、苦労を分かち合った仲間と一緒に過ごしたい。
   いつも一生懸命努力を続けるガラクタ達へのプレゼントは、
   普通の人には経験できない「ビックな人との出会い」
   そして、「楽しい・楽しい・世界旅行」




第16回全日本女子ユース(U-15)北信越大会

■6月11日(土)〜12日(日)・テクノポート福井スタジアム■

敗戦から学べ@ 〜丸岡中学女子バレー部に負けた〜 
準決勝 丸岡RUCK 0(0-0・0-1)1
富山レディース

ガラクタ達の心構え
  @感謝の気持ちを伝えるために
     心のこもった挨拶をしよう(大きく・丁寧に
  A判断力を養うために
     自分から進んで動こう(仲間のために)
  B逆境から自分と仲間を救うために
     いつも全力で行動しよう(自分の能力を高めるために
  Cみんなで幸せをつかみとるために
     大きな声で仲間を励まし、遠慮なく注意し合おう

 
信じよう。
  
我々は、かけがえのない家族であり、
   同じ夢を追いかける、心をひとつにした仲間であることを。

 もっともっと好きになろう。
   サッカーを。RUCKを。そして、仲間を。

 RUCKの活動で、「生きる力」を養い、
   サッカーを通して仲間と一緒に「幸せ」になろう。
   みんなと自分に「笑顔」をおくれる
   「強く優しい心」を、みんなで励まし合い助け合って身につけよう。

 敗戦からしっかり学べたはずだ。
   生活習慣を大幅に修正する必要性と、
   正確なボールコントロールを反復練習する必要性を。

 我々が負けたのは、
   丸岡中学女子バレー部、富山レディース。
   目標のアルビレックスには、たどりつけもしなかった。

 今、変わる時。
  あきらめる時では、絶対にない。

   信じよう。仲間を。そして、自分を。
   進化しよう。みんなのために。
 大丈夫。晴れない空はないし、
  我々は一人ではない。









■2010年度■


第24回全国少年少女草サッカー大会

■8月14日(土)〜16日(月)・静岡県清水区長崎新田グラウンド■

笑顔なき銅メダル
〜心の中の大きな壁 自分の殻を打ち破れ〜



生きる目標とは何か?
「幸せになること」
サッカーをする目標とは何か?
「みんなと喜びをわかち合い、みんなで幸せになること」

■夏休みの3つの目標■
@EXILE CUP…コンサートに招待してもらった
Aなでしこカップ北信越大会…全国大会の出場権獲得
B草サッカー大会…全国3位

立派な成績だ。ありがとう。
スタッフは君たちに十分幸せな気分にさせてもらった。

大会終了後のミーティング。
「2月の全国大会に向けて、この3日間で学んだことを活かして、
普段の生活から変えていこう。」そう、話し合った。
★いつも積極的に、人より先に行動しよう。
★自分の気持ちを、大きな声でみんなに伝えよう。
解散前の報告会、話したのはいつもの4人に天妃と柚。
敗戦後のミーティングが心に刻み込まれている。
でも、なでしこカップは8人制。あと2人足りない。

静岡朝日テレビの杉崎さんが教えてくれた。
「君たちの心の中には、ダイヤモンドの原石がある。」
すべての人間には、心の中にダイヤモンドが埋まっている。
磨くか磨かないかは、自分自身が決める。
でも、RUCKでサッカーをしている選手には、
ダイヤモンドを磨いてほしい。
自分のために。仲間のために。家族のために。
そして、応援してくれる、支えてくれるみんなのために。

指導者の仕事は、そのダイヤモンド磨きの手助けをすること。
選手の成長こそが、指導者の幸せ。

信じています。君たちが自分の殻を打ち破ることを。
グラウンドいっぱいに、「がんばろう。大丈夫」と
励ましあう声が響くことを。
RUCKの選手全員が「みんなに幸せをおくるリーダー」に成長することを。



敗戦から学べA 〜見つけた最強のGK・石川結菜〜 
準決勝 RUCK・U12 1(1-0・0-1)1
0(0-0延長0-1)1
Fine静岡
<Fine静岡 キャプテン石川結菜さん>
 8時前グラウンド到着。ゴール前にはGK、父、母の3人。ユニホームは泥だらけで真っ黒。
 Fine静岡の守護神石川。空手の国際大会3連覇中だそうだ。空手を教えるのも父。GKを教
 えるのも父。試合中は、大きな声で仲間に指示を出す。ゴールキックを蹴る前は精神統一。
 今まで見た選手の中でも異質な選手。上手いのではなく強い・強靭な選手。失点にも動じない。
 RUCKのシュートをことごとくストップ。ボールは落とさない。抱え込む。大切にする。必死で叫ぶ。
 見事なまでのリーダーシップ。この選手から学べるものはたくさんある。草サッカーに来て、この
 親子に出会えてよかった。できればもう一度闘いたい。ガラクタ達よ、この選手を手本に。

<今後の課題>
 コーナーキックの守備…GKとフリーマン北川を中心にマークの確認をする。マークのいない選手
 は、ゴール前を避け、GKの守備範囲を広くする。1vs1の守備が強い順に、怖い相手からマーク
 する。みんなで叫びあい、失点しないように集中する。ゴール前のボールはGKがキャッチするの
 が基本。セットプレイで失点の多いRUCKは、安易にコーナーキックやフリーキックを与えない。
 
 センタリングシュート…GKをひきつけて出したセンタリングも足を振って、ゴールを決めれない。
 サイドからのボールは、体で押し込む。後半開始の直後の右からの攻撃を決めていれば。
 みんなでつないだ大切なボール。最後は体を張って押し込もう。倒れこみながらのシュート。
 インサイドで。胸で。ももで。センタリングシュートが決まればチームが一つになる。

<みんなに笑顔をおくれるリーダーに>
   心が変われば   態度が変わる
   態度が変われば 行動が変わる
   行動が変われば 習慣が変わる
   習慣が変われば 人格が変わる
   人格が変われば 運命が変わる
   運命が変われば 人生が変わる

                  〜人生七変化〜







キヤノンカップ2010決勝大会


■6月6日(日)・神奈川県みなとみらいスポーツパーク■

 二兎を追うもの一兎も得ず
〜慢心が生み出す 楽しさの履き違え〜
この日のために、6年生が4年前から取り組んできたフットサル。
学ぶことを続け、5月に入ってもフットサルのセットプレーや戦術を日々練習した。
飛行機の手配も、ホテルも前日の練習会場も、全て計画通り。
「人生は楽しむもの」「探求し、計画する」
2010年のキーワードは、「楽しみながら成長する」
学力向上推進校の研究の柱にもした。

2009年、運良く日本一という悲願が叶い、慢心にあふれていた。
昨日、アルビレックスとのU15北信越大会が終わるまでは、
「二兎(日本一・横浜満喫)を追うもの一兎(横浜満喫)は得たかな」と、
自分を慰めていた。
しかし、このままでは、本当の楽しさが味わえない。
「自分たちの目標とは何か、サッカーで何を得たいのか」
監督のせいで、敗退したキヤノンカップ。
ここで、猛省し、名古屋FCに、アルビレックスに次こそリベンジしよう。


昨年、新型インフルエンザで中止になったキヤノンカップ
今年のメンバーのうち横浜経験者は2名。
「サッカーをやっていて良かったな、楽しかったな」と思ってもらうために、
いろいろなことを計画した。キャプテン翼スタジアム、中華街、コスモワールド。

決勝戦まで、体力が続かなかった。
一番大事なときに足が止まった。的確な指示ができなかった。
「油断・慢心・遊びすぎ」
これ全て、監督の責任。

前日のスタッフミーティングで、
1点取ったらどうするか。
1点取られたらどうするか。
選手の足が止まったらどうするか。
話し合ってもいなかった。

RUCK全員で話し合った、みんなの夢は日本一!
横浜を満喫することではなかったはずだ。

人の幸せは、楽なところにはない
むしろ苦しいところにある
乗り越える楽しみ
乗り越えた後に喜びがある

−片山右京−

さあ、みんなで乗り越えよう。
乗り越えなければならない山が2つ見えた。


敗戦から学べ@ 〜挑戦者の心を失うな〜 
@ RUCK・U12 1(1-2・0-1)3 名古屋FCレディース
A RUCK・U15 1(0-0・1-4)4
アルビレックス新潟
<今後の課題>
@自分からコミュニケーションをとり、
チーム全体でマークの確認をする。
Aチェックの動き、フェイク、ウェーブ、エイト、パラレラなど、ボールをもらう動きを身につける。
B動き続けられる肉体、暑さに負けない精神力を養う。
C監督・コーチ・選手の信頼関係を強固なものとし、ゲームプランを必ず話し合う。
  ※1点取ったらどうするか。交替選手は。負けているときは。
  ※チームは、みんなのもの。みんなの心を一つにして闘う。
D最高のプレーができるムード作りができる選手に育てる。
  ※日本代表中沢佑二選手がやり残したことは、「日本代表のチームワークを良くして、仲間が最高のプレイができる
    ムード作りをすること。言葉で。態度で。そして、ブレーで。」
  ※最高のプレイができるムードをつくれる人が、真のリーダーであり、チームに最も必要な人。

<名古屋FC>
 RUCKの西日本大会のビデオを持っていた。RUCKのフォーメーションも、攻め方も、守り方も研究済。
 GKをキャプテンに替えて、PK戦の練習をしていた。
 フットサルは、攻撃すればするほど、ピンチになる。1点取ったところでカウンター狙いに徹し、3人で守ればよかった。
 1点の重みは、しっかりと分かっていたはずなのに、冷静さを欠いた。キヤノン選抜メンバーの選考が頭をよぎった。
 みんなの目標は、「チームで日本一」「チーム全員がオリンピック選手」
 前日の夜のミーティングの大切さ、試合前に話し合うことの大切さを痛感した。

<アルビレックス新潟>
 月曜日以外は毎日練習。新潟市の端の聖篭まで労を惜しまず通い、自分のために仲間のために練習する。
 動き続けられるフィジカル。素早いチャレンジ。全て言われてやるのではなく、自分で判断して行う。
 向上心。明確な目標。選手がRUCKの選手と比べで大人に見える。
 自分で考えてポジションチェンジ。マークの受け渡しをいえないRUCKは、すぐ相手をフリーにさせる。
 「自分で、観て、判断して、実行する。」サッカーの基礎がRUCKの選手にはなかった。

三省(さんせい)…孔子の弟子(曾子)の言葉
論語の「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしかと」
毎日三度反省すること。1日に何度も自分の言行をふりかえってみて、過失のないようにすること。

曾子が言った。「私は毎日、次の三か条について己の身を反省する。
第一に、
他人のために事を謀った場合に、真心をこめて接したかどうかと反省してみる。
第二に、
友達との交際で、うそ・偽りがなかったかどうかと反省してみる。
第三に、
先生から習ったことを、よく習熟しなくはなかったと反省してみる。








6月6日(日)、横浜みなとみらいスポーツパークにて、
『キヤノンカップジュニアサッカー2010決勝大会』が開催された。
各地で実施された予選大会を勝ち抜いた男女各8チームによって行われた決勝大会。
4チーム×2グループで実施された予選リーグを勝ち抜き、
男女各4チームが決勝トーナメントに進出。

■女子チーム
FCすすき野レディース、バディフットボールクラブ、LaCiruelaNaritaU12、江戸川レディース、
名古屋FCレディースA、名古屋FCレディースB、丸岡RUCKガールズ、大阪COSMO.FC
■男子チーム
malva urayasu fc、ドリームスサッカークラブ、malva mitofc、FC85オールスターズ、
緑東FC、津ラピドFCU12、DREAM、吹田クラブ

男子は初出場のDREAMが接戦を制し、女子は名古屋FCレディースAが優勝!!

6月6日(日) 好天に恵まれたみなとみらいスポーツパークに、
東日本第1、第2大会、東海大会、西日本大会の4大会を勝ち抜いた全16チームが集結。
キヤノンカップジュニアサッカー大会2010ファイナルステージが開催された。
男子チーム決勝戦は、前年度の覇者malva urayasu fcと
初出場にして決勝に駒を進めたDREAMが対戦。
白熱のシーソーゲームの末、DREAMが試合終了間際に得たフリーキックを直接決める。
これが決勝点となり、DREAMが3対2で初優勝を飾った。
 女子チーム決勝戦は、名古屋FCレディースA対丸岡RUCKガールズ。
積極的な攻撃から丸岡RUCKガールズが先制点を奪った。
しかし、名古屋FCレディースAはゴールキーパがファインセーブを連発。
その奮闘振りに攻撃陣も応え逆転に成功する。
結果、3対1で名古屋FCレディースAが優勝を決めた。

 決勝戦終了後のチャレンジカップでは、ファイナルステージ進出の全チームが、
それぞれ3分ずつ、今大会遠征チームの木村和司総監督、トムバイヤーコーチ、手塚貴子コーチ、
そしてスペシャルゲストの名波浩氏(元日本代表)らで結成されたドリームチームと対戦した。
ドリームチームは卓越した足技とコミカルなパフォーマンスで観客を沸かせた。
ライバルたちとの真剣勝負を終えたばかりの選手たちにとっては、
またひと味違った「サッカーの楽しさ」を肌で感じる大会となったことだろう。

 






■2009年度■


全国大会へのカウントダウン
Good By2009!名古屋FC交歓会

12月27日(日)名古屋市千石小学校

夢への挑戦まであと40日
〜自分の一番得意なプレーで、チームに貢献しよう〜
本気で走り続けた2009年、夢への挑戦へのラストチャンス。
いまさらじたばたしたところで、どうしようもない。
これから、1ヶ月。みんなのいいところをつないで、できないことは全員でカバーする。
最後の闘いは、みんなで。楽しく。悔いを残さず。そして、潔く。
RUCKのガラクタ魂を全国のみんなに見てもらおう。
RUCKは、下手だから、最後まであきらめない。下手だけど、負けない。
スタッフ・保護者に支えられ向上。コーチ陣の充実、役割分担。
12月向上の大きな要因はヨシムラアイ(試合DVD)
これを見せれば、やらなければいけないことがすぐわかる。
確信を持って、選手に指示ができる。
試合ごとのDVD、相手チームの分析、プレイの修正。
RUCKのMF陣の再生はDVDのおかげ。
あとは、眠れる6年生のDF陣2人が目を覚ますだけ。

なでしこカップに名古屋が出ない。
4年前、今の6年生が3年生のときから始まった「名古屋FC詣で」
日本一の名古屋FCとの交流は、夢を叶えるための大切な物差し。
何が違うか、何をすればよいか。何ができそうか。何なら勝てそうか。
名古屋と比べ、名古屋から学ぶ。
そんな、日本一のチームがなでしこカップに出ない。
キヤノンカップは新型インフルエンザ。草サッカーは対戦なし。
そして、次のなでしこカップは…。
名古屋のために闘うぞ。名古屋と一緒に闘おう。名古屋の魂は我らの心の中にある。


名古屋交歓会 12月27日 名古屋市千石小学校 
@ RUCK 1(0-2・1-0)2 名古屋FC
A RUCK 2(1-0・1-0)0 名古屋FC
B RUCK 1(0-0・1-0)0 名古屋FC
C RUCK 2(1-0・1-0)0 名古屋FC
名古屋ツートップ対策として、鈴木をスイパーとした3バック、MFが3人、北川のワントップ。やっと機能した。
3試合名古屋を完封。MFの運動量。1vs1に勝とうという闘う気持ち。相手のボールを奪うことから攻撃が始まる。
名古屋のツートップが後で守備をする。DFがフリーとなり攻撃参加。
田中、右サイドをオーバーラップ、縦へスピードで突破、センタリング、羽柴のダイレクトボレー。
山本、左サイド中央からドリブル突破、センタリング、ラストパス。
攻撃は最大の防御、MF陣の守備意識の向上。鈴木のマーク確認の声が、DVDの中で響く。
北川がサイドへダイアゴナルラン、センタリングを上げてチャンスメイク、菅谷・羽柴・吉村が決める。
RUCKの10番・菅谷の復活。取られたら取り返す、RUCK全員がサッカー大好き、サッカー小僧に変身。

■チェックポイント■
(失点@)左サイドを7番に破られセンタリング。9番を田中が見ていたが、バーに当たったところを押し込まれる。
羽柴が戻らずセンタリング。体をはってスライディングで上げさせない気迫。浮き玉への対応、相手より先に。
(失点A)攻撃に移ったところでサイドバック白藤のパスミス。鈴木が中途半端に上がる。
10番の対応をしていた田中が7番に行く。10番がフリーでシュート。吉村・菅谷の攻守の切り替え。

DFのパスミス。とられたら責任を持って取り返す。練習時から全力でやらないと、試合のとき素早く動けない。


クリスマスカップ 12月26日 滋賀県伊香立 
@ RUCK 2(1-1・1-0)1 西宮女子FC
No3…センターファード。フィジカルが強い。ドリブルシュート。
N09…左サイドハーフ。キック力・スピードがある。左右どちらからでも強いシュートができる。
DF2枚、MFは10番を頂点にひし形。3番のワントップ。GKが兵庫選抜の1番。
2バックなので、両サイドがどちらかフリーになり、攻撃の起点となれる。
こちらは3バックで対応し、余裕があるときにDFが攻撃参加すれば、より分厚い攻撃ができる。
西宮DFは走力がないので、北川のドリブル突破が大きな鍵となる。

■チェックポイント■
(失点@)左サイドを13番に破られ、センタリング。逆サイドの9番がスライディングシュート。
羽柴が戻らず、ゴール前の守備が混乱。GKの守備範囲、逆サイドにDFがいない場合は出る。
1点を取った後、鈴木をスイーパーにと指示を出したが、全員に伝わらず、羽柴が戻ってこなかった。
システムを変更するときは、アウトボールになったとき。全員が理解したか確かめてから変更する。
★終了間際の得点は、サイドで羽柴が頑張って1vs1に勝ち、縦に突破してセンタリング。
 吉村のゴール前でのボールを後に流してからの倒れこみながらのシュートも素晴らしかった。





敗戦から学べD

全国大会までに
〜必要最低限度のスキルを習得しておこう〜
@しっかりと声を出し、チームを盛り上げる。
A相手より先にボールに触る。
Bサイドの選手は、逆サイドの攻撃のとき中に入って前を向いて守備をする。

          今後の練習課題
@浮き球の対応。ジャンピングヘッド・ボレーシュート・ボレーでのクリア
A1vs1に絶対勝利する。フェイント・フェイク・シュートブロック・体を入れる
Bシュートの意識を高める。ミドルシュート・抜かなくても空いたらシュート
CGKの守備範囲を広くする。守備が薄いときのセンタリングの対応。


びわこカップ 12月12日 滋賀県ビックレイク 
@ RUCK 0(0-0・0-2)2 名古屋FC
前半は6番が出場せず失点もしなかった。後半6番が入ってくると中盤で負けてしまう。
FW陣へのマークが甘くなり、No9のチェックの動き、No10のパスセンスに翻弄される。
No23のスローインから失点。またしてもセットプレー。

■チェックポイント■
(失点@)左からのスローイン。鈴木が9番をマークしていたのに、フリーでシュートされる。
責任を持ったマンマーク。相手の後からチェックの動きにつられない。GKが前への飛び出し。
全員がマークの確認。自分のマークと位置を伝える。リーダーシップ。集中力。

(失点A)鈴木がフェイントでかわされ、No9のドリブルシュート
超スーパーな名古屋のツートップ。一人余らせる3バックでの対応が必要。
菅谷の守備、サイドハーフ吉村、羽柴の中へ入っての対応。サイドでの1vs1に勝って攻撃。
A RUCK 0(0-1・0-1)2 大阪選抜
田中の欠場。体調管理がしっかりできないと、やりたいサッカーができない。仲間のために生活習慣を見直す。
No5のフィジカル、キック力、ドリブル。相手のエースをしっかりとマークする。全員がエースの位置を確認する。

■チェックポイント■

(失点@)浮き球の処理を白藤がミス。相手に当て拾われ、No5につながれドリブルシュート。
浮き球への判断が遅い。ボレーの技術の向上。当てるだけでなく、確実に遠くにクリア。ボレーの習得。
(失点A)ハーフライン中央からのフリーキック、No2フリー。
全員の集中力。絶対失点しない、フリーにしない、相手より先に触る闘志。しゃべれないと仲間に伝わらない。
B RUCK 0(0-0・0-1)1 滋賀選抜
ツートップの対応。名古屋や選抜チームのツートップは1vs1で負ける。マークの確認ができない、しゃべれない
DF陣。鈴木、白藤、横山、西澤、GK浅野。

■チェックポイント■
(失点@)中央のNo10にボールが入り、シュート。白藤がマークしていたはず。「はず」ではいけない。
決定的なチャンスをものにできず、カウンターで失点。確実に決めるFW。カウンターをはじき返すMF。
スライディングやジャンピングヘッドで、相手のボールを前線につながせない。自分の後ろにボールをやらない。


川西カップ 11月29日 兵庫県川西市 
@ RUCK 1(0-2・1-0)2 北摂ガールズ
No10…シュートの意識が強い。キック力がありミドルシュートでGKの頭上をぬらう。
N011…オフザボールの動きが鋭い。5年生ながらドリブルで仕掛ける。
DF3枚、攻撃はひし形。RUCKとほぼ同じフォーメーション。
ボールへのチャレンジが速く、テクニックもしっかりしている。
パスの精度が高く、フェイントやチェックの動きも多彩なので、責任を持ってマークする。
GKの指示の声、受け渡しの声、MFの中への戻っての守備が大切となる。
個人技は北摂の方が上なので、相手より先に触り、運動量を多くし数的優位を作らなければならない。
DF陣の攻撃参加のときに、北川がダイアゴナルランで、サイドでもらいドリブル。

■チェックポイント■
(失点@)鈴木が自分のマークをはずして勝手にボールにつられ、マークをフリーとする。
菅谷の中央での守備、責任を持ったマーク。指示の声。サイドの選手が中に入って、チャレンジ&カバー。
(失点A)右サイドからのセンタリングを逆サイドへ上げられ、左バックの羽柴がマークを見ずフリーでシュート。
MFの守備が緩慢。ボールへのチャレンジが遅い。GK浅野の守備範囲を広くする。
センタリングを体を張って阻止する気迫。逆サイドの選手は必ず中に入ってマークを見ながら守備をする。





第4回丸岡女子サッカーフェスティバル


■9月20日(日)・丸岡スポーツランドサッカー場■


敗戦から学べC 〜名古屋との差〜 
RUCK 0(0-3・0-0)3 名古屋FC
マンマーク 自分のマークを最後までしっかり見れない
インターセプトからの攻撃がない
簡単に相手を振り向かせる
オフザボールの動き 相手のマークをはずしてボールをもらえない
チェックの動きやプルアウェイ
相手との駆け引きがない
スルーパス スペースへのパスがない
出し手と受け手の意思の疎通がない
ダイアゴナルラン、ウェーブ
攻守の切り替え 連続したプレイが出来ない
運動量が少ない
数的有利が作れない
次の展開へのプランがない

うかれすぎのガラクタ達、このままでは夢は叶わない!

名古屋FCとRUCKのサッカーの質が浮き彫りにされた。
名古屋の攻守の切り替えの速さ。
スキルがないRUCKがやらなければならない
数的有利の状況を作り出す走り続けるサッカーを
テクニックがある名古屋がやっていた。

スローインのときも、RUCKは囲まれてから投げる。
名古屋は、すばやくフリーな選手にわたす。

9番をとめられない。オフザボールの動きで裏を取られる。
10番のスルーパス。出所をカットできない。
11番を抜けない。いつも背中を向けたままボールをもらう。
真ん中の3枚が全て負けていた。
RUCKの真ん中、鈴木、菅谷、北川
そして、みんな、このままではいけない。

名古屋の周りの選手は走り続ける。
素早いチャレンジ、正確なパス。
RUCKの選手もいいときは出来る。
逆境に立った時の精神面が弱すぎる。
あせる。余裕がない。考えられない。

常に周りを観ておこう。
次のプレイを考えておこう。
ボールの横に軸足を。
ファーストタッチはどこにすればよいか。
取られたら取り返せ。
倒れてしまったら、次のプレイが出来ない。

2週間のオフ。
生活態度はどうだったのだろう。
「自分で目的を持ち、自分から進んで動けていたか」
普段の生活態度が、サッカーのプレイに現れる。
何事にも挑戦する心。
自分を向上させるための探究心。
サッカーの試合を何試合見ただろうか。
メッシを。ジュラードを。岡崎を。

実は試合の始まる8時前に、この敗戦は予想できた。
名古屋の選手は、遠くにいる人に大きな声で挨拶が出来る。
RUCKの選手は、言われないと挨拶すら出来ない。
「自分で考え、自ら行動する」それがサッカー。
みんなが嫌がる辛い仕事にチャレンジしよう。
働く=人が動く=はた(周り)・らく(楽)
仲間のために、進んで動く。

逆境に強い選手が、みんなを助ける。
RUCKの両サイド、心を強く。
相手が強いときにこそ、元気を出せ。
君たちの明るさは、仲間を助ける。
負けているときにこそ、明るく元気に!

さらに、監督の采配にも差があった。
名古屋のフォーメーションは、RUCK対策。
山田先生は百戦錬磨の名監督。
「黙って俺についてこい」では、名古屋に勝てない。

選手たちよ、自分から動こう。
自分で名古屋の選手に勝つために作戦を立てよう。
草サッカーで、よく学んだ。
ベンチの声は聞こえない。
自分たちで勝ちたい気持ちを伝え合おう。
今日は、チームワークも、名古屋がかなり上だった。

「為せば成る 為せねば成らぬ何事も」
この信念は曲げられない。
大丈夫。あと4ヶ月ある。

さあ、来週から名古屋との連戦。
わくわくする。楽しみだ。
早く、名古屋と試合がしたい。
そして、本当のガラクタサッカーで名古屋に挑戦したい。
がんばれ、ガラクタ達。君達ならきっとできる。






第23回全国少年少女草サッカー大会
女子マッチレポート

バディFCが2度目の優勝

バディFC 1-1(PK5-4) 丸岡RUCKガールズ

 女子の決勝戦が12:30からキックオフ。サイドからの攻撃を中心に組み立て、序盤からペースを握ったのはバディFCだった。バディFCは前半4分に積極的な攻撃からコーナーキックを獲得。宮本さん(53番)が放ったセンタリングに市川さん(28番)がヘディングでピタリと合わせて先制ゴールを決めた。前半に12本のシュートを放ったバディFCに対して、丸岡RUCKガールズはシュート0本。しかし、シュートこそ打てないものの、セットプレーでの失点以外はセンターバックを中心に堅い守備で追加点を許さなかった。前半は1−0でバディFCのリードで終了。

 後半に入ると、試合の流れが一変した。前半は守備に力を注いでいた丸岡RUCKガールズだが、後半10分までにバディFCを圧倒する攻撃を見せた。バディFCはゴールに浴びせられるシュートを懸命にクリア。猛攻に必死に耐えるバディFCだったが、後半36分に丸岡RUCKガールズ田中さん(7番)が右サイドから正確なセンタリングを上げ、このパスに反応したのは鈴木さん(4番)。ゴール前で、センタリングをそのまま右足でダイレクトボレーを放つと、ボールはゴール左隅に決まり、試合を振り出しに戻した。
 
 丸岡RUCKガールズはその1分後にも、スルーパスから抜け出た9番の北川さんがゴールキーパーと1対1となるなど、再三チャンスは作るも勝利を決定づける追加点が奪えなかった。このまま1−1で後半が終了。そして、5分ハーフの延長戦を行うも両チーム互いに譲らず、PK戦へと突入した。
 
 先攻のバディFCからはじまったPK戦は、共に2人ずつが蹴り合いどちらもきっちりゴールへ決めた。続く3人目、バディFCキャプテンの工藤さん(23番)のボールは枠を外れ、状況は不利な展開へなると思われた。しかし、先程のシュートの借りを返すかのように、GKも務めた工藤さんが、続く丸岡RUCKガールズ3人目のキッカーのシュートをシャットアウト。6人目でも工藤真子さんは好セーブをみせ、バディFCが2年ぶり2度目の優勝を果たした。
 
試合終了後、バディFCキャプテンの工藤さんは「チームでコミュニケーションがとれていました」と。チームを率いた知久直子監督は「選手たち一人ひとりが、自分たちの良い面と悪い面をよく理解できていた。大会前には自分の悪い面を他人のせいにして、選手同士が仲違いしている時期がありました。しかし、今回は味方のミスもカバーできる気持ちが随所に現れていた。それがチームに良い結果をもたらしたと思います」と、それぞれチームの勝因を語った。
 
 優勝を決めた瞬間、ピッチ上の全員がGKの元に駆け寄り、抱擁するイレブンの姿があった。その光景からは辛い時期を一緒に乗り越え、生まれた結束力を強く象徴する瞬間に感じた。
                    
女子
【優勝】バディフットボールクラブ (東京都)
【準優勝】 丸岡RUCKガールズ(福井県)
【3位】 名古屋FCレディース(愛知県)、FCすすき野レディース (神奈川県)
【敢闘賞】SC和光ベレーザ(埼玉県)
【努力賞】富士川ファーストレディース(静岡県)
【グッドマナー賞】藤枝順心サッカークラブジュニア(静岡県)
【フェアプレー賞】町田相原フットボールクラブ(東京都)
【最優秀選手】工藤真子さん(バディフットボールクラブ)
【優秀選手】
今野菜絵さん・高橋怜那さん(FCすすき野レディース)、立花葉さん・藤根有彩さん(名古屋FCレディース)、鈴木ほなみさん・羽柴紗朱さん・菅谷麻紗衣さん(丸岡RUCKガールズ)、市川栞さん・宮本海さん・小島舞悠さん(バディフットボールクラブ

    




兵庫県女子(U-12)サマーサッカー大会


■8月1日(土)〜2日(日)・兵庫県淡路佐野運動公園■

 RUCKのサッカーは、心をつなぐサッカー!
〜日本で1番、チームワークの良いチームになるために〜
ゴールが決まったとき、仲間と心がひとつになる。
ゴールを防いだとき、仲間と心がひとつになる。
仲間と心をひとつにすることが、サッカーの目的。チームスポーツの原点。

サッカーから得られる1番の喜びは、仲間と心を一つにすること。


兵庫県サマーサッカー大会に参加した。
1日目、京都府選抜に2−0の勝利、
大阪府選抜には、のこり1分で追いつき1−1の引き分けで予選2位となった。

2日目、上位トーナメント1回戦、大阪府U11選抜に2−0の勝利。
しかし、何かが違う。物足りない。
大阪府選抜に引き分けことは、RUCK史上初の快挙。
もっともっと、喜べ!
のこりわずかで追いついたのは、
最後まで、自分と仲間を信じ闘ったから。
もっともっと、ほめてあげれば良かった。

準決勝は兵庫県選抜。0−3での敗戦。
技術が違う。視野の広さが違う。フィジカルが違う。
しかし、一番違っていたのは、サッカーに対する姿勢。
サッカーを大切にしている。
サッカーが大好き。
ボールを追いかけるときのひたむきさ。
ボールを奪うためのスライディング。
浮き球も必ず先に触る。

この2ヶ月間で、選手に勘違いをさせてしまったような気がする。
RUCKのサッカーは、ガラクタ達のサッカー。
心でするサッカー。
仲間と心をつなぐサッカー。
失敗しても大丈夫。
仲間がカバーしてくれる。
みんなで、励まし合い助け合って、
心のつながりを確かめよう。
その先に、勝利がある。


敗戦から学べB 〜自分らしく、ただひたすらに〜 
@ RUCK 0(0-3・0-0)3 兵庫県選抜
A RUCK 2(0-0・2-2)2
3PK4
奈良県選抜

サッカーを楽しむには、スキルの向上が不可欠。
しかし、それ以上に、闘争心と仲間を思いやる心が大切。

来週から、大切な大会が続く。
選手のスキルを上げれなかったのは、監督の責任。
試合中、パスがつなげないのも、シュートが決められないのも、
監督の指導力不足。

しかし、そんなスキル不足を、みんなでカバーしよう。
ピツチに立つ者と、ベンチで応援する者で。
みんなの声でパスをつなげ、みんなの声で走り抜こう。

奈良選抜との前半戦。右サイドでの攻防。
下手サイドは、感動を呼んだ。
スキルがなくても、君たちにはハートがあった。

サッカーに必要なものは、スキルとフィジカルとメンタル。
3つとも絶対に必要なことは間違いない。
しかし、今週末からの大会に、全ては求めない
今、自分ができることを一生懸命、ただひたすら、やればよい。

だけど、メンタルは今すぐ、変えられる。
自信をもって、仲間を信じ、コーチを信じ、サッカーを楽しもう。
RUCK全員の心のつながりを表現するのがサッカー。
失敗したって、出来なくたって、大丈夫。
みんな仲間だから、みんな家族だから。
選手一人一人が、RUCKの大切な宝物。

大丈夫。落ち着いて。自信を持って、笑顔で!

リフティング
道元を学び、「只管打坐(だかんだざ)」の心境を学んだ。ひたすら、座禅をすることが仏の道。
座禅をすること自体で、仏性に近づいている。座禅をしながら悟りを開くのではない。
サッカーでは、それがリフティングになるのかなと思った。自分のサッカーに対する思いを確認
するのが、リフティング。ひたすらホールを大切にして、ボールとひとつになる。落としそうなとき
に、精一杯努力して、ボールに近づき、落ちるのを防ぐ。ボールを大切にする心と、最後まであ
きらめない心が養える。

@ボールの中心が、きちんと足の甲に当たっているかを確認しながらボールをつく。
Aキックのときと同じく、ボールの真横に行って、体の中央でつく。
B両手でバランスを取って、リラックスしながらボールをつく。
C数え方は、1・2・3…9・10。指を折りながら、節目の10は、90・100と数える。 






丸岡スポーツランド交流試合


■5月30日(土)・丸岡スポーツランドサッカー場■

人間万事塞翁が馬 じんかんばんじ、さいおうがうま 
人生の幸・不幸は予測しがたく、幸運も喜ぶに足らず、
不幸もまた悲しむにあたらない。


キャノンカップ西日本大会、新型インフルエンザのため中止。
全く考えてもいなかったことが起こりました。
4年前に、フットサルと出会い、大きな目標としていた大会でした。

しかし、人生切り替えが大切。
「塞翁が馬」とは人間、良いこともあれば悪いこともある。
だから、あまり不幸にくよくよせず、幸せに浮かれるなという意味です。
横浜と修学旅行に行けなかった代わりに、
6月6日にミステリーツアーが実施されます。
みんなで、大いに盛り上がりましょう。

この新型インフルエンザ事件により、
RUCKの絆がさらに強くなり、
サッカーの技能も向上すると信じています。
芝生のグラウンドを2週連続で使用させていただき、
敦賀FCとの対戦で、これからの練習課題がはっきりと見えてきました。

次の目標は、8月の「なでしこカップ北信越予選」と「全国草サッカー大会」
6月、7月に基本技能をしっかりと反復練習し、
さらに進化した「ガラクタサッカー」を展開し、
みんなでサッカーを楽しみましょう。


敗戦から学べA 〜観る・ボール保持率〜 
@ RUCK 0(0-0・0-2)2 敦賀フレンズ
A RUCK 2(2-1・0-2)3
敦賀フューチャーズ
RUCKのサッカーとは、相手のボールを奪うことから始まる。
奪った後、みんなでボールをつないでゴールに運ぶ。
取られたら、みんなで取り返す。
最後まであきらめずに、必死に走り、ゴールを奪う。
これからも、これが原点となることは変わらない。

今日から練習することは、
ボールを奪った後、いかにボールを保持するかということ。
相手にボールを奪われず、ゴールを決めるかということになる。
敦賀FCの選手が行っていた、
「オフ・ザ・ボール」の動きと
「ファーストタッチ」のホールコントロールを
しっかりとイメージし、練習に励もう。
@ボールコントロール
ボールは足元に止めるのでなく、スペースにコントロールする。強いチームのチャレンジは速く激しい。
足元に止めれば直ぐ奪われる。相手のいない方、相手の足が届かないところにボールをコントロールし
なければならない。相手から遠い方の足で。しっかりと手を広げて。相手の位置をしっかり観て。 
Aオフ・ザ・ボールの動き
パスをもらう前にできるだけ相手から遠ざかる。フリーになり、相手のチャレンジをうけにくくする。
「チェックの動き」、「プルアウェイ」、「フェイク」を使う。相手の背中をとり、見えない場所からボールを
取りに行く。ボールをもらうためのスペースを作り、そのスペースを利用したボールコントロール。
相手を観る。スペースを観る。積極的にボールを呼び込む。味方のパスをフリーになって受ける。
B良いプレイをしっかりと観て、イメージする
チャンピオンズリーグの決勝をみましたか。バルセロナのパスサッカー。ボール保持率。あれだけ強い
マンUがボールを奪えない。相手がこれない方へ、いない方にボールをつなぎ、ゲームを支配する。
今日の敦賀FCの試合を真剣に見ていた人が何人いただろうか。
一歩上のサッカーを目指すとき、誰かのプレイのまねをしないといけない。日本人はまねをするのが
得意だといわれる。「まね」がてきるのは、頭のいい証拠。日本は、明治維新後、まず欧米のまねをし、
それを改良し、独自のものを創作し、高度成長した。君たちは頭のいい日本人。まず、上手な人のまねを
してみよう。それには、良いサッカーをしっかり観て。学んで。勉強すること。いいと思ったプレイを練習で
どんどんやってみよう。ボールを追いかけるのでなく、上手な選手のボールを持っていないときの動きを
観ること。サッカーをもっともっと好きになり、テレビで、練習試合で、上手な選手を見つけよう。
敦賀フレンズの今日の12番、いつもは10番。6月21日の全日の決勝も丸スポで試合観戦だ。






丸岡スポーツランド交流試合


■4月29日(水)・丸岡スポーツランド多目的G■

百忍千鍛事遂全 百を忍んで千を鍛えれば事遂に全うす 
忍耐に忍耐を重ねれば、どんな事柄でも成功しないことはない。


夢をかなえることは、そんなに簡単なことではありません。
日々努力し、自分の心と体を鍛えてください。
人を成長させるものは、自分と仲間を信じる強い心。
仲間を励まし、仲間に勇気を与える強い心。
自分の感情をコントロールし、自己を管理できる強い心です。

4月、たくさん勝利し、調子に乗り甘い気持ちになっていました。
失敗こそが、たくさんのことを教えてくれます。
今こそ、自分のプレイを反省し、ミスを少なくする努力をしてください。
日本一になるためには、ミスは命取りです。

美川との第一試合の後半、全員の心が一つになった良い15分でした。
RUCK本来の闘う気持ちがゲームに現れていました。
今は、「百を忍んで、千を鍛える」ときです。
5月17日、しあわせの村で輝くために!


敗戦から学べ@ 〜集中力・執着心〜 
@ RUCK 0(0-1・0-2)3 円山ジュベニール
1失点目 センターバックのクリアミス…良い体勢で大きなクリアをするためには、
正しいチャレンジ&カバーのポジショニング。相手とボールの見える位置にしっかり戻る。
体勢が悪くても、ボールをしっかりとミートできるようににする。
2失点目 センターバックが相手のスルーパスを足元にとめてカットされる…GKとの連携、左足のキック。
GKが大きな声で指示を出す。ダイレクトでパスが出せるように、周りを見ておく。
3失点目 センターバックがクロスボールを空振り…確実にボールをしっかり見てミートする。
クロスボール・浮いたボールは必ず相手より先に触る。勇気を持って体でホールを処理する。
A RUCK 0(0-2・0-0)2 美川ジュニアFC
1失点目 サイドバックが自分のマークを見ずに攻撃参加…マークの受け渡しが出来た時に攻撃参加。
DFの枚数が足りているときに攻撃参加。自分勝手に上がらない。コミュニケーション。
2失点目 サイドバックがボールウォツチャー…裏へのボールに追いつけない。最後尾が誰かをいつも
確認しておく。相手の足の速さを頭に入れる。裏を取られない。
足の速い選手には、くっつきすぎない。サイドハーフとの連携。マークしていないMFへの指示。
B RUCK 1(1-1・0-4)5 美川ジュニアFC
1失点目 GKのポジショニング…攻めているときには、相手のスルーパスをカットできる位置まで上がる。
2失点目 DFのクリアミス…後ろ向きのボールの処理。ボールの横に軸足がなく当てるだけ、敵の
チャンスボール。敵がゴールを向いてコントロールできるボールはクリアボールではない。
しっかり走って、ボールの横に軸足を置いてクリア。走るのをサボらない。
3失点目 攻撃に参加したDFのミスパス…DFが攻撃に参加したときは、フリーで攻撃できるのだから、
相手をひきつけて、絶対通るパスしか出さない。取られたら全力で取り返す。
攻撃参加しているのに、人任せのパスをしカットされると、守備の枚数が足りなくなり失点する。
4失点目 MFが人を見ないでゴール前にただ戻るだけ。…ゴール前の混戦で、ただ立っているだけ。
ホールにも行かず、マークもしない。DFが混乱する。集中力の欠如。ボールへの執着心が
足りない。ゴール前は、「ビ・アラート」神経をとぎすませろ!ボール・人
5失点目 コーナーキックのマークの確認…自分のマークを全ての人に伝える。全員が相手に触る。
キャプテンがマークの最終確認。相手がける前に、素早く触らせる。絶対相手より先に触る。
セットプレイでの失点は、コミュニケーション不足。集中力の欠如。ボールへの強い執着心。








■2008年度■
全国なでしこカップ 2月  FOR THE TEAM
@チームのために死ぬ気で走る
<チームのために出来ること>
  走る・励ます・声を出す・勇気を与えるプレーをする
  ★考えて走る ★あきらめない ★仲間に伝える ★仲間の気持ちを察する
  伝え方…アイコンタクト ボディーランゲージ 声
  察し方…まわりを観る 練習からホットラインを作っておく

Aペアになって仲間にのりうつろう
  2人1組になって、試合中ずっと仲間を励まし続ける。あなたの得点は私の得点、あなたの失敗は私の失敗。
  いつも自分は一人ではない。仲間と一緒にピッチで闘う。応援してくれた仲間に感謝する。
  つらいとき、仲間の声とコーチの声が心に響く。「がんばれ、大丈夫、あなたならできる」
  この大会でも、みんなで奪い取ったゴールがたくさんあった。ベンチからの声が勝利を呼んだ。
  16人と5人のコーチ、そして応援団。全員で勝ち取った勝利が5回もあった。
  
B仲間を助けられる体づくりに挑戦しよう。
  全国大会に出場している選手
    強靭な体(フィジカルの強い選手)…身長が高い・動き続けられる体力・倒れない粘り強さ
      ※身長が低くても大丈夫…すばしっこさ・持久力・連続した動き・パワフルなキック力
    あきらめない強い心…プレイを続けられる選手、連続した動きが出来る、集中力、予測力、察知力。
  
  毎日の食生活が鍵を握る
    食べる目標をもつ…「仲間を助けられる体を作るんだ」「好き嫌いなく食べて心を鍛える」
  
  体づくりに必要な食品
    ごはん 魚 牛乳 豚肉 鶏肉 たまご 野菜 チーズ ひじき ヨーグルト 野菜ジュース ets
     ※カルシウムは骨を強くするだけでなく、心を強くする。寝る前の牛乳は心を安定させる。
  食べない方が良い食品
    スナック菓子 インスタント食品(ラーメン・ハンバーガー・冷凍食品) 炭酸飲料
  
  食事のポイント
   @笑顔で食べる A好き嫌いをしない Bバランスよく食べる(1食で8品以上)
   C時間を決めて時間内に食べる D食べるのが最大の練習になるかも
   
 「早寝・早起き・朝ごはん」 「よく動き・よく食べ・よく眠る」
  RUCKのある4年生の食事
   朝食…ごはん・パン・みそ汁・生卵・納豆・牛乳   昼食…給食(おかわり) 
   夕食…ごはん(3杯)・肉・魚・野菜  練習後…ごはん  寝る前…牛乳(ミロ入り)

予選リーグ最終戦、2勝のRUCKと1勝1分の北摂ガールズがグループ1位を賭けて激突した。引き分けても1位突破のRUCKであったが、北摂の闘志あふれる戦いぶりに1度は同点に追いついたものの敗戦、予選2位となった。気持ちを切り替えて臨んだ2位トーナメントでは、硬さも取れ、本来の考えて走るサッカーが展開できた。持ち前のパスワークがさえ、サイドを崩してのセンタリングシュートや、壁パスを使った中央突破など、日ごろの練習の成果が発揮された。特に、2位トーナメント決勝の多井畑戦は、前半コーナーキックから失点したものの、最後まであきらめずに全員が心を一つにして闘い、終了30秒前に、逆転シュートがネットをゆらす感動的な試合であった。大会は、同グループ1位の北摂が、RUCKを破って勢いに乗り優勝しただけに悔しさが残る。大会2日目には、なでしこジャパンとの交流会も行われた。全32チームが参加して8人制の交流ゲームや2vs1のミニゲームが企画され、楽しいひと時を過ごした。

「引き分けでもグループ1位」の試合ができるように。
  点を取られなければ予選1位。その闘い方を準備できずに日本一の夢は破れた。
  フォーメーションの変更。強い選手をDFに。中盤を厚くする。いろいろな方法があったはずだ。
  予選2試合はDFが攻撃参加して、攻めの枚数が増えかっこよく得点。
  その闘い方のイメージのまま予選最終戦を迎えてしまった。
  結果論ではあるが、「あがらずしっかり守備を」「リスクは犯すな」「大きくでいいぞ」そう言えば良かったのかもしれない。
  心と裏腹に、中途半端に、「得点を入れろ」とかっこつけたのが裏目に出てしまった。
  心をひとつにと、あれほどいっていたのに、北摂との試合だけは、心が二つになってしまった。
  アウエーの失点しないサッカー。来年はこの戦い方も準備しておこう。

全国のサッカー仲間との交流。RUCKには友達がいっぱい。
 
今回、3年ぶりのJヴィレッジとなったが、これまでのRUCKとは違った。関西、東海、四国、関東、いろいろな遠征で
  出会った素晴らしいサッカーの仲間がそこにはいた。会う人、会う人が、声をかけてくれる。選手たちの会話も弾む。
  毎月の遠征、福井での大会運営、大変なことばかりだが、仲間とはかけがえのない財産である。
  自分から話しかけ、友達の輪を広げる。サッカーを媒体とした友情の輪。希望が丘との宿舎での歌合戦も楽しかった。
  いろいろな指導者からの情報がチームの勝利につながる。情報を持っているチームが有利となるのは間違いない。
  これからも、全国を飛び回り、友達をいっぱい増やしていこう。保護者の皆さん、申し訳ありませんがご理解ください。

神様は乗り越えられる者だけしか、試練を与えない。
 
神様はやっぱり観ていた。これだけ努力したRUCKに勝利をプレゼントしてくれた。
  これだけがんばったRUCKのゴールを守ってくれた。ゴールポストと顔面ブロック。数々のピンチを防いでくれた。
  しかし、2日目の第1試合は許してくれなかった。たくさん食べ残してしまったことを。生卵が机の上に放置されていた。
  作ってくれた人への感謝の気持ち。命を絶たれた食材への感謝の気持ちが足りなかった。
  食べれば、絶たれた命は自分の体の中で生き続ける。残してしまえば、ただのごみとなる。やっぱり神様っているんだ。
  
  3日目、バディの試合を2試合見た。5年の工藤真子はサッカー小僧。サッカーが大好きなのが観ていて分かる。
  グラウンド中を駆け回る。ゴールが見えたら力強いシュート。相手が来たらフェイントで抜き去る。取られたら取り返す。
  ボールは友達。いつでもボールと一緒にいるような雰囲気。サッカーを大好きな選手は、サッカーがうまい。
  
  キャプテン五十嵐。予選2試合のオーバーラップからの2得点はかっこよかった。自分は悪くないのに、いつも怒られる損な
  キャプテン。小さくたってヘディングが強く、フィジカル抜群。真面目で挨拶が上手なキャプテン。今回もありがとう。
  エース小林。腰に不安を感じながらもフル出場。終わってみれば4得点。右サイドにいてくれてよかった。横浜戦の決勝点。
  多井畑戦の同点ゴール。他チームの指導者からの評判もすごくいい。あなたの右足がRUCKを救った。
  ムードメーカー宮永。ヘディングでボールをつないだ場面はなでしこジャパンもびっくりだ。歌合戦での「しきり」も最高。
  次の振媛カップでは、コーナーキックのこぼれ球を、得意の右足でミドルシュートだ。
  いつもチームのことを考えて、「FOR THE TEAM」のGK池内。遠征にあなたがいてくれるだけで安心できる。
  「静かに、みんなの和を考える」、縁の下の力持ち。なでしこジャパンとの交流ゲームに参加できてよかったね。
  順位トーナメントから急遽DFのポジションに入った羽柴。全くマークは見ていないけど、インターセプトのセンスは抜群。
  仲間に勇気を与えるヘディングも素晴らしい。今大会の影のMVPかもしれない。
  日本一の4年生、北川。ゴールを決める。ピンチのときは、ゴールラインまで戻ってディフェンス。相手からボールを奪う。
  豊富な運動量。動き続ける精神力。背中で仲間をひっばる大黒柱。多井畑戦の決勝ゴールは感動した。
  RUCKの10番菅谷。大会3日目、菅谷1号復活。北川が競ったボールを素早くひろい、中央突破。ドリブルシュート、小林への
  センタリング。一番監督の声を聞いてくれるRUCKのサッカー小僧。各チームのエースがいる10番での戦い、ご苦労様。


徳島渦潮カップ 1月 チームメイトの良いところ探し!
@サッカーはチームスポーツ
上手な選手が1人いるチームより、チームワークが良いガラクタ達が勝利する。
それを証明するために、全国大会に出場し、選抜チームに勝利する。

Aチームプレイとは、自分が全力を出し切ってチームのために頑張ること

B楽しむということは、本気で取り組むこと。
全国大会で、うれし涙が流せるように、あと19日、本気(マジ)で頑張る。

自分が何をしたいか仲間に伝え、仲間が何をしたいか考える。
仲間が何をしたいかを考え、仲間を助けるプレイがたくさん出来るチームが、チームワークの良いチーム。

冬場のサッカーは自然現象を味方にする。
風下、風上を考えたプレイ。風の「おかげ様」シュート。風下にいるときは、DFはボールを後ろに下げない。
前半に、風上にたち点を取り(できれば2点)、後半は絶えてカウンターをねらうのが理想。
力に差がない強豪チームが出場する全国大会のJヴィレッジは、前半後半でサッカーを変える必要がある。
コーナーキック、キーパーのパントキック、上に上がれば押し戻されることもある。風がやんだ瞬間に蹴る。

RUCKの「考えて走るサッカー」が全ての試合で、展開できた。
運動量は、相手チームの2倍以上、それ以上かもしれない。
FWから守備をはじめ、みんなが連動してボールを奪う。
奪ってからも、DFが押し上げ、たとえボールを奪われても、
コンパクトな状態で相手の攻撃をカットする。
DF陣4人の全員得点も、
全員攻撃・全員守備ができたことを証明している。
コーナーキックからの得点も、3度。
特に、ポラリス戦、五十嵐のヘッドでの得点は光った。
初戦のピンキーズとの試合で、後半19分50秒に、
白藤と北川のワンツーで、白藤が得点した場面も感動だった。
田中や鈴木の風を利用したミドルシュート。
羽柴のセンタリングから吉村のアウトサイドボレー。
渦潮カップ初優勝は、RUCK全員がヒーローであった。



ジュベンFC フットサルクリニック(野田コーチ)12月7日


@足ふみ鬼ごっこ 両手を繋いで5回相手の足を踏んだら勝
  体重のかかっている足がどちらかを見つける
  体重のかかっている足は動けない → 体重のかかっている足のほうから抜く

A2人一組のパス交換 足の裏で止めてパス

B5人一組 足の裏で止めて ターンして パス
  ボールを自分より前に出さない ボールを自分のへその下に止める
  ボールを何回も触らない 一発で止めてツーでパス へその下でパス

C5人一組 足の裏で止めて 転がしてパス
  相手をはずしてパス 前に転がさず 横に転がしてパス
  フットサルは相手にボールを近づけてはダメ はずす

D1vs1
  足の裏で止めて ホールを動かして 相手を動かして(かけひきをして) 1vs1
  フェイント ボールはいつもへその下 ボールと一緒に自分も動く
   相手が動くからスペースが出来る たてに動かして中 中に動かしてたて
   自分を動かして 相手を動かす → ボールを動かせば スペースが出来る
  中央のサイドから
   しかけて 中でシュート(ツー)
   しかけて たてに抜いてシュート(ツー) ツーでシュートが基本
  ディフェンスを呼び込んで(ボールをえさに)1vs1
   勝手にDFがやってくる 自分から相手に行かない

Eゲーム
  逆サイドのALAはセカンドポストに走りこむ
   シュートはセカンドポストをねらう アーリークロスもセカンドポスト
   相手の背中から出てくる プルアウェイの動きで相手の視界から消える
  両サイドのALAは ダッシュの繰り返し 交代要員を確保する 5人では闘えない
   ALA → PIVO → ALA → FIXO ポジションチェンジ
   どのポジションも出来るが理想
  幅がないとパスがまわらない
   両サイドのALAの動きがゲームを左右する
  FIXO かわしてからのパワーシュート
  ゴールライン付近のセンタリングは危険 絶対に無理に蹴って捕られない
   センタリングがGOLEIROに捕られると 3vs2で攻められる
   FIXOに戻す GOREIROをひきつけてパス



バーモンドカップ  11月22日〜24日

★金津や芦原は、GKからのドロップキックで攻撃し、空中戦を展開する。
  PIVOがヘディングでゴールを狙い、こぼれ球をFIXOやALAがミドルシュート

★武生やTAKASUは、個人のスキルを生かし、スピードとパワーで勝負する。
  一瞬で得点を決める力強い正確なシュート、ダイレクトもしくはツーでゴールを狙う

<対応策>
@GOLEIROのハイボールの処理
 前からくるハイボールをパンチングやフェイシングで防ぐ

AFIXOを中心にヘディングの強化
 GOLEIROKの前に立つ相手PIVOに競り勝ち、ヘディングで前に繋ぐ

Bチャレンジ&カバーの徹底(ボールウォッチャーにならない)
 チャレンジが遅れるとすぐシュートされる
 カバーが相手とボールが見える位置までしっかり戻らないと裏を取られる
 ALAが相手の横に並ぶと、ロングホールを入れられ、相手のスピートに負けて裏を取られる
 足元に繋ぐチームだと、並んでいてもインターセプトできるが、裏を狙うチームには通用しない。

C相手の前に出て、インターセプトできるようにする
 相手に競り勝ち前に出て、ボールをカットする
 フィジカルの強化、体幹を鍛えバランスの良い倒れない強い選手を育てる
 前、後に素早く動けるステップワーク、一瞬のスピードと豊富な運動量、高い集中力

Dボールを怖がらない
 シュートブロツクの意識
 相手とゴールを結んだ直線上に戻り、真正面でディフェンスする


高槻・小矢部遠征 11月 メンタルの強い選手になろう
@声を出して盛り上げる
大きな声で励まし助け合う!

A好守の切り替え
相手とボールが見える位置まで全力疾走!

Bドリブルで突破する
周りを見てファーストタッチを大切に!

C浮き球は相手より先に触る
勇気を持ってヘディング!

D最後まで諦めない
ガラクタ魂で絶対勝つ!

E自分を信じ、仲間を信じ、プラス思考で、ニコニコサッカー!

笑顔が自分を強くする。笑顔が仲間を強くする!
プラス思考が大切、笑顔によって脳細胞が活性化する。

9月の美川SSSと10月のRiopedra加賀との対戦で、
「ドリブルとは何か」を考えた。
パスで取られれば2人、ドリブルで取られても1人。
キープのドリブル、仕掛けるドリブル、突破のドリブル。
選択したのは、スペースをラン・ウィズ・ザ・ボールで出る
突破のドリブルであった。
スピードに乗った選手は止めるのが難しい。
この3連休の8試合、RUCKのサッカーに変化が見られた。
約束は、@とられたら取り返す。A絶対通るパスしか出さない。
練習の成果が発揮でき、大満足の遠征であった。
鳴門ポラリス戦は、監督の「油断・采配ミス」
ミラージュカップの教訓が生かされていなかった。
「トータルフットボール・全員攻撃・全員守備」
RUCKのサッカーが進歩を遂げるきっかけになった。


勝負脳
@目標を具体的に持つ
 ドーパミンなどのホルモンが分泌され、ドキドキ感がする
 なでしこカップで、どんなプレイをしてチームを勝利に導くのか?
A練習から全力で行なう
 脳と筋肉の高速道路ができる
B否定語はつかわない
 マイナス思考で高速道路が使えなくなる

下を向くな、顔を上げろ!
記憶は空間で認識される
悪いイメージは下の方、良いイメージは上の方に記憶される

イメージ記憶
@良いイメージを記憶して、瞬時にプレイする。
 楽しい記憶、好きな記憶は、素早く表現できる
 失敗の記憶や嫌いな記憶は、プレイを鈍らせ、遅れさせる。
Aプレイを指導されたら、「ありがとうございます」が言えるようになろう
 自分が向上するために、手助けしてくれている
 この指導(この言葉)で自分は絶対に上手になると信じる
 次は大丈夫、次は絶対出来る、今度こそ成功する
B嫌いなものをなくそう
 食べ物の好き嫌い、嫌いな教科
 嫌いと思うと向上しない
C文武両道
 スポーツの得意な人は勉強も出来る 勉強の得意な人はスポーツも必ず出来る
 いろいろなことを好きになって、人生を楽しもう
 
約束を守って信頼関係を築こう
@初めと終わりの挨拶
 挨拶が自分からできない選手は、ボールを自分から獲りにいけない
 挨拶が自分からできない選手は、仲間を助けることができない
Aノートの提出
 自分が理想とするプレイをたくさんイメージしてノートに書き、実現させる
 自分は、どんなプレイヤーになりたいのかを書く
B指導者、チームメイト、対戦相手、家族、自分に関わるいろんな人に感謝する
 感謝の心が信頼関係を強め、好きという感情を育てる
 好きになればなるほど、良いイメージが記憶され、良いプレイが出来る
 好きなものがたくさんある人は、楽しい人生を送れる